※この作品はR-18です。

神器なき男 (再編集版)   作:もっち~!

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クリスの成長*

---グレモリー卿---

 

突然、彼が並行世界から来た時は驚いた。彼から発するオーラ、悪魔である私でも分かる程の、優しく暖かいものだった。まったく敵意は感じられない。むしろ、我々を見守ってくれていそうな感じがした。アジュカから、並行世界より来た証拠を見たという証言を受け、彼を並行世界からの客人として受け入れた。

 

彼のおかげで、我が家の抱えている問題のいくつかが解決した。家の者に対して情愛が深い家系ではあるが、実行力がなかった。小猫の心を閉ざす原因、姉の事だとリアス以外はわかっていた。でも、あえて探そうとか、逃げまわる原因を無くそうとはしなかった。それを彼は、すんなりと動いて、あの姉妹の心を掴んだ。リアスには無理だけど、サーゼクスには出来たはずだ。なんせ、魔王なんだから。ここ一番の戦闘力の高さにより、魔王になったようなものなので、戦闘以外は苦手なのであろう。

 

クリスの育成方法も解決してくれた。シュウ君の言う通り、レーティングゲームには出られないだろう。クリスの聖属性の攻撃は、我々悪魔には、即死に近いから。強くなる理由について、大事な人を護る為だと、導いてくれたことには感謝している。もし、シュウ君が現れず、レーティングゲームに参加出来る年齢になったら、グレていたかもしれない。今では安心して成長を見守れる。リアスもクリスもシュウ君を信頼し、尊敬をして、強くなってきている。

 

私に出来ること、シュウ君が元の世界に帰れる方法を、調べようと思う。

 

 

 

---クリス---

 

従兄弟のサイラオーグが来た。こいつは、僕とリアスお姉様を、見下している嫌なやつだ。魔力を持たない為、接近肉弾戦が得意である。でも、僕ら姉弟は、今までの僕らではない。賢者のシュウさんに、日々鍛えられているのだから。

 

サイラオーグが僕を指名して、魔力の使用禁止というルールでの、手合わせをしたいといい、僕達は仮想フィールドに飛ばされた。

 

サイラオーグから繰り出される豪快なパンチ。今までの僕だと、一発でのされていたけど、サイラオーグのパンチが遅く感じる。避けれられる速度だし。鍛錬の時、ガイアとシルキーの攻撃はこんな鈍い速度で無いから。光速で飛んでくるダイヤモンドダスト。毎日痛い目に遭い、屠られてきた。その成果が今、発揮されている。僕、こんなにも動体視力が鍛えられたんだって、分かるくらいに。

 

サイラオーグから繰り出されるパンチを総て避けきる。あの自信満々だったアイツの顔に焦りが見えてきた。毎日、お姉様や子猫ちゃん、ギャスパーと接近肉弾戦の鍛錬。シュウさんからの作戦指示、相手の攻撃をまず避ける。避け続ければ、相手は疲れと焦りから、隙が生じる。そこを狙うことと。

 

サイラオーグに隙が生まれ始めた。僕はその隙を打ち抜いていく。黒歌さんから習っている仙術、身体の気を操ることが出来る。僕は拳に気を集め、それをパンチに載せて打つ。

 

あのサイラオーグが、激痛の為か顔が歪んでいく。いけるかも。油断せずに、隙を狙い、拳を打ち込んでいく。たまに蹴りがくるけど、肘で叩き落とす。その度に、サイラオーグの身体がバランスを崩していく。初めて勝てるのかな?サイラオーグの戦意満々、勝つ気満々だった瞳は、今や恐怖を感じているように見えてきた。僕が正拳突きを打ち込むと、ついにサイラオーグが倒れた。

 

仮想フィールドから帰ってきて、お姉様と勝利を喜ぶ。僕は確実に強くなっている。シュウさんの鍛錬は、僕に強さを徐々にもたらしていた。

 

 

 

---シュウ---

 

アポから救援信号を受けた。急いで、次元の狭間に親子で向かう。

 

アポはグレートレッドの姿に戻って、交戦中だった。僕らはアポを援護することにした。相手は…ヴァーリチーム?まだ、ヴァーリと美猴しかいないけど。この歳でアポと戦っていたのか。ガイアとシルキーに肉弾戦だけで、美猴を殺さない程度にボコって来いって指令を出す。二人とも楽しそうに、美猴をボコり始めた。

 

僕はヴァーリの前に立った。

 

「ヴァーリ、君の実力じゃ、グレートレッドは倒せないよ」

 

「貴様は、誰だ。何故、俺の名前を知っている?」

 

おぉ、驚愕な表情いいねぇ。もっと驚愕させてあげよう。僕は変化の杖をヴァーリに使った。その結果、ヴァーリの性別が男から女になる。身体の急な変化に戸惑っているヴァーリ。

 

「何をしたんだ?おい?」

 

「女にしてあげた。ヴァーリは女性の方が、僕は好きだから♪」

 

「お前の好みで、俺の性別を変えるんじゃない!」

 

ヴァーリが殴りかかってくるが、僕に触れると白い鎧が消えて、殴られた痛みも、そんなにない。さらに驚愕な顔、いや恐怖の表情をしている。いいよ、ヴァーリ。その表情は。そそるなぁ♪

 

「まさか『神器無効化』持ちか?」

 

「そうだよ。神滅具が使えなくて、女性になった君が、僕に勝てるかな?ふふふ」

 

僕は、うっすらと盛り上がっているヴァーリの胸を揉む。

 

「あっ…やめろ~!」

 

抵抗して僕から離れようとするヴァーリ。片手をヴァーリの背中に回し、逃がさないようにする僕。もう片手は、ヴァーリの胸の感触を愉しんでいる。

 

「お仲間はボロボロになったようだよ」

 

僕の子供達にボコられて次元の狭間を漂う美猴を指さした。そして、ヴァーリの濡れ具合をチェックする。おぉ~良い塩梅では無いか♪

 

「なんてことを…おにぃぃぃ」

 

「そうだよ。僕は鬼の子供だからね」

 

ヴァーリの乳首が固くなっていく。恐怖でも固くなるのか。一つ勉強した。

 

「これに懲りて、僕の仲間のグレートレッドに攻撃するんじゃないぞ!次は容赦無く、お前の濡れた股間に挿すからな♪」

 

僕は、ヴァーリと美猴をアザゼルさんの元に、強制転移させた。

 

「助かった。ありがとう。でも、やることが鬼だな?」

 

アポが笑いながら僕に言った。

 

「そうだよ。だって鬼の子だもの」

 

僕も笑顔で返した。

 

 

 

---アザゼル---

 

俺の目の前に、ありえない者が転移してきた。ボロボロになり、泣いている女性化したヴァーリと、瀕死の状態の美猴だ。

 

「お前ら、誰にやられたんだ?」

 

いや、聞かないでも分かる。こいつらを、こんな目に合わせられるヤツ…アイツだ。並行世界から来たシュウだな。

 

「おい、ヴァーリ!何があったんだ?」

 

「グレートレッドを狩りに行ったら、グレートレッドが仲間を呼んだんだ。その仲間にやられた。もう2度と、グレートレッドに手を出すなっていわれた。女性にされたこともショックだけど、女性になった俺の身体を弄んでいたアイツの目、初めて恐怖を感じたよ」

 

「美猴もアイツが?」

 

「いや、連れの小さい二人にボコられていた」

 

「ガキの方か」

 

俺は、文句を言いに、アイツの家に転移した。

 

----

 

「どういうことだ?なんで、あんな目に遭わせたんだ?」

 

俺の怒鳴り込みは、意外だったみたいだ。

 

「どうして?仲間から救援を要請されたんだ。助けて当然だろ?それとも、堕天使は仲間は見殺しなのか?」

 

「仲間だと?相手はグレートレッドだぞ!」

 

「グレートレッドは仲間だよ。クリスの眷属だし」

 

「仲間?相手は化け物のようなドラゴンだぞ」

 

俺の言葉で、シュウの目つきとオーラの質が変わった。俺は何か言ってはいけないことを言ったのか?

 

「化け物?化け物は攻撃を受ける対象なのか?仲間にしてはいけないのか?僕だって化け物だ。攻撃対象ってことなのか?」

 

シュウの両脇にアイツのガキ共が現れ、俺に対して臨戦態勢になった。これって、俺に死亡フラグが立ったのか?

 

「堕天使の総督に攻撃するってことは、堕天使に戦争を仕掛けるってことだぞ?」

 

「化け物ってだけで、攻撃を加えるのはどうなんだ?それは、化け物に戦争を仕掛けているって思わないのか?僕はいいよ、別に。2時間もあれば、堕天使を総て消し去ることが出来るけど、試すか?」

 

シュウを制するように、俺の前にグレイフィアが立った。すごく怖い目付きだ。

 

「堕天使の総督様。グレモリー家の次期当主の眷属に、攻撃を仕掛けて、それを救援してくださったグレモリー家の客人に対して、戦争を仕掛けるって、どういうことかわかっていますか?」

 

俺の目の前に、サーゼクスとファルビウムが転移してきた。

 

「悪魔に宣戦布告とは穏やかでないなぁ、アザゼルよ」

 

軍事担当のファルビウムの目は、笑っていない。

 

「別に俺は、悪魔と戦争をする気は無いぞ」

 

「クリスの眷属に対して、化け物だからって攻撃するのは、どうかと思うが、どうなんだ、アザゼル」

 

サーゼクスの目も笑っていない。俺はとても分が悪い。確かに冷静に考えると、ヴァーリがグレートレッドに攻撃をしたことが、いけないってことか。

 

「サーゼクスさん、ファルビウムさん、こいつは化け物である僕は、攻撃されて当然だって言うんだよ。屠って良いかな?」

 

アイツの放つ、とても冷たいオーラが部屋を支配している。俺もそうだが、サーゼクス達も、恐怖の色に満ちた瞳をしている。こいつは敵にしちゃいけないって、俺の中で声が響く。俺は終わったかな。

 

突然、冷たいオーラが消えた。助かった?アイツを見ると、グレイフィアが抱きしめていた。彼女の優しげで柔らかいオーラが、アイツを包んでいく。

 

「お願いします。そのようなオーラは、出さないでください。今は私だけを感じてください」

 

グレイフィアが泣いていた。シュウは固まっている。どうしていいかが、わからないみたいだ。

 

「アザゼルよ、捨て身のグレイフィアに救われたな」

 

ファルビウムが、声を掛けてきた。

 

「そうみたいだ」

 

「アザゼル、今後、彼に敵対する行動は、やめてほしい」

 

サーゼクスの目は笑っていない。そうだな。久しぶりにちびったよ。こんな怖い思いは、もうしたくないぜ。

 

「心に刻んでおく」

 

サーゼクスとファルビウムは転移していった。グレイフィアが近づいてきて、

 

「さて、アザゼルよ、迷惑料を貰おうか」

 

おい、シュウに見せていた優しいオーラが、俺の前では、とっても怖いオーラになっているんだが…

 

「迷惑料?」

 

「そう、私の主のシュウ様を、追い込んだ迷惑料を、きっちり貰いますよ」

 

「何が良い?」

 

「メイドを一人お願いします。使い物になるメイドでないと、困ります。そこら辺をよく考えてくださいね」

 

俺は、強制転移された。

 

 

 

---アザゼル---

 

メイドを寄越せとは。さてどうするか。真面で且つ若い女性で無いと、グレイフィアの怒りに火を注ぎそうだ。若い女なぁ…レイナーレくらいしか思い浮かばない。その時、ふっと目に入った女…ヴァーリ。戦闘狂ではあるが、見た目はいい女だな。二人とも差し出すか。

 

レイナーレを呼び出し、ヴァーリと共に、任務を伝えた。

 

「お前ら、メイドになれ!」

 

寝耳に水な二人。目を点にして固まっている。

 

「まともに勤め上げてくれ。これは堕天使全体の将来がかかっている任務で、重要なものだ」

 

納得はしないだろうけど、取り敢えず、グレイフィアの元へ強制転移させた。「返品可」というメッセージカードを添えて…

 

 

 

---グレイフィア---

 

アザゼルから、レイナーレとヴァーリが送り込まれてきた。ヴァーリはシュウ君に女性化されたらしく、女性としての振る舞いから教えないといけないみたいだ。まず、子守りが出来るかを試してみようと思う。この仕事が最重要課題なのだから。

 

「え?いきなり子守り?ありえない!私はアザゼル様に選ばれた最強女性堕天使なのよ」

 

レイナーレが力強い声で宣言した。どうみても最強には見えないけど。

 

「俺が子守り?ふざっけんな!それより男に戻せよ!」

 

ヴァーリは女性になったことに不満満々ね。まぁ、それが普通だわね。私は、戦闘に飢えた赤子が待つ仮想フィールドへ、二人を強制転移させた。そして、モニタ用の魔法陣で戦いぶりを観戦♪

 

ヴァーリは白い鎧を着て…え?白龍帝?レイナーレは、転移直後に果てていた。シルキーの開幕ダイヤモンドダストの餌食になってしまったのだ。ヴァーリは二人相手で余裕は無いけど、そこそこいけそうだわ。彼女?彼?に子守り役決定だ。

 

そうだ。屠られたレイナーレを、シュウ君が帰ってきたら、生き返らせてもらわないと。

 

 

 

---リアス---

 

シュウさんから具現化について習っていた。私の能力、滅の力は、オーラを溜めて、相手に撃ち出すのだけど、それだと貯まるまで、無防備で時間もかかると、欠点を指摘されたの。そこで、滅の力を違う形で使えないかと、彼に提案された。シュウさんの世界の私は、滅の力を剣に具現化して戦っているそうだ。

 

不思議な物も見せてもらった。指先に炎をシュウさんが出されたのけど、冷たい。氷の力を炎に具現化したんだって。ソーナが食いついて見ていた。水の力を炎に具現化して、フェイクとして使えると、戦術が広がりそうだって。そうそう、シュウさんの鍛錬にソーナ達も参加するようになっていた。

 

クリスは、ソーナの眷属の椿姫と接近戦を繰り広げている。椿姫の得物は長刀なので、中距離になるとクリスが苦戦し始める。彼女の神器はカウンタータイプで、『追憶の鏡』は鏡を出現させ、その鏡が破壊された時にその衝撃を倍化して相手へ返すという。接近戦で鏡より内側にいないと、攻撃がしづらいのだ。椿姫の方は自分の得意な中距離にしようと、攻防を繰り返している。

 

私は、滅の力をナックル状に具現化する練習を始めた。近距離、中距離、長距離の3タイプの具現化が宿題になっている。弟のクリスが良い刺激になっている。だって、弟には負けたくないもん。

 

 

 

---ヴァーリ---

 

こんな楽しい戦闘が毎日出来るのかぁ。この家の子守りは、天職かもしれない。問題は女性でないとメイドになれないことだ…ふと、俺の肩に手が回された。えっ?なんだ?

 

「やっぱり、女性にして正解だな。とってもかわいいよ」

 

いきなり、耳を舐めてられた。えっ?なんで股間が濡れてきたんだ?ションベンをちびった感覚では無いし。

 

「思考は男でも、身体は女性だから、戸惑っているみたいだねぇ」

 

舐めるように俺を見る、俺を女性にした変態野郎!

 

「おい、やめろ!」

 

俺は耳を舐めてきた変態野郎の手を払った。奴は、『身体停止』と唱えた。かっ、身体が動かない。なんだとぉ~

 

「身体の自由を奪い、感度を倍加していく、対女性用最凶術式だよ」

 

ニタニタしている変態野郎…はぁ?言っている事が良く分からない。感度を倍化?何の感度だ?奴は俺の胸を軽く揉んできた。なんだ?この感覚は…下半身が熱い。太ももが痙攣してきている。

 

「準備OKってことだよ」

 

何のだ?おい、何するんだ?俺の服をはぎ取り、下着を脱がしていく変態野郎。胸が張っている。大きくなっている気もする。血管が浮き出ている。乳首が固くそそり立っている。女性の身体に戸惑う俺。

 

俺の膝を両肩に載せ、俺の股間に顔を埋めてきた変態野郎。文句を言おうとするが、言葉が出ない。頭の中が真っ白になっていく。なんだ、この感覚は…一瞬、意識が持って行かれた。それと共に、全身の力が抜けていく。口からはヨダレが垂れ流し状態だ。身体は、俺の意志に関係無く、アイツの身体を求めている。

 

そして…

 

今まで生きていた中で、一番の高揚感を得た。それも癖になるような。俺は無意識のうちに求めていたようだ。意識が覚醒した時、アイツの上で快楽を求めて、上下動をしていた。

 

これが女性と言う物なのか…

 

 

 

---シュウ---

 

粗挽きの挽肉の山が、リビングの隅に置かれていた。シルキーにやられたんだろうな。黒い翼のような物が混ざっている。堕天使なのかな?あぁ、ヴァーリと一緒に送られてきたのか。では、再生して味見だな♪

 

取り敢えず、下半身だけ再生して…交わる。冷たくて良い感触だ。しかし死んでいる為、ユルユルな弛緩状態で、面白味がない。そうだ!今破ってしまった膜も再生しておこう。生きている時に破りたいし♪

 

次に首から下迄を再生した。なかなか良い乳房だ。遊んでいなかったのか、淡いピンク色の乳首だし。舐めてみる。が、まだ死体なので、だらんとしていて、あまり気持ちが良くない。

 

で、最後に首から上を再生した。なかなか可愛いなぁ♪唇を重ねてみる。死んで直ぐで無い為、乾燥ナマコのような感触だ。生き返ったら、食そうかな♪

 

彼女の魂を招魂して、入魂、そして心臓を再起動した。

 

「子守りは無理です。ごめんなさい。ごめんなさい」

 

意識が戻って、直ぐに口から出た。シルキー達の子守りのテストでもしたのかな?ちなみに、シルキーの攻撃だと、ガイアよりも死ぬまでの間の苦痛が長いみたいだ。生き返った彼女を食そうと思って近づくと、僕よりも早くグレイフィアさんが近づき、彼女に何かを耳打ちをして、連れて行ってしまった。お預け状態かぁ…

 

夕食の後、グレイフィアさんから、新入りのメイドの紹介があった。さっきの彼女、レイナーレとTSヴァーリだった。で、テストの結果、ヴァーリは子守り兼任で、レイナーレはメイド専任に決めたそうだ。

 

 

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