Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-マヒマヒリゾート-
ガルッチside
ホタル「着いたで。」
ホントに着いちゃった。皆も唖然としているらしいけど、僕も同じ気持ちだ。なんか凄く高級なホテルって感じの雰囲気あるし。
イリヤ「あ、プールあるよ!!」
ホタル「今はちゃんとしたプールやけど、ナワバリバトル、ガチバトルの時はステージとして使えるんや。まぁ、見たところ未来達と同じように、水に落ちても平気そうやけど、イカの力もあるようやしな。」
深雪「もしかして、本来イカって泳げんのか?」
ホタル「泳げん泳げん。人間とインクリングの構成がえらいちゃうんや。」
イカなのに泳げないとはこれ如何に。
全王神「ガルちゃん、狙ってないよね?(ギャグ的な意味で)」
ガルッチ「狙ってない。」
ホタル「まぁ、落ちたら落ちたで、強制的にリスタートさせられるけどね。ナワバリバトルとか、ガチバトルの時は気いつけや。」
そうして、僕達はホテルの中に入っていった。思ってた以上に綺麗で、イカやクラゲ等の者らが沢山いた。
でも、未来達は何処なんだろ?
「いらっしゃいま…………、ホタル様。彼等のランクが───」
ホタル「未来達の仲間や、ランク関係なしって事で。」
レベル?それって一体。
「畏まりました。」
ガルッチ「黎斗、ランクって?」
黎斗『恐らくは階級的なものだろう。因みに最大ランクは、30なのだろう。実際は知らんが。』
ガルッチ「なるほど………。」
ホタル「こっち乗って、未来達は最上階にいると思うから。」
最上階って事は、もしかして最大ランクまで上り詰めているって事なのかな?
そう思いながら、エレベーターに乗り込んで、未来達がいる最上階まで向かった。
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-???-
Ⅴside
やれやれ、最近Ⅰの様子がおかしい。なんだ『創造王神』って。聞いたことないぞ。そしていつの間にか、デュースト居なくなってるし。
彼奴、遊びに関しては超一流なんだよなぁ。
Ⅴ「ガルッチか、彼奴は一体何者なのだ?」
Ⅰを怯えさせるほどとは、本当に何者なのだ?
Ⅶ『ヤッホー!!って、如何したのⅤ。』
Ⅴ「Ⅶか。考え事だ、そっちは如何なんだ?」
Ⅶ『うん?今彼奴らの仲間が合流したところを確認したところだよ~。』
Ⅴ「何故止めない。」
Ⅶ『だって今、『ナワバリバトル』やってるから~!!』
遊ぶなよ。いや、遊びながら奴らを確認できるって、ある意味凄いぞ?遊びさえなければ……。
Ⅴ「まぁ良いが、ちゃんと始末しろよ?」
Ⅶ『は~い………。』
おい、そこでテンション下げるってどういう事だ。全く、まとめ役というのは、ホントに疲れる。
Ⅴ「……………奴が持ってた頭痛薬、貰おうかな。」
sideChange
-マヒマヒリゾート 最上階-
ガルッチside
『チーン』
どうやら最上階に到着したようだ。一体どう言う場所なんだろう?そう思いつつ、足を踏み入れ、目の前にあったドアを開けようとする。
『バンッ!』
ガルッチ「ッ!?」
???「あれ?何かぶつかった音が…………って、お兄ちゃん!?大丈夫!?」
ホタル「あ、あらぁ、痛そう。」
フラン「あ、ホタルちゃん!って事は、英竜お姉ちゃん達も来て……………って、全ちゃんも来たの!?」
全王神「うん!♡」
あ、頭痛かった………。まさかそっちから開けてくるなんて、思ってなかったし………。
未来「如何したの?フラン…………って、全王神様!?」
ガルッチ「なんか、母さんも参戦したかったようで…………。」アタマイタイ
未来「えぇぇぇっ、それでいいのホントに………。」
全王神「大丈夫だ!問題ないよ、未来ちゃん!!(ゝω・)b」
未来「まぁ、いっか。とりあえず、入って。色々と話したいことがあるし。あと、頭大丈夫?」
ガルッチ「大丈夫、問題ないから。うん。」
そんなこんなで、僕達は未来達の部屋に入った。一言言えば、滅茶苦茶豪華。まさしく貴族か王族がこの部屋にいても不思議じゃないほどの、豪華過ぎる部屋だった。
僕の場合は、あまり豪華過ぎるのが苦手なのだが、それに考慮しているのか、ちゃんと和式の分もあった。よかった~、和式があると落ち着くわ。
未来「ガルッチって、ホントに和式好きなんだね。」
全王神「そういえば、ガルちゃん和式には結構こだわってたね。」
深雪「相当だね。」
ホタル「まぁアタシも、浴衣着てるしな。」
あ、そういえばそうだったね。
未来「さてと、全王神様が来ることは想定外だったけど、とりあえず来て貰ったから、状況説明するね。
皆が来る前は、『ナワバリバトル』とか『ガチバトル』とかのルールに沿って鍛えていたけど、途中で『新生ⅩⅢ機関』の襲撃にあったんだ。」
夜神「その人の名前は、『アルトリウス』。番号はⅦ番と言ってた。声からして、女性だと思う。」
こいし「撃退には成功したけど、まだ何処かに潜んでいると思う。」
何処かにか………。
フラン「その後はオクタリアンっていう奴と戦いながら、デンキナマズを取り返していって、【GAME CLEAR】したって訳。」
英竜「4人で戦ったのか?」
ホタル「うんにゃ、正確には7人。私ともう一人の相方、そして可愛らしい3号。そして、この4人でね。」
ガルッチ「そういえば、相方見当たらないんだけど、どうかしたのか?」
ホタル「あー、其れ聞かれると思ったわ。」
ん?言っちゃいけない内容だったのかな?
未来「教えたいのは山々なんだけど、まずは君達を鍛えなきゃだめだ。技量とかね。」
ガルッチ「そうなのか?」
未来「うん、どうも皆。ランクって言うのを気にしているようで、1番高い人は優遇されていて、何をやっても許されてしまう世界なんだ。」
フラン「勿論、ある程度は私達もやったけど、こういうのは私達でも好きにはなれないし、何よりタコを差別するって言うのが、イラってくるのよ。」
こいし「最近じゃあ、初心者狩りってのも始まってるらしくて、あらゆる手で陥れようとする奴がいるのよ。」
夜神「こっちも何とか初心者狩りをしているチームを抑えてるけど、一向に減らないっていうかなんて言うか…………。」
何ともまぁ、酷いものだな。差別に妨害、しかもランク付けときたか。なんか僕、なじめない気がする。
ホタル「まぁうん、アタシも初心者狩りっていうのは許せないもんやしな。」
イリヤ「酷い連中もいるんだね。」
全王神「だったら、私達の手で見返してやるって言うのは?」
ガルッチ「無論そのつもりだ。あっちがルールなしでやってきたら、倍にして返す。」
全員『(あ、復讐者の目をしてる。)』
ガルッチ「とりあえず、まずは互いのランクと技量をあげることからかな?」
ホタル「せやな、其れがええと思うで。あるランク10になったら、ガチバトル挑んでみ。」
全王神「は~い!(*´∀`*)ノ」
ホタル「せやけどガルッチやったか?」
ガルッチ「?」
ホタル「あんた、見たところ銃の扱い手慣れてるようやね。しかも、シューターとマニューバーが相性良さそう。」
ガルッチ「マニューバー?」
未来「何でも、二拳銃が出来るらしいよ。」
ガルッチ「マジで!?だったら、ランクを上げて────」
ホタル「まぁまぁ、落ち着け。善は急げっていうけど、急がば回れってのもあるやろ?」
そ、そうだった…………。忘れてたよホントに…………。
未来「とりあえず、来てくれたことだし、今日は泊まって、明日から『ハイカラスクエア』に行こう。
久しぶりに、ガルッチの手料理食べたいし。」
フラン「そういえば、キッチンあったね。」
ガルッチ「んじゃあ、食材あったら、なんか作るね。」
ホタル「え?ガルッチって可愛いだけじゃなくて、料理も出来るの?もうこれ女子力高いんとちゃう?」
あの、僕は男なんだけど、何で女性にしか見えないの?もう毎回毎回此の生活してるんだけど、そろそろ男性の威厳がなくなりますけど~…………。
ガルッチ「男の娘として生まれた自分に恨みたい………。」
黎斗『あー、ドンマイだ。』
クリムゾン『頑張って生きろ、ガルッチ。(・_・;)b』
ガルッチ「もう性別捨てた方が─────」
全員(士織とホタルを除く)『それだけは駄目!!!!』
ガルッチ「何でそこだけ止めるんだよ!?」
ホタル「うわぁ、苦労人やなぁ………。」
士織「最近では、性別捨てようとするほど、病んでいますし………。」
イリヤ「士織ちゃん、お兄ちゃんは既にヤンデレになってます。もう末期って言うほどに。」
こいフラ「「うんうん。(・_・;)(._.;)」」
全員『あ、そうだった………。』
うんまぁ、仕方ないよ。もうこれでも勝手ぐらいに病みましたので、うん。まぁ束縛とか監視とかしないけど、純粋に愛してくれれば、それでいいんだけど………。でも、捨てられたら……………。
『ズゥ~ン…………。』
未来「な、なんだか、ガルッチのオーラが…………。」
全王神「お、重い。」
イリヤ「さすが、純愛系ヤンデレお兄ちゃん。」
こいし「もし私達が見捨てたと想像したら。」
フラン「凄く暗くなっちゃったね。」
英竜「だ、大丈夫だよガルッチ!見捨てない!絶対に見捨てないから!!」
ホタル「なんて言うか、ホントに大変な家族やな………。(・_・;)」
此が僕らの家族ですし、日常のようなもんだよ。とりあえず、明日は皆で『ナワバリバトル』に参戦して、可能ならば初心者狩りの鼻折る処か人生ならぬイカ生を終わらせてやった方がいいな。
どうやら、『ボーイズライザー』の使用もできるし、場合によっては役に立つかも。別にルールに載ってなくても、使うなとは書いてないしな。
さぁ、イカ達よ。お前達の実力を見せてみろ。
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