最近、2階のリビングルームに子供の遊具が増えてきた。子供二人とオーフィスが遊ぶための物である。1階はトレーニング上がりで妙なオーラの者が多い為、もっぱら、子供達は2階に避難させている。悪魔の子供は1歳に満たなくてもよく動く。そんな二人に興味を抱いたのがオーフィスである。他にもヒマな時にレイヴェル、ルフェイ、白音、黒歌が子供の面倒を見に来てくれるので、とても助かる。リアスがまだ幽閉を解かれていないので、ソーナが二人を分け隔てなく育ててくれる。もちろん、僕もね。
そんな平和を感じる日々。今度は長く続いてくれるかな?
珍しく2階のリビングにヴァーリがきた。僕に頼み事があるみたいだ。ヴァーリと二人で僕の部屋に入る。
「どんなことかな?」
「女になりたい」
「はぁい?」
ヴァーリの願いに驚く僕。なんで、また…
「何度も言わせるな。以前の木場のように、この家に居る時だけ、女になりたいんだよ」
「なんで?」
「男では感じられない感情が生じるらしいんだ。木場に聞いたんだよ。アイツも女になった時に、その感情に初めて遭遇したんだそうだ」
「どんな感情?」
興味を抱いたので、訊いてみた。
「愛かな?」
おぃおぃ、きばぁ~!何を言っているんだ…アイツは…
「今まで、僕はそういうものを、感じたことが無かったんだ。だから、感じてみたくてね」
「わかった!戻りたい時は、すぐに言えよ!」
愛かぁ…分からないでもない願い…叶えてあげるか
「あぁ」
僕は変化の杖でヴァーリに、この家に居るときだけ、女性になる呪いを掛けた。
「おぉ、これが女性の身体かぁ。ありがとう、しばらく、これで過ごしてみるよ」
「その状態の時は、女風呂に入れよ!」
注意事項を言って置く。イッセー、匙辺りが問題を起こしそうだし。
「わかった!ありがとう」
ヴァーリは嬉しそうに部屋を出て行った。
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ヴァーリの為に能力を使って、疲れてベッドで休んでいると、ゼノヴィアが部屋に入ってきた。
「男になる決心をつけたのか?」
僕はベッドサイドに座った。
「まだだよ。報告だ。私とイリナがシュウ達のクラスに編入することになった」
「はぁい?」
寝耳に水…今日は驚く事ばかりを耳にするな。
「ここに居座る許可を、バチカンからももらった」
僕の許可を取って無いでしょ?
「理事長の許可ももらったよ」
だから、僕の許可は?
「リアスの許可ももらった」
リアスゥゥゥ~。何故、アイツの許可を…
「問題は総てクリアしたからな」
うん?服を脱ぎ始めたゼノヴィア。なんで??嫌な予感がする。
「何をしている!」
「黒歌がシュウに味見されて来いって」
くろかぁ~!
「それとも、私が嫌いか?」
「嫌いではないよ」
「なら、問題ないだろ?」
部屋のドアを見ると外から結界が張られている。黒歌かぁ~ゼノヴィアは一糸纏わない姿で僕の目の前に立つ。
「わたしは女として魅力ないのか?」
戦士らしく引き締まったウエスト、張りのある乳房、魅力たっぷりである。
「魅力たっぷりだよ、ゼノヴィア」
僕は指でゼノヴィアのアレを優しくいじり回す。ゼノヴィアがあえぎ声を上げながら上半身をくねくねしている。僕は両手を使って、たぶん未使用な花園を優しく刺激していく。彼女の太股がプルプル震えだした。彼女のアレと花園の両方を刺激していく。徐々に強弱をつけながら。彼女は脚に力がはいらなくなってきたのか、僕にもたれかかってきた。その彼女の裸体を優しく受け止め、ベッドに横たえる。僕は彼女の未開通のトンネルに僕のモノをゆっくりと入れていくと、彼女の乳房にある突起が硬くなっていく。僕はソレを口で包み、舌や歯でやんわりと刺激をしていく。
「うっ…なんだ、この感覚は…」
今までに感じたことのない刺激を前にして、苦しげな表情をするゼノヴィア。
「うぉ…やめろぉぉぉぉ…」
臍の穴に指を入れ、刺激をしていく。念動力で花芯を刺激していく。
「なんだよ…これは…意識が…」
口元から唾液がだらしなく流れている。そんな感覚すら感じていないのか、ゼノヴィアの表情は朦朧としていた。では、遠慮無く…
トンネルが開通した瞬間、彼女は声を上げて、僕の背中に両腕を巻き付けてきた。軽く前後するだけで、意識が飛んだ彼女。この隙に、全身を味わい、3ラウンドくらいで、僕も彼女も完全に果てた…
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予想外の運動をした僕は、お風呂でのんびりした後、屋上のテラスで風に当たっていた。そこにお兄さんがやって来た。
「ここにいたのか、シュウ君」
「ご用ですか?」
「今度、学校で天界、悪魔、堕天使の三勢力による和平会議をしようと思ってね。それに君も参加してほしいんだ」
「なんで、学校で?それに和平会議なんか必要無いでしょ。みんな僕の家に直通ドア作っているんだから、和平会議しなくても良い気がしますが」
「和平をぶちこわしたい勢力ってあるんだよ。それをおびき出して捕らえる為の会議だよ。ここでドンパチは、まずいからね」
まぁ、ここは住宅街だし
「罠を張るんですね」
「そういうことになるね。まぁ、一応、会議はするけどね」
「了解しました」
「そのとき、君の眷属も一緒に連れて来て欲しいんだ」
「みんなは無理ですよ。この家が護れ無くなるから」
「この家は、三勢力で護るから大丈夫だ。教会の戦士が、ここの警護をしてくれる。八重垣さんの許可は取ってあるから」
僕で無くて、八重垣父さんの許可かよ。おぃおぃ…
「わかりました。ご期待に沿えるようにします」
はぁ…僕の家なのに、僕の許可はいらないのね…少し凹む僕。
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和平会議の当日。僕の家の1階リビングで、作戦会議をする三大勢力皆さん。会議の必要を疑う僕。ここで調印すればいいじゃんと思っていると、サマエル、おっさん、お兄さんが、僕の目の前で調印している。本当の会議は今なのね。
僕の家の防御結界は、これでもかってくらい掛けてある。ルフェイの魔術、黒歌の仙術、妖術、僕の異世界の魔法体系などで何重にも掛けてあるので、やぶられることはないはずだ。
一応、ガイア、シルキーは、それぞれの母親と共に冥界に、我が家の非戦闘員の朱璃さん、レイヴェルはグレモリー家で待機ということになった。
襲いかかってくる勢力に、お兄さん達はスパイを潜入させているみたいで、相手の作戦がわかっているそうだ。まず、能力の制御が出来ていない(実際は、出来ている)ギャスパーをギャスパー部屋で捕らえて、停止の能力を暴走させ、止まっている隙に総攻撃を仕掛けてくるようだ。
なので、ギャスパーの能力で止まらない眷属だけを会議室に連れて行くことにした。参加メンバーで止まると予想されるのは、椿姫、翼紗、巴柄を除くシトリー眷属、天界サイドはイリナ、ゼノヴィア。僕とリアスとヴァイラの眷属は大丈夫なはず。
ギャスパー部屋で罠を張るのは、ギャスパー、白音、イッセー、木場のリアスの眷属。朱乃さんの能力は室内向きではないため、僕達と屋外の敵要員になった。
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会談を始める。それぞれのトップ、サマエル、お兄さん、おっさんが並んで座る。司会はグレイフィアさんだ。皆会談にふさわしそうな話をしている。しかし、なかなか、敵は現れない。そんな時、黒歌が何かに反応した直後、外から爆音が響いた。来た♪
窓の外を見ると、空には転移魔法陣が空一面に展開している。そこから魔術師みたいな連中がウジャウジャ湧き出してくる。その連中が攻撃態勢に入る前に、ルフェイ、アジの術式プログラムが次々発動していた。運良く、彼らの攻撃をすり抜けても、次に待ち受けるのはヴァーリ、ライザー、美猴、ジズさんの空中戦部隊だ。地上では、クロウ、アーサー、ベヒモスさんが待ち受けている。
『なかなか良い兵力を持っているのね』
いきなり、聞き慣れない声がした。そちらへ目を向けると、知らない女性が立っていた。
「私は、先代レヴィアタンの血を引く者。カテレア・レヴィアタン。先代魔王たちの血を受け継ぐ我々を筆頭に、旧魔王派の者は、テロ集団『禍の団』に協力することに決めました」
今回の首謀者かな?その彼女の肩を力いっぱい掴む者がいた。そう、それは…
---カテレア---
「痛っ!」
私は何者かに肩を思いっきり掴まれた。あまりの痛さで思わず声をあげてしまった。私の背後へ、気配を感じさせずに回れるとは、どんな人物か顔を拝もうと顔を向けた。
その者の顔を見た時、私は…目に涙が貯まっていく。涙腺が壊れたと思うくらい。なんで?どうして?ここにいるの??
「お姉様…」
「お前なぁ、こんなことするとは思わなかったよ」
あの時、戦地に赴向く前に、私へ『お前は生き残れ!なんとしてもだ』と、言ってくれたお姉様の顔が、今ここにある。
「死んだはずでは…」
そう…あの大戦で死んだはずだ。
「訳あって、そこにいる我が主、シュウにより蘇らせてもらったんだよ。お前なぁ、我が主を困らせるなよ!私の顔をつぶす気か??」
怒った口調ではあったけど、私を優しく抱きしめてくれるお姉様。
「生き返っていたなんて、知らなかったから…」
「シュウ、こいつに説教してくる。テロ集団の情報を全部しゃべらせるだからさぁ…」
「リヴァさんに任せるよ」
「シュウ、ありがとう!」
お姉様と共に、この場を後にする私…
---シュウ---
リヴァさんは、カテレアを引きずって、別室に連れて行く為に、部屋を出て行った。僕はお偉い人さん席に向かって
「無駄に血が流れなくて良かったよね」
と言葉を掛けた。しかし、お偉いさん三名は苦笑いだけを返して来た。後で訊いたらリヴァさんの眼力に負けて、声が出なかったそうだ。
外に出ると、イッセー達が合流した。ギャスパー部屋の襲撃者は一網打尽にしたようだ。グランドの上にはもう展開している転移魔法陣は無かった。敵は全滅したようだな。前回のような犬は出て来ないみたいだし。
終わったみたいなので、みんなで家に帰った。
翌日の明け方まで、リヴァさんの部屋からは、言葉の暴力が絶え間なく聞こえたとか…
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翌朝、僕達に土下座をするカテレアの姿があった。
「ご迷惑をおかけしました。今後、お姉様のご指導の元、皆様にご協力いたしますので、お姉様と一緒にいさせてください」
カテレアが、僕達に深々と土下座をしている。
「リヴァさんはどう思っていますか?」
「カテレアと共に生きたい。私からも頼む。妹に改心するチャンスをくれ!」
「了解!」
リヴァさん姉妹の願いを受け入れた。
「ありがとう、シュウ!!」
「リヴァさん、二人部屋に引っ越ししてくださいね。一人部屋では手狭だろうし」
「本当にありがとう!もっと、役立てるようにがんばるよ!」
リヴァさんの目から涙がこぼれていた。