※この作品はR-18です。

神器なき男 (再編集版)   作:もっち~!

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深まる闇*

 

 

 

---那魅---

 

櫛橋、童門、真羅、姫島の4家は、はぐれ軍団の手により全滅していた。百鬼の次期当主は無事なので、当主になる儀式をして、百鬼神社を機能させた。残りの4つの神社も、機能させることにしたが当主がいない為、真羅は椿姫が引き継ぎ、姫島は朱乃が引き継ぐことになった。残りの2社はヤマトの家の退魔の家系の者に頼んだ。5つの神社と闇雲神社を繋げて、神社ネットワークを機能させれば、この辺りの結界は機能し、安全になる。

 

姫島神社の片付けを朱乃、ヤマト、ヴァーリ、そして私でした。当主の部屋を片付けていると、タンスに隠し引き出しがあり、朱乃宛の書簡があった。内容は、朱乃への謝罪がほとんどで。朱璃さんを殺害をしたのは、本家の親類筋の者だった。とある悪魔と契約して、殺害を依頼したようだ。報酬は堕天使とのハーフである朱乃の眷属化だった…

 

「リアス…」

 

ヤマトに闇が染み出してきている。グレモリー家は、まだこの子を闇に染めたいのか?

 

 

 

---アジュカ---

 

闇雲家から書簡のコピーが送られてきた。マジかよ。リアス君のやった証拠が出てきたようだ。でも、疑問はある。リアス君では、人間の手練を雇えないことだ。そのことを闇雲家に伝えた。

 

 

 

---那魅---

 

ヤマトの疑問と同じ疑問が、アジュカから送られてきた。ヤマトが言うには、朱乃の願いを改竄したのはリアスだけど、朱璃さんは別の者の可能性があるという。悪魔サイドには、犯人を探してもらうことにした。

 

 

 

---リアス---

 

ヤマトが帰ってきたけど、私と目を合わせようとしない。また、グレモリー家の者が、何かをしたのだろうか?

 

 

 

---ソーナ---

 

部屋にヤマトさんが入ってきた。お姉様はヤマトさんへと這っていくが、ソレを無視して私を優しく抱きしめた。私の眼鏡を外して、目を閉じて額に額をつけてきた。その後に何かされるのかと思っていたんだけど、しばらくして部屋を出て行ってしまった。

 

 

 

---カトレア---

 

部屋に少年が入って来た。また、何かされるのか?私は吊るされた。

 

「旧魔王派のアジトは、どこですか?」

 

少年の目は、明らかに尋常では無く、危ない。

 

「言えないのなら、言える様にしますよ。いいですか?」

 

え?触られていないのに…なに?この感触は??

 

「神経を弄んでいます。早く言わないと不感症になりますけど、いいですか?」

 

うっ、今までで一番の拷問だ。不感症?いやぁぁぁぁぁぁ。女として終わってしまう。

 

「話してくれたら、極上の快感をプレゼントしますよ」

 

あぅぅぅぅぅぅ、興味あるなぁ、ソレは。どうせ、もう仲間の元に戻れないなら…

 

「冥界の旧魔王派の集落よ!」

 

その後、今までに感じたことが無い、気持ち良い刺激で、頭に中が白くなっていった。

 

 

 

---シヴァ---

 

いつ、こんな拷問方法を思い着いたのやら。女をわかってきたようね。アジトは判明した。屠りに行くようだ。一人で…リアスと目を合わせなかったのは、無茶苦茶にしてしまいそうだったから。ソーナとした行為は、心を落ち着かせるため。メイドになった者に、手を出したくないみたいだ。

 

冥界に転移した。そして、辺境の旧魔王派の集落を目指す。山をいくつも越えて、集落が見えてきた。邪気を帯びた者しかいない家を次々と、上から圧縮した。集落の異変を感じた者達が家から出てきた。その中で邪気を持っている悪魔だけを、圧縮して潰していく。ヤマトのサイコキネシスの有効距離が伸びている。目標まで1Km位有るのではないだろうか。邪気の濃い者を、ほとんど処分して、家に転移した。

 

 

 

---ファルビウム---

 

辺境の旧魔王派の集落で事件が起きた。俺は軍と一緒に、救援に向かった。家が上から潰されている。中にいるものは即死だったろう。異変に気づいて家の外に出た者の一部も圧死していた。手口から俺は、犯人の予想はついているが、捕まえる事は出来ない。こっちが先に手を出したんだからな。死んだ者の顔ぶれをみると、テロを企てている者ばかりだ。邪気が濃いヤツだけを、選んで屠ったようだ。悪魔と違って手間のかかることをするなぁ。俺達だったら、無差別の皆殺しだよ。それが悪魔と神の子の違いかな。

 

 

 

---ヴァーリ---

 

3日位、留守にしていたヤマトが帰ってきた。誰にも話しかけずに、無言で部屋に籠もってしまった。私は心配でヤマトの部屋に入った。

 

「おい、ノックぐらいしろよな!」

 

ヤマトは機嫌が悪いみたいだ。何かあったのかな?

 

「ごめん。今度から、忘れずにするよ」

 

ヤマトの身体は小刻みに震えていた。

 

「ヴァーリ、闇に染まっていく自分が怖い。もう悪魔を屠るのに、抵抗が無くなったみたいだ。このままでは、リアスやソーナ達も、殺してしまうかもしれない」

 

私は、ヤマトを抱きしめた。

 

「私も殺されるのかな?ハーフ悪魔だし」

 

彼の耳元で囁く。

 

「ヴァーリは殺したくない。妹で、大切な友人で…」

 

「私もだよ。でも、殺されるなら、ヤマトの手でが良い。ヤマトの手なら、誰も恨まないよ」

 

「いや、守るよ。ヴァーリだけでも。闇に支配されそうになったら、どこかに一人で去るよ」

 

私はヤマトの顔を、両手で優しくはさんで、私の顔の前に持ってくる。

 

「一人でなく、私も一緒に行くからね。置いていちゃヤダよ、ヤマト」

 

私はヤマトの唇に唇を重ねた。それに伴い、ヤマトの目から、大粒の涙が落ちてきた。そして…彼の涙で私の顔は濡れていく。

 

私はヤマトの身体へスタンプを押すように、キスをしていく。動くことを自ら拒否した人形のような彼の服を脱がし、私自身も全裸になる。そして彼の手を私の胸に誘導し、彼のモノを私の中に誘導して、私は彼の首に両腕を回す。

 

「私を堪能して、ヤマト…」

 

私は彼の耳元で囁くと、彼は頷き、ゆっくりと私を堪能していく。彼の色々な部位から、私に様々な刺激が与えられていく。そして、二人で夢のような世界へ…

 

 

 

---那魅---

 

ヤマトから相談を受けた。悪魔祓い中に、闇に飲まれそうな時があると。解決策が浮かばない私は、シヴァさんと二人で話す機会をつくった。闇の元を神の力で、神器に出来ないかどうかを、検討して欲しいと頼んだ。早速、シヴァさんは動いてくれた。

 

 

 

---シヴァ---

 

次兄では頼りないので、長兄に相談した。長兄は考え込む。考え込んだ末、やってみると言ってくれた。ヤマトを天界の医療機関に入院させた。

 

結果は、ダメだった。闇の元は根強く、ヤマトの魂にへばりついていた。無理に剥がせばヤマトの命が大幅に減るということだ。その上、ヤマトの魂ごと神器に封印すると、ヤマトが死ぬと共に封印が解かれて、闇の元は一人歩きし、種族を問わずに心を侵食して、その結果、私はこの星をリセットしなくてはいけないようだ。

 

闇に飲まれないように、サマエルの剣で闇の力を放出して、闇の量を減らす位しか手が無いようだ。

 

あと、現状では無理だが、並行世界に浄化能力に優れた者がいると、最高神のネットワークで知ったらしい。並行世界間での移動方法が見つかれば、ヤマトの抱える闇の問題は、解決できるかもしれない。それが闇に支配される前であることを、祈るしかない。

 

 

 

---ヤマト---

 

久しぶりに闇の量が減って、落ち込む気分が晴れた気がする。そうなると、イタズラ心が芽生えてくる。誰に仕掛けようかな。溜まっている物も出したいしなぁ。ふと、ある人のスタイルが脳裏に浮かんだ。僕は部屋に向かった。

 

この時間だと、寝ているはずである。手なづけておいたデューイ、ヒューイ、ルーイと計画を練る。レビアさんは睡眠用のカプセルで寝ている。音も電波も遮断できるカプセルである。ヴィジョネイルであるためのデメリット。無意識で波動を感じるとデジタル信号化して雑音に聞こえてしまうらしいので、睡眠時には遮断できる環境にいないと熟睡ができないそうだ。僕もヴィジョネイルの能力を持っているけど、そこまで敏感ではないので、遮断しなくれも熟睡できるみたいだ。

 

カプセル内には様々なツールが仕込まれている。マッサージをしたり、お肌を磨いたり、贅肉を落としたりなど、寝ている間にできるようにプログラムされている。そのプログラムをハッキングした。

 

目の前のカプセルは透明なので、中は丸見えである。そして、レビアさんは全裸である。まず酸素マスクを口と鼻にセットして、媚薬を少しずつ吸い込んでもらう。薬が効いてくると、レビアさんの身体に変化があった。乳首が固くしまっているようになり、下半身が痙攣してきて、洪水になっている。カプセルの蓋を開けることに手間取る。幾重にもセキュリティがかかっている。それを僕とデューイ、ヒューイ、ルーイの4人で、はずしていく。

 

やっと、『プッシュ~』と音が聞こえて、蓋を開くことに成功した。僕はレビアさんと添え寝する。柔らかい乳房に顔を埋めて…うっ、出そう。ここで出すとまずいので、シャワールームに駆け込んで、最後は自分で処理して、あぁ、スッキリした。

 

さっぱりした顔で、カプセルルームにもどると…レビアさんが起きていた…共犯者のデューイ、ヒューイ、ルーイは逃げてしまって、ここにいない…

 

「私を弄ぶとはねぇ♪」

 

目が笑っていない。手にはムチが…僕は転移して逃げようとしたが、ムチが僕の脚に絡んで転移が出来なかった。

 

「今夜は楽しめそうねぇ、ヤマト。寝かさないからねぇ」

 

声は艶めかしのだが、目が笑っていない。ダメ元でサイコキネシスを使い胸などを愛撫していく。僕の反撃に驚いたのか、ムチを落としたレビアさん。このまま、サイコキネシスで弄んでいく。

 

「あぁぁぁ…そこはぁぁぁぁ…あふぅ…うぅぅぅぅ…」

 

身を捩るも中距離からのサイコキネシスなので、僕からは逃げられない。レビアさんの目が虚ろになってきた。レビアさんは、僕に近づくと口に僕のモノを頬張った。薄くて、柔らかい、滑らか舌が僕を溶けさせていく。あぁ頭の中が白くなっていく…僕はこんな良い状況で意識を失ってしまった。

 

朝起きると、僕の上にレビアさんが覆いかぶさっている。僕は自分の股間を調べた。あれ?刺さっている…レビアさんの柔らかい胸の感触に、僕のが反応して元気になっていく。

 

「うっ…」

 

僕のがレビアさんの何かを刺激してしまったようだ。レビアさんの口が僕の口を塞ぐ。僕は、顔も上半身も下半身も、レビアさんに押さえられた状況なので、両手しか動かない。僕はこの状況で、触れない箇所をサイコキネシスで刺激していく。

 

「そこはだめぇぇぇぇ…あぁぁぁぁ…だから…お願い…」

 

「レビアさんが腰を動かしてくれたら、やめますよ」

 

レビアさんは馬乗り状態で腰を動かしていく。そして、果てた。果てたと同時にレビアさんの身体は勢いよく僕の身体に倒れこんできた。え?頭と頭がぶつかって、星が見えた気がした。そして、レビアさんの意識が戻るまでこのままの体勢で待った。

 

 

 

---グレイフィア---

 

久しぶりにヤマトは明るかった。闇の量が減ったのだろう。ヤマトからレビアとの攻防を聞いた。ヤマトを追い込むとは、なかなかだな。今度、お手合わせしたいなぁ。

 

あの部屋に向かった。気になることがあったから。お目当てのレイナーレを責めたてた。

 

「お前の後ろ盾だった魔王輩出家の悪魔って、誰?」

 

「なんで、それを?」

 

「あなた達の会話を、盗聴していたのよ♪」

 

「だから、手回しよく…」

 

「話す気にならない?じゃ、地獄を見てくる?飢えた元部下に、弄ばれて来なさい」

 

「あ!待って!それだけはやめてぇぇぇぇ!」

 

「プライドが許さないかな?」

 

「……」

 

「だんまり?しょうがないわねぇ」

 

液体を下半身にふりかける。レイナーレには、なんの液体かがわかっている。

 

「やめてください。話しますから。ディオドラ・アスタロトです。魔王アジュカ・ベルゼブブの家系の者です」

 

「そう…では、ご褒美に、私が遊んであげるわ♪」

 

先ほどの液体でレイナーレの感度は上がっている。ムチの持ち手で、刺激するだけで、身を捩る。指2本で弄んでいく。

 

「あぁぁぁぁ…太いのを…ください」

 

胸を弄び始める。

 

「お願いです。じらさないで…ください」

 

 

お尻にムチを当てていく。

 

「じらさないで…お願いします。太いので、いかしてください」

 

レイナーレは涙声だった。反応が今一つだったので、そのまま放置して部屋を出た。

 

 

 

---アジュカ---

 

グレイフィアから、新たなテロリストの名前が知らされた。はぐれ堕天使のレイナーレを拷問して、やっと聞き出せたそうだ。まさか、俺の家系が関わっていたとは。

 

ディオドラの家に行ってみる。女性はシスターばかりだ。おかしいぞ。眷属にするにしても数が多すぎる。

 

「アジュカ様、どうされましたか?」

 

「この女性達は?」

 

「僕の下僕ですよ。まぁ、奴隷です」

 

「シスターばかりみたいだが?」

 

「そうでもないですよ。元聖女もいますから」

 

元聖女を奴隷?おぃ、教会にケンカを売る気か?

 

「どうやって、連れてきたのかな?」

 

「誘惑して墮としました。聖なる者を墮とすって、気持ちいいですよ」

 

うすら笑いをするディオドラ。

 

「悪魔でない者は、冥界に許可無く入れないはずだが?」

 

「魔王輩出家ですよ。チェックなんかされません。されても、物だって言えば通りますから。アジュカ様のおかげです。ありがとうございます♪」

 

こ、こいつに俺は利用されていたのか?悪魔の世界だってルールはある。それを魔王の家の者だから破るって…サーゼクスの家と同じじゃないか!!もう、リアス君の事を非難できないよな。テロリストに利用されている可能性もあるな。そうなると…

 

俺は、目の前のバカを、俺の手で消し去った。

 

心の整理をしてから、大公アガレス殿とファルビウムを呼び出した。

 

 

 

---ファルビウム---

 

まさか、アジュカの家の次期当主も、腐っていたなんて…テロリストの後ろ盾だと?聖女やシスターを奴隷にするために、誘惑して墮とした?冥界に連れ込むのに、魔王輩出家という立場を利用していただと?

 

「アジュカ、どうなっているんだ?」

 

「灯台下暗しだった。すまない」

 

「自浄すら出来ない程、悪魔の質は低下しちまったのか?」

 

ファルビウムはテーブルを叩いた。

 

「アガレス殿、アスタロト家も取り潰しをしてください。サーゼクスの家よりも罪が重すぎますから」

 

「良いのかね?アジュカ様」

 

「テロリストの後ろ盾をした上に、聖女達を誘惑して、墮として奴隷にするなんて。和平条約の違反です。俺だけ特別扱いでは、皆にルールを守れと言えなくなります」

 

「わかった。アスタロト家を取り潰す処理をする」

 

「アジュカ、問題は、この聖女達をどうするんだ?洗脳されているみたいだし。このまま教会に返せないぞ」

 

「ファルビウム、一度堕ちた者は教会には戻れない。かわいそうだが…いや待てよ…ヤマトの教会なら、受け入れてくれるはずだ。俺から話してみる。俺の失点だからな」

 

「あぁ、そうしてくれ」

 

 

 

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