4月になり、僕とヴァーリとヴァイラは2年生に編入して、ルフェイ、白音、レイヴェル、ギャスパーが新入生として入学した。トスカは家で、家庭教師役の黒歌に中学生程度の勉強をみてもらうことにした。
編入したクラスは、イッセーと同じクラス。あの桐生も一緒のようだ。木場は、匙と翼紗、巴柄などのシトリー眷属と同じクラスとなった。
僕達を見るなり早速、桐生が声を掛けてきた。
「何でいるのよ?退学したのに??」
「理事長推薦で編入できました」
こいつは要注意だ。転生悪魔である匙に、悪魔の囁きをした人物だし、コイツが広めたと思われる、願いを叶えるビラの話は、学校内で都市伝説化するほど有名な話になっていた。
そして、桐生は、僕達の正体を知っている数少ない一般生徒の一人だ。
「理事長と知り合いなの?」
不思議そうな顔の桐生。
「僕のお義兄さんだよ」
驚く桐生。
「えっ?苗字が違うじゃない」
「僕は理事長の妹さんの婚約者だから♪」
「それって…」
「理事長の妹、リアスの婚約者だよ、僕はね」
桐生は更に驚く。初めて、理事長が悪魔って知ったのだろう。
「あんまり、悪魔のお仕事を邪魔すると、どうなるか知らないぞ♪」
と、根も葉も無い事で脅しておく。
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ある日、イッセーが天野夕麻という、違う学校の女子に、告白されたみたいだった。
「かわいい子なんだけど、なんかしっくりこないんだよ」
怪訝な顔付きのイッセー。以前のイッセーなら、何の疑いも無く、告白に即答していただろうな。
「どこで見初められたの?」
「通学の途中って言うんだけど…変だろ?」
確かに変だ。朝は学校の目の前のリアスの拠点まで転移しているし、帰りは悪魔のお仕事をこなしてから帰ってくる。イッセーには、通学の途中は存在しないに等しい。
「何かの罠かもしれないなぁ。次はいつ会うの?」
「明日の夕方、公園で返事をすることになっている」
「罠の可能性も考えて、イッセーをガードする。みんな、協力をしてくれるかな?」
「「「了解!!」」」
久しぶりの作戦行動で、みんなウキウキしている。まぁ、戦闘になっても負けることは無いだろうな。っていうか、僕達の仲間に、手を出したらどうなるかを、思い知らせてやる。
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翌日、夕方の公園の噴水前、イッセーと天野夕麻がいる。
「よく考えたんだけど、付き合えないよ。ごめんね」
「わかりました。でも、私の願いを1つ叶えてください」
「俺で出来る事ならば」
「死んでくれないかな?」
いきなり、天野夕麻の手に光の槍が握られていて、それをイッセーに放つが、前もって張っていたトスカの結界で防御した。白音、黒歌、美猴の索敵の結果、彼女の仲間が三人隠れているらしい。
イッセーの目の前にいた少女は、堕天使に変化した。
「私の名前はレイナーレ。兵藤、お前の能力は防御系か?」
イッセーは篭手を出現させ、禁手化して赤い鎧を着こむ。
「護ってくれたのは、仲間の能力だ。僕の能力は神滅具『赤龍帝の籠手』だ」
そういっている間にも、ドライグのカウントが進む。驚愕の表情のレイナーレ。
「赤龍帝だと?」
空中には鎧を着込んだヴァーリがいて、あの堕天使の退路を断っている。
「おい!白龍皇もいるぞ!」
ヴァーリの声に反応して、レイナーレは上を見て、顔が引きつっていく。僕は彼女の目の前に、翼の根元から切り裂いた三人分の翼を投げ捨てた。
「お前の仲間は、もういないぞ」
レイナーレは翼に目を落として
「ドーナシーク、カラワーナ、ミッテルト!!お前がやったのか?」
怒りの表情で僕を見据えるレイナーレ。
「僕達の仲間に、手を出そうとした罰だよ」
「お前は誰だ?」
「僕はシュウ。聖者だ」
「お前は天界の関係者か?」
「まぁ、そうだなぁ」
「覚えていやがれ!」
そういうと、彼女はどこかに転移していった。
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僕はその後、三人の死体と共に、おっさんの部屋に転移した。三人の死体を見て、驚くおっさん。
「ドーナシーク、カラワーナ、ミッテルト…シュウ、なんで殺したんだ?」
おっさんは光の槍を出現させて、僕に向ける。
「レイナーレって、知っているか?」
「うちの末端メンバーだが。それが、どうしたんだ?」
「この死体と含めて4名で、イッセーを殺そうとした。僕達に対する、堕天使サイドの宣戦布告と受け取ってもいいかな?」
僕の周囲にアポ、オーフィス、リヴァさんが転移してきた。
「おっさんといえども、やるんだったら受けて立つ。仲間に手を出されて、黙っている僕達では無いよ」
戦意が消えていくおっさんは、光の槍を消滅させた。
「そうか、レイナーレ達が先に手を出したのか。それは済まないことした」
おっさんは、僕達に深々と頭を下げた。
「俺達、グリゴリから、ボウズ達に宣戦布告なんて、バカなことはしない。この件はこの先、俺にまかせてくれないか?真相がわかったら、ボウズ達に知らせる。約束するよ」
この場は、おっさんを信じて引き下がる。隣家と戦争してもなぁ。
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レイナーレを撃退してから数日経った頃、僕達の家にアーシアが転移してきた。それに気づいたオーフィスは、アーシアの頭を撫でて、抱きしめてあげている。
「この者 オーラが暖かい でも…心が泣いている」
そういうことか。オーフィスは慰めるという行為を覚えたんだな。で、心が泣いているとは?
「どうした?アーシア」
僕はアーシアの目線と同じ高さになるように屈んだ。
「私、聖女を解雇になりました」
アーシアが泣いていている。聖女を解雇?どういうこと?廃業できないんだろ??
「なんで、解雇されたの?」
「教会の目の前に、傷ついた悪魔さんがいらしたので、治療して差し上げたんですが、教会の敵を治療するのは、異端児のすることだって、教会から蹴り出されました。これから、どうしてよいのか分からなくなって、シュウさんに以前いただいた羊皮紙を思い出して、ここに参りました。私をここに置いてください。シュウさんの家の教会で、働かしてください。お願いします」
アーシアは涙を流しながら、僕に頭を下げていた。僕は僕の駒をアーシアに入れた。
「アーシアは僕達の仲間だ。今、アーシアにその印を入れたからね。アーシアの事は、僕達全員で力になるよ。だから、元気を出してね」
アーシアの頭を撫でた。アーシアの心が落ち着いた後、僕は黒歌と朱乃さんに頼んで、当面のアーシアの面倒をみてもらうことにした。こういうのは年上の女性がいいだろうと思ったから。そして、僕はバチカンへ向かった。
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僕は、ストラーダさんの部屋にいる。アーシアの件を問い質す為だ。
「なんで、アーシアを一文無で、教会から叩き出したんだ?」
怒りのオーラを放ち、プレッシャーを掛けていく。
「私も今、報告を受けたところだ」
「あんなに忙しい毎日を、愚痴をこぼさずに、教会に尽くした人間に対してする行為か?」
「天界が変わっても、末端の教会の考え方は旧来通りなんだ。急には変わらない。すまない」
天界の意向に沿いたいストラーダさんを、これ以上責めてもしょうがないので、僕は疑問をぶつけた。
「ねぇ、ストラーダさん。教会の前に、傷ついた悪魔がいるって、罠っぽくないかな?」
「あぁ、今報告を聞いて、状況が有り得ない気がする」
「誰かがアーシアを嵌めたってことだな?」
「そういう可能性は濃厚だ」
「調べてもらえないかな?」
「わかった。教会もバチカンも、膿を出さないといけないかもしれないな」
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バチカンを後にして、僕はお兄さんの処に向かった。色々と頼み事をする為だ。
「あぁ、シュウ!私に逢いに来てくれたのね」
お兄さんの家に、収監されているリアスが、僕に話しかけてきた。
「お兄さんに頼み事をしに来ただけだよ。お前には用はないよ」
「ちょっと、身重な妻に対していうセリフか?」
「妻?まだ結婚していないし」
「まさか…この後に及んで、責任逃れをするつもり?」
そんなリアスに、僕はイヂワルっぽく言う。
「子供産んだら、リアスは自由だよ。好きに生きろよ!僕は子どもとお兄さん達と仲良く暮らすからね」
「イヂワル…私を仲間はずれにしないでよぉ~」
そんな、たわいも無い僕達のやりとりに、笑いながら入って来たお兄さん。
「もう、そのくらいにしてあげてくれないかな、シュウ君。しかし、リーアはシュウ君の前だと口数が多くなるよな」
リアスは頬を赤く染める。赤く染まることを、お兄さんは言っていない気がするが…
「で、僕に頼み事とは?」
僕はアーシアの事、バチカンでの事を、お兄さんに話した。
「ふむ、聖女を貶める罠かぁ。教会もエグいことするねぇ。で、シュウ君はどうしたいんだい?僕に出来ることなら、力を貸すよ」
「僕の家から、八重垣の義父さんの家に直接行けるドアを造って下さい。移動途中に狙われると厄介ですから。あと、アーシアを学校に、僕達と同じクラスに編入できないでしょうか?聖女として各地を転々と廻り、学校に行く暇が無かったから、ハイスクール生活を楽しんでもらいたいんです。僕達と同じクラスというのは、彼女を護る為です。どうでしょうか?僕のお願いを聞いていただけますか?」
「シュウ君の願いを総て叶えるよ」
即答だ!
「悪魔でも癒せる能力保持者は貴重だ。本音を言えば、リーアの眷属に成って貰えると良いんだけどね」
「それは、おいおいで良いんじゃないですか?リアスがあんな状態だし」
身重なリアスを指す僕。
「出産予定は5月頭みたいだよ。子供の名前を考えておいてね」
あぅ、宿題を出されてしまった。どうしよう…
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家に戻ると、既にドアが新設されていた。お義兄さん、仕事が早いなぁ。一息吐いて、アーシアの元に向かう。そして、教会への行き方、学校に一緒に行くことを告げる。
「ありがとうございます。何から何まで。感謝をしきれません」
「今日から、この家がアーシアの家なんだから、自由にしていいよ。あ、トレーニングルームは、まだ行かない方がいいかな。色々なオーラが交差しているから、まず家の者のオーラに慣れてね。」
「はい♪」
「少し慣れるまで昼間は、母と黒歌さんとトスカさんとで、この家で過ごしてもらってから、学校へは行ったほうがいいかな」
傍にいた朱乃さんからアドバイスをもらった。
「朱乃さんにおまかせします」
「少しだけ恩が返せそうですね」
微笑む朱乃さん。こうして、仲間が増えた。
アーシアが来てから、ガブもアーシアと共に教会に通うようになった。義父は元聖女と元セラフの二人を、歓迎して迎えてくれた。義父も元エクソシストであるので、理不尽に追放された者には暖かい。まぁ、ガブの場合は、理不尽では無かったけど。
そして、アーシアは僕達のクラスに編入してきた。先生に連れられて、教室に入ってすぐの頃は、緊張していたようだけど、僕達の顔を確認して安心してるようだった。
放課後、5人でオカ研に向かう。既に朱乃さん、木場、1年生組もいた。
「ささやかですが、アーシアさんの入学の歓迎会をしましょう」
朱乃さんの提案で、アーシアの入学歓迎会が催された。テーブルにはレイヴェルお手製のケーキやクッキー、朱乃さんが淹れてくれたお茶が並んでいる。
人見知り激しい引きこもりのギャスパーだったが、最近は同じクラスに同じ家の者がいるので、学校に通えるようになっていた。
平和ってのどかでいいなぁ…でも、長続きは難しいようだった。
ある日の放課後、レイヴェルが血相を変えて、僕らの教室に飛び込んできた。アーシアが堕天使に誘拐されたということだ。みんなで手分けをして探すことにして、僕はおっさんの部屋に転移した。
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僕の怒りのオーラを感じて、青醒めているおっさん。
「アーシア…僕達の家の者が、堕天使に攫われた。どういうことだ?」
僕はアザゼルに迫る。
「待て!グリゴリは関与していないんだ。レイナーレがリーダーの『教会』という組織の犯行みたいだぞ。俺達もまだ探っている段階なんだが、非合法の悪魔払い組織のようだ」
「悪魔祓い?アーシアは悪魔で無く人間だぞ」
「それが神器を持っているのを、悪魔と思い込んでいるかのように、神器を持つものも狙っているようだ。」
それで、イッセーも襲われたのか。
「おい、レイナーレのいそうな場所って、わかるかな?」
「組織名からの推測であるけど、教会にいる可能性が大きいな」
「わかった」
僕は転移していった。
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手分けをして、この街で使っていない教会を探した。すると1つ、それらしい教会が見つかった。まず、白音達仙術使いとギャスパーを探りに行かせた。
準備を整えて、僕とイッセー、ヴァーリで正面から入る。使っていなそうな教会だったが、白音たちの報告によると、地下に何者かの気配があると言う。なので、地下への降り口を探す。ふと、閃いた。僕は空間を切り裂いて、地下への降り口を作り、そこから侵入した。
ちょうど、地下室の天井から降りる感じになった。地下室では、何かの儀式が行われていた。今まで見たことない術式プログラム。レイナーレの目の前の祭壇には、十字架に貼り付けにされている全裸のアーシア。それを取り囲む黒い頭巾を被った多数の者。
「お前ら、アーシアに何してやがる!」
レイナーレは僕達を無視して儀式を続けている。鎧を着込んだイッセーとヴァーリに合図をして、儀式に乱入しようとすると…アーシアは光に包まれた。彼女の身体から目映い光を放つ物が取り出され、それはレイナーレの手に収まった。
「ついに神器の取り出しに成功したわ。これでアザゼル様にお褒めの言葉を頂けるわよ♪」
僕達の方へ振り向いたレイナーレは、黒頭巾に合図を送り、僕達を襲わせた。
「シュウはアーシアを救い出してくれ。こいつらは俺達二人で大丈夫だ」
イッセーが僕に力強い事を言ってくれた。
「ありがとう」
僕はアーシアの傍に駆け寄り、十字架から彼女を救い出す。アーシアを抱えて、地上に上がり、ベンチに横たえた。何かの気配を感じ、立ち上がって振り返ると、月光を浴びて勝ち誇ったようなレイナーレがいた。手にはアーシアから取り出した神器がある。
「これで、私は上位クラスの堕天使になれるのよ~ふふふ♪」
「そんなことの為に、アーシアを酷い目に遭わせたのか?」
「堕ちた聖女様なんか、価値は無いでしょ?」
レイナーレの顔は勝ち誇っていた。ふざけるなよ!
「価値?お前が決めることではない。」
「ただの人間のあんたには、価値なんか無いわね」
僕に光の槍が突き刺さった。僕はそれを引き抜き、投げ捨てて、レイナーレとの距離を徐々に縮める。また、光の槍が突き刺さる。僕は表情を変えずにレイナーレへの歩を進めた。
「あんた何者?なぜ光の槍が、まったく効かないの?」
レイナーレは怯え始めている。
「僕は、聖者で魔物だよ。光属性なんで、こんなのは効かない」
「なんですって…」
勝ち誇っていた顔のレイナーレの表情が崩れていく。今度は魔力弾が放たれてくる。僕の身体の一部が欠損するけど、徐々に修復していく。
「魔力弾も効かないの??」
「僕の身体は自己回復能力がある」
怯えた表情のレイナーレは、転移しようとしたが…
「今回は転移で逃亡はできない。この教会自体を次元の狭間に引き込んで、まるまる結界で封じ込めてあるからな」
レイナーレは現況に、恐怖を抱き始めた。
「あんたら何者?」
「アーシアの仲間だ。アーシアから取り出した物を返せ」
「苦労して手に入れたのよ。カンタンに返す訳ないでしょ?」
僕は『真空刃』を放ち、レイナーレの翼を切り裂いていく。
「痛っ!」
あまりの痛さに、手にしていたアーシアの神器を投げ出した。それを大事そうに、白音がキャッチする。
「白音、少しそれを護っていてくれ」
「了解!」
「貴様ら!!」
僕はレイナーレの頭上の重力を1万倍にした。怒りの表情になった彼女は、一瞬で踏んづけたトマトのように潰れ、表情は無くなった。
僕はアーシアの元に駆け寄り、脈を確かめた。触れていない。復活の呪文をアーシアにかけた。まだ、生き返らない。白音から彼女の一部を受け取り、招魂の呪文で魂を呼び出して、魂に神器を入れて、魂をアーシアに戻した。今度は、どうだ??
アーシアは徐々に体温を取り戻してきた。白音と黒歌に、気による治癒を頼む。残りの者で、この教会を調べた。だけど、これといったものは、見付からなかった。あの見た事の無い魔法陣以外は…僕達は、アーシアを連れて帰った。
---アーシア---
十字架に磔にされて、意識が遠のいた後、暖かいオーラに包み込まれた感触が記憶に残っている。でも、目が覚めたら、自分の部屋にいた。私の顔を、白音さんと黒歌さんが心配そうに覗きこんでいた。
「アーシアさん、大丈夫ですか?」
白音さんが声を掛けてくれた。
「わたし…」
「まだ、無理に思い返さないことにゃ」
黒歌さんが心配そうだ。
「はい」
私の意識が戻ったことで、朱乃さんがお水を持って来てくれた。
---アザゼル---
ボウズが部屋に、レイナーレの件の報告に来た。
「堕天使は一枚岩で無いんだな?」
いつものボウズとは違い、無表情だった。辛い目に遭わせてしまったかな…
「そういうことだ。で、レイナーレは?」
「潰した」
「潰した?」
何やら、嫌な予感がする。
「圧死だ」
無表情で言い放つボウズ。そんなボウズに、狂気を感じる俺。
「お前、殺し方が酷くないか?」
「そうかな?僕はもっと酷い戦場を体験しているけど」
「あの時か…」
俺は、あの酷い戦場を思い出した。そうだったな、あの時は…
「あぁ、あの時だよ…レイナーレ以外に、危険なはぐれ堕天使はいるのか?」
「一人いる。コカピエルだ」
「どんな奴?」
「戦争狂だ。三大戦争をもう一度起こそうとしているみたいだ。今、グリゴリで行方を探しているところだよ」
「そうか。僕達と出会わないことを祈っていてよ」
「なんでだ?」
「出逢えば、酷い殺し方するよ、僕は…僕は化け物だからね」
ボウズは悲しそうに、この場を去っていった。化け物かぁ…アイツは、もう戻れないのだろうな…あの頃の無邪気なガキには…
チーム名称:ベルゼブブ眷属
『王』 聖者にしてアジュカ・ベルゼブブの養子(僕) 再生能力ありの魔物
『女王』暗闇の女装男子(ギャスパー・ヴラディ) ハーフヴァンパイア 神器「停止世界の邪眼」所持 現グレモリー眷属『僧侶』
『戦車』最強の生物(リヴァイアサン) 初代レヴィアタン 特性「物理攻撃無効化」所持
『戦車』完璧な獣(ベヒモス)
『僧侶』ジズ(グリフォン) 闇を操れる
『僧侶』天界の最強美女(ガブリエル) 元熾天使(セラフ)
『騎士』悪友(兵藤一誠) 神滅具「赤龍帝の籠手」神器「桃色天国」所持 現グレモリー眷属『兵士』
『騎士』初代ルシファーのひ孫(ヴァーリ・ルシファー) 神滅具「白龍皇の光翼」所持 能力「神器無効化」所持 現アガレス眷属『兵士』
『兵士』木場の同志(トスカ) 神器(強固な防御系結界が張れる)
『兵士』白音の姉(黒歌) 元SS級はぐれ悪魔なねこしょう 現アガレス眷属『女王』
『兵士』初めての相手(白音) ねこしょう 現グレモリー眷属 『戦車』
『兵士』聖王剣の使い手(アーサー・ペンドラゴン) 現アガレス眷属『騎士』
『兵士』アーサーの妹(ルフェイ・ペンドラゴン) 現アガレス眷属『戦車』
『兵士』アーシア・アルジェント 元聖女 神器「聖母の微笑」所持
『兵士』
『兵士』
2軍
・婚約者(リアス・グレモリー) 現グレモリー眷属『王』
・一見チャラ男くん(ライザー・フェニックス) 現ライザー眷属『王』
・まぞっ子(ソーナ・シトリー)現シトリー眷属『王』
・婚約者3号(シーグヴァイラ・アガレス)現アガレス眷属『王』