Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
ーエデンの実家ー ー昼ノ刻ー
エデンside
取り敢えず、父さんの言うとおりに中に入ると、急にクラッカーの音だけじゃなく、花火の音が聞こえ、そこにいたのは何故か派手な格好をしてる兄さん達や、かつての友人たちがすっごい笑顔で迎えてきた。
ルッチ達『ガルッチ!!事件解決、おめでとう!!』
エデン達『( ゚д゚)ポカーン』
事件解決?えっと、何の話だ?あまりにもビックリしすぎて、思考回路が追い付かないんだけど………。
カレン「ちょ、ちょっと?何ポケーっとしてんのよ?」
エデン「いやまず、何の祝いだ?」
ルッチ「え?父さんから何も聞いてないの?」
フラン「お兄様から聞けば分かるって、言われたけど?」
切嗣「え、フィンは何しているんだ?」
エデン「姉さんと交戦中。」
アビス「貴方の父親と姉さん何しているんですか!?」
マーリン「それは勿論ナニ───────」
【ガッシャット!!キメワザ!!】
【ゲキトツクリティカルストライク!!】
エデン「淫魔ーリンは失せろって言ってるやろが!!!」
マーリン「ヒデブッ!?」【GREAT!!】
切嗣「また元凶が何か言いだしたよ…………。僕の妻を変なことさせやがって……。」ジャキン
リリカ「えーっと、そもそも何のパーティーなんですか?」
ルッチ「ホントに何も聞かれてないのね……………。」
DIO「丁度いい機会だ。教えてやろう。このパーティーはだな、『次元史上最大最悪の絶望的な悪夢事件』を解決してくれたエデン達の為に、パーティーを開いたんだ。」
あー、そういうことか。ようやく分かった。確かに解決はしたな。断面的に。
エデン「そうか。でも───────」
エア「みんな待ってたのよ。パーティーの準備とか、色々とね?」
エデン「あー───────」
ノーム「お主がまだ来ないか来ないかで、待ちぼうけていたところでな。」
あ、これ絶対聞かない奴だ。これで何度目だっけ?
アルファス「ほら来いよ、お前がメインだからさ。辛いことがあり過ぎて病んでただろ?」
マルフォイ「まだやらなきゃならねえことがあるのは知ってんだ。けど今は、この時を楽しめ。」
エデン「え?」
ルッチ「ガルッチの事だ。まだやるべきことがあるんでしょ?」
切嗣「全部、僕からの情報網でね。『バイド』の事も、『エデンオルタ』の情報もしっかり入ってる。」
なんだ全部知ってたのか………。って、ちょっと待て?
エデン「まさか、その情報───────」
切嗣「大丈夫だ。とはいえ、一般的な情報は全員に知れ渡ってしまったから、全員がどうかは謎だ。まぁ多数は別人と思っている。少数はお前だと思って、レジスタンスを結成している。」
アイリ「一応防衛結界は張ってあるし、何があっても対応は出来ると思う。」
子ガル「考えなし、って訳じゃないんだ………。」
リリカ「そのようですが………、ガルッチさんに対してのレジスタンスが居たのは驚きました。」
エデン「だからって、パーティーって……………。」
『ガッチャーン!!』
全員『!?』
何かガラスが割れた音が聞こえ、そっちに振り向くと、なんと父さんがボロボロな姿でふっ飛ばされていて、そこで追い討ちをかけようと姉さんが襲ってきた。
ってか、続いてたんかよ…………。しかもボロボロって…………。
フィン「チッ!何時の間にかそこまで成長しやがって…………!!」
ラルッチ「絶対に殺してやる…………!!私を捨てたお前を…………!!お前なんか、お前なんか…………!!」
エデン「?」
なんか様子がおかしい。姉さんの目って、そんなに『黒』かった………?
エア「ちょ、ちょっと………。そこまでに───────」
ラルッチ「!!」
エア「え?」
ラルッチ「あんたも殺してやる…………!!絶対に、絶対に───────」
華怜「不味いわね。」
エデン「やっぱり、母上も感じるんですか?」
華怜「ええ。あの子、何かしらの呪いにかかってる。憎めば憎むほど強くなり、最悪の場合全てを滅ぼすこともできる、そんな危ない呪いにかかってる。
このままだと、あの二人死ぬわよ。」
リリカ「!?」
エデン「だったら………!!」
『絶望せよ!不幸を知らぬ者たちよ!哀しき物語と結末と共に!!』
『深夜廻!!』
エデン「コトワリさま、『縁切り』の力、お借りします!!」
アヌビス、別の剣に憑依することは?
アヌビス『ああ、可能だぜ。今の俺ならな。』
よし、なら今から抜く剣に憑依して!!
アヌビス『そいつって、相当危ない代物のか!?』
いいから!!
アヌビス『了解!!』
憑依完了、後は魔眼を発動させて、呪いの『縁』を斬る!!
ラルッチ「ッ!!貴様、邪魔をする気か───────」
エデン「邪魔してやるよ。クソ姉貴!!そんな下らねえ呪いそのものを断ち切ってやる!!『終焉』!!」
ラルッチ「ア”ア”ア”アアアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!殺す殺す殺すコRO素───────」
エア「待って!!ラルッチを殺しちゃ───────」
呪いの線は、そこか!!『闇に満ちし虚樹の魔剣』よ、我に応えよ!!
エデン「『呪いよ』、『その憎しみの縁よ』、『断ち切れ』!!」
姉さんは家族なのは分かってる。躊躇いを持てば、きっと殺される。ならば、思いっきり!!
フィン「ガルッチ!?」
ルッチ「まさか、本気で振り下ろす気!?」
エア「貴方の姉を!?」
今度は此方に襲い掛かる姉さんに向けて走り、攻撃を避けてから…………。
『ズバッ!!!!!!』
全員『!?』
思いっきり斬りつけた。ためらいなく、家族としてではなく、1人の『敵』として、思いっきり、心臓諸共、斬りつけた。
ラルッチ「お…………の…………………れ…………………!?」
切り傷も付けず、血も流さないまま、姉さんは僕から借りたガシャコンキースラッシャーを落として、そのまま倒れ込んだ。
フィン「おまっ、自分で何をやったのか分かってんのか!?」
リリカ「何でしょう、このデジャブ感。」
エデン「……………ちょっと調べ───────」
『シュバッ!!』
全員『え?』
姉さんが飛んだ!?まさか、縁切りの力でも断ち切れて───────
『ガシッ!』
エデン「へ?」
ラルッチ「ちょっとォォォォォォォッ!!!!!!滅茶苦茶痛かったわよォォォォォォォォ!!!!!!でも可愛い弟だから許しちゃうゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!」
全員『( ゚д゚)ポカーン』
エデン「…………なにこれ?」
全員『いや、僕/私/おいどん/俺も聞きたい。』
この様子からして呪いが解けたって思えばいいだろうけど、敢えて言うなら…………。
エデン「……………姉弟との縁も切るべきだったか?」
ラルッチ「ちょちょちょ!?やめて!?その縁だけ切るのやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フィン「お前の目、なんかガチだったぞ…………。」
リリカ「ガルッチさん、それある意味彼女にとって死刑宣告なのでは………?」
っとまぁそんなこんなで、取り敢えず命の別状はない姉さんを一度部屋に寝かせた後、何事もなかったかのようにパーティーが始まった。
でも、リリカと僕、セリカ、そして陰陽師や巫女をやってた父上と母上だけは、姉さんの黒い目の方を考えていた。
一体誰が、あの呪いをかけたのか…………。そう思いながら………。
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