※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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BGM メタトンEX戦『Death by Glamour』


episode299 Tension heart of Beat

ー会場ー

 

 

曲が流れ始めると同時に、エデンにはノーツが、こいしには音符が流れ始め、それらを使ってリズムを取り始める。

 

一方でフラン達は、メタトンに向けて攻撃を始め、メタトンもそれに応戦していた。

 

 

エデン「ってか、こっちにも流れ弾が来るんだった。」

 

こいし「避けつつ叩かないといけないって、ちょっとハードかもね。」

 

エデン「いや、いっそ斬るか。」

 

 

メタトンやフラン達が放った弾幕などの流れ弾は、エデンやこいしのところに来るも、此方は避けつつ、リズムを崩さずに維持してる。

その分、2人の疲労は溜まってしまうが、それでもなお斬り、叩き続ける。

 

 

メタトン『なかなかやるねぇ?なら、これならどうかな?』

 

リリカ「『『させません!!』』」

 

メタトン『おっと!?』

 

セリカ「『『私が居ることも、忘れるな!!』』」

 

メタトン『んん~!!なかなかいいアクションとバイオレンスだね!!』

 

アズリエル「行くよ!!『カオスセイバー』!!」

 

メタトン『っとと、王子もなかなかやるね!!』

 

フラン「アズリエルさん、手伝うよ!!禁忌『レーヴァテイン』!!」

 

メタトン『あぶっ!?』

 

イリヤ「散弾、砲撃(ファイア)!!」

 

メタトン『っとと!?』

 

 

一方でメタトンは、エデンとこいしに向けて攻撃を放とうとするも、フラン達がそれを阻止する。

 

視聴率の方は、ぐんぐん上がっていく。しかも、王子やリリカも番組に出てるためか、視聴率が1万近くまで来ていた。

 

 

エデン「震えるぞ、ハート!!」

 

こいし「燃え尽きる程、ヒート!!」

 

エデン&こいし「「刻むぞ!!血族のビート!!」」

 

メタトン『ッ!?』

 

エデン「こいし!!」

 

こいし「うん!!」

 

 

【【キメワザ!!】】

 

 

【Beat Saber!】

 

 

【太鼓の達人!】

 

 

【【クリティカルストライク!】

 

 

キメワザが入ると同時に、ノーツは大きくなり、音符は大音符だけとなり、エデンはノーツを斬りながらメタトンに向けて突っ込み、こいしは虹色の火の玉を作り出していた。

 

 

メタトン『おっと、そろそろ真打ちかな!?』

 

エデン「踊り狂え!!『ラスト・ダンサー』!!」

 

 

最早誰にも追いつけないほどの斬撃がメタトンに襲い掛かるが、それに追いつけるかのように動き回る。

しかし、メタトンにも限界が待っていた。

 

 

避けているうちに、両腕がもげてしまった。

 

 

メタトン『ま、まだだ!!まだ僕には両足が残ってる!!もっと、もっとアクションを!!バイオレンスを!!』

 

エデン「安心しろ、最後はデンジャラスなアクションを放ってやるさ。行け!!こいし!!」

 

こいし「これで、THE ENDよ!!」

 

 

『ドンッ!!』

 

 

こいしが最後の大音符を叩くと同時に虹色の火の玉は放たれ、エデン達が下がると同時にメタトンに向かっていく。

 

 

メタトン『これは…………確かにデンジャラスね………!でも、避けてみせる!!』

 

 

最早限界を超えているメタトンだが、最後の力を振り絞り、華麗にジャンプして、火の弾を避けていった。

 

そしてついに、両脚ももげてしまい、そのまま床に横たわってしまった。

 

 

こいし「………やり過ぎちゃったかな?」

 

エデン「視聴率は………!?」

 

 

こいしとエデンは一度、視聴率の方を見上げると、そこには99999と描かれた視聴率があった………。

 

 

メタトン『す、凄い………!皆、見て!!視聴率が凄いことに!!』

 

リリカ「『『え、これって………。』』」

 

セリカ「『『ほとんど全員が、視聴してることになるな………。』』」

 

アズリエル「た、多分……僕とリリカも出演しちゃってるから………かな?」

 

ラクト「これ、オーバーフローしてるよね。」

 

メタトン『それでも、番組史上最高記録だ!!』

 

フラン「やり過ぎ感もある気がするけどね………。」

 

イリヤ「うん……。」

 

メタトン『それではここで、視聴者からのお電話コーナー!!ラッキーなファンとメタトンが、電話でおしゃべり!!

 

………僕が地上に行く前の、最後のチャンスだよ!!』

 

エデン「……電話、持とうか?」

 

メタトン『いいよ。電話機能はちゃんと内蔵してるから。それでは、早速お迎えしましょう!!』

 

 

『prrrr,prrrr』

 

 

メタトン『もしもし!!お電話ありがとう!番組は今日で最終回です!!コメントを如何ぞ!!』

 

 

エデンside

 

 

『…………あ、もしもし?メタトン?』

 

 

最初に電話をかけてくれたのは、ナプスタブルークだった。多分、悲しいんだろうな…………。

 

 

ナプスタブルーク『君の番組、大好きだっタヨ……。』

 

メタトン『!!』

 

ナプスタブルーク『平凡な毎日ダケド………、テレビで君を見ていると、こっちまで楽しくなれタ………。

ホントに、今日で………終わっちゃうノ……?

 

 

寂しいよ、メタトン………。』

 

エデン「…………。」

 

ナプスタブルーク『あ、ゴメン………。喋りすぎちゃッタ…………。ハァ………。』

 

メタトン『あ、待って!!ブルっち!!』

 

エデン「………切れちゃった、みたいだね。」

 

メタトン『うん……。気を取り直して、もう一人お呼びしましょう!!』

 

 

呼ぼうとする。そのほとんどが、メタトンに対する、やめないでのコールだった。

 

 

それだけじゃなかった。

 

 

『アズリエル王子、かっこよかった!!』

 

『王子、スゲェ!!』

 

『お帰り、王子様!!すごくかっこよかったわ!!』

 

 

アズリエルに対する歓喜のコメントもあった。いや、アズリエルだけじゃない。リリカ、セリカ、ラクト、フラン、こいし、イリヤに対するコメントもあった。

僕のはないだろうと思ったら、あった。

 

 

『今の子、凄い剣舞だったな?』

 

『ああ、もう一人のアンダインかと思う程見惚れたよ。』

 

『ってよく見たら、滅茶苦茶可愛い!!』

 

『メタトンの番組見て、本当に良かった!!』

 

 

エデン「…………何だろ、悪い気がしないな………。」

 

メタトン『みんな……、ありがとう………。とっても………、嬉しいよ………。』

 

エデン「……………こりゃ、やめにくくなったようだな?」

 

メタトン『そうだね…………。』

 

こいし「でも、その姿になったら………確か………。」

 

メタトン『うん。あの姿になったら、大量のエネルギーを消費しちゃうんだ………。だから、もうすぐでバッテリーが切れる………。

 

そうなったら、僕は…………。』

 

アズリエル「メタトン………。」

 

エデン「………今からでも直すけど───────」

 

メタトン『いいよ。僕の事は、心配しないで。………エデン、だっけ?』

 

エデン「なんだ?」

 

メタトン『……………君の罪は、計り知れないぐらい、大きいかもしれない。でも、いい加減自分を許してあげて?

 

君には、誰かを楽しませる力を持ってるんだから。』

 

エデン「…………。」

 

メタトン『………そろそろ、限界だね。ありがとう………、皆……。視聴者の皆も、ありがとう。今日の主役は、僕達の周りだけではない、テレビの前にいる君達だ!!』

 

 

それだけの言葉を発し、メタトンは遂に、機能停止してしまった………。

 

 

『『フュージョンオーバー!』』

 

 

【【ガッチョーン……】】

 

 

【【【【ガッシューン……。】】デリート……。】】

 

 

此方も変身を取り、『Beat Saber』のガシャットを抜くと、そのまま消滅した。こいしが持ってた『太鼓の達人』も、消えてなくなった。

 

 

アルフィー「ハァ……、やっと鍵が開いた………!皆、だいじょ………!?」

 

エデン「大丈夫、メタトンはただ、バッテリーが切れただけだから。」

 

アルフィー「そ、そうなの………。」

 

エデン「…………これは僕の独り言だけど、もしメタトンが死んだら、もう二度と帰ってこない。

 

例え、代わりのロボットを作ったって、それがメタトンだと言う保証はない。」

 

アルフィー「!」

 

エデン「…………それと、真実はいつまでも隠し通せるものじゃない。」

 

アルフィー「!!」

 

エデン「いくら隠し通そうとしても、何時かボロが出る………。僕が、『コロリス』を殺したように………。」

 

アルフィー「ッ!!!そ、そそそ………それって………!?」

 

エデン「王子と婚約者を襲った悲劇の真実。当時、ニャルラトホテプだった僕が、『コロリス』だったリリカを殺した犯人だ………。」

 

アルフィー「ッ!?な、なんで、なんでそんな軽々しく、簡単に言えるの!?自分で、何を言ってるのか───────」

 

エデン「だからこそ、償いたいんだ。自分なりのケジメ、死を以て償うために………。

 

 

勿論、皆を救って………な。独り言おしまい。」

 

 

その後は皆でこの場から出ようとすると………。

 

 

アルフィー「………待って、皆。」

 

全員『?』

 

アルフィー「…………アズゴア王に会う前に、私のラボに来て。…………覚悟を決めるよ。真実を、告げるために………。

 

 

アズリエル王子も………、見てください。私の………真実を………。」

 

 

そう言って、アルフィーはその場から出ていった。

 

 

こいし「………お兄ちゃん。」

 

エデン「…………皆、アズゴアに会う前に、付き合ってくれるか?」

 

リリカ「………ええ。」

 

アズリエル「アルフィーの真実って、何だろう?」

 

セリカ「こいしとエデンは、知っているのだろう?」

 

エデン「ああ。でも敢えて言わないでおく。こういうのは、自分の目で見た方がいい。」

 

ラクト「………アルフィーさん。」

 

こいし「行こ。研究所に。」

 

フラン「そうね。」

 

イリヤ「ここに居ても、始まらないし、行こう!」

 

 

皆が賛成し、すぐさまアルフィーの研究所に戻った。

 

 

エデン「そういえば、子ガルの情報は?」

 

こいし「多分、この先にいると思うって。」

 

エデン「………そうか。でも今は、アルフィーの研究所だ。」

 

 

取り敢えず、子ガル………そこで待ってて。絶対に、迎えに行くから……。

 

 

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