※この作品はR-18です。

神器なき男 (再編集版)   作:もっち~!

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桁違い

---シュウ---

 

ホームの場所は空き地だったので、僕達の家をモチーフにした建物を創造した。そして中に入って、二階の僕の部屋のベッドにアイズさんを寝かせた。次に転移の間から、仲間を呼び出していった。

 

とりあえず、メンバーは、

団長 シュウ(元鬼と天使のハーフの魔物) 母:預言者ヨハネの子孫

ガイア(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの長男 母:リアス 聖なる矢使い

シルキー(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの長女 母:ソーナ ダイヤモンド使い

アリス(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの次男 母:シーグヴァイラ 肉弾戦

シーナ(鬼&天使と悪魔のハーフ)シュウの次女 母:シーグヴァイラ 回復役

ガブリエル(元大天使)

レヴィアタン(ドラゴン)リヴァイアサン

ティア(ドラゴン)ティアマット

オーフィス(ドラゴン)龍神

アポ(ドラゴン)真龍

 

ヤマト(維持神と人間のハーフ) 母:エヴァ

リア(元純血悪魔のサイボーグ) 元リアス

ヴァリ(元悪魔と人間のハーフのサイボーグ)元ヴァーリ

ムゲン(グレーレッドとオーフィスのハーフ)

シヴァ(最高神)破壊の神 ヤマトの叔母

 

クリス(純血悪魔)父:リゼヴィム・リヴァン・ルシファー 母:ヴェネラナ・グレモリー

レイナーレ(純血堕天使)

レイベル(純血悪魔)元レイヴェル

フィア(純血悪魔)元グレイフィア

 

と、した。必要ならば必要な人材を連れてくることにする。ドラゴン達は龍門で呼べるし。転移の間で僕達の家と繋がっているので、行き来は自由であるけど、時間軸が僕以外はずれるので、注意が必要であるけど。

 

 

 

---アイズ---

 

目が覚めると、寝やすいベッドの上にいた。小綺麗な小部屋にいた私。ここはどこ?部屋を出ると、大きな部屋と廊下。廊下沿いには、さっきまでいた部屋と同じような小部屋が並んでいた。

 

ここって、シュウさんのホームかな?私はギルドにいたのに…そうだ。驚くような情報を聞いて、気が遠くなったんだ。私をここまで運んで休ませてくれたのかな?思わず下着をチェック。脱がされていないことに一安心。

 

階段があって、上にも下にも行けるみたいだ。話し声のする下へ行ってみた。そこにはたくさんの人達がいた。こんなに団員がいるの?シュウさんが近づいてきた。

 

「気分はどうかな?水分と栄養を入れれた方がいいかな?」

 

シュウさんにエスコートされて、テーブルの傍の椅子に座った。

 

「レイナーレ、彼女にはちみつレモンを」

 

「了解です!」

 

レイナーレと呼ばれたメイド姿の女性が、私に飲み物を持ってきてくれた。一口、口に含むと甘酸っぱくておいしかった。こんな飲み物は飲んだことがない。

 

「アイズさん、トレーニングを一緒にしてくれないかな?この町のレベルを知りたいから。レベルはどの位なの?」

 

「私はレベル6です」

 

私が出された飲み物を飲み干すと、シュウさんにエスコートされて、トレーニングルームと呼ばれる場所に案内された。それは地下にあった。結構大きくて高さもある。

 

目の前では戦闘が、いくつかなされていた。どれも1対1で。無詠唱で魔法?それも同時に複数って…ここは私の知っているレベルでは、考えられない戦闘がなされていた。なによりも皆速い。この私が目で追い切れないなんて…

 

「アリス、ちょっと。アイズさんのお相手をしてあげてくれ。アイズさん、僕の息子のアリスだ。この子が相手をする。構えて、始め!」

 

え?もう?私は剣を構えた。アリスという男の子は武器を持たないみたいだ。目の前からアリスが消えた瞬間、腹部に衝撃を受けて……意識が戻ると、ベッドの上だった。

 

「ごめん。いきなり殺しちゃって。うちのトレーニングは、死んでも生き返らせる方式だから、手加減出来る者がいないんだ。一応、一番弱い息子だったんだど、すまなかった」

 

え?私は死んだの?生き返らせたって?そういえば、ギルドで神様を超える能力を持っているって。

 

「でも、アイズさんのおかげで、この迷宮のレベルがわかったよ。もし、ここを気に入ってくれたのなら、移籍しておいで。大歓迎だからね」

 

シュウさんに頭を撫でられた。とても暖かい空気に包まれる感覚で心地良い。

 

「いったん、私のファミリアに戻って、また来ます」

 

「アイズさんなら、大歓迎だよ」

 

入り口まで案内されて、私は自分のホームに向かった。

 

-------

 

私の所属は、ロキ・ファミリア。主神はロキである。ホームに帰ると、私の帰りが遅いと皆が心配していた。私は今日、体験したこと、知ったことを話した。

 

「え?主神はシヴァだって…天界の神より上の最高神様や。で、宇宙神様って…最高神様達を束ねる絶対神様を束ねる一番偉い神様や。その秘蔵っ子って…」

 

私の主神のロキの顔は蒼白である。とってもエライ人らしい…

 

「レベル100オーバーで、ステータスが測定不能って、化物かよ」

 

私のファミリアの団長フィンが言い放った。

 

「とても、優しく暖かい人です。決して化物ではありません」

 

そのフィンの言葉を否定した。

 

「二つ名が『神殺し』って…うちら地上の神を、天界に送還する為に来た、刺客やないのか?あかんなぁ…」

 

蒼白の主神ロキが震えている。

 

「それよりアイズが一度死んで、生き返ったって話が、信じられないな」

 

副団長のリヴェリアが唸っている。

 

「私も実感は無いけど、シュウさんは嘘付く人じゃない」

 

「アイズ、そのシュウってヤツに惚れたのか?」

 

仲間のガレスに言い当てられた。だけど…

 

「彼、子供がいるの。たぶん、妻帯者よ」

 

「残念でしたね」

 

レフィーヤに言われた。いや、恋をする分には問題無いはずっと、自分に言い聞かせる。

 

「とにかく、明日アイズと私で、シュウってヤツのホームを訪ねるわ」

 

リヴェリアがそういうと、その場はお開きになった。

 

-------

 

翌日、私が彼のホームへと向かおうとホームの入り口を出ると、リヴェリアと、ティオネ、ガレスが待っていた。

 

「私とリヴェリアだけじゃないの?」

 

少し不満気な私。

 

「いや、戦ってみたいから」

 

と、ティオネ。頷くガレス。はぁ…私は先頭に立って、シュウさんのホームを目指した。

 

 

彼のホームに着くと、笑顔で彼が迎えてくれた。トレーニングを体験したい旨を伝えると、私達をトレーニングルームに案内してくれた。

 

「アイズさんの仲間じゃ、断れないなぁ」

 

まず、ガレスが前に出た。

 

「シルキー、相手をしてあげて」

 

女の子が出てきた。その瞬間ガレスは爆ぜた。破裂したような感じで…彼は、ガレスのいたであろう場所で、剣を掲げて祈りを捧げると、ガレスの身体が再生して蘇った。私も昨日、あのように蘇生されたのかな。

 

「今、どうしてガレスは爆ぜたのだ?」

 

と、リヴェリア。

 

「光速でダイヤモンドの粒子を撃ち込んで、無数の蜂の巣状態にしたんだ。破裂した訳でないよ」

 

「どうやって、ガレスを蘇らせたのだ?」

 

「それは、秘密だよ。たぶん、僕にしかできない能力だ」

 

次は誰が戦うの?ティオネを見ている彼。ティオネは恐怖を感じたのだろうか、顔から血の気が失せていた。

 

「無理…攻撃がまるで見えないのに…避けられない…」

 

「まぁ、シルキーは僕の子供の中で、一番破壊力あるからね」

 

え?あの子もシュウさんの子供なの?しばらくして、意識を取り戻したガレス。

 

「いつの間にヤラれたのだ?えっ…?死んだのか儂は…」

 

ガレスが凹んでいる。

 

「死ぬのを恐れていたら、強くなれないよ。ここでは死んでも蘇らせて、死ななくなるまで訓練するんだ。だから、戦闘になったら、躊躇なく屠りにいくんだ。じゃないと、自分が危ないからね」

 

彼は笑顔で、ここのルールを説明された。たぶん、あの笑顔はこのルールで、強くなった顕れなのかもしれない。それに比べて、私たちロキファミリアは、ここの相手と戦う前に、死の恐怖と戦うことになりそうだ。

 

「じゃ、お客さん、上に上がろうか。鍛錬の邪魔になるから。ここでは目が合ったら、戦闘開始なんだからね」

 

実戦並みじゃないですか。目が合ったら戦闘開始って…私達は上の階に…え?プールがある。更に上の階があのテーブルのある部屋だった。

 

「レイナーレ、みなさんに、はちみつレモンを出してあげて」

 

メイド姿のレイナーレさんが、私達に昨日飲んだ飲み物を出してくれた。

 

「うまい」「おいしい」「何これ、初めて飲んだ」

 

私の仲間達もあの飲み物を気に入ったようだ。

 

「これから、食事なんだけど、一緒に食べないかな?」

 

「「お願いします」」

 

出された料理は、すべて美味しかったが、見慣れない食材、料理ばかりである。

 

「見たことない食材ばかりですが」

 

「あぁ、この街の市場とか、店がわからないから、持ち込んだ食材だよ。アイズさん、すまないけど、町を案内してくれないかな。買い物したくても出来ないんだ」

 

「わかりました。私に出来ることは協力します」

 

「あなた達は、どこから来たの?」

 

リヴェリアが彼に尋ねた。

 

「難しい質問だ。違う世界から来たと言っても、信じて貰えないでしょ?」

 

「違う世界?どういうことだ?」

 

「理論がわからない人に説明しても、信じて貰えないから、貴方達の主神に訊いてください」

 

「では、何をしにこの地に来たのだ?」

 

「う~、それは依頼主との約束で、言えないかな」

 

「依頼主は誰なんだ?」

 

「デスパレードしている方々とでも、言っておきます。これも主神様に訊いてください」

 

奥から声がした。

 

「ただいま♪」

 

声をする方を向くシュウさん。

 

「ヤマト、収穫はどんな感じだ?」

 

「99階まで行きました。稼ぎはギルドで払えきれなかったから、ギルドに貸しにしてあります。とりあえず、10億ヴァリスだけもらってきました。ここのお金が、まるで無いですからね」

 

「え?99階って…」

 

私もリヴェリア達も驚いていた。初日に99階って…ギルドの金庫を空にする額って?彼のチームは桁違いだった。いや、60階層に到達したファミリアはなかったはずだ。それなのに…

 

「この後、アイズさんと買い物に行くからちょうど良かった。足りなくなったら、ギルドで小銭なら貰えるのかな?」

 

「そういうことになります。また、食事したら、行ってきます」

 

「頼む。底が何階か知りたいから」

 

ヤマトといわれた少年達が食事を始めた。

 

 

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