Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー???ー
エデンside
リリカが代わりに盾子と戦ってる間、僕は退魔の剣を抜くために『真』、『理』。この残った2つを何とかしようとしていた。
薬売り『いいですか?『真』とは、事の有様。『理』とは、心の有様。分かりやすく言うのでしたら、『真』は、その妖怪が何故妖怪に転じ襲いかかっているのかの過程。『理』は、妖怪に転じさせた人の情念や怨念、縁などの事だ。』
エデン『それさえ分かれば、抜けると。』
薬売り『…………。』
おい、そこでだんまりか!?
薬売り『まぁ、まずはそこからって事で。』
むぅ、なんか隠してる気がするが…………まぁともかく、まずは『真』と『理』。江ノ島盾子の『真』。
正直言って、盾子の事なんて全く知らない。そりゃ分かってる。だって奴と出会ったのは、まだフラン達と結婚して間もない頃、『艦隊これくしょん』の世界で、間接的だがモノクマという姿で、僕の目の前に現れた。
それ以降は姿を見せなかったが。だが、何故、江ノ島盾子はそこまでして『絶望』に拘る?そうまでして『絶望』に陥れたいのは、一体なぜ?
リリカ『まだですか?』
エデン『今やってるから!!』
そうせかされると、考えがまとまら───────
ストリングス『カムクライズル。』
エデン&リリカ『『え?』』
ストリングス『ああなった原因の一つは、カムクライズルの接触。もう一つは、彼女が言ってた『
その結果、彼女は絶望を求めた。』
『カチンッ』
薬売り『これで、残るは『理』。ならば何故、絶望というものを求める?』
ストリングス『ただ純粋に、絶望を欲した。自分の絶望を他人に与え、それをやった自分に更に絶望するという、悪循環を作り出した。
彼女はただただ、絶望が欲しく、その絶望を皆に伝えたかった。』
『カチンッ』
よし、これで後は退魔の剣を抜くだけ!!
エデン『江ノ島盾子の『真』と『理』によって、剣を解き放つ!!』
BGM終了
あれ?
リリカ『ちょ、ちょっとガルッチさん!?何も起きませんよ!?』
エデン『いや何で!?何で起きないんだよ!?確かに『形』、『真』、『理』の条件は解いたはずなのに!!』
リリカ『じゃあ何で解き放てないんですか!?』
エデン『俺が聞きたいよ!!!これで抜くことが出来てもおかしくないっていうのに、何故に!?』
マジでヤバい。これで抜けるはずなのに!!何か違ったか!?いや、確かに剣は3回なった。でもこれで抜けないっておかしくね!?
リリカ『というかあの時の話を戻しますけど、何故貴方がインフィニティ・ストーンの事話さなかったのですか!?』
エデン『さっき話をしただろ!?聞かなかったからだ!!』
リリカ『正直言って、納得がいきませんよ!!でしたら指輪を取ればいいじゃないですか!!』
エデン『それ試したけど付けた時点でもう戻れないんだよ!!!』
リリカ『じゃあ最初からつけるんじゃねえですよ!!!』
エデン『付けていなかったら、今頃パピルスとアンダイン、サンズ、そしてあのアマルガメイツを救えなかっただろうが!!!』
ハクオロ『ちょ、ちょっと君達?喧嘩は、よくな───────』
リリカ&エデン『『部外者は黙ってて!!!』』
ハクオロ『(´・ω・`)』
セリカ「『『おい!!喧嘩してる場合か!?』』」
盾子『仲間割れとは哀れだね~!!此奴を───────』
『ビシィィィィッ!!!』
盾子『へ?』←そのまま5㎞ぐらい吹っ飛ぶ
リリカ&エデン『『邪魔しないでください、絶望厨。/邪魔するんじゃねえ、絶望厨。』』
ゴジラ『是は酷い………。』
ニャルさん『目にも止まらないライダーパンチ。私でなきゃ見逃しちゃうね。』
ストリングス『ハルクほどではないですが、あの威力は強烈ですね…………。』
ったく、こっちはリリカと言い合いしてるっていうのに、何勝手に攻撃してくるんかな?脳みそ腐ってんじゃねえのか?
あ、キャラ崩壊してる時点で腐ってるか。
リリカ『流石にそれは失礼ですよ!?』
エデン『そうは言うがな───────』
盾子『………………無視、よくない。』
セリカ「『『………なぜこうなったのか。』』」
ジャンヌ『薬売りさん!!何故退魔の剣が抜けないんですか!?』
アナ『そうですよ!!このままだと時間だけが過ぎて行ってしまいます!!』
薬売り『そうは言われましても…………、予想はしていましたが本当に抜けなかったとは───────』
リリカ『薬売りさん?』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エデン『その話KWSK。』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
薬売り『………………………えと、なんか、すみません。』
───────しばらくお待ちください
薬売り『………ふむ。本来ならばこれで抜けると思ったのですが、どうやらフュージョンライズの場合、一つ追加されているようです。』
エデン『追加ァ!?』
リリカ『追加って………。』
薬売り『その一つが、『望』。つまり、モノノ怪の真の望というものを、知らなくてはならない。』
エデン『って事は………。』
リリカ『彼女の、『本当に欲しかった、本当にやりたかった、本当に叶えたかった事』などの、本当に願う渇望を知らないといけないって事ですか………。』
えぇぇぇ。ちょっとそれ、無理ゲーすぎねえか!?というか、盾子の望って一体何なんだ?
ストリングス『こればかりは、勘でいくしかないですよ。』
エデン『勘っつってもなぁ…………。』
彼女の本当の望って、なんだ?まず、絶望というのが最有力候補なんだけど、なんかなぁ………。
あれじゃなければ、一体───────
エデン『え?』
あれ?何で僕、別の場所に移された?それに、何で体育館に?
ーとある学園 体育館ー
というか僕、リリカと融合していたはず。なのに、なんで前の姿に戻っているんだ?
盾子「ここは私の深層世界よ、エデン。」
エデン『!?』
江ノ島盾子!?いつの間にここに………?なんか、様子がおかしい気が………。
盾子「安心して。あっちの私と、ここにいる私は違う存在だから、ね。」
エデン『…………。』
盾子「そんなに警戒しないで?確かに、あんな事はしたのは自覚してるけどさ………。」
エデン『なら聞くが、江ノ島盾子。お前の本当の望って、何なんだ?何がしたい?何が欲しい?何を叶えたいんだ?』
盾子「望、ね………。」
彼女の望、それも、本当に望んでいること。それって一体なんな───────
エデン『って、なに近づいているんだ?』
盾子「実は、もう既に目の前にいるの。」
エデン『え?一体、何を───────』
喋りかけていた時、盾子はいきなりキスし始めたと思えば、舌まで入れ始めてきた。まるで、自分が欲しかったものが…………って、え?
エデン『んっ!?んむ………ぐむっ!?///』
盾子「んぐ、ちゅむ……じゅるぢゅる……はむ、んむぅ。///」
エデン『んっ!!むぐっ!?///』
直ぐにはなれようと思ったら、満足したかのように唇から離れて…………って、ちょ!?
エデン『な、ななななななななななななな、なっ、なぁぁぁっ!?!?!?!?//////』
盾子「ちょっと、何驚いているの?」
エデン『おまっ、な、ななななんで、キキキキキ、キスを!?/// しかも、ディープな!?///』
盾子「決まってるでしょ…………? あんたを、愛したかったのよ。」
エデン『ファッ!?//////』
じゅ、盾子が、僕を!?何で!?もう愛人関連のスキルないはずだよね!?
盾子「分かってるわよ。こんなの、絶望的に無理だって。…………でも、それでも貴方に対する思いは、諦めきれなかった。
貴方だけ、純粋に愛してみたかったの………。」
エデン『絶望に、染め上げたいとか、じゃなく?///』
盾子「うん………。//////」
え!?なんなのその望!?知りたくもない望を知っちゃった気がするんだけど!?
何時から!?いつから彼女は僕の事が好きになっちゃったの!?そんな素振り、というかそんなの見たことないんだけど!?
盾子「……………だから、お願い。私が欲しいのは、貴方。やりたかったことは、また学園生活で、青春したい………。そして、私を…………
エデン『…………死ぬことになるが、いいのか?』
盾子「それで、貴方が
エデン『……………死ぬ間際に、何かしてほしいこととかは?』
盾子「……………キスを、お願い。」
エデン『………………はぁ、分かったよ。』
その後、急に真っ白な閃光が放つと同時に、元の場所に戻っていた。
ー???ー
リリカ『───────さん!!ガルッチさん!!』
エデン『え?』
リリカ『ちょっと、ボーっとし過ぎです!!彼女の『望』が分かったのですか!?更に激しい攻撃がきてます!!』
どうやら、何時の間にか苦戦してたっぽい。でも………。
エデン『大丈夫、もう………心配ない。』
リリカ『え?本当ですか!?』
エデン『ああ。あと悪い。もしかしたら、あの約束、破っちまうかも。』
リリカ『?』
エデン『……………汝の、『形』、『真』、『理』、そして『望』!…………確かに、受け取った…………!』
『カキンッ』
BGM 英霊剣豪七番勝負 エミヤ
これで、4つの条件は果たした。
エデン『真…………、理…………、望によって…………!剣を、解き!!放つ!!』
『トキハナツ!!』
瞬間、退魔の剣は抜かれ、肌の色は変わらずも、金色の模様が付き始める。
盾子『な、何か嫌な予感が…………!』
リリカ『やっと、貴方にダメージを与えられます!!』
リリカはすぐさま退魔の剣を抜くと、ビームサーベルのような激しい光を放射する大剣に変わり、横に振るうだけで、首が綺麗に斬られ、そのまま花火のように爆発し、再生することはなかった。
盾子『え!?ちょ、ちょっとちょっと!?何なのその剣!?』
リリカ『貴方の魔を打ち破る剣!!覚悟してください、江ノ島盾子!!』
盾子『嘗めた口をォォォォッ!!!』
盾子はすぐさま反撃はするが、リリカは素早く動き、攻撃を斬って斬って斬りまくり、徐々に押し切っていた。
盾子『なんなのよ…………、なんでそんな攻撃が!!』
エデン『簡単だ。今のお前は、人間じゃない。その退魔の剣は、対魔物用の武器!!お前が今、人間でない以上、その剣で殺られるのは宿命!!』
盾子『あり得ない………。あり得ないあり得ないあり得ない!!』
そしてついに、両腕を切り裂き、攻撃の手段はほとんどなくなった。
リリカ『これで、終わらせ───────』
『『フュージョンオーバー!』』
リリカ「『『え?』』」
エデン『『『へ?』』』
セリカ「『『じ、時間切れ………。』』」
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!!!!!!ここぞってときに時間切れって、おかしいだろ!!!!!!!!!!!!
幸い、まだハイパーモードだけど、何とか───────
セリカ「『『リリカが出来て、私が出来ないはずがない………!!『両儀式』!『式セイバー』!!』』」
『超合体!!』
セリカ「『『空の境界!!エデン!!私とユナイトだ!!!』』」
エデン『『『出来るのか!?』』』
セリカ「『『とにかく、いぞげ!!』』」
どの道、それしかないのなら!!
エデン『『『ダークガールズリング!!』』』
セリカ「『『ボーイズライザー!!』』」
エデン&セリカ「『『『『『スキャン!!』』』』』」
『『ユナイトフュージョン!!』』
セリカ「『『概念を断ち切る力!!』』」
エデン『『『魔を断つ力!!』』』
エデン&セリカ「『『『『『今ここに、汝を断ち切らん!!』』』』』」
『空の境界!退魔之大神!ユナイトフュージョンフォーム!!無垢識・空ト退魔之境界!!』
今度はセリカと融合し、和装の上に革のジャンパーを着こんでいる。こっちはこっちで、少し噛み合ってない気が。
セリカ『なるほど、こんな感じなのか。』
エデン『サポートは僕に任せてと言いたいが、一瞬で終わらせるぞ。』
セリカ『賛成だな。』
エデン&セリカ『『直死!!』』
見えた。特に中心が弱点!!
盾子『ま、まず───────』
エデン『儚く散れ!!』
セリカ『死が、私の前に立つな!!』
そのままセリカは退魔の剣を使って、巨大モノクマの中心に向けて突いた。途端に、そのモノクマは爆発を始め、ソウルそのものも解放されて宙に止まっていった。
盾子『なんなのよ…………、なんなのよ…………!!!一体、なんなのよォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
そして、『オメガモノクマD』は、大爆発した。
BGM終了
僕達が地に着いた時は、既にユナイトフュージョンは解除、ユナイトフュージョンも解除されていて、リリカもセリカも、既に解いていた。
今目の前にいるのは、今にも消えそうな江ノ島盾子の姿があった。
盾子「…………は?……なにこれ?………え?なにこれ………?」
セリカ「江ノ島盾子、お前の負けだ。」
盾子「負け?アタシの……負け?ソウルの力を使ったのに?私の”負け”?」
……………そういえば、死ぬ間際にしてほしいことあったな。それ、してこようか。
リリカ「ガルッチさん?」
盾子「こんなの………こんなのってぇぇ………………!!『最高』じゃ───────」
エデン『んっ。』
盾子「!?」
リリカ&セリカ「「!?」」
台詞を言い終える前に、僕はすぐさま盾子の顔を近づけさせてキスをした。
エデン『っんあ………。///』
盾子「え……………、あんた………何を…………!?///」
エデン『お前が本当に望んだことをしたまでよ。』
盾子「え?私の、本当の望み?どゆこと?」
エデン『んんっ!!』
本当はこんな事は黎斗の得意分野だけど、やってみるか。
BGM 『EXCITE』
エデン『江ノ島盾子ォォ!!
何故僕がキスをしたのか。
何故君が僕を見て恥ずかしがっていたのか。
何故君の心臓が高鳴っていたのくぁ!!!』
リリカ「ちょ、ちょっとストップ!!それ以上言わないでください!!」
エデン『その答えは、ただ一つぅ………!!』
セリカ「やめろ!!!」
エデン『アハァー……♡江ノ島盾子ォォ!!君は、僕の事が、絶望的に愛しているからだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』
リリカ「え⁉」
セリカ「なっ!?」
盾子「( ゚д゚)ポカーン」
…………やべぇ、やってて恥ずかしいしのどが痛い。
エデン『ゲホッ、ゲホッ!!やっぱ、慣れないことするんじゃなかったな………。』
BGM終了
リリカ「って。」
『『ガンッ!』』
エデン『ッ!』【【HIT!!】】
リリカ「だからってそんなことする必要があるんですか!?」
セリカ「おもいっきしリングで殴らせてもらった。」
エデン『んなこと言われてもな?正直僕だって予想外だったんだよ。何時僕に惚れたのかすら、さっぱり───────』
盾子「………絶望的に、ううん。」
3人『?』
盾子「恥ずかしい………。///」
は、恥ずかしがったっだと!?
盾子「うぅぅぅ………、深層の私ィ!!何考えているのよ!!/// よりにもよって、最後の最期にばらすなんて、滅茶苦茶はずんですけどォォォォッ!!!///」ベシベシベシベシ!!!
セリカ「マジだった、ぽいな。」
エデン『したくは無かったんだが、約束は約束だしな………。深層の盾子との。』
リリカ「だからって、しなくても───────」
盾子「あーもー、完全に負けた………!/// 絶望が希望の、それも幻想に負けて、それだけじゃなく私の願望もバラされるとか、最悪よ!!///
初めてよ!!こんな気持ち!!…………あれ?」
3人『?』
盾子「…………なんだろう、この気持ち。今までの絶望が、どうでも良くなった気がする………。それに、あんたを見てたら…………!
そっか、私。エデンの事、好きだったのね。」
え?なんか悟ってない!?
盾子「あーあ、なんだか損した気分………。こんな事なら、もっとエデンにアタックしまくればよかったのに…………。」
エデン『してきても、断るぞ。』
盾子「でも、いっか。最期にチューしてくれたんだもの。それだけで、十分かな…………?」
まるで、取りついた何かが落ちたかのような表情で僕を見つめると、蠱惑的な笑みで何か言ってきた。
盾子「貴方に出会えて…………、よかった………………………。』
そう言った後、8つ目のインフィニティ・ストーンである『絶望』と共に、この世から去った。
『ソウルオーバー!』
エデン「…………ったく、後悔するなら最初からするなっての………。」
とはいえ、これで残ったのは───────
「ガルッチィィィィィィ!!!」
エデン「その声って、フラ───────」
『ズゴンッ!!』
エデン「ゴフッ!!」【GREAT!】
フラン「よかった………。まずは、本当によかったぁぁぁ………。」
ふ、フラン!?って事は………。
ザギ「こっちは既に終わったのか。」
アズゴア「の、ようだね。」
アズリエル「リリカ!!セリカ!!」
リリカ「アズリエルさん!!」
皆も来た!?って、ザギもはやても、皆来た!?って、ちょっと待て?
エデン「ふ、フラン………、どうやってここに…………?」
フラン「そのことだけど、あの人に連れてきたの。」
エデン「あの人って…………!?」
え?あれって…………!!
サノス「初めまして、というべきか?エデン。」
エデン「サノス!?何故お前が!?」
サノス「その前に、如何やらお客様のようだぞ?」
エデン「え?」
サノスが指を刺す方を向くと、そこにいたのは…………。
「やっと、見つけてくれた………。やっと、追いついてくれた………。」
両脚が既に白い毛で覆われていて、山羊のような耳が生え始めた子ガルの姿があった………。
エデン「…………子ガル!」
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