※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode333 忌まわしき記憶の決別

ー終焉前の世界ー

 

 

エデンside

 

 

ザギはノアオルタを、リリカとセリカはアズリエルオルタを倒すために別れを告げ、その先に来た場所は、何処かの橋に立っていた。

身に覚えのないはずの場所だが、この橋に来た途端、思い出した。いや、思い出してしまった。

 

 

この場所こそ、本当の全ての始まりであり、自分が化物へと変貌してしまった場所でもあった。

 

 

確かに、その頃の僕は『愚か』で、『我儘』で『幼稚』、『変化』に恐怖して『逃げ』続けてきた、『憐れな』人間(化物)だった。

 

やったのは自分だと認めたくなく、偽善のように変に真面目になり…………。

 

 

ある日の境、自分の何かが爆発し、この橋に来て…………『自殺』した。この世界に、『憎しみ』と『怒り』などの負の感情に包まれた『怨念』が、その世界に残った。

 

 

僕の本当の前世は、IFの現実世界の住人。それも、中学で、一線を越えて『自殺』をしていたのかもしれない、IFの『風龍』だった………。

 

 

エデン「『『……………思い出すだけで、ここまで反吐が出そうになるとは…………つくづく自分が大っ嫌いだって事が、分かる気がするな………。』』」

 

ゴジラ『なるほど。俺もその記憶を読み取らせてもらったが、確かに吐き気がするな。こんなのが、かつてのIFの『風龍』とはな。』

 

ストリングス『ですが、貴方はIFの『深緑風龍』なんかではありません。貴方と彼とは全く違う存在なので、気にしなくていいんですよ。』

 

ニャルさん『私もそう思う。確かにあなたにとっては本当の前世かもしれないけど、そんなもの一々気にしてもしょうがないでしょ?

 

 

それと言わせてもらうと、貴方の前世はこんなものじゃなく、『シン・ゴジラ』でいいんじゃないかな?前世が怪獣王って、新鮮だと思うし。』

 

エデン「『『…………でも、けりは付けておくよ。こんな記憶があるだけでも、『邪魔』で仕方ないしね。』』」

 

ゴジラ『それでいい。貴様の前世は俺だ。IFの『風龍』なんかじゃない。だろ?』

 

 

ゴジラ、ストリングス、ニャルさんがその前世を否定してくれているおかげか、少し落ち着いてきた。

そうだ、こんな記憶は邪魔だ。だから、切り捨てることに決意した。

 

 

そう思った時、偶然『自分』と思わしき者が現れて、自殺を図ろうとしているところを目撃した。

その視線に気づいたのか、振り返らず、ただただ怒りと憎しみがこもった冷たい声で話しかけてきた。

 

 

「誰なの?今から僕、やらなきゃいけないんだけど。」

 

エデン「『『自殺を、か?』』」

 

「そう。もう我慢の限界なんだよ、あの女先生………死ねばいいのに………!殺したい程憎い!!」

 

エデン「『『なら何で自殺するんだ?殺す度胸もないくせに?』』」

 

「……………なんなんだ、お前は。あの女先生から言われたのか?僕を連れ戻せって、そういう事か?」

 

エデン「『『生憎と、無関係だ───────』』」

 

「嘘だ!!そんなの、信じるものか!!絶対にそう言われたんだろ!?」

 

エデン「『『……………あの女先生なのは誰なのか知らねぇが、まずそんなもの出会ってどうすんだ?まずそんなアマに興味ねぇんだよ。』』」

 

「じゃあ何だよ?『自殺するな、お前の家族を悲しませる気か?』とか、お決まりの台詞でも言うのか?だったら、お断りだ。

 

僕が死んだところで、誰も気にしないしな。」

 

 

はぁ、話しかけるだけでもここまで苛立つとは………。まぁいい、本題に入るか。

 

 

エデン「『『生憎と、自殺するなとか、そんなこというつもりはねぇよ。むしろ、逆だ。』』」

 

「………逆?」

 

エデン「『『俺はな、『お前を殺し』に来たんだよ。』』」

 

「僕を……………?こんな、今から自殺しようとしてる僕を、殺しに!?頭おかしいんじゃないの!?」

 

エデン「『『自殺されちゃあ困るんだよ。

 

 

だって、お前のせいで、こっちは苦しむ羽目になったんだぞ?』』」

 

「何言って───────」

 

エデン「『『テメェが自殺したところで、未来でも迷惑極まりない傷痕が残ってんだよ。如何してくれるっていうんだ?』』」

 

「さっぱり分かんないよ…………!そもそも、そうなったとしたら、お前のせいだろうが!!僕は関係ないんだよ!!」

 

エデン「『『関係が無かったらさ、僕はこんな苦しみに抱かないし、お前を殺しに来ないよ。

 

なら何で、殺しに来たと思う?』』」

 

「そんなの───────」

 

エデン「『『簡単だ。

 

 

『俺』はお前、未来から来たお前なんだよ。』』」

 

 

自殺しようとしていた『存在』が、全く分かんない顔をしている。当然だ、こんな事言っても理解できやしない。

理解してもらいたくない。

 

 

エデン「『『テメェのような野郎に、天国にも地獄にも逝かせるつもりはない。そもそも、お前のような化物に、居場所を与えるつもりも一切ない。

 

 

自殺される前に、俺の手で殺してやるよ。』』」

 

「何だよ…………………それ……………、意味わかんないよ………!?僕が悪いっていうんかよ!?やっぱり最初っからいらないって言うのかよ!!」

 

エデン「『『そうだよ!お前はいらない子、最初から消えるべき化物だったんだ!!』』」

 

 

【ガシャコンキースラッシャー!】

 

 

エデン「『『だから消えろ。死ね。望み通り、未来の俺が『存在そのものを抹消してやるよ』!!』』」

 

 

【デンジャラスゾンビィ!】

 

 

【デンジャラスクトゥルー!】

 

 

【【ガッシャット!!キメワザ!!】】

 

 

【ダブルデンジャラスクリティカルエンド!!】

 

 

「なんだよ…………何だよそれ……………!?だったら、だったら何でみんなそうはっきりと言って───────」

 

 

後に続く言葉を言わせないまま、そのまま殺害。それだけでなく、『魔眼』を発現させて、精神も魂の『死の線』を断ち切らせ、肉体だけ残った。

 

 

そして、自分の本当の記憶が失う間近、死体の自分にこう言い捨ててやった。

 

 

エデン「『『みんな、お前と同じ化物だっただけだ。最も、お前の方が化物だったがな。』』」

 

 

そのままキースラッシャーを片付けると同時に、黒い扉のようなものが現れ、そこに入った。そしてその橋が視界に消える前に、後ろを振り向くと、男性2名がやって来て、『誰か』の死体に気付いて向かってきた。

 

 

そこで終わり、橋の景色は消え、そのまま前に向いた。其処には、巨大な渦のようなものが床にあり、その中央には、最も憎むべき存在であり、アズリエルの仇、『エデンオルタ』が待っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エデンオルタ「ようやく来たか、来るのを待ってたぜ。」

 

エデン「『『…………オルタ。貴様だけは消してやる!』』」

 

 

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