Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-隠れ家-
ガルッチside
倉庫街の戦いのあとだが、結果的には勝利した。まぁ、彼らは撤退を余儀なくされたが、それでも勝ったことには変わりなかった。
それだけでなく、倉庫街にいた僕と藍の代わりに、英竜お姉ちゃんは、間桐臓現を殺害し桜を保護、イリヤはドイツに向かい、アインツベルン城にてアハト爺とその場にいたホムンクルス(セラとリーゼリットを除く)を、全滅。そしてZeroのイリヤを連れて、此方に来た。無論、アインツベルン城は、財産そのものを強奪したそうだが。(城は崩壊。)
とりあえず、間桐家とアインツベルン家を潰すことは出来た。それと同時に、桜とZeroのイリヤの救出は、達成された。
今桜は、心を閉ざしているため、藍が寄り添っていて、イリヤは、Zeroのイリヤ(呼び方はロリヤにします)と一緒に遊んでいる。
英竜「さてと、次は如何する?」
ガルッチ「そうだな、次はバーサーカー陣営と協力関係を結ぶ。って、言いたいが、どうやら来たらしいな。」
英竜「呼び出したのか?」
ガルッチ「うん。『あんたの桜を人質にさせて貰った。取り返したくば、地図を頼りに、その場に来るが良い。』ってね。」
英竜「おいおい、勘違いするだろ。大丈夫なのか?」
ガルッチ「まぁ、大丈夫だろうな。」
さてと、念には念を入れて、ジャンヌ・オルタを呼び出すか。
-廃墟前-
お、居る居る。しかも滅茶苦茶怒ってるな。
ガルッチ「よく来たな、バーサーカーのマスター。間桐雁夜。」
雁夜「アヴェンジャーのマスター………!!桜ちゃんは!?」
ガルッチ「安心しろ、傷付けていない。むしろ、治療中かな?」
雁夜「治療中だと!?そんな馬鹿な話があるわけが!!」
ガルッチ「流石にするわけないだろ。蟲に陵辱されてたんだろ?あの子。元凶は僕の仲間が始末した。気づかないか?間桐臓現の気配がなかったの。」
雁夜「そ、そういえば、あのジジイの気配がなかったが…………。じゃあ、お前達が、桜を?」
ガルッチ「ああ。君の代わりに、僕の仲間が助けた。っというかさ、もうちょい疑え。敵だから不意討ちの可能性あるんじゃあ…………。」
雁夜「いや、よくよく見たら、なんかそんな事しなさそうな気がするんだが。」
ガルッチ「おい…………。いつか騙されるぞ…………。」
まぁ、そんだけ桜の事を思ってんだろうな。なんかアレ書いた罪悪感が…………。
雁夜「とにかく、桜は無事だよな?」
ガルッチ「ああ、大丈夫だ。ただ、条件がある。」
雁夜「条件?」
ガルッチ「桜にはちゃんと合わせる。けど、その代わり我々と協力して欲しい。それが条件だ。」
雁夜「分かった、協力しよう。」
ガルッチ「早っ!?いやまあいいけど、もうちょい戸惑えよな!?」
とりあえず、雁夜と、今現れたバーサーカー事ランスロットを連れて、廃墟に向かう。
雁夜「今思ったけど、ここが君の本拠地?」
ガルッチ「正しくは、此処とは違う世界だけどね。」
雁夜「え?」
ガルッチ「今に分かる。」
そして、魔法陣がある場所に向かい、その中に入れさせた。
-隠れ家-
雁夜「な、なんだ此処!?」
ガルッチ「ようこそ、我が隠れ家へ。」
雁夜「おいおい、俺帰れるの!?」
ガルッチ「大丈夫、帰れるよ。」
桜「あ、雁夜おじさん………。」
雁夜「桜ちゃん!!」
英竜「どうやら、連れて来たようだね。っていうか、酷いなこの人。」
雁夜「えーっと?」
英竜「自己紹介するよ。私は星空英竜、アヴェンジャーのマスターの妻だ。といっても、ここにいるマスターは全員妻だがな。」
雁夜「ファ!?」
まぁ、元を辿れば、母さんのサプライズ結婚式が原因だけどね。
英竜「とりあえず、今の身体じゃ不便だろ?私に着いてきて。」
雁夜「え?ちょっと待って、如何するんですか?」
英竜「その身体を治してあげる。君を蝕むものを消して、人並みの寿命に戻してあげるから。」
お姉ちゃんはそう伝え、間桐雁夜を連れて別のところに行った。暫くすると、白髪で弱々しい印象だった雁夜の姿はなく、黒髪で若々しい青年になってもどってきた。
英竜「ついでだから、魔術回路も追加しておいた。」
雁夜「こ、ここまでしてくれるなんて…………。」
英竜「ガルッチ。」
ガルッチ「了解。そんじゃ早速、協力内容を教えるね。」
雁夜「そういえば、そう言うのあったね。教えてくれ。」
とりあえず僕と雁夜は、縁側のところに座り、話し合った。
ガルッチ「先ず、僕等の目的は、聖杯の回収。ある組織の討伐。この2つだ。」
雁夜「君達も聖杯を?」
ガルッチ「まぁ根本的にそうなるが、あくまで回収だから、僕らに願望はない。それにだ、聖杯を使われたら、最悪冬木市が無くなる。」
雁夜「無くなる!?じゃあ俺達がやろうとしてる事って…………!!」
ガルッチ「…………そうなるな。だからこそ、僕達は誰よりも早く、聖杯を回収する必要があるんだ。ただ、邪魔な存在がいる。」
雁夜「邪魔な存在?」
ガルッチ「『セイバー陣営』。その中で、衛宮切嗣が最大の敵になる。もし、衛宮切嗣が聖杯に近付いたら、大惨事を起こり得る。最悪、世界が滅びる。」
雁夜「何!?」
ガルッチ「勿論そんなことはさせない。仮に、冬木市が滅びたとしても、第5次聖杯戦争が起こる。そうなれば、次は桜が参加者になってしまう。そして、今保護してる子も。」
僕が指差す方を沿って、雁夜も見ると、イリヤと遊ぶロリヤがいた。
雁夜「あの子は?」
ガルッチ「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。衛宮切嗣の娘さ。因みに、両方共そうだが、片方が僕の妻だ。」
雁夜「えーっと、少し大人な雰囲気のあの子が、君の妻?」
ガルッチ「うん。んで、あの小さな子がイリヤが連れ出した、小さなイリヤ。彼女からしたら、過去のイリヤだね。」
雁夜「そうか…………。」
藍「雁夜さん、お茶です。」
雁夜「ありがと。それでアヴェンジャーのマスター。」
ガルッチ「あー、ガルッチって呼んでくれ。それが僕の名前だ。」
雁夜「じゃあガルッチ、聞きたいけどさ。」
ガルッチ「?」
雁夜「何で桜を救ってくれたんだ?」
ガルッチ「任務さ。桜を救済する事が重要だったし、あの子に関しては、ある人の頼みでもあったからね。でも、遠坂家には戻しちゃ駄目だ。あのうっかり一族の一人、時臣が何を考えてるか分からないからね。」
雁夜「じゃあ如何しろと?」
ガルッチ「とりあえず、他の魔術師達に負けないように、最低限僕が魔術を教える。それ以上は、誰かの魔術師に任せるほかない。ただ、信頼できる魔術師限定にね。」
雁夜「いるのか?」
ガルッチ「候補としては、ランサー陣営のケイネスかな。プライドは高いが、話し合えば分かる人物かも知れない。無論、今同盟の準備をしている。」
雁夜「そ、そうなのか…………。」
ガルッチ「とりあえず、雁夜。ここまでやった以上、協力はしてもらうよ?いいね?」
雁夜「分かってる。君達には恩がある。俺に出来ることがあったら、手伝わせてくれ。」
ガルッチ「そうさせて頂く、よろしくね。間桐雁夜。」
とりあえず、バーサーカー陣営を仲間に着けることが出来た。次は、ランサー陣営だな。仲間を増やして損はないと思うし、何より信頼できる。プライドはアレだけど………。
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