Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-冬木市公民館-
ボロボロになりながらも、アルトリアは聖杯があるところまで行き着いた。ランサー、バーサーカーを打ち倒し、そして、自身の願望を叶えるために、聖杯を求めた。
アルトリア「あ、あった…………!!」
ようやく叶う、国を救える。あと美味しい料理が食べれる国に変えれる。そう思い、彼女は近付こうとする。
だが、それを妨害しようとする者がいた。
???「令呪を以て銘じる、セイバー!聖杯を…………破壊しろ!!!」
アルトリア「なっ!?切嗣!!」
切嗣は、聖杯の正体を知ったのか、令呪を使ってアルトリアに聖杯を破壊させる。無論アルトリアは其れに抵抗する。それでも、切嗣は2つ目の令呪を使う。
切嗣「重ねて銘じる…………!!!聖杯を、破壊しろ!!!!」
アルトリア「やめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
遂に聖剣が振り下ろしてしまい、閃光が放たれる。切嗣も此でよしと思った。
???「破壊してたまるか!!」
一人の復讐者が来るまでは。
『ズドォォォォォォッ!!!』
切嗣「なっ!!」
アルトリア「アヴェンジャーのマスター!?」
ガルッチ「無限なる花弁よ、黒き聖杯を守れ!!『
ガルッチの前に、無数の花弁が現れ、その閃光を打ち消した。
ガルッチside
あー、危ない危ない。何とか間に合ったな。
アルトリア「って、アヴェンジャーのマスター!?何ですかその姿は!?」
ガルッチ「そこは気にするな。けどまぁ、間に合って良かった。」
一歩遅かったら、聖杯が破壊されて、冬木市が悲惨なことになりそうだったしな。
切嗣「……………何故だ!」
ガルッチ「?」
切嗣「何故貴様は僕の邪魔をする!!!その聖杯は、穢れているんだぞ!!!」
アルトリア「!?」
ガルッチ「…………見たのか、其れを。」
切嗣「当たり前だ!!なのに貴様は、聖杯を守りやがって!!!何のつもりだ!!!!!」
あの様子だと、見たようだね。けど…………。関係ない。
ガルッチ「何のつもりだって?決まってるだろ?その黒き聖杯をいただきに来たというわけだ。元より僕達の目的は、その黒い聖杯なんだ。」
切嗣「なんだと!?」
アルトリア「あの、アヴェンジャーの…………いえ、ガルッチ。聖杯が穢れてるって、本当なんですか?」
ガルッチ「…………………切嗣が破壊しろって言うからには、そう言うことだ。」
アルトリア「そ、そんな…………。じゃあ、私の願望は……………、最初から、叶わないというのか?ここまで来て、私には………………誰も救えないって言うのか!?」
あー、此はまだ引きずってる感じだな。お姉ちゃんはまだ来ていないっぽいし、ちょっと言わせて貰うか。
ガルッチ「アルトリア、いい加減気付かないか?救済をしても、過去は変えられない。穢れた聖杯なら尚のことだ。」
アルトリア「ならば…………、ならば如何すれば!?」
ガルッチ「未来を見ろ。過去ではなく、未来だ。前を向いて歩め、君には立派な足があるだろ?何も恐れる必要もない。お前が過去にやって来たことは、正しくはないが、間違ってはいない。だから、未来に向かって、歩け。」
アルトリア「ガルッチ……………。」
やれやれ、こんなの僕には合わないんだけどなぁ…………。
『ピシッ!』
ん?なんか空間が割れる音が…………?
切嗣「な、何だ!?」
アルトリア「な、何が………!?」
ガルッチ「あ、あれって…………。」
『バキンッ!!』
???「イヤッフゥゥゥゥゥ!!!!」
アルトリア「!?」
切嗣「す、スケバン!?」
ガルッチ「ベリアル?」
『スタッ』
んで、立ち上がった後顔を上げて…………?
『バ ァ ー ン!!!』
ガルッチ「………何してんの、ベリアル。つうか、ここデータ世界だよね?どうやって来たんだ?」
ベリアル「決まってるだろガル……………、は?」
ガルッチ「?」
ベリアル「いやいやちょっと待て、誰だ!?滅茶苦茶美人じゃねえか!?」
ガルッチ「おいベリアル、僕だ。ガルッチだ。」
ベリアル「マジで!?お前女────」
『ズゴンッ!!』
ベリアル「ゴフッ!?こ、この腹パン、テメェか…………。」
ガルッチ「全く、次……、女と言ったら許さんぞ?」
怪獣娘のベリアル、もといネオベリアルなのだが、言いやすいように僕はベリアルと呼んでる。
今のベリアルは、『新生ベリアル銀河帝国』の女帝として君臨していて、ネフィラス星人こと『魔道のスライ』とヒッポリト星人こと『地獄のジャタール』などのダークネスファイブを従えている。
ベリアル「っていうか、なんだってその姿に?」
ガルッチ「どうも僕、ノアとザギに認められたようでね。『エボルトラスター』を手にして、抜いたら、半ノア半ザギになって、翼広げたらこの姿になってしまった。
完全に美少女じゃねえか。」
ベリアル「確かに、俺でも見惚れちまったぜ。」
ガルッチ「それより、何故此処に?」
ベリアル「ああ、俺も聖杯に用があるんだ。」
ガルッチ「え?マジで?こっちも聖杯の回収をしようかと思ってるんだが。」
ベリアル「分かってる。だから回収したら、俺に譲って欲しいんだが。」
ガルッチ「いいよ、使う予定ないし。」
ベリアル「そうか!!ありがてぇ!!」
さてと、回収する前に、やるべき事やっておくか。
ガルッチ「ベリアル、彼女を抑えてくれ。ちょっとあの野郎を、地獄に落としてくる。」
アルトリア「え?切嗣に何を?」
ガルッチ「……………お前は見ない方が良い。あの野郎には、地獄に行って貰う………。」
アルトリア「……………私は止めません、いずれにしても、相容れぬ者だったって事がよく分かりましたので。」
ガルッチ「そうか。」
さてと、切嗣。テメェには、苦しんで貰わねばな。
切嗣「…………お前さえ、お前さえ居なければ…………!!」
ガルッチ「…………。」
切嗣「この聖杯戦争で、お前さえ居なければ、僕達は狂うことはなかったのに…………!!!くたばれ!!!化け物が!!!」
『ズダンッ!』
ガルッチ「無駄だ。」
『カンッ』
ガルッチ「今の僕には、起源弾は効かない。」
切嗣「ウグッ!?」
アルトリア「あ、あれって…………!?」
ガルッチ「アルトリアの宝具は、返させて貰うぞ。」
どうやって取り出したかって?念力です。
ガルッチ「代わりに、受け取れ。永遠なる呪い、『不老不死の呪い』を!!」
切嗣「アァァァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?」
『
ならばと思い、僕は切嗣のところに近付き、首根っこを掴んだ。
ガルッチ「ジャンヌ・オルタ。宝具開帳だ。黒い聖杯の周りに放て。」
ノワール「ええ、勿論よ。全ての邪悪を此処に…………。」
ガルッチ「今ここに、報復の時が来た!!」
ノワール「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮……………!」
ガルッチ「憎悪の炎に焼かれ、絶望の闇に堕ちろ!!」
穢れた聖杯の周りには、黒い炎が上がり、切嗣を焼き尽くそうとするほど燃えていた。
ガルノワ「「『
切嗣「ッ~~~~~~~~~~!?!?!?!?!?」
黒い炎は切嗣に纏わり付き、槍のようなものが、切嗣を串刺ししていった。
ガルッチ「此奴も味わいな。」
『ズダンッ!!』
切嗣「ッ!?」
ガルッチ「起源、発動!」
炎に焼かれ、串刺しされた切嗣は更に、僕の起源弾を食らい、無数の剣によって苦しんだ。死んでいるはずなのに、生きているのが不思議なぐらい、終わることのない苦痛を味わっていた。
ガルッチ「どうだ?苦しいか?痛いか?それが彼らの痛みであり、苦しみだ。何が正義の味方だ、何が恒久的な平和だ。
お前のような奴が、正義の味方を名乗るんじゃねえ!!!殺人鬼!!!!」
切嗣「き、貴様……………ッ!!!」
ガルッチ「貴様の罰は、聖杯の呪いに永遠と苦しみ続けることだ。貴様が求めていた聖杯だ。その泥の中で溺れ死んでいけ。」
切嗣「ふ、巫山戯………るな………!!お前だって……………、大勢、殺した、くせにっ!!!!」
ガルッチ「貴様よりマシだ。その願望は破綻している、善意も悪意もない平和にするという考え、誰もが血で血を争わない願いなど空想のおとぎ話だ!そんな夢を抱いてしか生きられぬのであれば、抱いたまま溺死しろ。」
そして僕は、切嗣を浮かし、聖杯の真上まで動かした。下には聖杯の泥が噴き出していて、切嗣を待っているかのように、虎視眈々と狙っていた。
ガルッチ「さらばだ。誰も理解されず、その聖杯の泥の中に溺れながら、理想を抱いて溺死しろ。衛宮切嗣。」
切嗣の首根っこを離し、聖杯の泥へと落ちていく切嗣を見届けた。聖杯の泥も待ってましたと言わんばかりに、切嗣を覆う。そして、その聖杯の泥から逃れようとする切嗣の目には、切り捨てられた者達の目をしたまま、その泥の中に吸い込まれていった…………。
酷すぎるのは承知の上、残虐過ぎるのは分かってる。けど、それでも僕は、生かすつもりはなかった。
此が、世界を平和にしたかった願望を持ち、哀れにもアインツベルンに騙されて、聖杯を追い求め続けた、過程のない空虚な正義の味方に相応しい末路。
切嗣は、その聖杯の泥の中で、永遠と苦しみ続けながら、後悔するだろう。だがそれが、奴が求めた相応しいワーストエンドだ。
ガルッチ「…………後は、聖杯を回収するだけ。『ブランクカード』よ、黒き聖杯を回収しろ!!根源の孔も、聖杯の泥も一緒にな!」
1枚の空白なカードを取り出し、聖杯の真上まで投げつけると、すぐに光り始め、一瞬にして黒い聖杯と泥、更には孔を吸収していった。
そのまま僕の方に戻ってくると、カードから『Fate/Zeroガシャットロフィー』が現れ、そのスイッチを押した。
【GAME CLEAR!CONGRATULATIONS!】
っと、丁度そこで、お姉ちゃんとイリヤ、藍も到着した。けど、なんか僕を見た途端様子が変だが…………どした?
英竜「美しい…………。」
イリヤ「綺麗な人…………。」
藍「こんな美少女、今まで見たことない…………。」
ガルッチ「おい、3人とも。その美少女、僕なんだけど。」
妻(姉も含め)3人「えっ!?ガルッチ(お兄ちゃん)!?」
ベリアル「まぁ、見とれる気持ちは、分からんでもねえがな………。」
~美少女元神様説明中~
英竜「なるほど、『デュナミスト』と同時に、『暗黒適合者』になってそうなったのか。じゃあその黒い聖杯を持ってるって事は…………。」
ガルッチ「ギルガメッシュに勝った。」
英竜「そうか。それで、貴方はどうするの?騎士王さん?」
アルトリア「私は…………、そうですね。ブリテンの滅びの運命を変えようと思いましたが、ガルッチの言うとおり、前に進んでみようかと思います。」
英竜「なるほど、その様子だとガルッチが何かを言ってあげたようだね。なら、今の君には、此を使うのに相応しいだろう。」
お姉ちゃんが取り出したのは、僕が持っているのとは違う『エボルトラスター』だった。というよりは、こっちが本来の『エボルトラスター』だろう。
ベリアル「主、此奴を受肉させて、俺の配下にしたいが、かまわないか?」
アルトリア「私を…………、ですか?」
ベリアル「ああ、テメェのような奴がいたら、俺達も助かる。」
アルトリア「………他に行くところもないので、お願いします。」
ベリアル「よっしゃ!!これからも宜しく頼むぜ、アルトリア!!」
英竜「ならば祝いだ。此を受け取れ。」
アルトリア「分かりました。」
アルトリアは『エボルトラスター』を手にすると同時に、何かがアルトリアに流れ込んでいく。
そしてアルトリアは、晴れて『デュナミスト』に選ばれた。それと同時に受肉して、ベリアルの配下となった。
ベリアル「じゃあガルッチ、聖杯を。」
ガルッチ「ああ、やるよ。」
ベリアル「おう、サンキューな。それじゃあアルトリア、歓迎するぜ。」
それだけ言って、ベリアルはアルトリアを連れて、割れた空間の中に帰っていった。
ガルッチ「さてと……………。藍!!さっきから何足を舐めてるの!?凄いゾクゾク来るんだけど!?」
藍「だって、今のガルッチは美少女でしょ!?しかも裸足だし!!舐めずにはいられないに決まってるじゃない!!!しかも、チラ見したけど、下着着けてないし!!」
ガルッチ「マジで!?」
英竜「張本人も知らない事実!?」
イリヤ「もうお兄ちゃん、いつから露出プレイに目覚めたのかな?」
ガルッチ「なんでさ!?∑(OдO;)」
英竜「もしかして、清純でありながら痴女みたいな?」
ガルッチ「何その矛盾!?とにかく、やめなさい!!」
藍「じゃあ私を踏みつけて下さいお姉様!」
ガルッチ「誰がお姉様だ!!」
ん?なんか闇の中から誰かが………。
ラクシーヌ「踏みつけると聞いて。」
ガルッチ「何でお前も来てるんだ!?」
藍「こっちにも美少女!?何これ天国ゥゥ!!!」
英竜「あれ、『ⅩⅢ機関』?」
ガルッチ「その筈なんだが、ホント………何故ああなったんだ?」
ラクシーヌ「ガルッチ様の為なら、どんなところでも!!!」
ガルッチ「駄目だ此奴、早く何とかしないと。」
イリヤ「お兄ちゃんは渡さないよ、ラクシーヌ!!」
ラクシーヌ「あら、其処を退いて小娘。私に用があるのは、ガルッチ様だけだから。」
ガルッチ「おい、誰か此奴を何とかしてくれ。」
あーもー、何でこうなるのかなぁ…………。
イリヤ「とにかく、帰りなさい!!」
ラクシーヌ「嫌よ!!ガルッチ様を踏みつけてくれるまで帰ってなるものか!!!」
藍「どうせなら私を踏みつけてもいいよ!!」
ガルッチ「いい加減にしてくれ!!!とにかく、ラクシーヌは帰れ!!!『ノアキック』!!」
『ガツンッ!』
ラクシーヌ「ありがとうございました!!!!」
と、とりあえず、追い出せた。全く、裸足で蹴ったの初めてだよ畜生…………。
ガルッチ「…………戻ろっか、皆。」
英竜「そうだね。」
イリヤ「はーい!!」
藍「帰ったら私を踏みつけていいよ!!!♡♡♡♡」
ガルッチ「藍…………。」
藍「むしろベットで滅茶苦茶セックスしまくろう!!!!!」
ガルッチ「…………わ、分かったよ。風呂場でもベットでも犯してもいいから、抑えてくれ。」
藍「やったぁぁぁぁぁ!!!!」
英竜「それでいいのか、ガルッチ。」
ガルッチ「まぁ、実は僕も…………、久々に女性になっちゃったし、いっぱいしてもいいかなぁ……………って。////////////」
英竜「…………満更でもなかったのか。」
ガルッチ「ハハハ、情けないけど…………、そうだね。////////////」
いつも快楽に身を任せているとは言え、欲しいのは事実だしな。まぁ、まだ変身解けることなさそうだし、付き合ってあげようっと。
sideChange
-???-
Ⅰside
Ⅴ「此で、残り8つ。全く、どうなって……………おい?」
Ⅰ「…………あり得ない。」
Ⅴ「?」
Ⅰ「あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない!!!!」
Ⅴ「ど、どうした!?」
あぁ、嘘でしょう?まさか、まさか貴方だったというのですか!?
Ⅰ「まさか、我々が相手をしたのは、『創造王神』だったなんて…………。」
next episode
-始原の城-
士「『創造王神』?聞いたことない名だな。」
まぁね、其奴はTOAA達や世界等のあらゆる物全てを生み出したものであり、始原の大神の産みの親と呼ばれているんだ。
束「じゃあガルちゃんは、その『創造王神』にさせようと、初代全王神ヴァルハラが育て上げたって事?」
そう言うこと。まぁもしも、TOAA達がやばいことになったら、この計画が発動するけどね。リセットとは、ちょっと違うけど、強くてニューゲームと近いようなものかな?
メアリー「強くてニューゲームねぇ…………。」
士「リセットに近くて、リセットじゃない奴か………。じゃああれか?其奴らを倒したら、リセットと似たようなことをするって言うのか?」
まぁね。とは言え、それに影響しないのは、ガルッチと強く根付いている者達だけだな。かつての友とか、家族とか、仲間とかが良い例だな。
他の者は、それに影響する事になるけどね。
士「まぁ、それが本気で起こったら、止めるしかないな。」
ライフ「お父様、お客様です。」
客?一体────
???「よう士、久し振りだな。」
士「お前は、マーベラス!!」
マジかよ、良くここまで来れたな!?
マーベラス「まぁな、結構掛かったが。それより、面白え話をしてやろうか?」
面白い話?
マーベラス「『創造王神』の闇伝説を。」
全員『闇伝説?』