Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー真実のラボー
エデンside
アズリエルに連絡してから暫く経ち、お互い起き上がった頃にはみんな集まっていた。こいしが言うに、僕はいつの間にかフランの胸の中で眠っていたらしい。
どおりですごく心地いいなぁって思ったわ。
アズリエル「なんていうか、凄く心地よさそうに寝てたね。」
エデン「い、言うな……。/// それより、皆がここにいるって事は………。」
こいし「全部の鍵、開けたよ。後は電源のところに行くだけ。」
って事は、あのアマルガメイツを突破して鍵を手にしたって事か。っとなると、あとは進んで、サンズと対決か………。
本来Pルートなら、サンズはいないはずだけど、彼奴は僕に果たし状を叩きつけられていて、あの場所にいるからな………………。
ラクト「そう言えば、エデンが投影した『スペース・ストーン』だけど、今のところ私が持ってるよ。」
エデン「え?」
ラクトの手のひらを見ると、そこにはサファイア並みの輝きを持つ『スペース・ストーン』がまだ残っていた。
思ってた以上に本物に近付いているようだ。でも………。
エデン「とりあえず、消しておくよ。贋作とはいえ、インフィニティ·ストーンである事に間違いないからね。」
そう言って、贋作の『スペース・ストーン』を消した。どの道、ラクトがうっか凛みたいに敵に渡ったら洒落にならないからなぁ。
リリカ「それより、彼らを助ける事は出来るのですか?」
エデン「可能だけど、まずはアルフィーに会わないと。」
何事にも、まずはアルフィーを探さないと。いや、電源のところに行けば、自然と会える気がする。
その代わり、アマルガメイツも加わるけどね………。
エデン「ハァ………。憂鬱だ、畜生………。」
こいし「そんなに嫌なの?」
エデン「嫌に決まってるだろ。見た目で判断しちゃ駄目って言われても、もうホラー全般がトラウマレベルだから………。」
リリカ「そこまで嫌がるって………。」
こいし「でもなんだかんだ、やってるよね。黎斗のゲームは。」
エデン「お陰さんで僕のSAN値はゴリゴリ削れたよ畜生。」
フラン「でも先進まないと、でしょ?」
エデン「ああ………。」
ホントにその辺は辛いな。そう思いながら、ベットから出て、直ぐに電源ルー厶に向かった。
道中のエレベーターを通り越し、電源ルームに到着。直ぐにスイッチを入れる。
こいし「………来るよ。」
エデン「え?まだ覚悟決まってないのに!?」
ヤバい……、こっちに来てる………!!怖い怖い怖い!!震えが止ま───────?なんか、掴まれてるような……。
エデン「ふ、フラン?」
フラン「大丈夫………、私が付いてるから。手、繋いでもいいからね?」
エデン「う、うん………。」
直ぐにフランの手を握ると、不思議と震えも収まり、怖くもなくなっていった。というか、不思議と安心感が……………。
「こらっ!やめなさい!!」
リリカ「アルフィーさん!?」
あ、来た。
アルフィー「ご飯あげるから、あっちへ行きなさい!!」
そういうと、数体いたアマルガメイツはそのまま何処かへ行った。
アルフィー「ごめんね。時間通りにご飯をあげないと、言うこと聞いてくれなくって………。」
エデン「めっちゃ怖かったです……。」
ルビー『相当怖いものが苦手なんですね………。』
アルフィー「多分だけど、誰かが持ってるポテチのにおいを嗅ぎつけたんだと思う。」
エデン「ポテチ?」
こいし「誰が持ってるの?」
ラクト「あ、私だ。」
エデン「お前かい!!怖い思いしたわ!!」
はぁ、こういうトラウマものは勘弁したいものだよ………。元陰陽師だったとはいえ、やっぱ苦手なもんは苦手だわ。でも何でか気が付いたら、札を持ってて、霊が倒れてるのを目撃するんだよなぁ………。なんでだろ?
アルフィー「それはともかく、今電源を復旧しようとしてたんだけど………、貴方達に先越されちゃったみたいね。…………色々迷惑をかけて、ごめんね。」
アズリエル「アルフィーさん、あのアマルガメイツって……………。」
アルフィー「………王子様の察しの通り、あれも『ケツイ』に注入された結果、モンスター同士と融合してしまったもの………。何とかして、バリアを破りたくて………。なのに、研究も失敗して…………、遺族たちから苦情も来て……………。」
リリカ「アルフィーさん…………。」
アルフィー「誰かに知らされるのが、怖かったの………。本当の事を、告げるのが怖かった………。」
エデン「…………なぁ、アルフィー。」
アルフィー「?」
エデン「あの、アマルガメイツの全員を呼び出してくれるか?」
アルフィー「え?何をするの?」
エデン「………蘇生させる。くっついたんなら、それを分離させるガシャットもあるし、インフィニティ・ストーンの一つ『ソウル・ストーン』を使えば、モンスター達を生き返らせる。勿論、リリカにも手伝ってもらうけどね。」
アルフィー「!!」
エデン「その代わり、ちゃんと真実を伝えろよ?あんたがやってきたことは、絶対に許されるものじゃないから。リリカ、あのフュージョンアップを。」
リリカ「分かりました。」
『アルティメットフォースティフュージョンアップ!』
エデン「分離は、これだな。」
【【【【ドクターマインドXXXX!!】】】】
エデン「これを、キースラッシューに差し込んで……。」
【【【【クワトロガッシャット!キメワザ!!】】】】
エデン「『投影、開始』。『ソウル・ストーン』!!」
よし、これで準備万端。後は…………って!!
エデン「数多いなぁ………!!」
アルフィー「……すごく震えてるけど、大丈夫?」
エデン「ぶっちゃけ言うと、無理です。ものっそい怖いんで…………。」
っとまぁ、そんなこんなで、融合してしまったモンスター達を分離させた後、僕とリリカの手で生き返らせることに成功した。
アルフィー「ほ、本当に出来ちゃった……。」
「あ、あれ?私、何があったんだろ?」
「うー、頭がガンガンする………。」
意識は大丈夫っぽいな。ソウルも問題なく起動してるし、肉体も何とかなった。その後アルフィーは、皆を連れて家族の元に返すのと、真実を告げるためにこの場から去る。こっちも出て、子ガルを探しに行こうとし、エレベーターらしきところを通り越そうとすると、着信音がなった。
『prrr,prrr』
エデン「!?」
こいし「あ、これってもしかして………。」
『ピッ』
『………キャラ?聞こえてる?』
エデン「ん?この声、何処かで………?」
ラクト「アズリエルの声?でも、子ガルの雰囲気が………。」
『本当に久しぶりだね。君は、よくやってくれた。おかげで、何もかも上手く行ったよ。』
エデン「上手く行った?」
『キャラ、それじゃあまた後でね。』
突然切れると同時に両サイドのエレベーターが閉じ、勝手に動き始めた。
こいエデ「「あ、これの事もすっかり忘れてた。」」
全員『忘れすぎ!!!』
が、気が付くと、何時の間にか白と黒の建物が多くある場所に到着した。ホント、これだけは謎なんだよなぁ………。どういう仕組みになってるのかやら…………。
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