焼き鳥じじぃのせいで、僕は紅白の裏番組で、大晦日恒例特番の『世界不思議大発見!!』という番組を見損ねた。毎年見ていたのに…
今回の実行犯がサーゼクスお兄さん側に渡ったことで、翼紗は釈放された。新年まで後30分という辺りで、年越しそばを食べ始める。茹だった順から次々と手渡されていく蕎麦。この頃になると、リアスがげっそりとして仮出所して来た。この家でみんなと蕎麦を食べ、新年を迎えたら、また収監されるらしい。グレイフィアさんに訊いたら、妊娠中に夜這いなど掛けないように、厳重注意するそうだ。貞操帯着用も検討されているとのこと。リアスが言うには、出産するまで、リアスにとっては地獄の日々になるみたいだ。
新年を迎えた瞬間、クラッカーが幾重にも鳴り響く。そのとき、僕は見た。どさくさに紛れてドラゴン花火に点火していた美猴とオーフィスを…あとで厳重注意だぞ、美猴!善悪の区別の出来ないオーフィスを巻き込みやがって(怒)
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新年早々、僕はヴァーリの部屋にいる。ヴァーリは泣いていた。そんなヴァーリを黙って見ている。今の彼にかける言葉は、僕には思いつかない。でも一人にしては、いけない感じがした。あんなことがあった後だし…
大事な友であり仲間だし。だいぶ落ち着いてきたヴァーリにある物を、リゼヴィムからこっそり奪った物を、彼の身体に入れてあげる。
「何を入れたんだい?」
不思議そうな顔で僕を見るヴァーリ。
「ヴァーリのじぃちゃんが持っていた能力『神器無効化』だよ。こっそり奪い取ってきたんだ」
「え??」
驚いているヴァーリ。
「これで、次からはヴァーリも手を出せるだろ?あっ、じぃちゃんは奪われたことに気づいていないから、今度は僕達が驚かしてあげようよ!」
ヴァーリがはにかんだ。
「君って人は…ありがとう」
「ヴァーリは僕にとって、大切な仲間で、家族みたいな者だよ。困っていったら、いつでも助けるからね。あっ、その能力の使い方、練習していてね。パッシブスキルだと思うんだけど、使い方を誤ると神器による回復が出来なくなる可能性もあるから。いずれ必要不可欠な時が来るかもしれない。それまでは、僕とヴァーリだけの秘密兵器ってことで、よろしく」
「分かった。こっそり練習しておくよ」
ヴァーリに笑顔が戻ってきた。これなら、もう心配はいらないかな?いつも通りのヴァーリになってくれるだろ。
僕は自分の部屋に戻った。慌ただしい大晦日だったので、ちょっと疲れたかな。リアスの夜這いは心配無いから、今夜はゆっくり寝られるかなっと思っていると、ドアが開き、翼紗が入って来た。
「あのぅ~、私にとり憑いた悪霊を払ってくれたそうで、ありがとうございました」
深々と頭を下げている翼紗。
「気にしないでいいよ。仲間なんだし、当然の事をしただけだよ」
「私達シトリー眷属は、シュウさんのことを誤解していました。今迄、御迷惑をお掛けしました。まだ匙が誤解をしていますが、私達でどうにかしていきます」
「匙なぁ…次来たら、痛い目に遭わしていいかな?」
「え?もっと痛い目にですか??」
翼紗が驚いている。
「そう。女の子だったらお仕置きするけど、男に興味は無いしねぇ~」
「お仕置きですか?なら、代わりに私にしてください」
翼紗の発言に耳を疑った。
「はい?」
翼紗は僕の目の前で、着ている物を総て脱いでしまった。
「お仕置き、お願いします♪」
彼女は僕の手を取り、自分の胸に当てた。彼女の口が僕の口を塞ぐ。彼女の感触に、不覚にも僕のモノが反応してしまった。彼女は反応したモノに気づき、跪いて彼女の口がモノを包み込む。彼女の両手が僕のおしりを撫で回す。益々、元気になっていくモノ。僕のモノが臨戦態勢になったようで、翼紗が僕の衣服を脱がしていく。
そして、僕をベッドに仰向けに倒して、僕のモノを自分の器で包こむ翼紗。何か、懐かしい気がする。どうしてだ?記憶を精査していたのだが、翼紗の気持ち良さに負けて眠気が…あれ?なんで黒髪なんだ?
翼紗とのプレイも有り、新年早々、僕の睡眠時間はとっても少なかった。隣には緑髪の翼紗がいた。寝る前の黒髪の翼紗…見間違いかな?まぁ、いいか。
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元旦の朝は、朱璃さん達が調理してくれたおせち料理とお雑煮で、食卓は盛り上がっていた。食べた後は、初詣の縁日狙いで出かけた者もいたが、僕は前日の疲れの為、行かなかった。
どのくらい寝たのか定かではないけど、僕は意外な人物に起こされた。グレイフィアさんだ。買い物に付き合って欲しいとのことで、二人で買い物に行くことになった。家庭での欲求不満が溜まると、メイドの仕事をオフにして、買い物とかをしてストレスを発散するのだそうだ。今回はきっとリアスのことで、ストレスがいつもより増しているのかもと思い、言われるがままに、荷物持ちとして、がんばりました。
何件か回ったところで、少し休もうと言うことで付いて行くと、いつぞやに訪れたホテルに…グレイフィアさんの定宿だ。まさかなぁと思っていたら、部屋に連れ込まれて…
グレイフィアさんは肩が凝ったというので、肩をマッサージする。次に脚が疲れたということで、脚をマッサージする。女王様に仕える下僕のようにマッサージを懸命にいたしました。あぁ、胸が凝ったって言われたけど、これは拒否した。一応、人妻だしねぇ…
2時間くらいマッサージをしたところで、一息入れようと言い出して、飲み物を頼んでくれた。ソレを飲んでおしゃべりをしていたら、急に眠気が…まさか、一服盛られたか?
気が付くと、僕は縛られていた。グレイフィアさんは、エスの女王様が着るようなコスチュームになっていて、手にはムチが…
えっ??
そして、僕は調教されることに…ムチの使い方がうまい。まさか、夜な夜なお兄さんとプレイされているのか?あぁ、憧れのグレイフィアさんのイメージが、ガラガラと音を立てて崩れていく。リアスはそんな兄夫婦を見て育ったのかもなぁ。
しばらく、グレイフィアさんのムチプレイを受けていたが、う~ん…されるより、する方が好きだと思い、脱出を図る。真空刃を指先で飛ばし、縛っていた縄を切り落とした。そんな僕の行動を見て、グレイフィアさんは驚きの表情を見せている。まさか、カンタンに束縛から、解放されるとは思ってもいなかったのだろう。
僕はエスの女王様に対して反撃に出てみる。真空刃でグレイフィアさんのお召し物だけをバラバラにした。そして身体を魔物化させて、グレイフィアさんに襲いかかった。僕の変化に驚愕の表情を浮かべる女王様。彼女は室内を破壊しない程度の強力な魔力弾を放ってくるが、この状態での僕の再生速度は速い。お腹に穴が開いても、あっという間に修復される。その再生速度に、驚愕が恐怖に変わっていく女王様。僕の指先は蔓の様に伸びて、女王様の手足の自由を奪い、本来の指の先で蔓状のモノを切り離した。
身体の自由を奪われたエスの女王様、グレイフィアさん。僕は彼女が用意した道具を使って、教育をしていく。まずに手にしたのは液体状なモノ。なんだろう?彼女が用意したのだから毒では無いと思い、彼女の全身に塗りこんでいく。
「それは、ダメ!ダメだって!!あぁ、感度が…」
どうやら、感度をよくする液体みたいだ。こんなの使われたら、僕は一こすりで昇天してしまうかもしれなかった。危なかったなぁ。エスの女王様は、蔓の刺激だけで、呼吸が乱れていた。細長いローターがある。まさか、こんなものを僕に挿そうとしていたのか??僕は先程の液体に浸して、女王様の後ろの穴に挿しこんでスイッチを入れた。
「あぁ…いやっ…いいっ…もっと、激しく…」
女王様の腰のしなやかな動きを見ていたら、僕のモノは臨戦態勢になっていた。が、ここで働いたら僕の負けな気がして、我慢する。
変わった箱に入ったろうそくを見つけた。説明書を読むと、溶けてもあまり熱くないけど、媚薬催淫効果が有るそうだ。こんな物を用意するとは…僕は次にそれを使った。溶けたロウが女王様のなめらかな肌に落とす。その度に女王様は可愛らしい声を上げる。どこで売っているのかわからないロウソク一本で、女王様は恍惚な表情を得て、身体はロウまみれになっていた。
用意されていた中で、これはヤバイでしょうと思われるモノを発見。立場が逆転してなければ、僕はこれの餌食になっていたのかもしれない。僕はソレを女王様で試した。装置から線が何本も伸びていて、先端にワニ口クリップ状の物が付いている。試しに、自分の指を挟んでみる。そんなに痛くない。見た目は痛いけどね。僕はそれを女王様の3つの突起物に付けた。女王様は痛そうな表情では無くて、トロ~ンとした表情だ。装置のスイッチを押すと…連続で達しているような…これは危険だよなとスイッチを切る。しかし…
「ダメ…スイッチを切らないで…お願い…」
艶めかし声で訴えてきた。えっ?おいおい、大丈夫か?と、思いつつ、ご希望通りスイッチを入れる。数分後、色々な液体に塗れた女王様が完全に失神していた。僕はスイッチを切った。
こんな姿のグレイフィアさんは見たくなかった。憧れの人の裏の顔は、ドエスでドエムだった…裏切られた思いから、僕の目からは涙が溢れ出てきた。
その後、僕は魔物化を解いて、一緒にお風呂に入った。完全に立場が逆転した。僕とグレイフィアさん。僕の言いなりだ。して欲しいことを総てしてもらった。新年の福袋と思うと、得した気分だな♪
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家に帰って、部屋でのんびりしていたら、お兄さんが来た。
「シュウ君、大丈夫だったかい?新年早々、僕が早々に果ててしまって、グレイフィアが君相手に、調教プレイしてくるって、楽しそうに出て行ったんだけど…」
はぁい?
「どういう意味ですか?連れ込まれた部屋は、妖しいブツで溢れていましたが…」
「グレイフィアは真性のエスプレイヤーでねぇ。最近、僕じゃ物足りなくなっていて、君を狙っていたんだよ。君は結構ハードな鍛錬をしていてタフだろ?で、どのくらいタフか試して来るって…」
お兄さんが、すまなそうに言う。そういうのは、先に忠告して欲しかったよ、お兄さん…
「飲み物に一服盛られました。気づいたら縛られていたんだよ。怖かったよ~」
「怖い思いをさせてすまない。でも、グレイフィアの気が済んだのか、すごいゴキゲンだったよ。ありがとう、シュウ君」
「もう二度とゴメンです」
「この借りはいつか返すから。本当にゴメンなさい」
お兄さんは、本当に申し訳なさそうに帰っていった。