※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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今回はガルッチ達が主観ではなく、ラスボス側。つまり、フラウィーと盾子側になります。

多分会話ばかりの可能性もありますが、ご了承下さい。


episode34 七つの心

-UnderTaleの世界-

 

 

盾子「へぇ、此がソウル?」

 

フラウィー「まぁね。でも、今君に見せてるソウルはただのソウルじゃない。『七つの心』と呼ばれるソウルで、その中の一つ『不屈』さ。」

 

 

花の魔物『フラウィー』が取り出したのは、『不屈』と呼ばれる、紫色のハートだった。盾子はそのハートを見た後、フラウィーの後ろを見てみる。そこには、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、青のハートが、順に置かれているのが見えた。

 

 

フラウィー「僕が苦労して集めたソウルが気になるのかな?」

 

盾子「ええ。ですが、何故カプセルの中に?」

 

フラウィー「さぁね。まぁ、いずれにせよ、なんとか揃えることが出来てよかったよ。特に最後に落ちてきた人間を殺すのに、相当苦労をかけたよ。」

 

盾子「あー、貴方が言ってた『フリクス』でしたっけ?アイツって『決意』の持ち主だったよなぁ!?」

 

フラウィー「………ホントにキャラが定まらないね。」

 

盾子「仕方ないじゃないですか……………………、絶望的に面倒くさいんですし…………。」

 

フラウィー「僕が今まで見た人間の中で、ここまでキャラが定まらない奴は君だけだろうね。『超高校級の絶望(江ノ島盾子)』。」

 

盾子「そう言うアンタこそ、可愛い顔して腹黒い考えを持っているじゃないですか。『吐き気を催す邪悪な花(フラウィー)』。」

 

フラウィー「それでも僕達は………。」

 

盾子「お互いに引かれ合った。『似た者』同士として。」

 

フラウィー「…………それにしても、『次元史上最大最悪の絶望的な悪夢事件』かぁ。」

 

盾子「まぁ、アタシとフラウィーが協力しあってこその奴だからね。でも、邪魔者は当然居る。」

 

フラウィー「確か、かつて江ノ島盾子とは違う意味で『絶望』を持ってる奴と、その仲間だったよね?」

 

盾子「そうそう。」

 

フラウィー「馬鹿だなぁ、彼奴ら。僕達に挑もうだなんて、殺してくださいっていってるようなもんだよ。

 

 

 

って本来だったら言うけど、慢心するほど僕は馬鹿じゃない。君の言うとおり、危険人物なのが分かるよ。」

 

盾子「奴らの強さは『分析』しづらいからね。」

 

 

盾子は『不屈』のソウルを、再びカプセルの中に入れると、花形の椅子に座り込む。

 

 

フラウィー「特に厄介と言えるのは、他者の力を用いながら、使い手よりも上手く使いこなしているガルッチだね。いや、あの『リリカ・アイモーネ』も気になるところ…………。」

 

盾子「あの小娘?」

 

フラウィー「どうも、僕達の力を対抗しうる力を宿しているし、何より今すぐにでも始末しないと駄目だ…………。

けど、下手に手を出しても、返り討ちが目に見える。」

 

盾子「んじゃあガルッチは?リリカと違ってまだ勝算はあるんでしょ?」

 

フラウィー「確かに、ガルッチはリリカとは違って、一応勝算は僅かだけど勝てる。けど、別の意味で天敵かも知れない。」

 

盾子「?」

 

フラウィー「転生者ってのは、特典っていう他者からの力を使ってる。ガルッチも例外じゃない。ソウルもちゃんと持ち合わせている……………筈だった。」

 

盾子「筈だったって、どういう事でしょうか?」

 

フラウィー「唯一ガルッチだけは、ソウルがないんだ。門矢未来、星空英竜、リリカ・アイモーネ、ダークザギ、矢崎琢磨でさえ、ソウルを持っているにも関わらず、ガルッチだけは、ソウルを持っていない。」

 

盾子「それはつまり………?」

 

フラウィー「奴のソウルそのものを奪うことが出来ないと言うこと。だが、逆を取れば、乗っ取る事は出来ると言うことだ。」

 

盾子「乗っ取る……………、いやフラウィー………。」

 

フラウィー「知ってる。洗脳や憑依等の操る系は効かないぐらいは知ってるさ。それを試そうとした奴の大半は、敗北してるしね。

変装も例外じゃない。というよりは、変装したところで、精々外見だけ。」

 

盾子「ギャハハハハハ!!確か『超高校級のコスプレ』の奴でさえ、無理だったな!!……………あれなんですか?怖いんですけど……………。」

 

フラウィー「盾子?ホントにキャラぶれすぎだよ?」

 

盾子「大丈夫だぁ~。そもそも~、此が私様のキャラなので、いちいちツッコミ入れたら、ヤベぇ事になっちゃうぜ!!」

 

フラウィー「……………何故だろ、出会っていないガルッチに、同情を禁じ得ないのは気のせいかな?もしかして、盾子程ではないにしろ、厄介な性格や性癖を持った人とかのせいで、ソウルを失ったとか?

いやいや、それはあり得ない。というかあったら、絶対駄目でしょ?敵の筈なのに、何で僕同情してんだろ?馬鹿みたい………。

……………って、盾子?」

 

盾子「д→⑨⑨→→⇩!;・◎*△■△■◁▷▼△◎△△◯♤△♤△───────」

 

フラウィー「……………………………キャラ崩壊にも程があるよ、盾子。あーもー、この子のキャラ崩壊のストッパー誰か出て来てよ~…………。」

 

 

悲痛な声が響くも、そんな声を聞く者は、全くいなかった。

 

 

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