---シュウ---
ホームの場所は空き地だったので、僕達の家をモチーフにした建物を創造した。そして中に入って、二階の僕の部屋のベッドにアイズさんを寝かせた。次に転移の間から、仲間を呼び出していった。
とりあえず、メンバーは、
団長 シュウ(元鬼と天使のハーフの魔物) 母:預言者ヨハネの子孫
ガイア(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの長男 母:リアス 聖なる矢使い
シルキー(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの長女 母:ソーナ ダイヤモンド使い
アリス(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの次男 母:シーグヴァイラ 肉弾戦
シーナ(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの次女 母:シーグヴァイラ 回復役
ガブリエル(元大天使)
レヴィアタン(ドラゴン)リヴァイアサン
ティア(ドラゴン)ティアマット
オーフィス(ドラゴン)龍神
アポ(ドラゴン)真龍
ヤマト(維持神と人間のハーフ) 母:エヴァ
リア(元純血悪魔のサイボーグ) 元リアス
ヴァリ(元悪魔と人間のハーフのサイボーグ)元ヴァーリ
ムゲン(グレーレッドとオーフィスのハーフ)
シヴァ(最高神)破壊の神 ヤマトの叔母
クリス(純血悪魔)父:リゼヴィム・リヴァン・ルシファー 母:ヴェネラナ・グレモリー
レイナーレ(純血堕天使)
レイベル(純血悪魔)元レイヴェル
フィア(純血悪魔)元グレイフィア
と、した。必要ならば必要な人材を連れてくることにする。ドラゴン達は龍門で呼べるし。転移の間で僕達の家と繋がっているので、行き来は自由であるけど、時間軸が僕以外はずれるので、注意が必要であるけど。
---アイズ---
目が覚めると、寝やすいベッドの上にいた。小綺麗な小部屋にいた私。ここはどこ?部屋を出ると、大きな部屋と廊下。廊下沿いには、さっきまでいた部屋と同じような小部屋が並んでいた。
ここって、シュウさんのホームかな?私はギルドにいたのに…そうだ。驚くような情報を聞いて、気が遠くなったんだ。私をここまで運んで休ませてくれたのかな?思わず下着をチェック。脱がされていないことに一安心。
階段があって、上にも下にも行けるみたいだ。話し声のする下へ行ってみた。そこにはたくさんの人達がいた。こんなに団員がいるの?シュウさんが近づいてきた。
「気分はどうかな?水分と栄養を入れれた方がいいかな?」
シュウさんにエスコートされて、テーブルの傍の椅子に座った。
「レイナーレ、彼女にはちみつレモンを」
「了解です!」
レイナーレと呼ばれたメイド姿の女性が、私に飲み物を持ってきてくれた。一口、口に含むと甘酸っぱくておいしかった。こんな飲み物は飲んだことがない。
「アイズさん、トレーニングを一緒にしてくれないかな?この町のレベルを知りたいから。レベルはどの位なの?」
「私はレベル6です」
私が出された飲み物を飲み干すと、シュウさんにエスコートされて、トレーニングルームと呼ばれる場所に案内された。それは地下にあった。結構大きくて高さもある。
目の前では戦闘が、いくつかなされていた。どれも1対1で。無詠唱で魔法?それも同時に複数って…ここは私の知っているレベルでは、考えられない戦闘がなされていた。なによりも皆速い。この私が目で追い切れないなんて…
「アリス、ちょっと。アイズさんのお相手をしてあげてくれ。アイズさん、僕の息子のアリスだ。この子が相手をする。構えて、始め!」
え?もう?私は剣を構えた。アリスという男の子は武器を持たないみたいだ。目の前からアリスが消えた瞬間、腹部に衝撃を受けて……意識が戻ると、ベッドの上だった。
「ごめん。いきなり殺しちゃって。うちのトレーニングは、死んでも生き返らせる方式だから、手加減出来る者がいないんだ。一応、一番弱い息子だったんだど、すまなかった」
え?私は死んだの?生き返らせたって?そういえば、ギルドで神様を超える能力を持っているって。
「でも、アイズさんのおかげで、この迷宮のレベルがわかったよ。もし、ここを気に入ってくれたのなら、移籍しておいで。大歓迎だからね」
シュウさんに頭を撫でられた。とても暖かい空気に包まれる感覚で心地良い。
「いったん、私のファミリアに戻って、また来ます」
「アイズさんなら、大歓迎だよ」
入り口まで案内されて、私は自分のホームに向かった。
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私の所属は、ロキ・ファミリア。主神はロキである。ホームに帰ると、私の帰りが遅いと皆が心配していた。私は今日、体験したこと、知ったことを話した。
「え?主神はシヴァだって…天界の神より上の最高神様や。で、宇宙神様って…最高神様達を束ねる絶対神様を束ねる一番偉い神様や。その秘蔵っ子って…」
私の主神のロキの顔は蒼白である。とってもエライ人らしい…
「レベル100オーバーで、ステータスが測定不能って、化物かよ」
私のファミリアの団長フィンが言い放った。
「とても、優しく暖かい人です。決して化物ではありません」
そのフィンの言葉を否定した。
「二つ名が『神殺し』って…うちら地上の神を、天界に送還する為に来た、刺客やないのか?あかんなぁ…」
蒼白の主神ロキが震えている。
「それよりアイズが一度死んで、生き返ったって話が、信じられないな」
副団長のリヴェリアが唸っている。
「私も実感は無いけど、シュウさんは嘘付く人じゃない」
「アイズ、そのシュウってヤツに惚れたのか?」
仲間のガレスに言い当てられた。だけど…
「彼、子供がいるの。たぶん、妻帯者よ」
「残念でしたね」
レフィーヤに言われた。いや、恋をする分には問題無いはずっと、自分に言い聞かせる。
「とにかく、明日アイズと私で、シュウってヤツのホームを訪ねるわ」
リヴェリアがそういうと、その場はお開きになった。
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翌日、私が彼のホームへと向かおうとホームの入り口を出ると、リヴェリアと、ティオネ、ガレスが待っていた。
「私とリヴェリアだけじゃないの?」
少し不満気な私。
「いや、戦ってみたいから」
と、ティオネ。頷くガレス。はぁ…私は先頭に立って、シュウさんのホームを目指した。
彼のホームに着くと、笑顔で彼が迎えてくれた。トレーニングを体験したい旨を伝えると、私達をトレーニングルームに案内してくれた。
「アイズさんの仲間じゃ、断れないなぁ」
まず、ガレスが前に出た。
「シルキー、相手をしてあげて」
女の子が出てきた。その瞬間ガレスは爆ぜた。破裂したような感じで…彼は、ガレスのいたであろう場所で、剣を掲げて祈りを捧げると、ガレスの身体が再生して蘇った。私も昨日、あのように蘇生されたのかな。
「今、どうしてガレスは爆ぜたのだ?」
と、リヴェリア。
「光速でダイヤモンドの粒子を撃ち込んで、無数の蜂の巣状態にしたんだ。破裂した訳でないよ」
「どうやって、ガレスを蘇らせたのだ?」
「それは、秘密だよ。たぶん、僕にしかできない能力だ」
次は誰が戦うの?ティオネを見ている彼。ティオネは恐怖を感じたのだろうか、顔から血の気が失せていた。
「無理…攻撃がまるで見えないのに…避けられない…」
「まぁ、シルキーは僕の子供の中で、一番破壊力あるからね」
え?あの子もシュウさんの子供なの?しばらくして、意識を取り戻したガレス。
「いつの間にヤラれたのだ?えっ…?死んだのか儂は…」
ガレスが凹んでいる。
「死ぬのを恐れていたら、強くなれないよ。ここでは死んでも蘇らせて、死ななくなるまで訓練するんだ。だから、戦闘になったら、躊躇なく屠りにいくんだ。じゃないと、自分が危ないからね」
彼は笑顔で、ここのルールを説明された。たぶん、あの笑顔はこのルールで、強くなった顕れなのかもしれない。それに比べて、私たちロキファミリアは、ここの相手と戦う前に、死の恐怖と戦うことになりそうだ。
「じゃ、お客さん、上に上がろうか。鍛錬の邪魔になるから。ここでは目が合ったら、戦闘開始なんだからね」
実戦並みじゃないですか。目が合ったら戦闘開始って…私達は上の階に…え?プールがある。更に上の階があのテーブルのある部屋だった。
「レイナーレ、みなさんに、はちみつレモンを出してあげて」
メイド姿のレイナーレさんが、私達に昨日飲んだ飲み物を出してくれた。
「うまい」「おいしい」「何これ、初めて飲んだ」
私の仲間達もあの飲み物を気に入ったようだ。
「これから、食事なんだけど、一緒に食べないかな?」
「「お願いします」」
出された料理は、すべて美味しかったが、見慣れない食材、料理ばかりである。
「見たことない食材ばかりですが」
「あぁ、この街の市場とか、店がわからないから、持ち込んだ食材だよ。アイズさん、すまないけど、町を案内してくれないかな。買い物したくても出来ないんだ」
「わかりました。私に出来ることは協力します」
「あなた達は、どこから来たの?」
リヴェリアが彼に尋ねた。
「難しい質問だ。違う世界から来たと言っても、信じて貰えないでしょ?」
「違う世界?どういうことだ?」
「理論がわからない人に説明しても、信じて貰えないから、貴方達の主神に訊いてください」
「では、何をしにこの地に来たのだ?」
「う~、それは依頼主との約束で、言えないかな」
「依頼主は誰なんだ?」
「デスパレードしている方々とでも、言っておきます。これも主神様に訊いてください」
奥から声がした。
「ただいま♪」
声をする方を向くシュウさん。
「ヤマト、収穫はどんな感じだ?」
「99階まで行きました。稼ぎはギルドで払えきれなかったから、ギルドに貸しにしてあります。とりあえず、10億ヴァリスだけもらってきました。ここのお金が、まるで無いですからね」
「え?99階って…」
私もリヴェリア達も驚いていた。初日に99階って…ギルドの金庫を空にする額って?彼のチームは桁違いだった。いや、60階層に到達したファミリアはなかったはずだ。それなのに…
「この後、アイズさんと買い物に行くからちょうど良かった。足りなくなったら、ギルドで小銭なら貰えるのかな?」
「そういうことになります。また、食事したら、行ってきます」
「頼む。底が何階か知りたいから」
ヤマトといわれた少年達が食事を始めた。