※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode345 希望の灯火

ーエデンの家ー ー昼ノ刻ー

 

 

翌日、エデンから急遽会議を始めると言った為か、黎斗、曙、束、簪の4人しか集まらなかった。(エデンの家族を除く)

 

 

フィン「まぁ、急な集合だったからな。だが、それだけ重要な事なんだよな?」

 

エデン「最重要だな。何しろ、夢の中で闇創造王神と出会ったから。」

 

全員『闇創造王神と!?』

 

 

全員が一斉に大声を出した為か、エデンは思わず耳を塞ぐ。

 

 

エデン「大声でしかも耳元で言うな!!ほんと僕、聴覚に滅茶苦茶敏感なんだから!!というか最近、聴力も高めようとしてるってのに………………。」

 

黎斗「君はコウモリか何かか。」

 

エデン「コウモリちゃうわ。前までは吸血してたけど。」

 

フラン「結構昔だけどね………。」

 

束「いやそれはいいとして、闇創造王神と会ったって!?」

 

エデン「マジだ。」

 

ルッチ「でも、一体どんな姿だったんだろ────って、何で僕を見て背けたの?」

 

子ガル「何かあったのですか?」

 

 

実のところ、エデンはダークルッチの事を言うべきか言わざるべきか、会議が始まってからもなお悩み続けていた。

どのみち黙ってもバレる気がすると思ったものの、本当に信じてくれるのか、結局悩みに悩んで、黙ること事になった。

 

 

エデン「話を続けるぞ。」

 

全員『スルー!?』

 

エデン「まず、闇創造王神の目的だが(ルッチ「ホントにスルーなんだ。」)、どうも形的には『創造王神と闇創造王神の歴史に終止符を打つ』事と、『女神イリアス』と、こっからがもう1人の黒幕である『光の化身キーラ』と呼ばれる存在を亡き者にすることの2つらしい。」

 

ラルッチ「本当にそんな事を!?」

 

エア「罠って可能性があるけど………。」

 

エデン「僕も疑ったさ。しかも倒す方法も教えてくれた。」

 

曙「明らかに罠じゃん。」

 

エデン「女神イリアスはともかく、問題はキーラ。というか、今のこいつ等の強さからして、攻略方法はないに等しいもんだ。

それに、彼が言うに、奴らを倒すには『アナザー・インフィニティ・ストーン』や『アンチ・インフィニティ・ソード』、またはそれを使った武具を作ればいいらしい。」

 

ルッチ「結局、アナザー・インフィニティ・ストーンは必須って事か。」

 

エデン「んで、曙が罠じゃんって言ってたけど、現状罠でも頼らなきゃ駄目ってこと。闇創造王神ですらそう言うって事は、それだけ危険であり、強敵って事だ。

この際はっきり言う。闇創造王神の言うとおりだとしたら、女神イリアスの原作知識は宛にならないに加えて、光の化身キーラに関しての情報が、あまりにも少な過ぎること。

 

 

僕のように、滅茶苦茶強化されていると思えばいい。」

 

束「だからって、ガルちゃんみたいになれないよ?」

 

エデン「誰が僕のようになれと言った。数多の地獄と苦痛を味わう気か?」

 

黎斗「お望みならば、私が───」

 

エデン「黎斗、作るな。」

 

黎斗「はい。」

 

曙「じゃあどうするの?それだけ強化されていて、なおかつ情報も少ないんじゃあどうする事も出来ないじゃん。」

 

エデン「とは言え、何もしないという訳にもいかないだろ?それに、イリス率いる組織がいたのも確かだし、奴等の仲間も居るのは確実。

そいつから情報を聞き出し、奴等の弱体化させる方法などさえあればいいけど………………。」

 

黎斗「………………要は、情報が全てになるか。」

 

エデン「最終的な結論は、そうなるな。ただ、これだけ言っておくが、キーラは異常なまでに強いし予測できない。

可能な限りの戦闘は避けてくれ。出来るだけ生存者を多く、かつ無事に帰って来ること。」

 

束「戦っちゃだめって事?」

 

エデン「違うけど、できればそうして欲しい。足止めで犠牲になりに行くのは、………………まぁいい。

 

とにかく、当面は残りの『アナザー・インフィニティ・ストーン』を見つけ出し、回収する事を最優先に変更する。

世界情勢は、引き続きって事で。

 

 

以上、解散!!」

 

 

そんなこんなで、会議は終了するが、エデンはすぐに黎斗に近づく。

 

 

エデン「黎斗、例のガシャットは?」

 

黎斗「まだ掛かる。何しろ、歴代創造王神の力をデータ化させて、プログラムを組み込んでいる最中だが………………、思ってた以上に苦戦している。」

 

エデン「………………今更言うのも何だが、黎斗の才能マジでチート級だろ………………。」

 

黎斗「本当に今更だな。何しろ、私は………………唯一神だからぁぁぁぁぁ!!!!ヴァッハッハッハッハ!!!」

 

エデン「………………その才能、失うなよ?」

 

黎斗「分かってる。………………それと、ガルッチ。」

 

エデン「?」

 

黎斗「もし、私が道を踏み外してしまったら………………、止めてくれ。」

 

エデン「………………ああ。神から王になり下がったら、無理矢理でも神の座に戻してやる。」

 

 

そんな約束を交わし、黎斗は立ち去った。

 

 

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