Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-倉庫街- -月夜ノ刻-
ガルッチ達(英竜を除いて)は、お互いのサーヴァントを召喚してから数日の夜、冬木市の倉庫街にて2体のサーヴァントが戦っていた。
1人は赤い槍である『
前半は互角の戦いをしていたが、ランサーのマスターが宝具の開帳を許したことにより、セイバーは劣勢へと陥ってしまった。が………。
???「双方、剣を収めよ!!王の御前であるぞ!!」
突然の乱入者により、アルトリアとディルムッドは乱入者を見た。
???「我が名は征服王イスカンダル!此度の聖杯戦争においてはライダーのクラスを得て現界した!!」
???「って、何を考えていやがりますか!?この馬鹿がァァァァァァァァァァァァ!!!」
2人「「((うわぁ、面倒くさい奴出て来た………。))」」
イスカンダル「うぬらとは聖杯を求めて相争う巡り合わせだが……矛を交えるより先に、まずは問うておくことがある。
うぬら、一つ我が軍門に下り、聖杯を余に譲る気はないか?さすれば余は貴様らを朋友として遇し!世界を征する快悦を共に分かち合う所存である!!」
勿論2人は其れを拒否。というか拒否しか無かった。スナイプしていた切嗣でさえ、呆れ果てていた。
『あんな馬鹿に世界は一度征服されかけたのか…………。』と。
その後、ランサーのマスター、ケイネスはライダーのマスターであるウェイバー・ベルベットに怒りを感じ、課外授業と言う名の体罰を行おうとする。
だが、イスカンダルはウェイバーを庇い、こう言い放った。
イスカンダル「おう、魔術師よ!さっするに貴様はこの坊主に成り変わって余のマスターになる腹だったらしいなあ?だとしたら片腹痛いのお!!余のマスターは、余と共に戦場を駆ける勇者でなければならぬ!!姿を晒す度胸もないような輩なぞ、役者不足も甚だしいぞ!! フハハハ!!」
そう言い放つと、今度は空に向かって声を上げ、他のサーヴァント達を呼び出した。
一方、其れを覗いていたガルッチ達はというと………。
ガルッチside
ガルッチ「…………ねぇ、藍。あのイスカンダルに、一夫多妻去勢拳使っても良いかな?あの馬鹿さ加減どうにかして欲しいって思うところがあるんだけど。」
藍「血走ってる血走ってるってガルッチ。」
ノワール「しかも呼び出してるわよ?如何します?」
ガルッチ「うーん、まだ出る必要はないだろう。」
しっかしまあ、未来の諸葛亮ことウェイバーも大変だろうな。イスカンダルの手綱を引くのって。
ブリュンヒルデ「あ、アーチャーとバーサーカーが現れました。如何なさいますか?マスター。」
藍「ガルッチ。」
ガルッチ「そろそろいいだろう。『召喚 ファブニール』!!」
僕は直ぐさま、ファブニールを呼び出した。
ノワール「あんた、ファブニール呼び出せたの?」
ガルッチ「これでもね。さぁ、乗れ。ブリュンヒルデも。」
ブリュンヒルデ「お姉様、行きましょ。」
ノワール「変なとこ触ったら、振り落とすからね?」
ブリュンヒルデ「其れはフリですか?」
ノワール「フリじゃ無いわよ!!」
ガルッチ「リベンジランサー、落ち着け。」
とりあえず、ブリュンヒルデの事は、リベンジランサーと呼ぶことにしている。勿論、プライベートは真名だけど。
だってそうじゃないと、ディルムッドと被りそうだし。
藍「英竜から連絡来たよ。間桐臓現を浄化させて、桜を保護したって。」
ガルッチ「お姉ちゃん、仕事早いなぁ。」
ノワール「それじゃあ、私達も行くわよ。」
うぉ、凄い速さで行ったな。
藍「それじゃ、私も行きます?」
ガルッチ「ああ。一応、カード使う?」
藍「うん。」
僕が渡したのは、ライダーの『アストルフォ』。まぁ、致し方ないけどね。
藍「『
ガルッチ「うん、何故か知らないけど、凄くそそる気がする………。」
藍「今は落ち着いて、それじゃ行くよ!『
ガルッチ「OK.」
さぁ、聖杯戦争を復讐しよう。
sideout
一方で他のサーヴァント達はというと、アーチャーことギルガメッシュは、バーサーカーのランスロットの戦いを見ていた。
だが、そのときだった。
『■■■■■■■■■■■!!!』
ディルムッド「ッ!?」
アルトリア「なっ!?」
イスカンダル「こりゃあたまげた!まさかのドラゴンとは!!」
ウェイバー「ってドラゴン!?!?!?」
ケイネス『幻想種の中で最上級の奴が、何故!?!?』
アイリ「セイバー、此は一体!?」
アルトリア「分かりません。ですが、何故竜種が!?」
ギル「雑種が、この我を見上げさせた事を後悔するがいい!!」
ギルガメッシュはファブニールに対して激昂し、イスカンダルは関心、そして他の者達は驚愕を隠しきれなかった。
狂ランスロット「Aaaaaaaaaaaaaaa!!!!」
ノワール「あらあら、揃いも揃ってアホ面を見せてるわね。」
ブリュンヒルデ「お姉様、降りれますか?」
ノワール「1人で降りれるわよ!!そっちこそ、遅れないでよ!!」
ブリュンヒルデ「武器が飛んでます。ファブニール、お姉様をお守りして下さい!!」
『■■■■■■■■!!!』
ギルガメッシュが放つ武器だが、ファブニールの羽ばたきにより、直ぐさま弾き返された。そして、ジャンヌ・オルタとブリュンヒルデは、ファブニールから降りて、全員が注目するところに着地し…………。
『ジャンヌ・オルタはジョナサン立ち、ブリュンヒルデはジョセフ立ち』←バァーン
まるで目立とうと言わんばかりのジョジョ立ちをした。
イスカンダル「ほう、此はあれか?何かしらのポーズか?あー、こんなことなら決めポーズを────」
ウェイバー「何言ってんだこの馬鹿!!」
ディルムッド「な、なんだこの気迫!?一体、何を示してるというのだ!?」
ケイネス『ランサー、お前は何を言っている。』
アイリ「キャーッ!!此はあれね!!ジョジョ立ちって言うんでしょ!?」
アルトリア「ジョジョ立ち?なんですか其れ。」
ノワール「何で知ってんの!?!?」
ギル「この我を差し置いて、そのような決めポーズを決めるとは…………!!おい、教えろそのポーズ!!」
2人がジョジョ立ちをしたせいか、カオスな展開に陥った。そして、その2人のマスターも現れた。が、1名は何故か暗かった。
ガルッチ「おい、カオスが起こってるんだけど、如何してこうなった。」
藍「え~、私ただ、2人に登場するときはジョジョ立ちしてって頼んだだけなんだけど~。」
ガルッチ「お前が原因かよ!?!?」
2人が乗ってたヒポグリフは消えていき、とりあえず何事にも無かったかのように話しかけた。
ガルッチ「さてと、邪魔して悪かったな。何しろタイミングがあれだったので。」
イスカンダル「ほう?お主、いやお主ら、他の者らよりも違う雰囲気があるな。キャスターのマスターでもなさそうだ。」
ガルッチ「まぁ、キャスターっちゃキャスターだが、僕はどっちかというとアーチャーがいいけどね。っと、紹介が遅れたな。
我は、アヴェンジャーのマスター。聖杯戦争を起こした者らに対し、復讐する為に、此度の聖杯戦争を妨害しに来た。」
その一言だけで、聖杯戦争の参加者達、特に衛宮切嗣は驚愕を隠せなかった。復讐者、しかも聖杯戦争の妨害と平然と言ったのだ。
切嗣『(なんてこったい。子供の見た目をしていて、なおかつアヴェンジャーのマスターだと?
しかも、聖杯戦争の妨害だと!?)』
ガルッチ「因みに言うが、山の中で暗殺を試みるセイバーのマスター。衛宮切嗣!!」
切嗣『(何ッ!?)』
ガルッチ「貴様のような奴は、特に許さん。貴様の願望そのものを、この僕が打ち砕いてやるから覚悟しておけ。」
切嗣は更に驚愕を隠し得なかった。
ウェイバー「えっ!?あの女性はマスターじゃ無いの!?」
藍「あれは囮よ。」
イスカンダル「なるほど、此奴…………。おい、そこの─────」
ガルッチ「断る!元より僕は、既にある方の臣下だ。今は敵ではあるが、それでもあんたの誘いを受け取るつもりは無い。」
イスカンダル「えぇぇぇっ、もう先客いたというのか?だが此方に来れば────」
ガルッチ「しつこい!!!」
ウェイバー「すみません、うちのライダーが。」
ガルッチ「あ、お気になさらず。あと、頑張れ。」
勿論ガルッチが言ってるある方というのは、ギルガメッシュ。彼には、自身が全王神の息子だと知る前から世話になっていて、何時しか彼の臣下であり、友人として接していたのだ。
ギル「なるほど、貴様が参加宣言した雑種か。」
ガルッチ「その通りです。英雄王ギルガメッシュ。」
ギル「ほう、この我を知っているというのか。よいぞ、首の献上を許す。」
ガルッチ「そうしたいのは山々だが、生憎渡せるほどの首では無いのでね。むしろギルガメッシュは、思い通りにならない方が、面白いんじゃないかな?」
ギル「……………なかなか面白い事を言うではないか。良いだろう、その余裕、何処まで持つか試してやろう。」
ガルッチ「…………『
ギルガメッシュの後ろには黄金の波状が、対してガルッチの後ろには水色の波状が無数となって現れた。
ノワール「ちょっと、ここでバンバン撃ちまくる気?」
ガルッチ「まぁね。アヴェンジャーとリベンジランサーは、他のサーヴァントを頼む。お手並み拝見というわけで。」
ノワール「まぁ、肩慣らしには丁度良いかもね。行くわよ。」
ブリュンヒルデ「はい、お姉様。というわけで、皆様。お覚悟。」
ギル「雑種、我の真似事とは…………!!万死に────何ッ!?ここで一旦退けだと!?此処からだというのに水を差すな!!時臣!」
藍「あー、まさかの令呪で強制送還…………。」
ギル「致し方あるまい。雑種!!今回の勝負は一旦預ける!次会う時まで、楽しみにしておけ!!」
対決と言うところで、時臣の令呪によって、撤退を余儀なくされたギルガメッシュ。それと同時に、ジャンヌ・オルタとブリュンヒルデは、他のサーヴァント達に戦闘を仕掛ける。
ディルムッド「貴様、俺と同じランサー!?」
ブリュンヒルデ「ええ、どれだけの実力か。試させて貰います。」
ディルムッド「クッ………!!良いだろう。」
アルトリア「ランサー!」
ノワール「あら、余所見してる場合かしら?騎士様?」
アルトリア「アヴェンジャー…………!」
ノワール「あの冷血女じゃないとは言え、見るだけでもムカつくわ。というわけで、八つ当たりさせて貰うわよ!!」
狂ランスロット「Arrrrrrrrrrthurrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!!!!!」
ガルッチ「そっちは黙らんかい!!この穀潰し!!」
『ガツンッ!』
全員『(うわぁ…………。)』
藍「此じゃあアレだね。ガルッチ!」
ガルッチ「了解。んじゃあ此奴のことは、僕に─────」
イスカンダル「のう、そいつ既に消えたんじゃが…………。」
ガルッチ「ウェイ!?オンドゥルルラギッタンディスカー!?!?Σ(0w0 )」
藍「何故オンドゥル語?」
ガルッチ「とある奴のせいで、オンドゥル語が覚醒した。」
4人の戦いをBGMとしながら、ガルッチと藍は話していた。途中、イスカンダルがしつこく勧誘していたため、流石のガルッチも怒り、ハリセンで気絶させた。
ウェイバーに至っては、イスカンダルに『自業自得だよ。』と言われた。
(………ナレーション面倒くさい。
メアリー「じゃあ何故やった!?」)
???side
……………目標確認。ターゲット、発見。
Ⅰ『Ⅷ、そっちはどうだ?』
Ⅷ『ターゲット、発見しました。』
Ⅰ『そうか。まだ襲うなよ?』
Ⅷ『了解。』
『ピッ』
………………………観察、続行。終わり次第、排除開始。
next episode
追加として、うろ覚えにしておけばよかったかも…………。