※この作品はR-18です。

Subterranean Electron World   作:深緑 風龍

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episode64 ハイカラスクエア

-ハイカラスクエア-

 

 

翌日、ガルッチ達は今回の舞台である『ハイカラスクエア』へと向かった。

 

 

ガルッチ「ここが、か。」

 

全王神「色々な店がいっぱいだ…………。」

 

英竜「だが、最初の私達は金無しだし、ランクは1だから、とにかくいっぱい稼がないとだめだな。」

 

藍「確かに、出来るだけ稼がないと…………。」

 

士織「それにしてもここにいるのって、ホントにイカ達なんだね。」

 

イリヤ「あれ?あそこに何かやってるよ?」

 

 

イリヤが指差すところには、イカと、なんとタコことオクタリアンだった。この様子だと、どうやらホタルと同じ、アイドルのようだ。しかもこの街の。

 

 

藍「び、美少女!?」

 

ガルッチ「藍、落ち着け。」

 

 

『パシンッ!』

 

 

藍「あうっ………、まだ何も言ってないのに~。でも、もっと叩いて下さい!♡」

 

ガルッチ「やめい。というか、少し周りをちゃんと見ろよな………。」

 

深雪「もう詠唱無しでハリセン出せるって、凄いわな…………。」

 

ガルッチ「しかし、アイドル名はどんなんだろう?なんか書いてあるけど、どう読むんだ?」

 

 

そう思い、ガルッチの腕に巻いてある『ステータスウォッチャーΩ』を起動させ、翻訳を押すと、そこにはこう書かれていた。

 

 

『テンタクルズ』

 

 

ガルッチ「あー、なるほど。確かにイカとタコって、触手あるもんなぁ………。」

 

深雪「あれ?ガルちゃん。何で顔真っ赤になってんの?」

 

ガルッチ「え?いやいや!?僕は別に───」

 

イリヤ「もしかして、触手に犯される自分を想像しちゃったのかなぁ?」

 

ガルッチ「Σ(--;)ギクッ」

 

深雪「触手に犯されるガルちゃんかぁ、それはそれであり─────」

 

ガルッチ「いや、ちょっと違うよ深雪………。想像っていうよりは……………。実際、犯された。///」

 

イリヤ「そうなんだ。実際──────え?」

 

深雪「what's!?」

 

藍「!?」

 

 

さすがのイリヤですら、驚きを隠せなかった。実はガルッチは、レイスと共に絶滅危惧種の触手を探し、見つけ次第保護した後、どうやって増殖するのかを研究しているのだ。

大体はレイス自身が媒体となって、触手を相手をするのだが、時折ガルッチも触手を相手にすることもあるのだ。

 

 

英竜「ガルッチ、君って意外とそう言うのもいけるのか?」

 

ガルッチ「まぁ、そうなるね。仕事とは言えど、ああ言うのは、違う意味で病みつきになる………。」

 

全王神「が、ガルちゃんの知らない秘密を知っちゃった気がする…………。」

 

簪「触手かぁ…………。」

 

 

というものの、触手だけではない。スライムも相手している。と言うよりかは、実際ガルッチも飼い始めていたのだ。

その事については家族全員知っているのだが、まさか触手も体験したなんて夢にも思わなかっただろう。

そんなこんなで、ハイカラスクエアの真っ直ぐにあるビルに入ろうとしたら、4人のイカ達が立ちふさがった。

 

 

「ん?見ない顔だけど、新しい初心者かな?」

 

深雪「そうやけど?」

 

「ほう、そっか。」

 

 

すると何かを取り出そうとしていたときに、直ぐさま警戒した。全王神に至ってはまだ笑顔だが、目は笑ってなかった。ガルッチは、防御宝具をいつでも発動できるようにした。

 

 

「…………へぇ。どうやら私達、何をしようとしてるか分かってるらしいよ?」

 

「違いないわね。」

 

ガルッチ「一つ聞く、お前らは初心者狩りの奴らか?」

 

「ああそうだ、お前達の初心者共を狩り続けるチームさ。だが、見たところ、戦い慣れているな。」

 

ガルッチ「そうか。なら遠慮無く言わせて貰うが、勝ちに行かせて貰うぞ。僕らは初心者といえど、戦い方についてはこっちが上だ。」

 

「それは面白い、その自信たっぷりの発言を、辱めてやるか────」

 

???「はいはい喧嘩しちゃ駄目っすよ。」

 

 

すると、白いフードコートを着込んだ人と、その二人が入ってきた。

 

 

英竜「って、デュースト!?」

 

ガルッチ「それに、パラドとグラファイト!?何でここに!?」

 

デュースト「ん?あ、ガルッチ!」

 

パラド「此処にも来たのか。此は心が踊るなぁ!!」

 

グラファイト「何でか知らないが、俺も此奴らに連れて行かれた。」

 

簪「もしかして、ガルッチと英竜が言ってたⅩⅢ番って、この人?」

 

???「そうだよ~!」

 

 

デューストの代わりに、返事をしたのは、髪の色がピンク色で、少し派手な格好をしている女性がいた。流石のガルッチ達も首をかしげたが、デューストが説明してくれた。

 

 

デュースト「紹介するっす。この子はポッピーピポパポ、この子もバグスターっす。」

 

「え、ちょっと待て!デュースト!?」

 

「嘘、デューストって言えば、初心者狩りをしているイカ達を執行しているあの!?」

 

ガルッチ「マジで!?」

 

デュースト「まぁ、事実っすけどね。俺らだって、楽しく、仲良く、そして本気で遊びたいのが、俺達だからね。」

 

パラド「だけど、初心者狩りをしているイカ達は、絶対に許さない。」

 

グラファイト「だからナワバリバトルをして、そう言う奴らを執行してるって訳だ。」

 

ポッピー「皆で楽しくやらないとね。」

 

全王神「はーい!」

 

ガルッチ「敵なのに正論だな。」

 

デュースト「そういえば、ここにいる皆ってランク1っすか?」

 

8人『うん。』

 

デュースト「そっか。よし、んじゃあ君達の初戦の相手はこのイカ達にするっすかね。」

 

「「「「!?」」」」

 

ガルッチ「初心者狩りを?」

 

パラド「本当なら、俺達が執行したいが、此奴らに一度実力を見せつけた方がいいしな。」

 

深雪「ウチらが!?」

 

全王神「でも、私達初心者だよ?!」

 

グラファイト「安心しろ、俺達も久しぶりにナワバリバトルをしようかと思ってな。もう一チームは俺達と対戦して、色々と鍛えさせてやる。」

 

 

そうして、簪、深雪、士織、イリヤはデューストチームに、ガルッチ、全王神、英竜、藍は先程立ちはだかったイカ達を相手をするのであった。

 

 

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