---シュウ---
「おい、リアス!お前は昨年、どこで奈良漬けを買って来たんだ?」
リアスは困った顔をしている。この顔だよ、一番好きなリアスの顔だよ。
「いや…どこだっけなぁ…無くなっちゃったかな?」
「あと、舟和の芋ようかんも買ってきてくれたけど、あれはどこで買ったのかな?」
返答に困り果てているリアス。そうこう虐めていると、お目当てのお店に到着。生八つ橋を食べられる♪
「ソーナは昨年、買ってきてくれたよね」
リアスに当てつけるように、ソーナの頭を撫でてあげる。むくれるリアス。リアスの膨らました頬を指で押してみる。
「何するのよ~!」
「困った顔のリアスは好きだけど、怒った顔は好きでないよ」
「あぅ…」
僕の言葉で困った表情になるリアス。この感情の起伏は難点であり、長所でもある。
班長・桐生に目を向けると、僕を意識しているようだ。まぁ、昨夜は激しく交わったからなぁ。イッセーはっと、イリナが積極的にイッセーに話しかけている。ゼノヴィアがイリナに対抗して、イッセーに話しかけている。イッセー、モテていていいなぁ。
その後、湯豆腐を食べ、湯葉を食べ、京風ラーメンを食べ…京都の食を満喫三昧♪もうお腹いっぱいかな。
ホテルに戻り、食事まで休むことにした。部屋に戻ると、イッセーに相談された。バレずに女湯を覗く方法を伝授しろと…コイツどんだけ脳内保存したいんだ?そんなに見たいのならと、イッセーを女性にTSさせた。ヴァーリや木場程はかわいいとは言え無いけど、どこから見ても女性である。僕はアシスト役として身体を透明にして同行した。そして、女湯に潜入を開始…
食事までお風呂でゆったりしている女子が多い。これはいいなぁ。好みの女性を探していると、イッセーはもう風呂場に移動していた。はやっ。僕も風呂場に潜入する。教会トリオを発見。湯船にいるゼノヴィアとイリナに悪戯をすることにした。
---イリナ---
お尻を誰かに、撫で回されている気がして、後ろを見たけど誰もいない?胸を揉まれているけど、胸には手が無い?疲れているのかな?イッセー君で妄想をしすぎたかな?下腹部に違和感がある。とっても気持ちのよい刺激である。
「おい、イリナ。顔が赤いけど、のぼせているんじゃないのか?」
ゼノヴィアから指摘された。
「そうかもね」
指摘を受けて、私は湯船の縁に腰をおろした。
---ゼノヴィア---
のぼせ気味のイリナが湯船の縁に腰をおろした。うん?お尻と脚の付け根をいじり回されている感触がある。透き通っているお湯の中を見ても何もいない。えっ?とても気持ち良い刺激が…胸の突起が固くしまっていく。私も、のぼせたのかな?湯船の縁に腰をおろすと、違和感は無くなった。
---シュウ---
あまり長湯をするとのぼせるので、そこそこで、退場してきた。自分の部屋に戻り、風に当たりながら、ウトウトと…
人肌を感じて目が覚めると、ゼノヴィアとアーシアが涼しげな格好で、僕の肩に頭をのせて寝ていた。まぁいいっか…問題は僕の胸を枕に寝ているコイツだ!顔は見えないが、紅髪で誰かがすぐわかった。今動くとアーシアとゼノヴィアを起こしてしまうので、後で仕置きしてやる。この夜這い女め!
4人でまったりと寝ていると、激しくドアをノックしてから入ってきた桐生。僕の状態を見て、目が点になっている。
「どうした?桐生。メシの時間か?」
僕は三人を起こした。あぁ、重かった。でも、アーシアとゼノヴィアの寝起きはかわいいなぁ。
「あんた!三人も相手に?」
相手にしていたら、全員全裸になると思うのだが…
「うたた寝をしていたら、いつの間にかこうなっていて、動けなかったよ」
「なら、良い」
何が良いんだ?
「イッセーが女風呂を覗くだけでなくて、侵入していたのよ」
桐生からイッセーの悪事が報告された。
「はぁ?侵入?よく見つからずに侵入出来たなぁ」
感心する素振りをしながら、返答した。
「悪魔って、そういう能力あるの?」
桐生が妙な質問をしてきた。僕は悪魔では無いのに…
「僕は悪魔で無いから、わからないよ。そこの紅髪に訊いてごらんよ。一応純血だから」
僕の目の前にいる紅髪の頭を、指差した。
「何度も言うけど、紅髪って呼ぶなよ~!仮にも、あなたの愛しい女房よ」
「暑苦しい上に息苦しいから、胸枕をするんじゃないよ、そこの紅髪女!」
「だって、しょうがないでしょう。そこしか空いていなかったんだもん」
悔しそうな顔をしているリアス。この顔もいいなぁ~♪
「で、リアスさん、どうなのよ?」
桐生がリアスに質問をした。
「イッセー?エロ技の宝庫だからねぇ。出来るかもしれないわね。あぁ、シュウも出来るはずよ」
おい、こっちに話を振るなよ。
「でもね、シュウはしないよ。こいつは、見るだけで終わらないから」
おぃおぃ、旦那の性癖を告白するなよ。
「で、イッセーはどうした?」
「女風呂の湯船で、のぼせて溺れるまで目隠しでの正座の刑よ」
地獄だなぁ。って、タイマー2時間にしてあったのに、アイツは2時間以上いたんかい??
「で、メシの時間は?」
「そろそろだけど。まだ食べるの?」
僕の質問に呆れた表情で答えた桐生。
「勿論♪」
修学旅行2日目の夜。同部屋のイッセーは、もう布団に入っている。罰が効いたみたいで、脱水症状だった。僕は回復の呪文を掛けてあげる。
元気になったイッセーが布団から抜け出し、また、相談だという。お前、懲りていないのか?今度は、修学旅行記念で、誰かと結ばれたいって。おぃおぃ…誰がいいのか、希望を訊くと、胸の大きい子がいいという。う~…リアスかな?いや、隠れ巨乳がいたことを思い出した。
イッセーを術で眠らせた。次にターゲットの部屋に移動して、部屋にいた二人に術を掛け、イッセーを転移させた。三人の衣服をイッセーの能力のドレスブレイクで吹き飛ばして、イッセーのモノを隠れ巨乳に挿した。もう一人はイッセーの背中に密着させる。朝、目覚めるまでこの姿勢をキープするタイマーを仕掛けて、部屋を後にする。責任はイッセー、お前が取れよ!
イッセーの為にクタクタだよ。僕が自分の部屋に戻ると、ゼノヴィアとアーシアがいた。
「もう、寝るんだけど」
不機嫌そうに、要望を二人に伝えた。
「一緒に寝ても良いですか?」
アーシアの願い…断れないなぁ。
「寝るだけならいいぞ」
「なら、私も」
ゼノヴィアが便乗してきた。お前はイッセーで無いのか?借りているセミスィートへ、3名で転移した。
「ここは?」
和室で無くなったことに驚くアーシア。
「違うホテルのセミスィートだ。リアスの夜這いから逃げる為に、予約しておいた部屋だ」
興味が有るのか、ゼノヴィアとアーシアが部屋を探検している。クタクタな僕は一人で、先に寝た。
------
朝起きると、何故か全裸になっていた。両脇に寝ているアーシアとゼノヴィアもだ。僕の爆睡中に、こいつらは何かしたな。たぶん…
宿へ服と一緒に3名で転移をした。転移してから気づいた。僕のモノはアーシアに挿さったままだ。アーシアァァァァ~!おぃおぃ。僕は服を着た。窓際に座って朝の日差しと風に当たってうたた寝を開始した。
モソモソと何かが動く気配を感じ、周囲を見回すと、全裸のアーシアとゼノヴィアが起きてきた。そういえば、イッセーはどうなったんだ?アイツ、戻って来ないなぁ。
3人で食堂に向かう。そこにも、イッセーはいなかった。イッセー達3人を除いて、今日の計画を練る。食事時間が終わっても、イッセー達は来なかった。とりあえず、班長に今日の計画を知らせに行く。
ドアをノックした。そして、部屋に入ると…イッセーと班長は下半身で結ばれ、イッセーとイリナは上半身で結ばれていた。班長と目が合う。僕はドアを静かに閉めて、ロビーへと向かった。で、班長とイリナは、イッセーの看病で、今日の日程を不参加にした。
まず、二条城に向かった。そこには、九重が待っていて、京都を案内してくれることになっていた。結界がかかっていて、普通には入れない場所を案内してくれている。厳かな場所が多いけど、身体に良さそうなオーラが充満している場所もある。僕達はそのオーラを吸収していった。
九重に、団子食べたいと言えば、団子のおいしいお店に連れて行ってくれた。僕達が行きたい場所をリクエストしても、楽しそうに九重は応えてくれた。少し雑談したけど、僕達くらいの歳の者は、九重の周りにはいないみたいだった。だから、一緒に観光出来て嬉しいそうだ。
そんな九重から相談を受けた。僕達の家に住みたいらしい。僕の一存では決められないので、僕と九重だけで、隠れ里に転移した。彼女の両親に許可を貰う為だ。オヤジも八坂さんも賛成してくれた。九重が帰りたいと思ったら、いつでも帰れるようにすると約束もした。ただ、僕達は今修学旅行中なので、一緒には行けないけど、1週間後くらいに九重が来ることで、僕もオヤジを八坂さんも、何よりも九重も了承した。
九重のおかげで、充実した観光が出来た僕達は、宿に戻った。今日の報告をしに、僕は一人で、班長の部屋に向かった。部屋をノックして開けると…まだ、やっていた。今度は下半身はイリナで、上半身は班長だった。僕は何も見なかったことにして、静かにドアを閉めた。
で、イッセーが出歩ける状況で無い為、今日は女湯で問題は発生しなかった。
夜、僕はヴァイラと二人で、セミスィートへと転移した。想い出の夜にする為に♪しかし、翌朝、ドアをノックする音で目覚めた。想い出の朝は最悪な形で始まった。ドアを開けると、ホテルのオーナーのおっさんがいた。
「朝から何?」
「頼みがある」
おっさんの頼み…イヤな予感しかしない。
「断る!僕は修学旅行中だよ」
「ここの支払はしなくてよいから、頼むよ」
切羽詰まった表情のおっさん。禄でも無い用件だな…
「どうせ、面倒なことでしょ?」
バスローブを着たヴァイラが、僕の後ろに立ち、おっさんに訊いた。。
「面倒って言っちゃ、面倒かもしれない」
あぁ、面倒なんだ…
「足りない分は、お兄さんに払ってもらうからね。連絡しておいてよ!」
不機嫌な僕。
「またか?」
「いやなら、断る」
即答する僕。
「わかったよ。で、だ。北の主神様がなぁ、本場の芸者遊びをしたいって、京都の神格筋と会合の後に、芸者遊びへと連れて行くことになったんだよ。で、そのガードだ。ヴァイラがいるなら、ボウズのとこの主力も旅行に来ているんだろ?」
あのじじぃかぁ~!
「あのおじぃちゃん、懲りないなぁ…」
「ロスヴァイセは、来ていないんだろ?」
あのじじぃはロセは苦手だものな
「うん、来ていないよ」
「じゃ、頼むぞ」
簡単に依頼してくる、堕天使のエライ人。
「あのさ…明日帰るんだけど…」
「今日だから、問題は無いだろ?」
はぁ…今日の予定は…これで終わりそうだ。あのじじぃ~め!僕達は宿へ転移した。そして、イッセー達を除いて、ロビーに集合した。
「はぁ?オーディン様の護衛?なんだ、それ?」
激怒気味のリアス。いや、僕も激怒気味だよ。
「私達は修学旅行中ですよ!」
うんうん、そう伝えたよ…そうだ!
「二人は2回目なんだから、二人だけで行って来てくれる?」
リアスとソーナは2回目だったんだ♪
「戦力が無いんですが…」
困った顔のリアス。戦力は木場とアーシアとゼノヴィアだけかぁ…
「リアスもソーナも、上級悪魔だろ?」
「そんなこと言われったって…」
困った顔のソーナ。彼女の頭を優しく抱き締めていたら、ロビーにセラフォルーお姉さんが来た。
「ごめんなさいね。無理なお願いをしちゃって」
コイツが元凶か?あぁ、外交担当の魔王様だったな…ならば、
「ソーナ、姉妹でガードして来いよ!」
抱き締めていたソーナを、セラフォルーの前に押し出した。泣きそうな顔になるソーナ。
「シュウ君、あまりソーたんを虐めないでね♪」
「だって、どうガードすれば良いの?あまり、使える駒はいないんだけど」
「戦力になりそうなのは?」
お姉さんに訊かれた。
「ヴァーリ、ヴァイラ、アーシアくらいかな?」
「私は?」
名前の挙がらなかったゼノヴィアが、手を上げた。
「ゼノヴィアはガードに向かない。お前はフォワード要員だ。しいていえば、後はソーナかな」
「私は?」
更に名前の挙がらなかったリアスが、手を上げた。
「リアスには、ガードは無理。お前は子守要員だ!」
「そうなると、シュウ君を入れて5名かぁ」
落胆しているお姉さん。
「問題は…空中戦はヴァーリしかいない。空から来たらつらいぞ」
イッセーが使えれば、多少は展開が違うのだが、今使えないしなぁ…
「家から呼び出せる?」
更に戦力を引き出させようとするお姉さん。
「空中戦だとガイアとシルキーだよ」
「あの二人はダメ!オーディン様がビビるから」
だよね…取り敢えず、僕達5名はお姉さんに付いて行った。着いたのは料亭だった。僕達は主賓の隣の部屋で控える。食事は酒類を除いて主賓と同じ物が出るらしい。それは、楽しみだな♪