※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode334 黒と虹

ー終焉の中心ー

 

 

エデンオルタ「随分と、染まってきたじゃないか…………?貴様の髪の色が、汚らわしい虹色に輝いているじゃないか?」

 

エデン「『『虹色?』』」

 

 

オルタの言葉に疑問を持ち、一度鏡を投影し自分に移すと、前髪の4割は虹色、1割は白銀色、2割が濡羽色、そして残りの3割は自分の髪の色になっていることに驚いた。

エデンの知らない間に、自分の髪の色が変わっていたことに、全く気付いていなかったのだ。

 

 

エデン「『『そんなこと知ってどうするっていうんだ?』』」

 

エデンオルタ「別に、死装束に相応しい色に染まってんなって、思ってな。」

 

エデン「『『抜かせ。どのみち貴様も、俺の手で滅ぼすんだ。この世界を消させやしない。』』」

 

エデンオルタ「ハハハハ!!全く、お前の頭はトンチンカンだな!?こんな下らない世界を守って、何になるっていうんだ!?

 

 

お前もみただろ、奴らの本性を!!」

 

エデン「『『見たさ。奴らのクズっぷりを、自分の事しか考えない愚かな思想を。』』」

 

エデンオルタ「どうせ世界を救っても、何時かお前に感謝されなくなる。崇める者すらいなくなる。彼奴らは、そう言う存在だって、お前も理解しているだろうに…………。」

 

エデン「『『理解してるさ。』』」

 

エデンオルタ「なら何故そういう奴らの為に戦う!?自分を犠牲にしてでも世界を救う価値があるとでも言うのか!?

 

 

そんな下らない世界の為に死にに来るなんて、貴様は筋金入りの偽善者だ!!」

 

 

しかし、エデンはため息をつく。

 

 

エデン「『『偽善者?僕は元々英雄になりたくてここに来てんじゃねえ。世界を救いに来たのは確かにある。だが、それはおまけに過ぎない。

 

約束さえなければ、世界がどうなろうと知ったこっちゃねぇ。』』」

 

エデンオルタ「は?」

 

エデン「『『確かに、テメェの言う通りなのが癪だが、この世界を救う価値なんてない。最低最悪な屑共、救ってあげたにもかかわらず、恩を仇で返すような連中だって、この目で見たさ。

力や集団に入れば、まるで自制が外れたかのように言いたい放題のような奴だ。見殺しにした方が、むしろ賢明かもな?

 

 

だが、兄さんと約束しちまったんだ。いや、兄さんだけじゃない。父さん、母さん達にも約束したんだ。『世界を救いに行ってきます』って。約束は破るわけにはいかないしな。いや、一つ破っちゃったけど、それ以外は、守らなきゃならない。』』」

 

エデンオルタ「たかが、約束の為だけに………?」

 

エデン「『『そうさ。だから世界を救うのはおまけ。まぁ、同時で行う事だから、あれだがな。

 

 

僕の目的はな、『贖罪を果たす』事、『アズリエルの仇を討つ』事の2つだ。自分の贖罪を死を以て償うために、リリカの夫であるアズリエル・ドリーマーを殺した貴様に仇を討つために、俺はここにいる。

 

 

それが僕の目的。『復讐』と『罪の清算』の為に、オルタ………ここで殺す!!』』」

 

 

エデンはすぐさまベルトを付け、ラッシュマッチレスを取り出した。

 

 

エデン「『『貴様の居場所なぞ、何処にもない。1人寂しく死ね!!『エデンオルタ』!!』』」

 

 

【ラッシュマッチレス!!】

 

 

エデンオルタ「………………そうかよ。」

 

 

『EVOLDRIVER!!』

 

 

一方でオルタは『エボルドライバー』を取り出し腰につけ、2本のエボルボトルを取り出し、キャップを回した。

 

 

エデンオルタ「なら後は、殺し合いだ。お前を倒して、総てを無に還してやる!!」

 

 

『DESPAIR!RIDERSYSTEM!EVOLUTION!!』

 

 

【ガッシャット!!】

 

 

エデン「『『戦術Lv2!!』』」

 

 

エデンがレバーを開くと同時に、オルタはレバーを回す。そしてあの言葉と共に…………。

 

 

『Are you ready?』

 

 

エデン「『『『融合変身(フュージョン・トランスフォーム)』!!』』」

 

エデンオルタ「変身!!」

 

 

【ガッチャーン!!レベルアップ!】

 

 

【一騎当千!天下無双!ラッシュラッシュマッチレス!!】

 

 

『DESPAIR!DESPAIR!EVOLDESPAIR!フッハッハッハッハッハ!!!』

 

 

エデンオルタ「始めようか、世界の終焉までの戦いを………!!!」

 

エデン「『『今からみせるは、数多の繋がりで出来た刃!幻想と希望の剣!!恐れずしてかかってこい!!!』』」

 

 

ここに、ザギはノアオルタと、リリカとセリカはアズリエルオルタを、そしてエデンは自分自身のオルタの戦いは、最上にいるエデン同士の剣がぶつかり合うと同時に始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーエデンの家ー

 

 

フランside

 

 

聞こえる。ガルッチは今、もう1人の自分と戦ってる。これだけ距離が離れているっていうのに…………。

 

 

こいし「フランちゃん?」

 

フラン「私、信じてるよ。ガルッチ。終わったら絶対に、迎えに行くから…………。」

 

イリヤ「…………そういう事ね。大丈夫よ、フランちゃん。お兄ちゃんは絶対に負けない。私も、そう信じてるから。」

 

ルビー『ですが、ガルッチさん死ぬ気ですよね…………?仮に倒せたとしても、きっと───────』

 

フラン「それでも迎えに行くよ。どこに行っても、ガルッチには帰るべき場所があるんだもん。」

 

 

居ても立っても居られない。けど、邪魔しちゃったら、大変なことになる………。私のせいで滅んじゃうなんて、そんなことしたくないから………。

 

 

本音「フララン、みっくんから聞いたけど、本当にガルちゃんは…………。」

 

フラン「…………うん。」

 

こいし「でも、これはお兄ちゃんが決めたことなの。自分がやったことは、自分で解決するって。」

 

簪「死んじゃうって、分かっているのに?」

 

イリヤ「うん。でも、それでお兄ちゃんの気が済むなら…………。」

 

フラン「…………だから、本音ちゃんも簪ちゃんも、祈ろう?ガルッチが、必ず勝ってくれることを………。」

 

藍「それだけじゃないでしょ?ザギも、リリカとセリカも戦ってるんでしょ?その人達も応援してあげないと。」

 

士織「藍さんの言う通りです。エデンさんだけ戦ってるわけじゃありません。」

 

小夜「…………4人がこの戦いを終わらせてくれることを、祈ろう?」

 

フラン「3人とも、何時の間に………。」

 

藍「皆の声が聞こえて、ついね。」

 

フラン「………そっか。」

 

 

そうだった、ガルッチの他に、ザギさん、リリカさん、セリカさんも戦っていたんだった。別に、応援してないわけじゃない。

 

 

ガルッチは、今回のような戦いみたいに、1人で戦っていた。如何こう出来ない相手だろうがなんだろうが、単独で戦ってきた。

私達はずっと、それを見ていただけ………。

 

 

でも、なんだろう?私はここにいるはずなのに………。ガルッチと戦っていないはずなのに…………。

 

何で、ガルッチと一緒に戦った記憶があるの?それも、傍で戦ったことあるような感覚もある………。

 

 

……………私の知らない間、ガルッチと一緒に戦っていたりして…………。でも、今は…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラン「絶対、絶対に勝って。ガルッチ。」

 

 

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