---リアス---
そして、12月31日を迎えた…目が醒めると、もうお昼だった。
「リアス…起きなさい!もう、お昼よ~!」
あっ!起きたのではなく、起こされたようだ。まだ眠い…目を擦りながら、上半身を起こすと、義理の姉のグレイフィアが立っていた。
「どうしたの?」
「へ?」
グレイフィアは、あきれたような顔をしている。
「何かあったっけ?」
背伸びをしながら欠伸をする私。
「はぁ…暢気よね、あなたって娘は…明日でしょ?」
「うん?明日は元日だよね?何かあったっけ?」
「引っ越しの事は、みんなに話しの?」
引っ越し?誰の?はて?あれ?あれこれと考えている、いや思い出していると、業を煮やしたグレイフィアから、忘れていたことを指摘された。
「まったく…あなたと、あなたの眷属でしょ?亘さんは、もう引っ越ししたわよ」
って…あぁ~そうだった。みんなに知らせないと。慌てて服を着る。
「あなたの眷属は、ソーナの眷属から話しを聞いて、すでに準備しています。朱乃に、リアスからその話が無いけど、忘れているのではって、指摘されたのよ。来てみたら…もう!あなたって娘は…」
完全に呆れられている。そうだ、みんなに知らせようとして、お節料理を作っている現場に行って、亘の話を聞いて、寝たのだ…
「ねぇ、新居って、どこ?」
「それも知らないの?まったく…」
だって、聞いていないもん…
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引っ越しは明日なのだが、グレイフィアと共に内覧をしに、新居を訪れた。三方をビルに囲まれた和風のお屋敷だ。
「リアス、そこは違うわよ。その左のビルよ」
グレイフィアの指摘で、他人の家に入ることは阻止された。危ない…隣のビルのような建物の表札には『暮森』と書かれていた。あぁ、ここなのか。
「1階は、私達夫婦のフロアで、2階は応接間と会議室で、3階から奥の建物が合宿所になるわ。シトリー家もほぼ同じ作り。亘さんは神代家のお屋敷で暮らすそうよ」
神代家?追放されたのに?何で?そんな疑問を抱きつつも、室内に入った。リビングではお兄様とセラフォルー様と知らない女性と亘、そしてヴァーリがいた。
「リアスは忘れていたようよ」
グレイフィアがみんなに、私の失態を報告している。
「まぁ、いざとなったら、転移させるよ。部屋ごとね」
って、亘。あぁ、それいいなぁ。
「元旦は、合宿所の1階にある大広間で、宴会でもしようかと、話し合っていたんだよ」
と、お兄様。それも良いかな。
「綾香様、いかがですか?」
見知らぬ女性に敬語で話すお兄様。
「お任せいたします。正月を祝う風習は、当家ではございませんから」
「その時期は山ごもりの修行で、出払っているからね」
って、女性の言葉をフォローする亘。あれが、亘のお姉様なのかな?見た目は由良のスリムバージョンって感じがする。由良とは違い、黒髪のロン毛だけど。
「じゃ、ソーナ君の眷属、リアスの眷属にまかせて、その方向で話しを進めます」
と、お兄様が結論を出した。
「セラフォルー、ソーナに言ってなかったそうだね」
亘の言葉にギクりとしたセラフォルー様。
「うん…中々、会う機会がなくて…」
「会話用魔法陣は、そういう時に使うんじゃないの?」
「そう…だけど…」
「リアスとソーナを苦境に誘う者は、たとえ魔王でも許さない」
「ごめんなさい…躾は今日は止めて…」
「じゃ、明日か?」
「ダメだって…アレを受けると2,3日動けないよ~三が日は避けてください」
困った表情のセラフォルー様。
「亘、魔王様を虐めるのはやめなさい」
苦境に立たされた魔王様を助けに、綾香さんが止めに入る。
「姉ちゃんならいいのか?」
亘と綾香さんの姿が、一瞬ブレたように見えた。
---綾香---
専用フィールドに連れ込まれた。怒りのオーラが漏れ出した亘を鎮めるには、誰かが人柱にならないとダメなようだ。
全裸にされ、頭は黒い袋のような物に入れられた。これにより視覚は奪われた。今日は、どうするんだ?期待と恐怖が入り交じり、それだけでアソコは…
「なんだよ。もうグッチョングッチョンだよ。高貴な巫女様は身体がエロいんですね」
前のめりにされて、身体は「く」の字状態になり、血が脳へと一気に下がっていく。気持ちが悪い。まさか、頭部を袋に入れたのは嘔吐の危険を読んでいるのか?
「あ、はぁ…ん~…そこはダメ…」
後ろの穴…この体勢だと真上に向いているはずだが、そこに何かを塗られている。それも柔らかい筆先で。その刺激だけでも、アソコは大変な事態なのだが、何かを塗られているのだ。自分でも体験したことのない事態になっている。
「綺麗だよね。さすがは高貴なる巫女様だ。ここも手入れでもしているのかな?」
誉められているのだが、場所が場所だけに、とても恥ずかしい。
「ねぇ、この状態で挿すとどうなるかな?」
背骨方向に突き立てられる…
「いや~!やめて…亘…」
後ろの穴を舐められている。亘の舌が私の体内へと侵入してきた。そして、アソコには亘の肉体の一部、固くて太い棍棒のような物が入って来た。棍棒はゆっくりと私の体内を動く。棍棒の先端が奥へと入ると、子宮内の空気が圧縮され、背骨側に押し込められ、出口に向かうと、子宮の内壁が体外方向へと引っ張られる。
今までに感じたことの無い刺激により、私の身体の色々なパーツが悲鳴をあげていく。
「お願い…やめて…千切れそう…」
亘からの返事は無い。舌で侵入しているので、話せないようだ。前から後ろから押し寄せる刺激により、私はパニックになっていく。
「ダメ…亘…もう…やめて…」
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いつの間に意識が飛んだのだろうか?意識が戻ると、ベッドに固定されていた。目の前にはモニタが設置されていて、そこには私のプレイ中の顔写真が映し出されていた。こんな惨めな顔…
「どう?鼻水と涙とヨダレをミックスした液体に、塗れた高貴な巫女様のお顔は?」
「もう…やめて…亘…」
「これから、もっといたぶるんだ♪」
無表情な弟から宣告された。あれ以上の罰を受けるのか…モニタの映像は、現在の私の姿に切り替わった。これって、産婦人科の検査の時に使う器具?開脚した私の身体は、アソコを露わにしている。膣の入り口には開口機が取り付けられていて、広げられている。
「どこまで広がるのかな?赤ん坊の頭が出るんだから、けっこう開くはずだよね?ねぇ、姉ちゃん♪」
アソコの部分を正面から捉えている映像もある。
「姉ちゃん前の穴の検査が終わったら、後ろの穴もするよ♪」
検査…なんの検査?
広がった穴に、パイプ状の物が挿入されて、固定された。
「何を飼いたい?」
「飼う?まさか…やめて…入れないで…いやだよ~亘…」
私の声が届いたのか、亘の身体が固まり、動かなくなった。え…この体勢でいるの?何年?何十年?何百年?ユルユルになっちゃうよ~亘…助けてよ~
亘が動き始めた。
「わかったよ。姉ちゃん。そうだね。僕が入ればいいんだよね?」
へ?わかっていないと思う…無邪鬼、助けて~
『あぁ…亘の好奇心だからなぁ…』
好奇心って?
『挿して気持ち良いなら、入れば全身気持ち良いはずだって…』
な、訳無いでしょ?
『そうなんだけど…もうちょっと待ってね。怒りのオーラは消えて、好奇心モードに切り替わったから』
あぁ…パイプを外して、亘の頭部が入って来た…これは…舐めながら侵入しているのか?新たな刺激…とても痛いけど悪く無い…意識を保ちながら、亘に術を撃ち込んだ。
『雷撃』
その攻撃は亘の舌を介して、私にも及んだ。しまった…有り得ない電撃攻撃を、湿った体内に受け、意識が飛んだ。
---リアス---
亘と綾香さんの姿が、一瞬ブレたように見えた。ブレが無くなると、二人が倒れた。見た目、ボロボロな状態だ。専用フィールドで戦闘でもしたのかな?回復部隊をここへ召喚した私。グレイフィア、お兄様は既に回復術をかけていらっしゃる。
黒歌さん、ルフェイ、小猫が転移してきて、亘と綾香さんに回復術をかけていく。
「最強の陰陽師と相打ちって…亘って強いにゃ…」
黒歌さんの頬がピクついている。ヴァーリも回復術をかけ始めた。状態が悪いようだ。
「雷撃戦でもしたのか?二人とも電気ショック系のダメージのようだ」
ヴァーリが状態を把握したようだ。セラフォルー様が呼んだのだろうか、ソーナ、由良、憐耶が転移してきた。
「憐耶、回復魔法を掛けて」
「はい、会長」
由良は亘を膝枕に寝かせ、心配そうに手を握ってあげている。
「どうして、こうなったの?ねぇ、リアス」
ソーナに聞かれた。私はセラフォルー様に視線を向けた。
「私とソーナを苦境に誘う者は、魔王でも許さないって…」
「お姉様…」
ソーナは目に涙を溜めて、セラフォルー様に詰め寄っていく。
「どうして…ねぇ、どうして…」
「ごめん…ソーたん…忘れていたんだよ~」
「なんで、お姉様が罰を受けないで、綾香さんが…」
ソーナがセラフォルー様の胸倉を掴んで、追い込んでいく。こんなソーナは見た事がない。
「ソーナさん、おやめなさい。ここで追求しても何も変わらないわ」
グレイフィアがソーナの手首を掴み、セラフォルー様から引き離していく。
「いいえ!今後の為です。なんて亘さんと綾香さんが…私のお姉様のせいで…いずれ、無邪鬼を巡る攻防でも、こうなるんでしょ?ねぇ、サーゼクス様」
お兄様に、ソーナが質問をぶつけた。
「成らないように、努力はする。ただ、無邪鬼相手で勝てるのは、亘君だけだと思う。あの専用フィールドに連れ込めば、無邪鬼ですら、亘君の許可無く脱出は出来ないそうだ」
それって…
「お兄様…亘は…まさか…」
「そうだ。無期限の禁固を自分に与え、世界が他の原因で滅ぶまで待つらしい」
「待つ?だって、リアル時間で1,2秒しか経過できないんじゃ」
疑問をぶつけてみた。
「もう1つ機能があるそうだ。星の滅亡近くにタイムワープ出来る機能があるんだそうだ」
え…私もソーナも…黒歌も、ヴァーリも、この場にいる魔王を除いた全員が、驚きの表情を浮かべ固まっていた。
「ただ、そうならないように、私は彼を預かったんだ。リアスとソーナ君には、彼に楽しい想い出を作ってやってほしい。彼が消える日まで…な」
消える?消えるのが前提なの?なんで?
「消えるって、どういうことですか?」
ソーナがお兄様に質問をした。
「彼は予知もできるんだ。そう遠くない未来に、天使、堕天使、他の神格の神々、そして私達悪魔が一丸になっても、倒せない敵が現れるらしい。亘君は、最終兵器として戦うんだそうだ。そこが死に場所かもしれないと、決めている節もある」
死に場所…決めている…言葉を理解したくない私がいる。
「そうならないよう、亘君には君達の能力の底上げを頼んで有る。だから、彼をみすみす死なせることはしない」
私の眷属…ゲーム用では無い…それは、その時に戦う為の戦力なのかな。それだと納得は行くけど…でも…