※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode325 残響(ECHO)をヒビカセて

ー宇宙全域ー

 

 

エデン「これで、骨のあるバイド達を倒せたかな?」

 

こいし「わかんない。多分、他にもいるかもしれないけど、少なくとも苦戦を強いられていたバイド達は倒したと思うよ。」

 

フラン「あと残ってると言ったら、ウルトラマンバイドとか、それと同等の強さを持った奴らだけだね。」

 

 

ゲムデウスクロノスを倒し、他の苦戦している軍のところに向かっては助けての繰り返しをしているうちに、バイド軍の数も減り始めていた。

 

 

ルッチ『ガルッチ?そっちは如何?』

 

エデン「兄さん、こっちは順調に行ってる。ついでとして、苦戦してる軍に行っては助けてる。」

 

ルッチ『今オリジナル・バイドの情報があったんだ。そっちが時間稼ぎしてくれたおかげで、ようやく居場所と時間軸を見つけたんだ。』

 

エデン「ホントか!?」

 

ルッチ『その時間軸に行って、そのバイドを倒せば歴史は改竄出来るかも。ゲート開くから、こっちに戻って来て。』

 

エデン「了解。3人とも、オリジナル・バイドが見つかったって!」

 

イリヤ「って事は…………!」

 

ルビー『バイド達を全滅させるチャンス!!』

 

エデン「急いで戻るぞ!!」

 

 

流石にこの先を追ってこないことを判断し、4人もすぐさま撤退する。念のためバイド達が来ないように強力な結界や空間で一部を隔離させ、突破できないように衛星を仕掛けていった。

 

 

エデン「徐々に十三王神の力を使いこなせつつあるな。抗バイド用のDNAも作成段階まで至ったし、未知なる力も、使えるだけのものになってきたが、運が必須っていうのが…………あれだなぁ。」

 

ルビー『あれはもはや、『パルプンテ』ですよねぇ…………。』

 

エデン「メタイ話、ドラクエ10だとあれ『必殺技』に変わってるしな。錬金職だけじゃなく、必殺技まで昇格って………。

多分どの魔法でもここまで出世したものないだろ………。(作者談)」

 

こいし「ホントにメタイ事言うのね。」

 

 

ー宇宙戦艦前ー

 

 

エデンside

 

 

やっと見つけたのか。オリジナル・バイドがどこにあったのか。

 

 

エルメロイ二世『来たか、4人とも。今から君達に、『R-type』前の26世紀へのゲートを開く。』

 

 

え?

 

 

ルッチ『そこに飛ばす理由だけど、エデン。今の君は『インフィニティ・ストーン』何だよね?』

 

エデン「それを、何処で!?」

 

ルッチ『サノスって人から聞いた。それで、その過去の世界まで飛ばす理由の一つは、オリジナル・バイドを『空間転送』される前に潰せば、何とかなる。』

 

こいし「でも、そうなるとタイムパラドックスが起こるんじゃ───────」

 

エルメロイ二世『そのために、エデンを使う。今のエデンは、『インフィニティ・ストーン』を投影することが出来る。ならば、することは分かるだろう?』

 

 

もしかして………、『現実』を使えと!?

 

 

エデン「そういう事か。」

 

イリヤ「え、何をすべきか分かったの!?」

 

エデン「兄さん!!すぐにゲートを!!」

 

ルッチ『分かった。ディメンションゲートを開け!!もたもたするな!!』

 

フラン「ねぇ、一体どうするの?」

 

エデン「リアリティー・ストーンを使って、歴史改竄させる。上手く行けば、バイドは22世紀に来たことにならなくなる。その代わり、『R-type』の世界は『剪定事象』となり、物語としても、世界としても消滅する。」

 

ルビー『無実の人もいるにもかかわらず、その人達全員を消すと?』

 

エデン「残酷だろう。けど、元よりそれを止めなかった彼等にも責任がある。いかなる理由があれど、バイドを開発してとんでもないことになるぐらいなら、その世界を否定させた方がいい。」

 

イリヤ「お兄ちゃん………。」

 

エデン「フラン達や、この世界の人達が、バイドに飲み込まれてしまう未来に、させたくない。

もう、失わせない。誰も、フラン達も………、ザギ達も………!!お姉ちゃんたちも!!!」

 

ルッチ『ゲート展開完了!!ガルッチ!!急いで向かって!!』

 

 

兄さんの声と共に、戦艦の目の前に緑色のゲートが開かれていた。バイドを消すために、1つの世界を滅ぼす。

 

そう覚悟を決め、フラン達を連れて『R-type』の世界に向かった。バイドが敵の星系に空間転送する前まで。

 

 

絶対に、やらせてなるものか!!

 

 

sideout

 

 

ーR-typeの世界ー

 

 

「…………。」

 

「如何した?」

 

「この兵器で、本当に奴らを滅ぼせるのでしょうか?」

 

「さぁな。だが、この兵器なら、奴らだっておしまいだ。」

 

 

一方で、此方は1機のバイド輸送艦の護衛艦。空間転送するまでの間、数百機の護衛艦などが発艦していた。

そんな時だった。

 

 

「?」

 

「何だ?なんか蔦のようなものがバイドに───────」

 

 

『グサッ!!』

 

 

「なっ!?」

 

「ば、バイドが入った輸送艦に刺した!?」

 

「襲撃か!?まさか、奴らじゃ───────」

 

「いやいや、いくら何でもツタで突けるか!?」

 

『こちらバイド輸送艦!!緊急事態発生した!!』

 

「こちら護衛艦。如何した!?」

 

『先のツタの攻撃が倉庫に直撃し、そこにあったバイドが消滅し始めました!!』

 

「ハァ!?あの生物兵器が!?」

 

『今原因究明を───────』

 

 

通信が続いてる最中に、その輸送艦は爆発を起こし、通信が途絶える。

 

 

「まさか、敵星からの奇襲!?既に対策を───────」

 

『輸送部隊全滅!!ですが、全滅させた者の姿を現しました!!』

 

「一体どんな……………!?」

 

『そ、それが…………。機体でもなく、我々と同じ……………いえ、どういえばいいのか……………。』

 

「特徴は!?特徴はないのか!?」

 

『特徴ですが、共通なところは…………地球と同じような服装を着込み、中世などが持ってそうな武器などを、いえ、1名は杖のようなものを振っていました。』

 

「は、ハァ?ここ宇宙だぞ!?宇宙服も着ずに、輸送部隊を全滅させたというのか!?」

 

『そうというほかありません!!』

 

「と、兎に角、そいつ等を何とかとらえて───────」

 

 

まだ話している最中にも関わらず、彼が乗っていた戦艦は爆散した。

 

 

そして、エデン達はというと………。

 

 

エデン「オリジナル・バイドは殲滅完了。残った護衛部隊も逃がすな!!」

 

フラン「全滅すればいいの?」

 

エデン「ああ!!おもいっきしやれ!!」

 

 

この世界に来て早々、バイドを輸送している部隊を見つけたと同時に、自然王神の力を使い、全輸送機に向けて刺し、抗バイド用のDNAが入った水蒸気を流し込ませた。

その結果、その中にあったバイド達は消滅。何もなくなった輸送機は、ツタに握り占められ、自爆する。

 

 

そして今は、数百機もいる護衛艦を全滅させていた。

 

 

『ズドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

フラン「これで良し。」

 

エデン「他の方にも行くぞ。時間は有限だしね。こいしには悪いけど、地球に行ってバイドなどの資料を回収してきて。」

 

こいし「資料全部?」

 

エデン「ああ。ほい。」

 

 

そう言って、『スペース・ストーン』を投影させ、それをバッグのようなものに変化させた。

 

 

イリヤ「お兄ちゃん!?どうやったの!?」

 

エデン「ああ。改造魔法も使ったんだ。それを形に変えて、使いやすいようにバッグ型に変えた。これなら無限に入るぞ。」

 

こいし「ありがとう。それじゃあ急いで地球に向かうね?」

 

エデン「まって、イリヤも行って。こいしのサポートとして。」

 

イリヤ「分かった。」

 

ルビー『ヘマしないようにフォローしますね。』

 

エデン「フラン、次の輸送部隊の方に向かうぞ。」

 

フラン「うん。」

 

エデン「…………とはいえ、本物に近い程の『インフィニティ・ストーン』を作ったのに、疲労感がないな…………。

徐々に感覚がなくなっているのかな?」

 

フラン「ヤバくなったら、直ぐに撤退しようね?」

 

エデン「ああ。頼む。」

 

 

そうして、エデンとフランは他の輸送部隊へ。こいしとイリヤは、地球へ赴きバイドなどに関する資料を盗りに行った。

 

 

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