※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

51 / 416
episode41 それぞれの戦い

-神域-

 

 

ガルッチside

 

 

神域。僕が単独で、アルバトリオンと1戦交えた場所だった。まさか、ここでかつての宿敵、スティーブン・アームストロングと戦うことになるとは………。

 

 

アームストロング「なるほど、この俺とタイマン勝負がしたいって事か。」

 

ガルッチ「元より、そのつもりだ。」

 

アームストロング「そうか。しかし、変わったな。ガルッチ。」

 

ガルッチ「?」

 

アームストロング「俺に挑んだときは、まだ傭兵というよりは、剣士として来たというのに、どう言う心変わりだ?よもや、あらゆる神に従える神にもなるとは………。」

 

 

あー、恐らく…………本来の『僕』が教えたのか。

 

 

ガルッチ「まぁな。こっちも色々あったんだ。だが、今でも剣士を辞めたつもりはない。それに、アンタの言葉…………文字通りとまではいかないが、ちゃんと受け取ってるよ。」

 

アームストロング「ほう、って事はつまり?」

 

ガルッチ「ああ、気にくわない奴らを、物理的にも精神的にも潰しにいってる。自分の大切なものを守るために、綺麗事並べて正義だと名乗る奴や、世界を救うためだとほざいて、結局は過程も無いまま突き進んでた愚かな奴も、殺してきた。

正直、これを言うのも癪だが、アンタには感謝してる。アンタの言葉で、ここまで意志を固めることが出来たし、夢を持てた。」

 

アームストロング「ほうほう、そいつは素晴らしい。死の間際に放った言葉が、そこまで成長できたとはな。

ならば、此方も全力で殺しに行かなくては、礼儀が欠けるだろう。」

 

ガルッチ「そうだな。」

 

 

今思えば、宿敵の相手だというのに、不思議と憎悪感はなかったな。もし、違う出会いがあったら、あるいは……………。

いや、有り得ないな。友になり得るなんて有り得ない。いつだって、僕とアームストロングは、相容れることのない関係だしな。

だけど、例えそうだとしても……………。あの時の出会いに、感謝を…………。

 

 

アームストロング「ところでガルッチ、此奴に身に覚えあるか?」

 

ガルッチ「そ、それって!?」

 

 

『ディフェンダーシミュレーションガシャット』

 

 

ガルッチ「ガシャット!?」

 

アームストロング「その通り。エッグマンネガが俺のために開発したガシャットだ。とはいえ、使い方は、お前達とは違うがな。」

 

 

【ディフェンダーシミュレーション!!】

 

 

アームストロング「最硬の肉体の前で、俺を止められるかな?『大金剛石』!」

 

 

其れを心臓部分に躊躇無く差し込むと同時に、そのガシャットは消え、代わりに頭部以外の全身が鉱石のようなものに変わっていった。

 

 

アームストロング「さぁ、来い。お前の刃、折ってやる。」

 

ガルッチ「…………面白い、最硬の肉体というわけか。ならば、『ゲーマドライバーΩ』を使う必要は無いな。」

 

アームストロング「ん?」

 

ガルッチ「ゲーム感覚で倒してもいいが、やはりここは己の肉体で挑むのも悪くない…………。覚悟は良いか?刃を折ることが出来るっていうなら、掛かってこい。」

 

アームストロング「そうか…………。ならば行くぞ!ガルッチ!!」

 

ガルッチ「OK.いざ、参る!!」

 

 

sideout

 

 

BGM メタルギアライジング スティーブン・アームストロング戦 『It Has To Be This Way (Platinum Mix)』

 

 

 

アームストロングの体内にあるナノマシーンにより鋼鉄化として、普通の刃なら傷一つも着けられないというにもかかわらず、ガシャットの影響なのか更に硬度が上がり、恐らくあのムラサマブレードですら斬ることも難しい程の硬さとなっていた。

だが、地獄に行き、試練をクリアしてきたガルッチにとっては例外で、たった空振りするだけで、傷を負わすことが出来た。ただ、中途半端な傷だった為、すぐさま修復されてしまう。

 

 

ガルッチ「オラァ!!」

 

アームストロング「ハッ!」

 

 

『ガツンッ!!』

 

 

最硬の拳と矛のようなの拳がぶつかると、大きな衝撃破が起こり、噴火が起こったように周りの地面から、マグマが噴き出した。

 

 

ガルッチ「全く…………、硬いのはこれっきりにしたいよ。」

 

アームストロング「もう音を上げるのか?」

 

ガルッチ「まさか、そんなわけ無いだろ!!」

 

 

回し蹴りでアームストロングを蹌踉めかせる。頬には、切り傷があるものの、やはり修復されてしまった。

 

 

ガルッチ「(結構硬いな。しかも硬いせいで、傷は浅いし、瞬時に回復しているな。でも、感覚は覚えた。後は………。イフ、聞こえるか。)」

 

イフ「(何だ?)」

 

ガルッチ「(アームストロングの能力をコピーする。あの硬さを我が物にすれば、攻撃が効くかもしれない。)」

 

イフ「(確かに、あの硬さは異常だ。其れを手にすれば、君の耐久も上がるだろう。よし、直接『視ろ』!そうすれば覚えられる。)」

 

ガルッチ「(了解!)」

 

アームストロング「どうした?今度はこっちからいくぞ!!」

 

 

今度はアームストロングの怒濤の攻撃が襲い掛かってくる。しかし、ガルッチは、其れを受け流しながら、相手を『視た』。

同時に『触れる』事により、硬度、素材、性質、ありとあらゆるものを覚えていった。そして、次のパンチを受け流したことにより、ようやく体が覚えた。

 

 

アームストロング「クソ、ちょこまかと動きやがって…………!だが、ここまでだ!!!」

 

ガルッチ「(レモン色、開眼!金剛化!!)」

 

 

受け流される苛立ちに、一撃必殺のパンチを繰り出すアームストロングだが、ここで驚かされることになった。

なんとガルッチの両腕から、鉱石類が出てきて、攻撃を防いだのだ。しかも右目の色は、レモン色になっていて、攻撃力と敏捷性が下がる代わりに、耐久と重さを上げる仕組みがあるのだ。それにより、仰け反ることはなく、そのままカウンターのアッパーを繰り出す。

そのまま仰け反るが、直ぐに態勢を整え、ガルッチを見た。

 

 

アームストロング「貴様、まさか俺の能力を…………!」

 

ガルッチ「ああ。アンタのナノマシンと『ディフェンダーシミュレーションガシャット』の能力をコピーしたお陰で、こっちもお前のように使える。僕のスタンド『PERFECT IF THE VISION』と、『完全生命体デストロイア』の能力を使ってな。」

 

アームストロング「フッ、フハハハハハハハハハ!!!!!ホントに、お前は想像以上だ!!ガルッチ!!」

 

ガルッチ「さて、反撃といこうか。深紅色、開眼!!」

 

 

今度は深紅色の眼に変わり、ガルッチの反撃が始まる。

 

 

 

 

 

-岬-

 

 

一方でフレディとゴーストフェイスは、ジェイソンと死闘を繰り広げていた。Lv99のエグゼイドに変身したフレディだったが、驚いたことに、ジェイソンが手にしていたものは、ガルッチが投影して渡されていた『マキシマムゾンビXガシャット』だった。

其れを使い、今のゲンムはLvX-99となり、フレディに挑んでいたのだ。

 

 

フレディ「畜生………、これじゃあジリ貧だな………。」

 

ゴースト「まだ、こっちのスペルを使って無いっすよ!魔力『雷帝』!!」

 

ジェイソン「そんな攻撃、無駄だ!!」

 

 

ジェイソンはゴーストフェイスに向けて攻撃を仕掛ける。が、フレディが其れを妨害する。

 

 

ジェイソン「僕の、邪魔をするな!!」

 

フレディ「ウルセぇ!!ホッケーマスク野郎!!」

 

ゴースト「フレディ先輩、ジェイソン先輩から離れて!!『雷帝の鉄槌』!!」

 

 

『ズドンッ!!』

 

 

ジェイソン「ッ!!」

 

 

ゴーストフェイスが放った雷が、ジェイソンに直撃する。フレディは事前に、アーマーから脱出していた。

 

 

ジェイソン「無駄だ………!僕は不死身の身体になってる。君達なんかに、殺せるわけがない!!殺戮『マサクル・オブ・ザ・リッパー』!!」

 

ゴースト「フレディ先輩!僕の後ろに!!『雷帝の重鎧』!!」

 

 

『ガキンッ!!』

 

 

二つの鉈を取り出し突撃するも、ゴーストフェイスが出した巨大な雷の盾によって防がれていた。

 

 

フレディ「ゴーストフェイス、お前すげぇ!!」

 

ジェイソン「……………成長したね、ゴーストフェイス。」

 

ゴースト「もう僕は、ただ弱いだけのゴーストフェイスじゃ無いっす!!誰かのために戦い、誰かのために守る、雷鳴の…………『ゴーストフェイス』っす!!」

 

 

盾で弾くと、ジェイソンが持ってた鉈を壊した。

 

 

ゴースト「まだ時間がある限り、これで決める!!フレディ先輩、その武器借りるっすよ!!『雷帝の剣』!!」

 

 

フレディが持ってた『ガシャコンキースラッシャー』を持ち、雷を纏った。

 

 

フレディ「だったら、此奴を使え!!」

 

 

【ガッシューン………。】

 

 

フレディは『マキシマムマイティXガシャット』を、ゴーストフェイスに渡し、差し込んだ。

 

 

【ガッシャット!キメワザ!!】

 

 

ジェイソン「こ、これはまずい………!!こっちも!!」

 

 

【キメワザ!!】

 

 

フレディ「ゴーストフェイス!!思いっきしやってやれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

ゴースト「行くっすよ、ジェイソン先輩!!」

 

ジェイソン「来い!ゴーストフェイス!!」

 

 

【マキシマムマイティサンダークリティカルフィニッシュ!!】

 

 

【マキシマムゾンビクリティカルエンド!!】

 

 

ゴースト「『極大雷鳴斬』!!!」

 

ジェイソン「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

 

ジェイソンのライダーキックと、ゴーストフェイスの雷鳴斬がぶつかり合い、凄まじい轟音と雷鳴、更には黒い霧が噴き出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-焦土-

 

 

 

未来side

 

 

前まで戦ってたカオスヘッダーの時よりパワーアップしていたとは言え、こっちだって負けていないって事を教えてあげないと!!

 

 

カオスフレディ「ヒャッハッハッハッハッハ!!未来、此奴を喰らえ!!」

 

英竜「っと、思っているけど、私を忘れないでいただきたいね!!『スパークレジェンド』!!」

 

カオスフレディ「ガフッ!?」

 

 

英竜の姿って、ウルトラマンレジェンドだったっけ?あれでLv50だなんて、思えないなぁ…………。

 

 

本音「次は私よ!!『ナチュラルガイア』!!『シャイニングスパーク』!!!」

 

カオスフレディ「ぬぁぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?!?!?!?!?!」

 

本音「自然王神の力を持った光はどう?」

 

カオスフレディ「こ、これ………!?浄化させるほどの力も持ってんのか!?畜生ォォォォォォォ!!!!」

 

本音「みっくん!!」

 

 

僕の出番だね、だったらこれで!!

 

 

『FINAL PASSION INFINITY ATTACK RIDE<INFINITY DIMENSION KICK>!!!』

 

 

未来「これで、フィニッシュ!!」

 

カオスフレディ「畜生ォォォォォォォ!!!俺はまた、未来にやられるっていうのかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

英竜「未来、此奴倒したの2度目なんだ…………。(・_・;)」

 

 

まぁフレディがいる幻想郷に来たの、これで4度目だけどね………。

 

 

『ズドォォォォォッ!!』

 

 

【GAME CLEAR!】

 

 

とりあえず、カオスヘッダーは倒せた。他の皆はどうなんだろう?

 

 

sideChange

 

 

 

 

-南海の深海-

 

 

 

DIOside

 

 

全く、同じクロノスだからと思ってやったが、どうやらあのキースは違うようだな……!まるで予測してるかのようによけて、反撃を仕掛けてるみたいだ。

 

 

キース「どうした?この程度か?」

 

DIO「全く、侮れないクロノスだな………。『スタープラチナ』!『クレイジーダイヤモンド』!」

 

 

『オラァ!/ドラァ!』

 

 

キース「無駄だ。」

 

 

『ポーズ……。』

 

 

DIO「WRYYYYYYYYYYYY!!!」

 

キース「何ッ!?」

 

 

『バコンッ!』

 

 

キース「グフッ!?」【HIT!】

 

DIO「忘れたか?このDIOも、時の支配者だと言う事を………。」

 

キース「時の支配者は、2人も要らん!!」

 

 

キースの攻撃はよける。だが、思ってたより苦戦は強いられていた。スタンドが見えていたのは、想定外だったな…………。

 

 

DIO「ならば、『キラークイーン』!!」

 

 

スタープラチナとクレイジーダイヤモンドを引かせ、キラークイーンを呼び出し、ついでながらメタリカを使って、ガルッチの血で出来たナイフを手に持った。

勿論、ガルッチの血だから、ただのナイフではない。起源ナイフと呼ぶのに相応しいだろう。しかもキラークイーンで、ナイフ型爆弾にも変貌。避けられても、爆発させるだけで十分だ。

 

 

キース「ナイフ如きで、私を倒せるとでも?」

 

DIO「ただのナイフだと思うなよ?『点火』!!」

 

 

『ズドォォ!!!』

 

 

キース「グッ!?」【HIT!】【HIT!】

 

DIO「更に………!」

 

キース「グォオオオ!?!?腕から、剣が!?!?まさか、そのナイフはガルッチの!?」

 

DIO「その通りだ。そのナイフに触れずとも、爆発に巻き込まれれば、ガルッチの起源は発動する。これでお前の左腕は役立たずとなったのだ!!」

 

キース「ならば、此で仕留める!!」

 

 

【ガッチョーン………。ガッチャーン!キメワザ!】

 

 

【クリティカルサクリファイス!】

 

 

DIO「そう来るか………。プッチ、私に力を………!『メイド・イン・ヘブン』!」

 

 

【キメワザ!】

 

 

【メイド・イン・ヘブンクリティカルクルセイド!】

 

 

キースが襲い掛かってくる。しかし、キース…………。貴様は時間の支配者なら、時を止めるだけだと思っているのであれば、それは失策だったぞ?

本当の時間の支配者と言うものは、時止め以外にもあるぞ。

 

 

DIO「フンッ!」

 

 

『バキンッ!!』

 

 

キース「なっ!?」

 

DIO「『加速』と言う名の早送り。」

 

キース「早送りだと!?」

 

DIO「そしてお前は、既に攻撃を受けている。」

 

キース「何?一体どう言う────」

 

 

『ズバンッ!』

 

 

キース「グハッ!?」【GREAT!!】

 

DIO「キングクリムゾンの能力、時飛ばし。そして此が!!」

 

 

【ガッチョーン…………。ガッチャーン!キメワザ!】

 

 

【バイツァダストクリティカルジャッチメント!】

 

 

DIO「キラークイーンの第三の能力。『時戻し』!!」

 

 

『ズドドドドドドッ!!!』

 

 

キース「なっ!?変身が解けた!?」

 

DIO「負けて、死ぬがいい。」

 

キース「グハァァァァァァッ!?!?!?!」【HIT!】【HIT!】【GREAT!】【GREAT!】

 

 

『パキンッ!!』

 

 

キースが持ってたガシャットとガシャコンバグヴァイザーⅡは破壊。それによってキースは、もう変身できなくなった。

ん?この気配は…………。

 

 

ガルッチ「DIO!教官は!?」

 

ジェイソン「…………壊されちゃったって事だね。」

 

ゴースト「ジェイソン先輩、あまり喋っちゃ駄目っす!」

 

未来「………どうやら、終わったみたいだね。」

 

 

どうやら皆、それぞれ戦ってた相手に勝ったようだな。いや、ジェイソンが居るのが不思議だが、まぁ其れは良い………。

 

 

DIO「終わりだ、キース・シャーディス。」

 

キース「ま、まだだ…………!!まだ終わってない!!!」

 

 

何ッ!?キースが、サイボーグ化に!?

 

 

キース「クロノスの力を持ってしても駄目なら、我がサイボーグの力で、貴様を─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『時間稼ぎ、ご苦労だったな。キース・シャーディス。』

 

 

? 誰だ?今の声は?

 

 

ガルッチ「ッ!」

 

ジェイガル「「キース/教官!!避けて!!!!」」

 

 

『ズサァ!!』

 

 

キース「ッ!!!」

 

 

突如黒い斬撃が現れ、サイボーグ化したキースは、真っ二つに別たれ、そのまま爆発した。そしてこの先にいたのは、白いフードを着込んだ奴と…………………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガルッチが月で出会ったと言われる、綿月依姫と綿月豊姫の姿があった………。

 

 

next episode

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。