Subterranean Electron World 作:深緑 風龍
-ハイカラスクエア 地下-
ガルッチside
ボス戦のやかんを発見したものの、何かの結界に阻まれていたため、しばらくの間待っていた。
すると、先に出発していた皆が戻ってきた事により、阻まれていたはずの結界が壊れた。
ガルッチ「もしかして、デンキナマズを回収したことで、壊れたのかな?」
英竜「まぁでも、此で挑める。未来、ガルッチ、夜神、士織。行くよ。」
未来「うん。」
ガルッチ「中に入ったら、変身するぞ。」
英竜「了解。」
そうして僕達は、ボスがいるやかんの中へと入って────
全王神「私も~!!」
って、おい!?母さん1回行っただろうが!!!って言おうとしたら、もう既に入り込んでしまった。もう、仕方ねえなぁ………。
『チャポン』
『ピィィィィィ!!!! ボコンッ!』
………とりあえず到着したものの、静かだな。
ホタル『気いつけてな、紫色のインクが見えるやろうけど、恐らく他の仲間達が戦ってきた中でも危ない敵やと思うよ。』
ガルッチ「あの辺りか………。」
全王神「よーし、1番乗り~!!」
英竜「ちょ、全王神様!」
行っちゃった……………、少し慎重さを持ってくれよなぁ…………。そう思いながら、紫色のインクのところに向かい、近付いてみた。目の前には、デンキナマズがいて、何かの膜を覆っていた。
士織「あれがデンキナマズ…………。」
ガルッチ「間近で見たけど、あれが……………!?離れろ!!」
咄嗟に下がると、タコの足が現れ、デンキナマズを掴み、インクの中に吸い込まれた。
その中から、タコの足が生えたような何かが出て来た。あまりにも眩しくて、外見が見えなかったものの、眩しさが無くなると、そこにはなにかが入った機械のようなものが見えた。
未来「何だろ、あれ?」
ガルッチ「ん?なんか出るぞ?」
『チーン! ボコッ!』
…………って、パン!?まさか、此が敵!?
夜神「敵…………、ですね。しかも顔付きの食パンっぽいのが…………。」
未来「…………此をインクで塗るっていうのは、ちょっとねぇ。」
英竜「食べ物にインクで塗らせるなんて、此がタコのやり方かァァァァァァァ!!!!」
ホタル『そ、そこかいな!?』
士織「そうだよね、アレを塗るのはちょっとねぇ…………。」
深雪「罰が当たりそう………。」
全王神「ところで、ガルちゃん。……………………ガルちゃん?」
【ラッシュマッチレス!】
【ギリギリチャンバラ!】
とりあえず、此奴を斬る。食べ物を兵器に使う奴は、罰を与えてやる。
ガルッチ「『伍長』!」
【【ガッシャット!】】
【【ガッチャーン!!レベルアップ!!】】
【一騎当千!天下無双!ラッシュラッシュマッチレス!!】
【ア ガッチャ!ギリ・ギリ・ギリ・ギリ!チャンバラ!】
『!?』
ガルッチ「おいタコ。食べ物を兵器に使ったこと、後悔させてやる。今の内に、念仏を唱えておくんだな。」
6人「「「「「「キレてた!?」」」」」」
ホタル『…………こりゃ、別の意味で怖いわ。って、来るよ!』
『チーン!』
ガルッチ「秘剣────」
『ボコッ!』
ガルッチ「『燕返し』!!!」
『スパッ!!』
攻撃してくる顔が付いたパンを燕返しをした途端、そのパンからインクの飛沫をあげながら3枚の熱いパンが出来上がった。
『!?!?!?!?』
ガルッチ「おい、何処に行く?まだ3枚斬っただけだろうが。怖がらず掛かってこいよ。」
未来「………とりあえず、僕、天辺に生えてるタコの足に向かうね。」
全王神「私も。」
英竜「私も。」
深雪「ウチも。」
士織「じゃあ私は、壁を塗るね。」
夜神「私もそうする。」
というか、全然出て来ないな………!出て来いって言ってるのに!!
『斬ラレル!斬ラレル!!』
ガルッチ「ベーカリーなんだろ!?パン出せ!!」
ホタル『うわぁ、凄い逃げてる………。』
チッ!だったら、先ずは脚を斬らなければ!いやまず、脚何処?
『ブシャァァァァッ!!』
ん?なんか天辺からインクが噴き出してるけど、あれって?
『シマッタァァァァァァァ!!!!彼奴二気ヲトラレテタセイデ弱点ガァァァァァァ!!!!』
…………彼所に弱点があったのか。よし、良いこと知ったぞ!
未来「ガルッチ、ちょっと頼みがあるんだけど。」
ガルッチ「何?」
未来「囮役、頼んでくれない?その間、僕達が天辺にあるタコの足を狙うから。」
ガルッチ「囮役ね。僕も行きたいけど、いいよ。」
『グヌヌ、コウナレバ!!!』
うわ、なんか鉄製の何を着けたな?というかそんなの着けて大丈夫なのかな?
ホタル『塗る場所減ったなぁ………。どうすんの、此。』
ガルッチ「だったら…………!」
【ガッチョーン……、ガッシューン………。】
【ドラゴナイトハンターZ!】
英竜「ちょ!?」
未来「いきなりLv5に!?」
ガルッチ「『曹長』!」
【ガッシャット!】
【【ガッチャーン!!レベルアップ!!】】
【ア ガッチャ!ド・ド・ドラゴ!ナ・ナ・ナ・ナーイト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター!Z!】
ギリギリチャンバラガシャットを抜くと同時に、ドラゴナイトハンターZガシャットを差し込むと、佐々木小次郎の衣装からジークフリートの衣装に変わった。
まぁ、ドラゴンだし、仕方ないか………。
ガルッチ「その鋼鉄、砕いてやろう!」
『オイ、マダアレガデナイノカ!?早クシナケレバ─────』
ガルッチ「オラァ!!」
『バキンッ!!』
『ファッ!?』
ガルッチ「今だ塗れ!!!」
ホタル『嘘~ん、鉄製を打ち破っちゃったよ。お陰で彼奴のバランス悪くなっちゃってるし………。』
そして再びタコの足が破裂して、ベーカリーの3度目の正直。今度はパンの一部を鉄板で覆っていた。
ホタル『ほうほう、そこは塗れんと?だけど、残念やったな。パンを出してしまった時点で、もう敗北は見えてるで。』
『サァ!斬レルモノナラ───────ッテ、何故貴様ラハ合掌シテル!?』
ガルッチ「ようやく出したな?」
【ギリギリチャンバラ!】
【ガッシャット!キメワザ!】
ガルッチ「此で、エンドロールだ。」
【ドラゴナイトギリギリクリティカルフィニッシュ!!】
ガルッチ「神技───────」
『ナッ!?』
『ズバッ!ズバッ!ズバババババッ!!!』
ガルッチ「『悪竜百連斬』。お前はもう、死んでいる。」
『ヒ、ヒィィィィィ!?!?!ヒデブッ!?』
あ、アクアマリンのインクが飛び散って消えていった…………。ってか、僕が斬ったはずのパンもないし…………。
【【ガッシューン…………。】】
全王神「最後、ガルちゃんに決められちゃったね。」
ガルッチ「………………あれ?僕は今まで何を?っていうか、ボスは?」
未来「覚えてないの!?」
ガルッチ「離れろの後から、全く…………。狂化でも掛かったのかな…………?」
全員『えぇぇぇぇぇ…………………………。』
その後、デンキナマズを回収しました。っていうか僕、今まで何をしていたんだろう…………?一応、ボスの影絵までは見ていたけど、そっから覚えてないなぁ…………。
何でだ?
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