※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode52 仮面ライダーシン

-アインツベルン城 庭-

 

 

ガルッチside

 

 

百貌「何故我々の存在を…………?」

 

ガルッチ「そりゃお前、どれだけ気配隠そうが、キングハサンの方がよっぽど上手いぞ?まぁ、無意識の方が、よっぽど上手いけど。」

 

雁夜「気付いていたのか!?」

 

ガルッチ「大体はな。」

 

 

というか、規格外過ぎる気配遮断とかのせいで、普通のだけでも簡単に見つけちゃうんだけど…………。

 

 

イスカンダル「……これは貴様の計らいか?金ピカ。」

 

ギル「さてな。雑種の考えることなど、いちいち知ったことではない。」

 

 

あー、これ絶対怒ってるな。多分時臣か言峰のどっちかだと思うんだが、まぁどっちにしろ、ご愁傷様。

 

 

ガルッチ「さてと、アヴェンジャー。此奴を。」

 

 

『ポイッ』

 

 

ノワール「っと。あらこれって、あんたが使ってたガシャットとバグヴァイザーⅡ?」

 

 

僕がジャンヌ・オルタに渡したのは、『セブンシンカレクイエムガシャット』とガシャコンバグヴァイザーⅡの二つだった。

まぁカード越しでみてたから、知ってるのは当然かな?

 

 

ウェイバー「ら、ライダー…………。なぁ………。」

 

イスカンダル「坊主、落ち着かんか。宴の客を遇する態度でも、王の器は問われると言ったではないか?」

 

ウェイバー「お前はあいつらが客に見えるってのかよ!?!?」

 

ガルッチ「ある意味広いなぁ……………。」

 

イスカンダル「皆の衆、その剣呑な雰囲気を出すのは止めてはくれんか?それより、貴様らも共に語り合わんか?語ろうという者はここにきて杯をとれ。この酒は貴様らの血と共にある────」

 

 

話し合い決裂か。まぁ決まってたようなもんだしな。

 

 

ガルッチ「そろそろ始めるか。」

 

イスカンダル「?」

 

ウェイバー「始めるって、何を?」

 

アイリ「さっき投げた物と、何が…………?」

 

ガルッチ「決まってるだろ?『ゲーム』さ。」

 

 

僕はすぐさま立ち上がり、ゲーマドライバーΩを付け、2つのガシャットを取り出した。

1つは『パーフェクトパズルガシャット』。黎斗に頼んで作って貰った、新しいガシャット。もう一つは『セブンヴァーチェロンドガシャット』。今回はサポートしながら戦うスタイルで行くつもりだ。

ジャンヌ・オルタは僕のところに近づき、ガシャコンバグヴァイザーⅡを付けた。

 

 

【ガッチャーン!】

 

 

イスカンダル「待て、アヴェンジャーのマスター。アヴェンジャーのマスター、セイバー、そしてアーチャーよ。これが宴の最後の問いだ。──王とは孤高なるや。」

 

ギル「愚問だな。」

 

アルトリア「王ならば、孤独であるしかない!!」

 

ガルッチ「……………。」

 

イスカンダル「おい?貴様の答えは?」

 

ガルッチ「王は孤高に非ず。仲間と共に歩み、家族と共に生き、友を信じて、戦い続ける!アヴェンジャー!」

 

 

【パーフェクトパズル!】

 

【セブンヴァーチェロンド!】

 

 

【What's the next stage? What's the next stage?】

 

 

ノワール「いいわよ。復讐の時間ね!!」

 

 

【セブンシンカレクイエム!】

 

 

3つの音声と共に、僕とジャンヌ・オルタの後ろに画面が現れた。

 

 

アイリ「な、何か出て来た!?」

 

雁夜「なんだ此!?」

 

ウェイバー「これって魔術!?」

 

イスカンダル「ほほう、其れが貴様の答えか。しかし2人ともダメだな!まったくもって分かっておらん!この機会だ、彼らの雄姿を見るがいい!!」

 

ガルッチ「『大佐』!!」

 

ノワール「『変身』!!」

 

 

【【【ガッシャット!】】】

 

 

【ガッチャーン!レベルアップ!】

 

 

【青いパズル連鎖!大連鎖を目指せ!パーフェクトパズル!】

 

 

【ア ガッチャ!ミカエル!ウリエル!ラファエル!ハニエル!ザドギエル!メタトロン!ガブリエル!エンジェル!ロンドを奏でろ、七つの美徳!セブンヴァーチェロンド!】

 

 

【バグルアップ………!】

 

 

【プライド!グリード!ラスト!ラース!エンヴィー!グラトニー!スロウス!ブレイク!レクイエム奏でろ、七つの大罪!セブンシンカレクイエム!!】

 

 

お互い服装が変わり、ジャンヌ・オルタはいつもの戦闘服に、僕は天草四郎の服装に変わった。

本来なら、ジャンヌ・ダルクの服装だけど、パーフェクトパズルで自己強化とか出来るし、どういう訳か此なんだよなぁ…………。まぁ僕的に助かるけど。

 

 

アルトリア「!?」

 

イスカンダル「面白いものを見せてくれるな。」

 

ガルッチ「こんなもんじゃ無いよ。」

 

 

【STAGE SELECT!】

 

 

-大平原-

 

 

アイリ「これは…………、固有結界!?」

 

ウェイバー「でも、魔力なんて全然感じられない!!魔力の無い固有結界なんて、見たことない!!」

 

ギル「たわけ、これが固有結界だと思うか?ただ場所替えされただけで、固有結界は使ってない。そうだろ?」

 

ガルッチ「ああ。」

 

百貌「まさか、マスターであるお前が相手をするとはな………。」

 

ガルッチ「僕が相手になる以上、マスターはサーヴァントに勝てないって言う常識は捨てた方が良いぞ。」

 

ノワール「ええ、その通りよ。さて、始めましょうか。我が名はアヴェンジャー改め『仮面ライダーシン』!我が7つの大罪の炎に焼かれなさい!!」

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くのハサン達はガルッチとジャンヌ・オルタに襲いかかる。数なら此方が上、ならば数で押せばいい。そう思っていた。

 

 

ガルッチ「パズル展開!!アヴェンジャー!受け取れ!!」

 

 

【音速化!!】

 

【マッスル化!】

 

【音速化!!】

 

【属性強化!】

 

 

ガルッチ「ついでにお前らは此奴を受け取れ!」

 

 

【暗黒!】

 

【ギャグ!】

 

【混乱!】

 

 

ジャンヌ・オルタには強化系のアイテムを渡し、襲ってきたハサン達には妨害系のアイテムを押し付けると、それぞれの効果が出た。

押し付けられたハサン達は、ギャグを言い始めたり、いきなり変なことをしはじめたり、その辺りを右往左往していた。

対してジャンヌ・オルタは、他のサーヴァントの目ですら追いつけない程の敏捷性と、有り得ないほどのパワーで、アサシン達を倒していってた。

 

 

ウェイバー「な、何だ!?サーヴァントの筋力と敏捷、魔力のランクが上がってる!?」

 

イスカンダル「なるほど、役割分担か。マスターはそのアイテムでサポートし、アヴェンジャーはアサシン共に攻撃。いいコンビだな。」

 

ノワール「マスター!1人取りこぼした!!」

 

ガルッチ「OK!」

 

 

ジャンヌ・オルタの様子を伺い、隙を見てガルッチに襲いかかるハサンだが、2枚のアイテムを押し付けられた。

 

 

【爆睡!】

 

【怠惰!】

 

 

そのハサンはグッタリと倒れ、ダラダラしながら眠っていった。

 

 

百貌「馬鹿な、そんなことあるわけが…………!!」

 

ガルッチ「そろそろ始めるか。『双腕・零次集束(ツインアーム・ビッグクランチ)』!!!」

 

百貌「な、何を起こすと……………!?」

 

 

ガルッチは2つの光弾を空に向けて放つと、ブラックホールが起こり、それまでジャンヌ・オルタと戦ってたハサン達と、百貌のハサンはその中に吸い込まれていった。

 

 

百貌「す、吸い込まれるゥゥゥゥゥゥ!?!?!?!?」

 

ガルッチ「トドメと行くか。」

 

 

【全体化!!】

 

【全体化!!】

 

 

ガルッチ「行くぞ!!」

 

ノワール「ええ!!」

 

 

【バンバンシューティング!】

 

 

【ガシャコンマグナム!】

 

 

ガルッチが取り出したのは、プロト版の『バンバンシューティングガシャット』で、使用した途端『ガシャコンマグナム』が出て来た。

其れをすぐさま差し込んだ。

 

 

【ガッシャット!キメワザ!】

 

【キメワザ!】

 

 

ノワール「全ての邪悪をここに…………!!」

 

ガルッチ「報復の時は来た!!」

 

雁夜「な、なんか2人の周りに黒い炎が……………。」

 

ギル「復讐に取り巻く炎…………、だが奴は、どうやら扱い慣れているな。まるで前にも放ったかのように……………。」

 

ノワール「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮……………!」

 

ガルッチ「憎悪の炎に焼かれ、絶望の闇に堕ちろ!!」

 

 

【バンバンクリティカルフィニッシュ!!】

 

【ラースクリティカルバースト!!】

 

 

ガルノワ「「『吼え立て、呼び起こせ、我らの憤怒(ラ・グロンドメント・デュ・ヘイン)』!!!」」

 

 

ブラックホールが消えると同時に、その中に集まってたハサン達は黒い炎に囲まれて、どこからともなく出て来た槍が現れ、百貌のハサン以外の者が串刺しされて絶命した。

 

 

ガルッチ「終わりだ!!」

 

 

『ズダンッ!!』

 

 

百貌「ここ…………ま────」

 

 

『ゴシャア!!』

 

 

アルトリア「なっ!?」

 

ウェイバー「え、エグい…………。」

 

ガルッチ「それと言わせて貰うけど、アルトリア。これは決闘なんかじゃ無い。戦争だ。騎士道とかそう言うのが無いのが、この聖杯戦争なんだ。

いや、何処いったって、結局は勝ったもんがち。其れが戦争なんだ。それでも騎士道とか以て戦うんだったら、よそでやってくれ。」

 

 

ガルッチの起源弾が頭にぶち抜かれた百貌のハサンは、そのまま顔中に無数の剣が伸びてきて、そのまま全体に行き渡り、最期には爆殺された。

 

 

【GAME CLEAR!】

 

 

-アインツベルン城 庭-

 

 

ガルッチside

 

 

ギル「なかなか面白いものを見させて貰ったぞ、雑種。」

 

 

【【【ガッシューン………………。】】】

 

 

ガルッチ「まぁ、前までは此を結構使用したからな。とりあえず、1騎は脱落だな。」

 

イスカンダル「ゲームで倒すとは、こりゃ面白いマスターだな。」

 

ガルッチ「さてと、そんじゃそろそろ戻る。アヴェンジャー、雁夜。僕の手を掴め。ギルガメッシュ、イスカンダルには絶対に勝てよ。

 

僕との勝負をしたかったら、絶対に勝ち残れ。」

 

ギル「いいだろう、貴様の宣戦布告、確かに受け取った。」

 

ガルッチ「じゃあな、皆の衆。そしてセイバー陣営、必ず貴様らを絶望へと送ってやるからな。」

 

アルトリア「って、お代わり無いんですか!?」

 

ウェイバー「食い意地張りすぎだろ!?」

 

ガルッチ「それだったら自炊しろよ!?兎に角、帰るからな!!」

 

 

そして僕とジャンヌ・オルタ、雁夜はその場を後にし、隠れ家に戻っていった。

 

 

-隠れ家-

 

 

やれやれ、まさか僕の料理で、国の救済に加えて、新たな願望が表れるとは………。いや、国の救済よりはマシだな。どっちかと言えば。

 

 

ガルッチ「どうだった?」

 

イリヤ「とりあえず、ケイネスに治療して、同盟のお誘いはしておいたよ。キリツグの起源弾って、ホントに魔術師殺しなんだね………。

此だったら、アサシンになってもキャスター相手なら倒すこともできそうね。」

 

ガルッチ「まぁ確かにな。一応対策はしてあるが、万が一致命的なところで食らったら、『GAMEOVER』まっしぐらだな。」

 

イリヤ「ここまでコンティニューなしで来てるもんね。」

 

ガルッチ「特に殺人ゲームだと、どこからともなく攻撃してくるから厄介なんだよね。」

 

 

やっぱり安全地帯の確保は重要だよね。うん。

 

 

英竜「ガルッチ、キャスターの居所だけど………。」

 

ガルッチ「見つけたのか!?」

 

英竜「うん。ただ、そのキャスター陣営に……………、白いフードコートを来た奴が。」

 

ガルッチ「…………やっぱりか。」

 

英竜「後ガルッチ、アルトリアの言い方キツく言いすぎじゃ無いかな?」

 

ガルッチ「聞いてたのか?」

 

英竜「一応。」

 

 

うんまぁ、こうでも言わないと、諦めてくれなさそうだしね………。実際はわからないが。

 

 

英竜「彼女だって、故意で滅ぼした訳じゃ無いんだしさ。」

 

ガルッチ「まぁ、そうだけど……………。どうも僕、歴史改変に関しては厳しくしてしまうことが多いんだ。

過去のことは断ち切って、未来に生きて欲しいって思っていても、それでも無かったことにはして欲しくは無いんだ。仮に滅びる運命が無かったとしても、それは平行世界だと思うし、彼らの思いも、無駄にして欲しくないしね。

それに僕には………………。」

 

英竜「?」

 

ガルッチ「いや、何でもない。ただ言いたいのは、僕でも救えない者の為に、未来やお姉ちゃんが、その人達を救ってくれたらいいと思うんだ。此でも僕、お爺ちゃんだしさ。」

 

英竜「変なこと言うな、ガルッチ。勿論、救うさ。」

 

ガルッチ「後は……………、この先の運命は、ちゃんと受け入れて欲しい。」

 

英竜「? それって一体?」

 

ガルッチ「いずれ、否でも応でも分かるよ。」

 

 

まだ言えない。何故だか知らないけど、お姉ちゃん達には言えない。いや、言っちゃ駄目なのかも知れない。

言ってしまえば、取り返しの付かない事になるかもしれない。多分さとりも気付いているかも知れないけど、黙っててくれるし、閻魔あいの加護もちゃんとあるしね。

 

 

英竜「ホント、大丈夫だよね?いきなりポックリ死ぬって言うのは、勘弁だよ?」

 

ガルッチ「流石にポックリ死ぬ訳はないだろ。それより、そのキャスターの隣にいた白いフードコートって『新生ⅩⅢ機関』の1人だよね?」

 

英竜「間違いない。でも、聞いたところ、随分と機械的だった。」

 

ガルッチ「……………サイボーグでも、ノーバディになれるのか?ちょっと聞いてみる。」

 

英竜「誰に?」

 

ガルッチ「ゼムナスに。」

 

 

とりあえず僕は、ステータスウォッチャーΩを起動し、ゼムナスに通信を繋げた。

 

 

ゼムナス『呼んだか?っと、此は新顔もいるではないか。』

 

ガルッチ「ああ、彼女は星空英竜。義理の姉で妻だ。」

 

英竜「彼がゼムナス?」

 

ガルッチ「うん。『ⅩⅢ機関』のメンバーのリーダーでね。」

 

ゼムナス『あんた、結婚しすぎじゃ無いか?まぁいい、それで何かな?』

 

ガルッチ「機械類って、ノーバディになれるのか?」

 

ゼムナス『こりゃまた難しい質問だな。ただ、言えることは、機械類であっても、生き物みたいにちゃんと心を持っているならば、無いわけでもないな。むしろそのノーバディとして出て来るかは稀だが。』

 

ガルッチ「そうか………。ありがと。」

 

ゼムナス『ああ。後頼みがあるんだが…………、『新生ⅩⅢ機関』にいるデューストなんだが、可能な限り殺さないで欲しい。

オカンのサイクスも言いすぎたと反省してるしな────』

 

サイクス『誰がオカンだ!!』

 

 

いたのかサイクス。

 

 

ガルッチ「あんまり無理するなよ、サイクス。」

 

サイクス『余計なお世話だリア充ハーレムめ!!』

 

ガルッチ「すきでハーレム作ってるわけじゃないんだけど…………。」

 

ゼムナス『まぁ、頑張れ。(・ω・)b<GoodLuck』

 

 

『ピッ。』

 

 

イリヤ「お兄ちゃん、ジャックちゃんから連絡来たよ。ケイネスとソウラ、ディルムッドが来たって。」

 

ガルッチ「分かった。すぐに出向かおう。」

 

 

さてと、切り替え切り替え。ケイネス達を向かい入れないと………。

 

 

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