Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-???-
プロトガルッチside
『…………!!……………!』
『……………。』
ん?何だか騒がしいな、侵入者か何か要るのか?
ダークルシフェル「あ、おっはよ~。ぐっすりねむってたねぇ~。」
プロトガルッチ「ああ………。それより、何の騒ぎだ?」
ダークルシフェル「うーん、行ってみた方がいいかも。」
プロトガルッチ「了解。」
一体何の騒ぎだ?まぁ、よく眠れたから別に構わないが、こうも騒がしいとなると………。
プロトガルッチ「教官、この騒ぎはなんですか?」
キース「おー、ガルッチ。丁度良いところに来た。見たまえ、この者が私の部下を蘇らせたのだ。」
プロトガルッチ「えーっと?」
???「カオスヘッダーだ。今はカオスフレディになってるが、まぁ宜しく頼むぜ。」
プロトガルッチ「そうか。宜しく頼む。………と言うことは、『仮面ライダークロニクルガシャット』を?」
エッグマンネガ「その通りです。とはいえ、先ずはデータをコピーしなくては。」
カオスフレディ「ところで、仮面ライダークロニクルって何だ?」
『ズコッ!』
エッグマンネガ「そこから!?」
ガルッチ「知らないのか………。実際僕も知らないが。」
『ズコッ!』
エッグマンネガ「貴方もですか!?」
アームストロング「仮面ライダークロニクル………か。そういえば、噂で聞いたことがあるんだが。」
エッグマンネガ「?」
アームストロング「何でも、『幻夢コーポレーション』って奴等は、『仮面ライダークロニクルガシャット』を作ったことがあるそうだ。」
キースとプロトガルッチ以外の全員『幻夢コーポレーション?』
そういえば、説明全くしてなかったな。
プロトガルッチ「幻夢コーポレーションっていうのは、ゲームメーカーの人気が高く、ゲーマドライバーとライダーガシャットを開発した企業なんだ。」
エッグマンネガ「エグゼイドを作った会社ですか…………。」
アームストロング「む?そういえば、アメリカでも聞いたことあるぞ。その会社はゲーム界でも相当な有名企業だと。」
ヴォルギン「私は知らんな。その頃、冷戦だったし。」
キース「…………私は事前にガルッチに聞いたからまだ良いが。」
エッグマンネガ「っていうかガッツリ知っているじゃないですか。」
プロトガルッチ「あくまで断片的な物で、そこまで知ってるわけじゃない。それにだ、仮に『仮面ライダークロニクルガシャット』を開発するのはいいが、お前達が生き返ったとは言え、相手はフレディ達だ。それに加えて、僕とは違うもう一人の『僕』等の切り札もいる。でも、あっちの『僕』はイズマエル戦で、心に大きく深い傷を負ってるため、戦線離脱してる。」
キース「彼奴、戦線離脱していたのか。」
プロトガルッチ「それでも、他の奴らが強いから、油断は出来ないぞ。」
カオスフレディ「まぁ、あれはチート性能があるからなぁ………。せめて、奴らにも勝てそうな方法は…………。」
『シュン!』
???「ほう、此処がか。」
!? 何だあの人!?
キース「何!?」
エッグマンネガ「侵入者!?」
キース「貴様、何者だ!!どうやって侵入してきた!!」
???「私か?私は『幻夢コーポレーション』の社長の『檀正宗』と申す。こちらは私の右腕。」
???「『鏡飛彩』だ。宜しく頼む。」
アームストロング「なんと!!貴方が『幻夢コーポレーション』の!!正宗、だったか。お目にかかれて光栄だ。」
正宗「む?もしや貴方が、アームストロング上院議員?ある事件で亡くなったと聞いたのですが。」
アームストロング「あぁ、こちらも事情がありましたが、なんとか復活出来たのですよ。」
おいおい、知り合いだったのか。
正宗「さて、いきなり来て早々済みませんが、そちらで『仮面ライダークロニクルガシャット』の開発をしているそうですね。」
エッグマンネガ「え、ええ。」
正宗「まぁ、其方も何かしらの事情で開発を進めようとしていますが、それを作るのでしたら、この私やタドルレガシー、つまり彼ですが、参戦しましょう。」
キース「………というと?」
正宗「要するに、えーっと彼何というのだ?」
プロトガルッチ「キース・シャーディス教官といいます。僕はラーク・バスター・ガルッチ。教官と協力関係で結んでいます。」
正宗「なるほど、キースですか。ならばキース、私と共闘しませんか?互いの利益のためにも。」
まぁ、此方の仲間が増えることは、喜ばしいものだしな。ん?なんか異空間から誰かが…………。
???「その話、聞かせて貰いました。」
???「私もだ。というか、まだ来るけどな。」
プロトガルッチ「ちょっと待て!誰なの!?」
???「私はアクドス・ギル。それで其方は?」
???「私か?私は蛮野天十郎、またの名を『ゴルドドライブ』だ。というか、まだ来るぞ。」
全員『え?』
天十郎と呼ぶ男の言うとおり、確かにまだ居た。今度は人間と、何やら人間にしては刺青らしきものがあった。
???「初めまして諸君。俺はシド。『仮面ライダーシグルド』だ。」
???「俺は大道克己。またの名を、『仮面ライダーエターナル』。」
その二人が名乗った途端、異空間は消失した。どうやら彼らで最後だったようだ。
正宗「ふむ、これで勢揃いだな。となれば、後は開発に進むだけか。」
キース「…………よし、復活した貴様ら、それぞれ自分の部屋に戻れ。そして檀、アクドス、蛮野、シド、大道。貴様らは私の部屋に来たまえ。歓迎しよう。」
全員『ハッ!!』
プロトガルッチ「まぁいいけどさ、あまり無理はするなよ。こっちはこっちで好きにさせて貰うから。」
さてと、こう言う展開になったが、まだ気づいていないだろうな。フレディ達は。まぁ今は、あの飛彩って奴に話し掛けるか。
プロトガルッチ「随分と悩んでるな。」
飛彩「? 分かるのか?」
プロトガルッチ「端から見ればな。どっからどう見ても、何かを失ったような目だ。僕と同じ、大切な物が失われたような目だ。」
飛彩「…………お前も、俺と同じ?」
プロトガルッチ「そうだ。だから、これだけは言っておく。『彼女の想いを、裏切るな』。じゃあね。」
まぁ、僕にも言えることとは言え、彼奴はまだ引き返せるかも知れない。僕はもう、遅すぎるし…………。
プロトガルッチ「戻ったぞ。」
ダークルシフェル「おっかえり~。どうだった~?」
プロトガルッチ「なんか凄いことになりそうだぞ。そっちは?」
ダークルシフェル「う~ん、ボチボチかな~。」
プロトガルッチ「そうか。」
……………いずれ、ザギ達がここに来るのも、時間の問題かな。そうなったら、この子は…………。
…………………………そんなの駄目だ、必ず守らないと。
sideChange
-地獄-
ガルッチside
『バキンッ!』
ニブルヘイム「もう終わりだ、いい加減諦めたらどうだ?」
遂に銅の剣は折れてしまった。だけど、僕の刃は、未だに折れていなかった。
ガルッチ「まだ、折れていない。」
ニブルヘイム「剣もないお前にか?」
ガルッチ「剣?あるじゃないか。」
『シュッ!!』
ニブルヘイム「なっ!?」
ガルッチ「僕が、『剣』であり、『刃』だ!!」
たった一突きの拳が、ニブルヘイムの胸を貫かせた。
ニブルヘイム「………!!」
『あ、彼奴!!』
『つ、遂にやりやがった!!』
『しかも此奴、致命傷を負わせたぞ!?』
ガルッチ「どうだ、此が僕の覚悟。それだけ、僕は貴方に鍛えて貰いたいんです。」
ニブルヘイム「……………分かった。だが、済まないが……………、駄目だ。」
ガルッチ「なっ!?」
そんな…………、致命傷を負わせたのに、駄目だったというのか?
ニブルヘイム「語弊があったな。要するに、お前に教える物はないんだ。」
ガルッチ「じゃあ…………、無意味だったのか?」
ニブルヘイム「違う、お前の不屈に負けた。しかもその強さならば、試練を乗り越えるかも知れない。」
ガルッチ「試練ですか?」
ニブルヘイム「そうだ。『心』、『技』、『力』、『勇気』、『知恵』、『慈愛』、『剣』。この7つの試練に合格すれば、それ以上の強さを得られるはずだ。」
ガルッチ「その試練は、どこで?」
ニブルヘイム「あの魔法陣に乗れば、7つの祠がある場所に行ける。どちらも苦行だが、お前なら出来る。さぁ、行け!」
……………よし、だったらクリアしてみせる。待ってて、皆。必ず帰るからね。
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