Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-アインツベルン城 庭-
ガルッチside
百貌「何故我々の存在を…………?」
ガルッチ「そりゃお前、どれだけ気配隠そうが、キングハサンの方がよっぽど上手いぞ?まぁ、無意識の方が、よっぽど上手いけど。」
雁夜「気付いていたのか!?」
ガルッチ「大体はな。」
というか、規格外過ぎる気配遮断とかのせいで、普通のだけでも簡単に見つけちゃうんだけど…………。
イスカンダル「……これは貴様の計らいか?金ピカ。」
ギル「さてな。雑種の考えることなど、いちいち知ったことではない。」
あー、これ絶対怒ってるな。多分時臣か言峰のどっちかだと思うんだが、まぁどっちにしろ、ご愁傷様。
ガルッチ「さてと、アヴェンジャー。此奴を。」
『ポイッ』
ノワール「っと。あらこれって、あんたが使ってたガシャットとバグヴァイザーⅡ?」
僕がジャンヌ・オルタに渡したのは、『セブンシンカレクイエムガシャット』とガシャコンバグヴァイザーⅡの二つだった。
まぁカード越しでみてたから、知ってるのは当然かな?
ウェイバー「ら、ライダー…………。なぁ………。」
イスカンダル「坊主、落ち着かんか。宴の客を遇する態度でも、王の器は問われると言ったではないか?」
ウェイバー「お前はあいつらが客に見えるってのかよ!?!?」
ガルッチ「ある意味広いなぁ……………。」
イスカンダル「皆の衆、その剣呑な雰囲気を出すのは止めてはくれんか?それより、貴様らも共に語り合わんか?語ろうという者はここにきて杯をとれ。この酒は貴様らの血と共にある────」
話し合い決裂か。まぁ決まってたようなもんだしな。
ガルッチ「そろそろ始めるか。」
イスカンダル「?」
ウェイバー「始めるって、何を?」
アイリ「さっき投げた物と、何が…………?」
ガルッチ「決まってるだろ?『ゲーム』さ。」
僕はすぐさま立ち上がり、ゲーマドライバーΩを付け、2つのガシャットを取り出した。
1つは『パーフェクトパズルガシャット』。黎斗に頼んで作って貰った、新しいガシャット。もう一つは『セブンヴァーチェロンドガシャット』。今回はサポートしながら戦うスタイルで行くつもりだ。
ジャンヌ・オルタは僕のところに近づき、ガシャコンバグヴァイザーⅡを付けた。
【ガッチャーン!】
イスカンダル「待て、アヴェンジャーのマスター。アヴェンジャーのマスター、セイバー、そしてアーチャーよ。これが宴の最後の問いだ。──王とは孤高なるや。」
ギル「愚問だな。」
アルトリア「王ならば、孤独であるしかない!!」
ガルッチ「……………。」
イスカンダル「おい?貴様の答えは?」
ガルッチ「王は孤高に非ず。仲間と共に歩み、家族と共に生き、友を信じて、戦い続ける!アヴェンジャー!」
【パーフェクトパズル!】
【セブンヴァーチェロンド!】
【What's the next stage? What's the next stage?】
ノワール「いいわよ。復讐の時間ね!!」
【セブンシンカレクイエム!】
3つの音声と共に、僕とジャンヌ・オルタの後ろに画面が現れた。
アイリ「な、何か出て来た!?」
雁夜「なんだ此!?」
ウェイバー「これって魔術!?」
イスカンダル「ほほう、其れが貴様の答えか。しかし2人ともダメだな!まったくもって分かっておらん!この機会だ、彼らの雄姿を見るがいい!!」
ガルッチ「『大佐』!!」
ノワール「『変身』!!」
【【【ガッシャット!】】】
【ガッチャーン!レベルアップ!】
【青いパズル連鎖!大連鎖を目指せ!パーフェクトパズル!】
【ア ガッチャ!ミカエル!ウリエル!ラファエル!ハニエル!ザドギエル!メタトロン!ガブリエル!エンジェル!ロンドを奏でろ、七つの美徳!セブンヴァーチェロンド!】
【バグルアップ………!】
【プライド!グリード!ラスト!ラース!エンヴィー!グラトニー!スロウス!ブレイク!レクイエム奏でろ、七つの大罪!セブンシンカレクイエム!!】
お互い服装が変わり、ジャンヌ・オルタはいつもの戦闘服に、僕は天草四郎の服装に変わった。
本来なら、ジャンヌ・ダルクの服装だけど、パーフェクトパズルで自己強化とか出来るし、どういう訳か此なんだよなぁ…………。まぁ僕的に助かるけど。
アルトリア「!?」
イスカンダル「面白いものを見せてくれるな。」
ガルッチ「こんなもんじゃ無いよ。」
【STAGE SELECT!】
-大平原-
アイリ「これは…………、固有結界!?」
ウェイバー「でも、魔力なんて全然感じられない!!魔力の無い固有結界なんて、見たことない!!」
ギル「たわけ、これが固有結界だと思うか?ただ場所替えされただけで、固有結界は使ってない。そうだろ?」
ガルッチ「ああ。」
百貌「まさか、マスターであるお前が相手をするとはな………。」
ガルッチ「僕が相手になる以上、マスターはサーヴァントに勝てないって言う常識は捨てた方が良いぞ。」
ノワール「ええ、その通りよ。さて、始めましょうか。我が名はアヴェンジャー改め『仮面ライダーシン』!我が7つの大罪の炎に焼かれなさい!!」
sideout
多くのハサン達はガルッチとジャンヌ・オルタに襲いかかる。数なら此方が上、ならば数で押せばいい。そう思っていた。
ガルッチ「パズル展開!!アヴェンジャー!受け取れ!!」
【音速化!!】
【マッスル化!】
【音速化!!】
【属性強化!】
ガルッチ「ついでにお前らは此奴を受け取れ!」
【暗黒!】
【ギャグ!】
【混乱!】
ジャンヌ・オルタには強化系のアイテムを渡し、襲ってきたハサン達には妨害系のアイテムを押し付けると、それぞれの効果が出た。
押し付けられたハサン達は、ギャグを言い始めたり、いきなり変なことをしはじめたり、その辺りを右往左往していた。
対してジャンヌ・オルタは、他のサーヴァントの目ですら追いつけない程の敏捷性と、有り得ないほどのパワーで、アサシン達を倒していってた。
ウェイバー「な、何だ!?サーヴァントの筋力と敏捷、魔力のランクが上がってる!?」
イスカンダル「なるほど、役割分担か。マスターはそのアイテムでサポートし、アヴェンジャーはアサシン共に攻撃。いいコンビだな。」
ノワール「マスター!1人取りこぼした!!」
ガルッチ「OK!」
ジャンヌ・オルタの様子を伺い、隙を見てガルッチに襲いかかるハサンだが、2枚のアイテムを押し付けられた。
【爆睡!】
【怠惰!】
そのハサンはグッタリと倒れ、ダラダラしながら眠っていった。
百貌「馬鹿な、そんなことあるわけが…………!!」
ガルッチ「そろそろ始めるか。『
百貌「な、何を起こすと……………!?」
ガルッチは2つの光弾を空に向けて放つと、ブラックホールが起こり、それまでジャンヌ・オルタと戦ってたハサン達と、百貌のハサンはその中に吸い込まれていった。
百貌「す、吸い込まれるゥゥゥゥゥゥ!?!?!?!?」
ガルッチ「トドメと行くか。」
【全体化!!】
【全体化!!】
ガルッチ「行くぞ!!」
ノワール「ええ!!」
【バンバンシューティング!】
【ガシャコンマグナム!】
ガルッチが取り出したのは、プロト版の『バンバンシューティングガシャット』で、使用した途端『ガシャコンマグナム』が出て来た。
其れをすぐさま差し込んだ。
【ガッシャット!キメワザ!】
【キメワザ!】
ノワール「全ての邪悪をここに…………!!」
ガルッチ「報復の時は来た!!」
雁夜「な、なんか2人の周りに黒い炎が……………。」
ギル「復讐に取り巻く炎…………、だが奴は、どうやら扱い慣れているな。まるで前にも放ったかのように……………。」
ノワール「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮……………!」
ガルッチ「憎悪の炎に焼かれ、絶望の闇に堕ちろ!!」
【バンバンクリティカルフィニッシュ!!】
【ラースクリティカルバースト!!】
ガルノワ「「『
ブラックホールが消えると同時に、その中に集まってたハサン達は黒い炎に囲まれて、どこからともなく出て来た槍が現れ、百貌のハサン以外の者が串刺しされて絶命した。
ガルッチ「終わりだ!!」
『ズダンッ!!』
百貌「ここ…………ま────」
『ゴシャア!!』
アルトリア「なっ!?」
ウェイバー「え、エグい…………。」
ガルッチ「それと言わせて貰うけど、アルトリア。これは決闘なんかじゃ無い。戦争だ。騎士道とかそう言うのが無いのが、この聖杯戦争なんだ。
いや、何処いったって、結局は勝ったもんがち。其れが戦争なんだ。それでも騎士道とか以て戦うんだったら、よそでやってくれ。」
ガルッチの起源弾が頭にぶち抜かれた百貌のハサンは、そのまま顔中に無数の剣が伸びてきて、そのまま全体に行き渡り、最期には爆殺された。
【GAME CLEAR!】
-アインツベルン城 庭-
ガルッチside
ギル「なかなか面白いものを見させて貰ったぞ、雑種。」
【【【ガッシューン………………。】】】
ガルッチ「まぁ、前までは此を結構使用したからな。とりあえず、1騎は脱落だな。」
イスカンダル「ゲームで倒すとは、こりゃ面白いマスターだな。」
ガルッチ「さてと、そんじゃそろそろ戻る。アヴェンジャー、雁夜。僕の手を掴め。ギルガメッシュ、イスカンダルには絶対に勝てよ。
僕との勝負をしたかったら、絶対に勝ち残れ。」
ギル「いいだろう、貴様の宣戦布告、確かに受け取った。」
ガルッチ「じゃあな、皆の衆。そしてセイバー陣営、必ず貴様らを絶望へと送ってやるからな。」
アルトリア「って、お代わり無いんですか!?」
ウェイバー「食い意地張りすぎだろ!?」
ガルッチ「それだったら自炊しろよ!?兎に角、帰るからな!!」
そして僕とジャンヌ・オルタ、雁夜はその場を後にし、隠れ家に戻っていった。
-隠れ家-
やれやれ、まさか僕の料理で、国の救済に加えて、新たな願望が表れるとは………。いや、国の救済よりはマシだな。どっちかと言えば。
ガルッチ「どうだった?」
イリヤ「とりあえず、ケイネスに治療して、同盟のお誘いはしておいたよ。キリツグの起源弾って、ホントに魔術師殺しなんだね………。
此だったら、アサシンになってもキャスター相手なら倒すこともできそうね。」
ガルッチ「まぁ確かにな。一応対策はしてあるが、万が一致命的なところで食らったら、『GAMEOVER』まっしぐらだな。」
イリヤ「ここまでコンティニューなしで来てるもんね。」
ガルッチ「特に殺人ゲームだと、どこからともなく攻撃してくるから厄介なんだよね。」
やっぱり安全地帯の確保は重要だよね。うん。
英竜「ガルッチ、キャスターの居所だけど………。」
ガルッチ「見つけたのか!?」
英竜「うん。ただ、そのキャスター陣営に……………、白いフードコートを来た奴が。」
ガルッチ「…………やっぱりか。」
英竜「後ガルッチ、アルトリアの言い方キツく言いすぎじゃ無いかな?」
ガルッチ「聞いてたのか?」
英竜「一応。」
うんまぁ、こうでも言わないと、諦めてくれなさそうだしね………。実際はわからないが。
英竜「彼女だって、故意で滅ぼした訳じゃ無いんだしさ。」
ガルッチ「まぁ、そうだけど……………。どうも僕、歴史改変に関しては厳しくしてしまうことが多いんだ。
過去のことは断ち切って、未来に生きて欲しいって思っていても、それでも無かったことにはして欲しくは無いんだ。仮に滅びる運命が無かったとしても、それは平行世界だと思うし、彼らの思いも、無駄にして欲しくないしね。
それに僕には………………。」
英竜「?」
ガルッチ「いや、何でもない。ただ言いたいのは、僕でも救えない者の為に、未来やお姉ちゃんが、その人達を救ってくれたらいいと思うんだ。此でも僕、お爺ちゃんだしさ。」
英竜「変なこと言うな、ガルッチ。勿論、救うさ。」
ガルッチ「後は……………、この先の運命は、ちゃんと受け入れて欲しい。」
英竜「? それって一体?」
ガルッチ「いずれ、否でも応でも分かるよ。」
まだ言えない。何故だか知らないけど、お姉ちゃん達には言えない。いや、言っちゃ駄目なのかも知れない。
言ってしまえば、取り返しの付かない事になるかもしれない。多分さとりも気付いているかも知れないけど、黙っててくれるし、閻魔あいの加護もちゃんとあるしね。
英竜「ホント、大丈夫だよね?いきなりポックリ死ぬって言うのは、勘弁だよ?」
ガルッチ「流石にポックリ死ぬ訳はないだろ。それより、そのキャスターの隣にいた白いフードコートって『新生ⅩⅢ機関』の1人だよね?」
英竜「間違いない。でも、聞いたところ、随分と機械的だった。」
ガルッチ「……………サイボーグでも、ノーバディになれるのか?ちょっと聞いてみる。」
英竜「誰に?」
ガルッチ「ゼムナスに。」
とりあえず僕は、ステータスウォッチャーΩを起動し、ゼムナスに通信を繋げた。
ゼムナス『呼んだか?っと、此は新顔もいるではないか。』
ガルッチ「ああ、彼女は星空英竜。義理の姉で妻だ。」
英竜「彼がゼムナス?」
ガルッチ「うん。『ⅩⅢ機関』のメンバーのリーダーでね。」
ゼムナス『あんた、結婚しすぎじゃ無いか?まぁいい、それで何かな?』
ガルッチ「機械類って、ノーバディになれるのか?」
ゼムナス『こりゃまた難しい質問だな。ただ、言えることは、機械類であっても、生き物みたいにちゃんと心を持っているならば、無いわけでもないな。むしろそのノーバディとして出て来るかは稀だが。』
ガルッチ「そうか………。ありがと。」
ゼムナス『ああ。後頼みがあるんだが…………、『新生ⅩⅢ機関』にいるデューストなんだが、可能な限り殺さないで欲しい。
オカンのサイクスも言いすぎたと反省してるしな────』
サイクス『誰がオカンだ!!』
いたのかサイクス。
ガルッチ「あんまり無理するなよ、サイクス。」
サイクス『余計なお世話だリア充ハーレムめ!!』
ガルッチ「すきでハーレム作ってるわけじゃないんだけど…………。」
ゼムナス『まぁ、頑張れ。(・ω・)b<GoodLuck』
『ピッ。』
イリヤ「お兄ちゃん、ジャックちゃんから連絡来たよ。ケイネスとソウラ、ディルムッドが来たって。」
ガルッチ「分かった。すぐに出向かおう。」
さてと、切り替え切り替え。ケイネス達を向かい入れないと………。
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