※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode306 超高校級の絶望

ー???ー

 

 

エデンside

 

 

ようやく会えたよ。ゲームでやってた通りの姿とは違うっぽいが…………、敢えて言おう………。

 

 

エデン「服如何した、盾子。」

 

盾子「今乾かしてるけど?」

 

エデン「だからって全裸はねえだろ、全裸は………。」

 

 

出会って早々、此奴は生まれたての姿で出会う羽目となった。傍から見たら、あんた露出狂かって思われるぞ。

取り敢えず僕は手遅れ(見てしまった)として、他の男性は………。

 

 

パピルス「あれ?兄ちゃん?俺見えないよ?」

 

サンズ「見なくていい!!お前が汚されちまう!!」

 

アズリエル「僕は何も見ていない。僕は何も見ていない。」

 

アズゴア「服持ってあげるべきだったかな?」

 

フラウィー「盾子、遂にそっちに目覚めちゃったのかな………?」

 

 

パピルスは既にサンズが目隠ししちゃってるからいいとして、他はアウトか。というかサンズ、GJ。

 

 

アンダイン「私も脱げばいいのか?」

 

エデン「脱ぐな!!野郎が居ることに気づけ!!」

 

フラウィー「まぁ嫌な予感はしてたけど、まさか僕が居ない間そこまで変わっちゃうなんて………。」

 

エデン「あんたが世話してたの!?」

 

フラウィー「ホントに苦労してたんだよ!?悪だくみするにも、性格をコロコロ変わるし、洗濯するのも大変だったし!!

 

君がもっと早く来てくれればこんなことにならなかったんだよ!?如何してくれるんだよ!!!」

 

エデン「あ、はい。なんか、ごめん。」

 

リリカ「フラウィーさんもフラウィーさんで苦労してたんですね………。」

 

アズリエル「うん、花の頃の僕は本当に大変だったよ………。」

 

エデン「マジでごめん。」

 

 

僕の知らない間、盾子の世話してたんかよ。んでいなくなった途端、ここまで拗らせてしまったと………。

もう事件以前の問題じゃねえか。

 

 

エデン「とにかく、服乾かしてやるから、ちゃんと着ろ。」

 

盾子「クシュン!!あー、絶望的に感謝感激。」

 

 

───────しばらくお待ちください

 

 

盾子「さて気を取り直してぇぇぇ~!!」

 

エデン「この微妙な空気でやってられるか。」

 

盾子「あうっ!」【HIT!】

 

フラン「そこは聞こうよ、ガルッチ。」

 

盾子「仕方ないじゃないですか……………、私飽きっぽいですし……………。」

 

フラウィー「早速キャラ変わっちゃったよ。」

 

アンダイン「まずなんだこの茶番、というかあの人間が?」

 

フラウィー「あんな感じだけど、これでも僕と組んで『次元史上最大最悪の絶望的な悪夢事件』を起こそうとした元凶でもあるからね。

まぁ僕はガルッチに殺されるのが怖くなったから、戦意喪失なんだけどね………。」

 

盾子「さて、茶番はそこまでにしましょう。まずは良くここまで来られましたねと褒めておきましょう。」

 

 

その眼鏡と本はどっから持ってきたというツッコミは置いといて、真面目にしゃべり始めてきた。

 

 

盾子「ですが、残念ながら私を倒したとしても、この計画は止まることはありません。」

 

エデン「………僕のオルタ、か。」

 

盾子「その通り!正直これは計算外だったが、彼ならば私の計画を遂行できると思い、丸投げ…………しちゃいました…………。」

 

フラウィー「丸投げって……………。」

 

ルビー『もうちょっと言い方ってものがあるんじゃないですか………?託したとか。』

 

盾子「まぁまぁどっちでもいーじゃーん!どの道誰かに託すつもりでしたし、何より彼奴滅茶苦茶はりきっちゃってもう~~~最高ォォォォォォ!!!!」

 

 

うわぁドン引き………。内容が入ってこねぇ、主に此奴のキャラ変更が。ハッ!まさか盾子は、内容が入ってこないようにわざと───────

 

 

盾子「いやないわよ。」

 

エデン「地の文読むなや。そして急に真顔になるな。」

 

リリカ「ガルッチさん…………、貴方はシリアスブレイカーとか持ってるのですか…………?」

 

エデン「寧ろカオスでも引き込んでるんかって疑いたくなってきたよ。あー、こんな事なら、零から力喰の薬もう1瓶買うんだった………。」

 

ルビー『嫌いじゃなかったんですか?』

 

エデン「そりゃ嫌いだよ?でも、商売の話なら別。そん時はちゃんとお金は払うし、物をあげたりしてるし、依頼するならちゃんと報酬も用意してあげるよ?」

 

ルビー『その事なんですが、どうも貴方のお仲間は、依頼したにも関わらず、報酬を支払わなかったようですよ?』

 

エデン「ブゥッ!?」

 

 

ハァ!?おい何やってんだバカ!?そこは金払えよ!!

 

 

エデン「………因みに金額は?」

 

ルビー『今紙がありますので、そちらを。』

 

エデン「……………えげつねぇ…………。金払わんのも納得だが、其処は僕に回せっての………。ちょい連絡する。」

 

盾子「あれ?スルー?」

 

エデン「ちょっと待ってろ。」

 

 

『prrrr,prrrr』

 

 

零『はいはい。エデン様お久しぶりです───────』

 

エデン「単刀直入に言う。俺の仲間が金払ってないのは本当か!?」

 

零『…………あー、それですか。ええ、払ってませんよ。こっちは一苦労したと言うのに、あっちが払えないなんてどうかしてますよ。

 

それで、貴方が払うんですか───────』

 

エデン「今それだけの金額を送ってる。釣りは多くあるけど、持っとけ!謝礼金として!!」

 

零『い、意外ですね…………。君は僕の事が嫌いじゃ───────』

 

エデン「そりゃ嫌いだよ!!だがな、あの時の警告の後言ったろ?『客と商人ってだけの関係で行こうな』って。

『使わないものがあれば、そいつをくれてやるし、欲しいものがあったら、注文して買う。そんな関係でな』って。」

 

零『…………そういえば、言ってましたね。』

 

エデン「だから、如何なる事でも、ちゃんと払う。あと、報酬+謝礼金もそっちに送ったから、後で確認しとけ。謝礼金は、その仲間が払わなかった分って事で。」

 

零『…………意外すぎにも程があると言うか、何というか………。あと、モンスターライザーの代金、忘れないで下さい!!』

 

エデン「その事だが、予定変更だ。勿論払わないって訳じゃない。念のため、僕が死んだら黎斗の元にカプセルが転送されることになってる。だから、受け取るのは黎斗にしてほしい。」

 

零『………黎斗さんですね。了解しました。』

 

 

『ピッ』

 

 

よし、これで正式に僕が『死んで』も、歴代創造王神のカプセルは黎斗の元へ渡るし、あっちも分かってくれると思うな。

 

 

盾子「あ、連絡終わった?」

 

エデン「終わった。」

 

盾子「そう…………。なら、始める前に………。」

 

 

『パチンッ!』

 

 

ん?指パッチン?一体何が───────

 

 

リリカ「ガルッチさん!!皆さんが!!」

 

エデン「え?」

 

 

き、消えた!?アズゴアも、フラウィーも、フランもこいしもイリヤも全員いなくなった!?

 

 

セリカ「少なくとも、ここにいるのは、私とリリカ、そしてエデンの3人だな。」

 

エデン「一体何をした!!フラン達は何処に───────」

 

盾子「安心して、貴方たち以外の全員は退場させてもらったわ。」

 

エデン「安心要素なんてどこも───────」

 

 

『prrrr,prrrr』

 

 

エデン「こんな時に………。」

 

 

『ピッ』

 

 

『ガルッチ!?何が起きたの!?』

 

エデン「フラン?皆は!?」

 

フラン『みんな一緒よ!!如何やら私達、『Undertale』の世界に行く前の場所に戻されちゃったみたいなの。』

 

エデン「『マィティベース』か。だとしたら………、ザギ!!居るか!?」

 

ザギ『呼んだか?いや、丁度良かった。主のおかげでゼロモニターは消滅して戻ってみたら、フラン達だけでなく、見たことない者やあのフラウィーがこの場にいたんだが、そっちで何が起こった!?』

 

エデン「今こっちで、例の事件の首謀者『江ノ島盾子』を見つけたところだ!!」

 

ザギ『江ノ島盾子…………?その、非常に言いにくいのだが…………。』

 

エデン「?」

 

ザギ『その江ノ島盾子は、既に『亡くなって』いる。』

 

3人『!?』

 

 

何ぃ!?盾子が、既に死んでる!?

 

 

エデン「どういう事だ!!盾子が死んでいるって、そんなあり得ないことがあってたまるか!!」

 

ザギ『私も江ノ島盾子という人物を調べたが、彼女は既に、あの世界で死んでいた。それだけではない。データとしても消滅、その後継者に関しては、既に零達の手で解決されてる。その中には、転生者も含まれていたが………。』

 

エデン「じゃあ俺達の目の前にいる『江ノ島盾子』は何者なんだ!!!!」

 

ザギ『それは───────』

 

盾子「そこは私様が教えしましょう。」

 

 

『プツンッ』

 

 

通信が切れた!?

 

 

エデン「何をした!?」

 

盾子「通信を強制的に切らせただけです。それより、私の正体を教えてもいいでしょう。確かに私は既に死んでいます。データも、その後継者、更にはその転生者も消去されています。

 

 

なら、今ここにいる私は『誰』でしょうか?」

 

 

誰……………?

 

 

盾子「じゃあヒントをあげよっか。インフィニティ・ストーンって存在は、知ってるよね?」

 

エデン「知ってるやつと知らない奴はいるだろうけど…………。『魂(ソウル)』『力(パワー)』『空間(スペース)』『現実(リアリティ)』『時間(タイム)』『精神(マインド)』。そして7つ目のインフィニティ・ストーンである『幻想(ファンタズム)』の全て、なんだよな?」

 

盾子「『幻想』…………。そっちが正式に選ばれてた、『本当』のインフィニティ・ストーンって訳か~。」

 

エデン「本当の?」

 

 

何故盾子がインフィニティ・ストーンの話が出てきた?しかも本当のって、一体………。

 

 

エデン「まさか、まだインフィニティ・ストーンが存在していたのか!?」

 

盾子「存(・)在(・)す(・)る(・)は(・)ず(・)だ(・)っ(・)た(・)の方が正解かな?まぁ、『幻想』に消されたせいで、それも消えちゃったけどね。

 

 

私(・)に(・)託(・)さ(・)れ(・)る(・)までは、ね。」

 

リリカ「ガルッチさん、盾子さんは何の話を………。」

 

セリカ「エデン?如何した、震えて?」

 

 

存在するはずだった?しかも『幻想仕掛けの神』の手で消されたって………。それってつまり…………。

 

 

エデン「まさか………………、存在するはずがない8(・)つ(・)目(・)のインフィニティ・ストーンが!?」

 

盾子「ピンポンピンポーン!!そう、本来なら8つのインフィニティ・ストーンが存在していたの。勿論『幻想』はそれを知ってたし、8つ目が危険だって事も知ってた。

 

 

そこで、貴方が言う『幻想』は『幻想仕掛けの神』という存在へと変わり、8つ目のインフィニティ・ストーンの存在を滅ぼしました。

そして、それらがサノスと呼ばれる存在に手に渡らないように、自分は危険なインフィニティ・ストーンとして演じ、見つからないようにしていたの。」

 

エデン「8つ目のインフィニティ・ストーンがヒントだとしたら、まさか僕と同じ!?」

 

盾子「ええ、貴方様と同じ、8つ目のインフィニティ・ストーン、名付けるなら『絶望(ディスペア)』と呼ぶのに相応しいでしょう。」

 

 

……………『サノスを守るため』。その一つは、8つ目のインフィニティ・ストーン、『絶望』を手に渡らないようにするためだったのか!?

 

 

セリカ「待て。色々と待て。エデン、盾子と同じって、如何いう事だ?」

 

エデン「簡単だよ、セリカ………。今の僕は、『幻想の担い手』。『幻想仕掛けの神』と同等の存在。

 

 

つまり、僕もまた、インフィニティ・ストーンでもあるんだ。」

 

リリカ「ふぇ!?」

 

セリカ「エデンが、インフィニティ・ストーン!?」

 

エデン「こうなったのは、この『幻想の指輪』を付けてから。多分だけど、贋作の『インフィニティ・ストーン』も投影出来るようになったのも、自分がインフィニティ・ストーンになったからだと思うんだ。」

 

セリカ「む、無茶苦茶すぎないか!?」

 

盾子「まぁ、正直言って、ガルッチがインフィニティ・ストーンになることが想定外だったけどね。

『幻想仕掛けの神』も、余計なことしてくれたわけだし。」

 

リリカ「ガルッチさん!?何で今まで黙ってたんですか!?」

 

エデン「黙ってたんじゃない。聞かれなかっただけ。それに、こうなる前に質問されたんだ。」

 

セリカ「質問?」

 

エデン「『貴方は人質を取られています。その人質たちは、それぞれの檻に入れられています。

 

 

3人の妻、過去の親友であり恋人とその恋人達、義理の姉と友人達、そして多くの元愛人達。

 

 

貴方が1つ救えるとしたら、どの檻を選びますか?選ばれなかった檻は、その檻に入ってる人たちは死ぬことになります。』っていう質問をね。」

 

リリカ「…………それで、選んだのは。」

 

エデン「全てを選ぶ。勿論、1人でなんかじゃない。仲間とか、友人と共に。」

 

リリカ「ですが、最終的には誰を───────」

 

エデン「…………決めたことはなかったが、もしも選ぶなら…………フラン達を選ぶ。僕を支えてくれたのは、彼女達だから。」

 

リリカ「………ガルッチさん。」

 

 

何時も、世話し合うことになっているうちに、彼女達のおかげで、何時でも踏みとどまることが出来た。

泣き言も、弱音を吐いても、しっかりと前に進ませてくれた。

 

なら、まずはその3人を救わないと、意味がないだろう?

 

 

盾子「……………なるほどね。あの3人が、彼の原動力って訳ね。なら助けが来る前に、私が絶望に落としてあげる!!」

 

 

『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!』

 

 

じ、地響き!?一体、何処から───────

 

 

セリカ「エデン!!!アレ!!!」

 

エデン「あれって、確か!!」

 

盾子「巨大モノクマ。ですが、これには7つのソウルを宿しています。そして、私も乗り込めば…………。」

 

 

黒いオーラを纏った盾子は宙に浮き、そのまま巨大モノクマに取り込まれる。すると、動植物の触手や、キングギドラみたいに首が3つも生えたり、兎に角ヤバい姿に変わり果てていた。

 

 

盾子『これが、私の最終兵器『オメガモノクマD』!!さぁ、始めましょう!絶望への輪舞曲を奏でるために!!!』

 

エデン「…………勝ちに行くぞ、リリカ!!セリカ!!」

 

 

『セブンズフュージョン!!』

 

 

リリカ「…………分かりました!!」

 

 

『トリニティフュージョンアップ!!』

 

 

セリカ「元より、勝つつもりだ!!」

 

 

『超合体!』

 

 

エデン「7つのソウルを、7つの光を、お借りします!!」

 

リリカ「3つの『楽しむ』力、お借りします!!」

 

 

『ソウルフュージョン!!God of Hyper Phantasm!!』

 

 

『フュージョンガールズ!!ハイスクール・オブ・ザ・ゴッド!!』

 

 

セリカ「『『ラ・グロンドメントヘクマティカ!!』』」

 

リリカ「『『『楽しく元気に、行きましょう!!』』』」

 

エデン『幻想と希望を抱いて、皆を守る!!行くぞ、江ノ島盾子(絶望)ォォォォォォォォ!!!!』

 

 

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