Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ー荒廃した世界ー
エデンside
アズリエルに戻った子ガルの実力は、ここにいるアズリエルとは比較にならないほど強化されていた。
まず、僕が使ってた投影魔術。更に様々な世界の魔法や魔術などを駆使して、攻撃してきている。
もう一つ違うとすれば、子ガルは『決意』の力も宿している。普通に戦っても、勝ち目がないのは重々承知の上。
それでも、子ガルに、お仕置きしないと気が済まない!!
殺してなんてふざけたことを言いやがって………!内心こっちは心配してたっていうのに!!絶対に、許さないからな!!
エデン『スペルカード発動!!Q.E.D『495年の波紋』!!『サブタレニアンローズ』!!』
フラン「いきなりダブルラストスペル!?」
こいし「しかも加減なしっぽいね………。」
子ガル「そんなもの、僕に効かない!!」
あっちはあっちで、弾幕を消し去る何かでスペルカードを無効化させる。なら今度は。
エデン『『
ルビー『私なしでうてた………だと……!?』
子ガル「それなら、これだ!!『カオスブラスター』!!」
ッ!?押し負けてる!?それだけの力を───────
ザギ「ガルッチ殿!!こっちも加勢する!!『ライトニング・ザギ』!!」
リリカ「『『『こちらも行きます!!『邪王心眼』!』』』」
子ガル「新たな力を、見せてやる!!『デリート』!!」
リリカ「『『『え………?邪王心眼が消えた…………!?』』』」
ってかデリートって、決意で削除出来るようになったって言うのか!?そうだとしたら、相当厄介な奴じゃねえか!!
セリカ「『『そこだ!!』』」
子ガル「僕が見破れないとでも?」
セリカ「『『チッ!!』』」
アズリエル「覚悟!!」
子ガル「2人がかりで来ても、無駄だ!!!」
一方で奇襲を仕掛けてきたセリカとアズリエルだが、子ガルに見抜かれてしまい、カオスセイバーと投影武器で反撃し、返り討ちを浴びせた。
子ガル「今度は僕からだ!!」
【分身!!】
エデン『エナジーアイテム!?』
結果、7人まで増えてしまい、更なる苦戦を強いられる羽目になった。というか、分身アイテムあったんかよ!!
エデン『チッ、だったらこっちも!!』
リリカ「『『『ガルッチさん!!このカードを使ってください!!』』』」
リリカが投げつけてきたのは、『増殖』と呼ばれた遊戯王カードで、それに手にすると同時に、凄い勢いで分裂する。
彼女もそれを使用したのか、僕と同じぐらいの数まで増やしていた。
しかも、僕が今までフュージョンライズした形態、ゴジラのフュージョンライズした形態も出現していた。
リリカ「『『『結構増えましたね…………。』』』」
エデン『あ、ああ。色んな意味で、やべえ。』
ルビー『衣装違うのでわかりますが、これはこんがらがってしまいま───────』
子ガル「『ハイパー・ゴナー』!!」
全員『え?』
一瞬にして分身たちも全滅…………!?おいおいヤバいぞ、このままだと全員に……………!!
子ガル「そのまま消えてなくなれ!!!」
エデン『させるか!!『
兎に角全員を守れるほどの大きさのアイアスを投影させ、7人の子ガルが放った閃光を受け止めようとしていた。
どれもこれも予想外。桁違い過ぎる力………!!
『ピシッ!』
アズリエル「あの盾ですら、ヒビが!?」
エデン『ッ!!子ガル…………………、こんな………、馬鹿げたことを、やめろ…………!!』
子ガル「僕の決意を…………、なめるなァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
更に威力が高まり、徐々にヒビが大きくなり、遂に1枚目が破れてしまう。一体、子ガルの身に何が───────
ストリングス『キャラだ!!』
エデン『え?』
ストリングス『キャラが持ってた『決意』の力が暴走して、それに続いて6つのソウルも暴走を起こしているんだ!!!』
エデン『ソウルの暴走!?』
アズゴア「なんだって!?」
アズリエル「ソウルに暴走なんてあるの!?」
サンズ「だとしたら、今彼奴は………!!」
ストリングス『今の子ガルは、魔力だけじゃなく、ソウル、能力も暴走していて、原作のアズリエルよりも危険なモンスターに変わってしまったんだ!!』
ッ!!キャラの奴、本当にめんどくさいことまで仕掛けてくれたな!!!お姉ちゃんといい、僕といい、エヴリンといい………!!
ストリングス『このまま暴走し続けていたら、子ガルは………………『死んでしまいます』。』
エデン『死!?』
子ガルが…………、子ガルが……………死ぬ…………?
子ガル「ア”ア”ア”ア”ア”アアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァッァァァァ!!!!!!!!!!!!」
ザギ「更に威力が高くなったぞ!?このままだと、ここにいる者全滅に!!」
はやて「いつまでも耐えられへんよ!?」
フラン「ガルッチ!!私も手伝う!!」
こいし「フランちゃんだけじゃ耐えられない…………!イリヤちゃん!!」
イリヤ「うん!!」
ラクト「私も手伝うわ!!」
エデン『………………しない。』
全員『?』
子ガルが…………死ぬなんて…………認めない……………。たった一人の、家族が失われるなんて………………いやだ……………!!
もう二度と、失いたくない…………!!大切なものが、目の前で消えるなんて…………!!絶対に……………!!絶対にッ!!
エデン『絶対にッ死なせやしない!!!!!!!!!!!!』
子ガル「ッ!?」
1枚の花弁を犠牲にし、7つの閃光を弾き返す。そのおかげで、分身は全滅。子ガル1人になった。
エデン『ハァ…………、ハァ…………。子ガル…………、いや、『ガルッチ』。そんな危ないもの、捨てて、一緒に帰ろう…………。』
子ガル「僕は………、ボクハ……………!!」
ザギ「な、何か来るぞ!!」
また子ガルの姿が変わると、其処には『オメガフラウィー』と『God of Hyperdeath』を足して2で割り、最早元の面影がないような姿に成り果ててしまった。
子ガル『A………、AA…………、GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
エデン『……………なんつう姿を!!おい皆…………?』
後ろを振り向くと、何故か皆は怯えていた。いや、恐らく、子ガルの姿を見て、恐怖に支配されているようだった。
フラン「怖い…………、怖いよ…………。」
リリカ「『『『な、何なんですか……………?怖くて、たまりません……………!』』』」
アズリエル「いやだ………、こんなところに…………いたくない……………!!」
エデン『みんな………。』
まずい、今動けるの僕しかいない…………。1人だけしか行動できないって……………。
エデン『………………でも、それでも僕は!!』
【ゴッドマキシマムマッチレスZ!】
【マキシマムガッシャット!!】
エデン『やるしかない…………!!』
『トゥルーファイナルフュージョンライズ!』
『エターナル・オブ・ザ・オールゴッド!ディエスイレ・エリシュ!我、全ての頂点に立ち、あらゆる全てを司る王の神なり!!』
エデン『ッ!!』
なんだ、この凄まじい程の痛みは!?しかもこれ…………、本能が語り出してる………!!『ムゲンムテキ』だけは使うな。本当に死ぬぞ。って聞こえる…………。
分かってる。まだ使う時じゃない。使う時じゃないのは、分かってるから!!
エデン『救ってやる!!だから、力を貸せ!!』
【ガッチャーン!フゥゥメェェェツゥゥゥ!!!!!!】
『トゥルーファイナルボーイズライズ!!幻想王神 アルカディア・エタンセル・エデン!!』
【ゴッドマキシマームZ!!】
チィ、負担が結構感じる…………。
エデン『『『『『おい!!何時まで怯えてる!?』』』』』
全員『!!』
エデン『『『『『こんなところで諦めていいと思っているのか!?『ガルッチ』があんな姿になって、今にも消えるっていうのに、そこで怯えていいのか!?
俺はもう、見たくないんだ!!目の前で、誰かが失うのが………!!どれだけ辛いことなのか、誰よりも知ってる!!』』』』』
リリス『貴方のこと、……………愛………し………………て…………………る………………。』
英竜『……………さようなら、ガルッチ。そっちの私を、ちゃんと守ってあげて。』
エデン『『『『『ここで、『ガルッチ』を救わないと…………、彼奴を救わないと………………!!
だから力を貸してくれ!!彼奴を救うために、力を貸してくれ!!!』』』』』
子ガル『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
フラン「ッ!!後ろ───────」
「その言葉。」
「確かに受け取った。」
突然無数の骨と赤いナイフが現れ、変わり果てた子ガルの胸部?に刺していった。
サンズ「!?」
リリカ「『『『あの攻撃、何処から………?』』』」
「なるほどな、アレが基本世界のアズリエルって奴か。」
「あれは確かに、暴走してるな。あのままだと、リィが可哀想だ。」
エデン『『『『『パピルスとキャラ!?でも、雰囲気が違うって事は………、まさか………。』』』』』
「パピルス、如何やら………。」
「分かってる、まずは自己紹介と行こうか。俺は『Underswap』の世界から来たパピルス。んで此奴が───────」
「『Storyshift』の世界から来たキャラ。安心しろ、基本世界の『私』みたいに、快楽殺人鬼じゃない。其処にいるサンズと同じ立ち位置だ。」
パピルス(swap)「それを言うなら、俺もだな。ともかく、エデンだったか?その力、見たところ諸刃の剣一歩前の状態だろ?」
ッ!?見抜かれた!?
キャラ(Storyshift)「でも、あの様子だと、まだ切り札を使わないようにしてるみたいだね。檀黎斗っていう人物は、ちゃんと彼に警告してくれたようだ。」
エデン『『『『『黎斗を知っているのか!?』』』』』
キャラ(Storyshift)「今じゃどこ行っても有名な程、『最重要危険人物』って呼ばれているだろう。まぁ、それより上の『討滅対象者』である蛮野天十郎も言えませんが。」
アイツ、どんだけ危険なんだよ。しかも討滅対象者って………。
パピルス(swap)「まぁ本来、俺達のような存在は来ることは出来ないが、インクサンズィが言うに、暴走したソウルを止めないと、全ての『Undertale』の世界線が消えちまうって言われたからな。」
サンズ「インクの奴、見抜いていたのか………。」
エデン『『『『『待ってくれ!!それだと、彼奴事殺る気じゃ───────』』』』』
キャラ(Storyshift)「殺す気はないよ。言ったでしょ、救ってあげるって。」
パピルス(swap)「止める方法は一応ある。ソウルそのものを壊すか、ソウルを止める『何か』さえあれば、恐らくは………。」
ラクト「『何か』?」
サンズ「『歌』、だな……。だが暴走したソウルを鎮めるとなると、『星屑の夢』っていう歌を歌わないといけねえな。」
こいし「『星屑の夢』?ちょっと待って、その曲って…………!!」
エデン『『『『『『stardust dreams』!?フランのテーマ曲のアレンジボーカルの!?』』』』』
サンズ「ほう、そっちだとそんな名前なのか。」
ってか、確かあの曲、シングと契約する際も、それを歌ってた気が………。
エデン『『『『『ザギ。』』』』』
ザギ「?」
エデン『『『『『悪いが、代わりに歌ってくれないか?』』』』』
ザギ「は?私、歌ったことないぞ?」
はやて「ええやん!!こんな状態だけど、ザギちゃんの歌声聞きたい!!」
ザギ「ま、待て!?歌ったことないのに、如何歌えと!?」
はやて「大丈夫やって。うちも歌ってあげるから。」
ザギ「はやて………。」
エデン『『『『『フラン、こいし、イリヤ。済まないが、ザギの手伝いをしていいか?』』』』』
フラン「ガルッチは、どうするの?」
エデン『『『『『…………名前を返してくる。もう僕には、自分の名前を取り返したしね。いい加減、返してあげないと。』』』』』
フラン「…………。」
エデン『『『『『フラン?何で抱き締めて───────』』』』』
フラン「私は離れないからね?たとえ名前を返したとしても、私が好きになったのは、貴方だけだから…………。」
エデン『『『『『分かってる。』』』』』
さてと、子ガルを………、『ラーク・バスター・ガルッチ』を救うとするか………!!
sidechange
フランside
それにしても、ガルッチがあんな姿になってるけど、私からしたら、なんだか遠くに行きそうな気がするぐらい、痛々しかった…………。
本当に、死んじゃうんじゃないかって………、思ってしまうほど………。
ザギ「大丈夫かな?私、ちゃんと歌えるのかな?」
イリヤ「大丈夫、私達も手伝ってあげるから。」
フラン「…………リリカさん。」
リリカ「『『『?』』』」
フラン「確かガルッチに、『あんハピ』は使わないでって言ったよね?」
リリカ「『『『え?ええ。』』』」
フラン「もし、それ使ってガルッチに最も不幸な目に合わせたら………………、覚悟決めなさい?
こいしちゃんとイリヤちゃんも怒るだろうけど、私だったら、絶対に貴方を殺すから。」
リリカ「『『『!!!』』』」
ザギ「ちょ───────」
フラン「あくまで、これは警告よ。それだけ私は、ガルッチの事を愛してるから。代わりなんて、何処にもいない。」
そう。私が愛したのは、『
フラン「…………ガルッチ、子ガル。私達の歌、届いて。」
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