Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-隠れ家-
アヴェンジャー陣営がバーサーカー陣営と協力関係になってから、お互いにサーヴァントの真名を教え合いながら、雁夜は情報を提供してくれた。
他の陣営達(セイバー陣営を除く)は、キャスター陣営討伐に加え、ガルッチが率いるアヴェンジャー陣営の討伐に乗り出していること、謎の白いコートの調査の3つだった。
ガルッチ「むう、そう来たのか……………。」
雁夜「奴等は君達のこと敵視しているようだしね。」
ガルッチ「あとキャスター陣営って事は、ジル・ド・レェとそのマスターか。厄介極まりないな。」
雁夜「厄介って?」
ガルッチ「滅茶苦茶仲が良いって事だ。狂っている者同士、だが噛み合っていないけど、同じ堕ちた者同士なら、結構ヤバイ。しかも、あの様子だとマスターは触媒を用いない召喚だったから、なおさら危険だ。しかもアレ、元元帥だからなぁ…………。」
ノワール「まぁ、ジルはあんな感じですからね。しかもアレ、気づいていないのかしら?あの騎士様は違うっていうのに…………。」
雁夜「そういえば、君はジャンヌ・ダルクだったね。でもジャンヌ・ダルクって、復讐者クラスになれたっけ?」
ガルッチ「黒化ってのがある。言ってみれば、もう一つの側面って奴だね。ジャンヌ・ダルクの最期は、魔女として焼かれたんでしょ?本来ジャンヌはそんな復讐を望まないが、もしジャンヌが魔女として、フランスに復讐をしていたらって思えば、出てくるのもおかしくないだろ?」
ノワール「まぁ、結局は偽者ですけどね。」
雁夜「うーん、それでジャンヌ・ダルク・オルタナティブって言う事か。それで、如何するの?」
ガルッチ「無論、ジルを止める。というか、こっちにジャンヌ・オルタがいるのに気付かないのかな?」
ノワール「その時は、目潰しするわ。」
ガルッチ「それでいいのか。」
ノワール「聖女様なんて、ジルに目潰ししてたわよ。」
雁夜「マジか。」
2人ともドン引きではあったが、そろそろ行動を起こそうと考えた。流石にここで何もしないわけにもいかないと思ったガルッチは、ジャンヌ・オルタを、雁夜はランスロットを引き連れ、隠れ家から出た。桜とロリヤは、藍と一緒に留守番する事に。英竜とイリヤは、他のサーヴァントの様子や『新生ⅩⅢ機関』の捜査をしている。
-冬木市-
ガルッチside
早速ジルとそのマスターの居所を探し回るために、街を歩いていた。(ジャンヌ・オルタの服装は、悪性隔絶魔境新宿の時に着ていた現代服です。)
しかしまぁ、懐かしいなぁ。
雁夜「ん?あれって………。」
ガルッチ「ライダー陣営の?」
そういえば、キャスター陣営の討伐に乗り出しているんだっけ?
ウェイバー「? げっ!?アヴェンジャーのマスター!?」
イスカンダル「おや?まさか此方から来るとは。」
ガルッチ「おい、一応言うが襲う気はないからな?」
イスカンダル「知っておる。ところで、その隣に居るのって。」
ノワール「………デカいわね。色々と。」
ガルッチ「アヴェンジャーだ。それより2人とも、ジル・ド・レェを探してるんだっけ?」
イスカンダル「ジル・ド・レェ?」
ガルッチ「キャスターの真名。僕の予想だと、人を攫って──────」
イスカンダル「いや、人は攫ってないぞ。」
ガルッチ「ウェイ?(0w0)」
イスカンダル「何でもキャスターは、歯車らしきものを使うだとか何とか。そのマスターは、白いコートを─────」
ガルッチ「何ッ!?」
白いコートだって!?まさか、其奴って………!!
イスカンダル「どうかしたのか?」
ガルッチ「そのキャスター陣営、僕らに頼めるか?其奴を相手にするのは危険すぎる!」
ウェイバー「何で?!」
ノワール「待ちなさいマスター、白いコートとしても、白いフードコートを着込んだあの者だとは限らないと思うわよ?」
痛いとこ突いてきたな。確かに、バレないように別の服を着ている可能性もあり得るしな……。
イスカンダル「何だ?其奴と何か因縁があるのか?」
ガルッチ「いや、こっちからしたら、今すぐにでも殺したい奴だが、其奴を見ない限りは………。とにかく、キャスター陣営を探してるんだろ?こっちも手伝う。」
雁夜「(なぁ、君の仮説が破られていたけど……。)」
ガルッチ「(あとで話そう。どうやら確かめる必要がありそうだ。)」
イスカンダル「いいのか?」
ウェイバー「ちょっと、何か企みとか無いよね?」
ガルッチ「そんな事するか。するとしたら、セイバー陣営限定だ。こっちの仲間から、ケイネスの本拠地を爆破させようとしていたところ、ウチの仲間が爆弾解体してくれたからね。」
ウェイバー「仲間いたの!?」
ガルッチ「4人ね。」
まぁ他にもいるけど(主にサーヴァントが。)、多すぎたら黒い聖杯に気付かれちゃうし。
イスカンダル「そうか、だが宛はあるのか?奴の居所が、全く読めない。」
ガルッチ「うーん、白いコートかぁ………。それさえ分かれば…………。」
ノワール「ねぇ…………、ちょっと移動しながらにしない?」
雁夜「どうかしたのか?」
ノワール「いいから!!そこの凸凹コンビも!!」
何でそんなに慌てて…………。(チラッ)
ブリュンヒルデ「|ω^)ジーッ」
ウェイバー「一体何が────」
ガルッチ「お前ら、全身全霊で逃げるぞ。」
雁夜「は?」
イスカンダル「おい、それは────」
ガルノワ「「いいから!!!」」
僕とジャンヌ・オルタの馬鹿力で、3人を引っ張り、その場から離れた。
この際だからいうけど、ブリュンヒルデザン!!ナズェミテルンディス!!Σ(0w0 )
ノワール「もう何なのあの女!?ホラーそのものじゃないの!!」
ガルッチ「それには同感だ!!とにかく、ストーカーから離れるぞ!!!」
イスカンダル「ぬぉぉぉぉぉ!?!?!?!?一体なんだというのだ!?!?」
ウェイバー「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ライダーのより早すぎるぅぅぅ!!!!」
雁夜「此別の意味で死ぬゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガルッチ「耐えろよ雁夜!!あのストーカーから逃げ切れるまで!!!!!!」
とりあえず僕達は、ライダー陣営を連れて何処かの飲食店に逃げ込み、そこで食事を取ることにした。
まじで死ぬわ、これ。ってか、イスカンダルよく喰うなあ…………。
ウェイバー「お金、どうしよう。」
ガルッチ「大丈夫、僕が払うから。」
ノワール「って、ちょっとライダー!!私の取るな!!」
イスカンダル「フハハハ!!早い者勝ち────ぬぉ!?余の焼き鳥を!!!」
ノワール「報復よ報復!!そっちが取ったんだから、仕返ししても良いでしょ!?」
ガルッチ「……………昼間っから酒飲むなや。2人とも。」
雁夜「フリーダムだな、このサーヴァント達。」
狂ランスロット「UuuuuuuuuuuumaaaaaaaaaaaaaaaIiiiiiiiiiiiiiii!!!!!!!!!!」
ガルッチ「いつの間にか、バーサーカーも紛れ込んでるし。すげぇ食いっぷり。」
雁夜「だ、大丈夫?」
ガルッチ「大丈夫。」
まぁ、カオスな食事なんて、何度もあってるようなもんだしなぁ。(遠い目)しかし、白いコートねぇ…………。其奴がキャスター陣営として参加してるなら、厄介だな。
もし聖杯を手にしたら、やばいな。早急に見つけて、マスターとサーヴァント諸共潰さなくては…………。
sideChange
Ⅷside
…………………………………アサシン、確認。偵察、目的。
キャスター「しかしまぁ、変わったマスターがいた者だ。機械的な言語しか喋れないマスターなんて、前代未聞だ。」
Ⅷ「……………住民、愚かしい。我々に挑む、敗北確定。」
キャスター「確かに、彼らは愚かだ。実に愚かだ!マスター、いずれ奴らに見せつけてやりましょう。」
Ⅷ「賛成。」
………………我々、キャスター陣営、止める、不可能。
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