※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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BGM Undertale 『His Theme』


episode312 His Last Theme

ー再生された世界ー

 

 

エデンside

 

 

リリカ「『『これでも、治らない………!!』』」

 

エデン「『『おい………、『ソウル・ストーン』でも効かないって、どういう事なんだよ…………!!』』」

 

 

あれから、何度も治療できるフュージョン、魔法、道具など使って、アズリエルを治療していた。

インフィニティ・ストーンすべて投影し、治そうとしていた。

 

 

手が尽くすまで、何度も、何度もアズリエルを治療していた。

 

 

でも、それでも…………、アズリエルの姿が薄くなっていくのが、止まらなかった。これだけの事をやっているのに、なんで、何で救えないんだ…………。

 

何で、消えようとしているんだ!?

 

 

またあの苦しみを、絶望を味わえって言うのか!?

 

 

エデン「『『絶対にあきらめない…………!!まだ、リリカが幸せになってないってのに、死なせてなるものか!!!』』」

 

リリカ「『『アズリエル…………、お願いですから…………、死なないでください…………!!』』」

 

子ガル「………僕も手伝うよ…………。こうなったのも、僕のせいでもあるから…………。」

 

エデン「『『ガルッチ………。頼む………!』』」

 

 

『ガルッチ』だけでなく、フラン、こいし、イリヤ、アズゴア達も協力し、アズリエルを治療する。

 

しかし、それでも消えるのを止まらない。まるで、これが運命。彼を蘇らせることは許さないと言わんばかりに、消えようとしている…………。

 

 

キャラ(Storyshift)「エデン───────」

 

エデン「『『…………けんな。』』」

 

リリカ「『『ガルッチさん………?』』」

 

エデン「『『ふざけんなァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!

 

 

抑止力どもめ!!そうまでして万人の幸せを救いたいか!?そうまでして個人の幸せを奪うと言うのか!?此奴が何をしたっていうんだ!償う事すら許されんというのか!?幾度もなく幸せを邪魔し、世界維持することでしかできない貴様らが、邪魔をするんじゃねぇ!!』』」

 

パピルス(swap)「…………。」

 

キャラ(Storyshift)「……………エデン。」

 

エデン「『『ぶっ壊してやる………!そんな運命なんざ、全部ぶっ壊してやる!!そいつの幸せを守れるなら、守れる………なら…………。』』」

 

 

『フュージョンオーバー!!』

 

 

え?何で、何で急に眩暈と疲労が………?まだ、まだアズリエルを治療し終えていないのに………?

 

 

サノス「もうよせ。これ以上力を酷使したら、いくらお前でも、死ぬぞ?」

 

エデン「駄目。そんなことしたら、アズリエルが………アズリエルが…………。」

 

サノス「インフィニティ・ストーン6つも投影し、更に彼らが言う諸刃の剣一歩前の形態になったんだろ?それでまだ気をしっかり持ってるのが不思議だぞ?」

 

エデン「それでも…………、救わなきゃならないんだ………!まだ……………、此奴は…………此奴は……………!!」

 

アズリエル「やめて………。」

 

リリカ「アズリエル!!」

 

エデン「アズ………リエル………。」

 

 

少し息を吹き返したのか、直ぐにサノスの手を跳ね除け、アズリエルに駆けよる。

 

 

アズリエル「リリカ…………、ガル……いえ、エデン………。お父さん、お母さん、皆…………ありがとう………。でも、彼奴の言うとおり、もうすぐ………僕は───────」

 

エデン「何諦めているんだ!?リリカを残して、逝く気か!?まだ、まだ一緒にいてあげられるように、してやるから………!!勝手に、諦めるなよ!!」

 

アズリエル「………エデン、君は僕の事恨んでいるのに、妬んでいるのに、僕を救おうとしてるの?」

 

エデン「当たり前だ…………!!確かに、妬んでるさ。恨んでいるさ。けど、それはそれ。これはこれだ…………!!理由が何だろうと、お前を救わなきゃ…………救わなきゃ…………!!

 

 

お前が死んだら、リリカもアズゴアもトリエルも、俺達も悲しむだろ!!!!!」

 

アズリエル「…………。」

 

エデン「悔しいけどさ……………、お前なら…………リリカを幸せに出来るって…………思っちゃったんだ…………。

 

 

俺なんかより、お前なら…………絶対に…………幸せに出来るって……………思っちまったんだ………。なのに、なのにこんなところでくたばるなんて、ふざけんなよ!!

 

 

俺を見捨てていればいいだろ!!俺を庇わなきゃいいだろ!!!!そうすりゃ………、そうすりゃ……………、そんな死にかけに…………ならずに済んだんじゃないか…………。」

 

アズリエル「……………そんなことしたら、きっと彼奴は、僕達も殺していた。それに、彼奴を止めるのは、君だけなんでしょ?」

 

エデン「!?」

 

 

BGM変更 『just be friends -piano version-』

 

 

アズリエル「だったら、君を守らなきゃ、駄目でしょ?フラン達が行ったら、君は狂っちゃうでしょ?彼女達の後を、追うとするでしょ?」

 

エデン「だけど、だけどリリカは如何なんだよ!!!リリカは、今にも泣きそうだっていうのに、お前は……………お前は…………!!」

 

アズリエル「……………。」

 

 

リリカの顔を見てみると、涙を堪えながら、アズリエルを見ていた。セリカの方は、出来るだけ顔を見せないようにしていたが、頬に涙が零れていた。

 

 

エデン「お願い、生きてくれ…………!!リリカの為に、セリカの為に…………、生きてくれよ!!アズリエル・ドリーマー!!!!!」

 

アズリエル「……………それでも、無理だよ。」

 

リリカ「ッ!!」

 

エデン「何でだよ!!!何で、何で………!!」

 

アズリエル「でも、お願いが…………あるんだ……………。」

 

 

お願い?お願いって、一体何を………?何か、僕の胸に、何かを押し付けられているような………?一度、その押し付けられた何かを見ると、2つのカプセルと、1つのカードがあった。

 

 

エデン「『フリクス』のカード…………、こっちは………『アズリエル・ドリーマー』と………、『キャラ』のカプセル………?」

 

アズリエル「夢で………会ったんだ。キャラと、キャラとよく似た、その子から………。力になりたいって……………。エデンと、リリカの力に、なりたいって………。」

 

エデン「アズリエルとフリクスはともかく、なんでキャラが………?」

 

アズリエル「……………今更都合が良すぎているけど、君と同じく、償いたい………だって。許さなくてもいい。でも、償いぐらいは………させて…………って…………。」

 

エデン「…………。」

 

アズリエル「それと………、リリカとセリカの事、お願いね………?」

 

エデン「何を…………何を言ってるんだ…………?」

 

 

僕が、リリカとセリカを?なんで、何で僕なんだよ?

 

 

アズリエル「僕の中で、一番任せられそうな気がするから…………かな?」

 

エデン「そんなこと…………、そんなこと…………あり得ないよ…………!僕じゃなきゃ駄目なんかよ!?リリカを殺した僕を任せるなんて、正気じゃないよ!!!」

 

アズリエル「それでも、だよ…………。なんとなくだけど…………任せられそうな気がする…………。」

 

エデン「ふざけんなよ…………!ホントに………どうかしてるよ……………!!僕のせいで、俺のせいで…………幸せを奪ったってのに…………、任せるなんて…………任せるなんて……………おかしいよ……………。」

 

アズリエル「…………そんなこと言って、もし君が死んだら、彼女達を任せるとか、言うんでしょ?」

 

エデン「ッ!!!」

 

 

見透かされた!?

 

 

アズリエル「…………やっぱりね。」

 

リリカ「…………行かないで、ください。お願いですから、私を………置いていかないでください…………。」

 

アズリエル「ごめんね、リリカ。こんな事に、なっちゃって…………。」

 

エデン「ぁ…………。アズリエル…………。」

 

 

もう既に、足も手も消えかかってる。本当に、消えてしまうのか…………!?

 

 

アズリエル「時間………みたいだね…………。」

 

エデン「ッ~~~~~~~!!!サノス!!」

 

サノス「無理だ。」

 

エデン「何で!?」

 

サノス「贋作と言えど、奴が受けた技は、インフィニティ・ストーンを相殺するほどの力を宿していた。これを使っても、恐らく効くことはないだろう………。」

 

エデン「嘘だろ…………?また…………また僕は、救えなかったのか…………?また、目の前で、失うって言うのか…………?」

 

アズリエル「身勝手な僕で、ごめんね?やっと、家族と一緒になれたのに…………、リリカと結婚できたのに…………こうなっちゃって…………。

 

 

でも、最期に、トリエル母さんと、アズゴア父さんに………リリカと結婚できたって…………報告出来て…………、短い間だけど、リリカと一緒に暮らせて…………本当に良かった…………。」

 

 

もうすぐ顔も消えちゃう………。消えて欲しくない………、いなくなって欲しくない…………!

 

 

アズリエル「……………ありがとう、リリカ……………。君と出会えて……………、結婚出来て……………本当によかった……………。

 

 

エデン、どうか…………リリカの事、お願いね…………。』

 

 

けれど、現実は非情だった。アズリエルは………リリカの顔を見て笑顔を見せ、僕の顔を見ると、凛々しい顔を見せて、消えてなくなった。

 

 

塵も残さず、ソウルすらなく、『アズリエル・ドリーマー』は、皆に看取られながら、この世から去った…………。去って………しまった………。

 

 

リリカは声があげられないほど慟哭に濡れ、家族は、サンズたちは涙を流し、ザギははやてを抱えて泣き始め、フラン達は小声ながらも、謝りながら泣いていた。

 

 

そして僕は、その場から離れ、オルタが消えた場所に行く。其処には、『ノアエボルボトル』が落ちていて、それを手にする。

 

それを握りつぶすほど力を籠め、空を見上げる。今の僕の顔は、涙を流すも、表情は怒りと憎しみが込み上げていた。

とてもじゃないけど、誰も見せられないほど、酷い顔になっていたと思う………。

 

そして、空に向けて…………。

 

 

エデン「絶対に………………、絶対に……………!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に殺してやるぞ!!!オルタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

BGM終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーセイクリッドフォース・ザギ・マィティベースー

 

 

Undertaleの世界から出て、直ぐにマィティベースにて、『アズリエル』の葬式が始まった。

フラン達も、子ガルもラクトも参加したが、僕だけは参加せず、トレーニングルームにいた。

 

 

今の僕は、オルタに対しての憎悪に満ちていて、とてもじゃないけど、葬式に参加できるものじゃなかった。

そんな時…………。

 

 

英竜『ガル………あ、いやエデン。』

 

エデン「英竜………か?」

 

英竜『珍しいな、呼び捨てを…………いや、その顔から察するに、よほどのことがあったんだろ?』

 

エデン「………ああ。今の僕の顔、どうなってる?」

 

英竜『酷い顔だ。憎悪と怒り、そして悲しみが混ざりに混ざって、酷い顔になってる。』

 

エデン「そうか…………、相当…………酷い顔になってたんだな…………。それで、ゼロモニターは?」

 

英竜『完膚なきまでに倒した。だが、奴は妙なこと言ってた。確か、『所詮私は捨て駒。私が死んだところで、彼を止めることは出来ない。』って、言っていたが、如何いう事だ?』

 

エデン「……………オルタ。」

 

英竜『?』

 

エデン「恐らく、僕のオルタを差してる。ゼロモニターを倒しても、オルタを倒さない限り、戦いは終わらないと思う。」

 

英竜『エデンのオルタ、か。』

 

エデン「奴は見境なく滅ぼそうとしてる。星だろうと、神だろうと、何者であろうと、この世の総てを滅ぼす───────」

 

ベリアル『おい主!!聞こえるか!?』

 

英竜『ベリアル、如何した?』

 

ベリアル『たった今、別宇宙から報告が来たんだ。『ウルトラマンモンスターらしき巨人と、その後ろの『何か』が、一瞬のうちで宇宙が滅んだ』と!!』

 

英竜『何!?』

 

エデン「映像は!?」

 

ベリアル『これだ!!』

 

 

その映像から、まるで醜く、とてもじゃないが生物とは思えないような姿……………。

 

 

英竜『何だ、これがウルトラマンモンスター?ここまで醜悪な奴───────』

 

エデン「ベリアル!!!その宇宙空間を誰も入れないように閉鎖しろ!!」

 

ベリアル『如何した急に?』

 

エデン「クソ!!あの野郎…………全てを滅ぼすために、まさか『R-type』世界の『バイド』を使ってくるとは…………!!!」

 

英竜『バイド!?』

 

エデン「すぐに避難勧告をだせ!!!バイド化させられるぞ!!!お姉ちゃん、いくらその身体でも、あのバイドは第六天波旬………いや、サノスなんかでもバイド化させられる!!絶対に戦うな!!!!」

 

 

クソ、最悪だ。よりにもよって彼奴、『バイド』を使ってきたのかよ。アズリエルが死んだ次は、他の宇宙がバイドに陥落………!

 

 

……………絶対に殺さなくては。絶対に、彼奴を…………!!『エデンオルタ』を、この手で殺してやる!!!

 

 

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