※この作品はR-18です。

神器なき男 (再編集版)   作:もっち~!

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傘下からの排除*

 

---シュウ---

 

「ど変態がぁ~」

 

椿から賛辞の声が上がっている。僕の目の前には、椿の菊門があった。香りを嗅いだり、舐めたり、見たり、堪能中であった。

 

「あっ…ダメだってっ…蕩けそうだ…」

 

乳首は指で揉んで固くなると弾く。

 

「クセになりそうな…痛さだ…やめろ~、ど変態がぁ~」

 

「うるさいなぁ。そろそろ、お口でフィニッシュさせてよ」

 

一応、要望を伝える。その後に、責め立てる。

 

「だから…ダメってぇぇぇぇ。それにこんな大きな物は、口入らないって…」

 

椿の目の前にそびえ立つ僕のモノ。

 

「じゃぁ、舌で舐めて♪」

 

ペチャペチャペロペロ…

 

そして、僕のモノの先端から、媚薬成分を含んだ液体が流れ出ると、それを目にするや、液体を残さず舐めていく椿がいた。僕は太ももを持ち上げて、膣を口元に持ってきて、舐め上げる。

 

「いやぁん…気持ちいい…あっ…」

 

全身が一瞬痙攣して果てた椿。女体調教芸の芸人として、色々な技を研究するには良い。耐久力を持っていて、僕のお気に入りの一人である。

 

服を着て部屋を出ると、ヘファイストスが立っていた。

 

「毎回、覗き聞きするなら、次回は3Pでどうだい?」

 

「いや、眷属には見せたくない。お前に甘える姿をな。これから1ラウンド、どうかな?」

 

「1ラウンドで終わらないからなぁ。ヘファイストスは」

 

二人でヘファイストスのプライベートルームへ入った。

 

◇

 

お店に戻ると、ロキがいた。

 

「おい、フィンを返せ。アイズたんも返せ!」

 

リヴェリアはいいのか?

 

「本人達の希望は、おかまいなしか?」

 

「主神であるウチに所有権ある」

 

「もう、ギルドに届けたから、1年間は改宗が出来ないルールなんだろ?」

 

「そんなん、お前が無理矢理改宗させたやから、無効に決まっているやろ」

 

「僕は、本人達の希望を尊重する。ロキは?」

 

「尊重以前に、認めんわ」

 

「送還でも良いか?」

 

「脅すんか?」

 

今日は怯まないロキ。フィンがいないと、ファミリアが回らないようだ。

 

「お前は既にレッドカードが2枚なんだよ、いつでもいいぞ。この無駄神野郎!お前、地上に戻ってきた眷属を、労っているか?帰ってきた夜だけで、次の日の昼間には飲み歩いているだろ?」

 

「ウチのファミリアの事に口を出すな。子供の稼ぎで飲んで、何が悪いんや?」

 

「なら、同じことを言ってやる。本人の希望で改宗したんだ。お前が口を出すんじゃねぇ」

 

「こんなチンケなファミリアなんか、潰してやるぞ」

 

「はぁ?チンケなファミリアはお前の方だ、ロキよ」

 

「戦争遊戯で決着をつけたる!」

 

「必要が無い。お前を送還すれば、済む話だからな」

 

僕は妖刀村正を手にした。

 

バァ~ン!

 

お店のドアが勢いよく開いた。振り返るとアイズ、フィン、リヴェリアが立っていた。

 

「お店でシュウとロキが争っているって、アスフィから連絡があった」

 

「おぉ、フィン、アイズたん、リヴェリア、迎えに来たで。さぁ、ウチと一緒に帰ろうや」

 

「「断る!」」

 

フィン達は拒否した。

 

「なんでやぁ?」

 

「ここの生活が心地良いからだ、元主神よ」

 

「フィン、洗脳されたんか?」

 

「逆だよ。ロキ、気づくきっかけを、与えてもらったんだ。団長、幹部ってことで、ファミリアを維持・管理する業務をしてきたけど、それって、主神がすべきではないのか?」

 

「はぁ?何を言ってん?」

 

「ファミリアでの地位が上がる度に、やりたいことが出来なくなっていく。ファミリアでのルールが、眷属を縛りつけているから」

 

「ルールがなかったら、無法地帯やないか」

 

「ここのファミリアのルールは明快だ。冒険者は冒険する為に必要なことをするだけだ。空いた時間は自由にして良い。鍛錬に当てても良いし、やりたいことをしても良い。ここの主神は雑用を総てこなしてくれている。やりたいことがあれば、サポートしてくれたり、相談にも乗ってくれたりする。ロキ、貴女はどうなんだ?」

 

「どうって?お前達のステイタスの管理をしているし、衣食住も提供しているやん」

 

「ステイタス管理なんか主神の仕事じゃない。ここでは自己管理だよ、ロキ」

 

フィンだけでなくて、リヴェリアもキレていた。アイズは静観しているけど、言いたいことは二人が言ってくれるはずだ。

 

「衣食住の提供?私達が潜って稼いで来たお金で、維持しているはずだが。私達が潜っている間、ロキ、貴女は何をしているの?」

 

「ちなみに僕は、冒険担当の者が潜っている間は、お店の在庫管理と、欲求不満を解消しているぞ」

 

参考意見を提示した僕。

 

「ふっ、ウチだって、欲求不満の解消をしているだけや」

 

「でも、ロキは自分のファミリアだけだよ?面倒を見ているのは?シュウは、他のファミリアの面倒も見ている。欲求不満の解消しかしない主神とは違う。だから私達は、シュウの期待に沿えるように、鍛錬に力を注げるんだ。いつか役立ちたいから」

 

って、リヴェリアが元主神に言いたい事を言っていた。

 

「ロキ、僕は彼と話をして気づいたんだ。天界の神と本当の神の違いにね」

 

「本当の神?なんや、それ?ウチ達以外に神なんかおらへんよ」

 

「絶対神はロキと同じ神なのか?」

 

「そうや。ただエライだけや。フィン、騙されるんやないで、そこのペテン師にな」

 

「ペテン師?ロキの方がよっぽどペテン師に見えるけど」

 

元主神に悪態をつくリヴェリア。

 

「リヴェリア、神に向かってなんてことを言うん。この罰当たり者が!」

 

「罰?ロキよ、本性が出て来たな。腐れ悪神がぁ。僕の仲間に罰を与えると言うのなら、僕は仲間を護り、お前を消す。僕の世界でしたようにな」

 

「ど、どういうことや?」

 

狼狽えたロキ。僕はそもそもロキが嫌いである。

 

「僕は自分の世界のロキに、恐怖を与えてから殺したんだよ。ふふふ、ロキの恐怖に歪んだ死に顔…楽しかったぞ。ここで再現しても良いぞ、悪神ロキよ」

 

「ウチは悪神ではないわ!」

 

「はぁ?天界で聞いたぞ。神々が殺し合うように仕向けて、愉しんでいたって」

 

元ロキ眷属の三人の顔が歪んだ。

 

「お前は、自分が楽しければ、周囲の者がどうなろうと、かまわない神だよな」

 

「アイズたん、ウチはそんなことはしぃへんって」

 

「眷属が生死の境で冒険しているのに、その間に飲み歩く神の言葉を、信じると思っているのか?僕のファミリアでも、隠し立てはたまにするよ。巻き込みたくないことがあるから。それ以外はオープンに接しているんだ。そうだろう、アイズ」

 

「そうです。隠し立てする時は、私達に汚れ仕事をさせたくないからの配慮」

 

「うっ…アイズたん…ウチは…」

 

「僕の所の傘下にすれば、少しは改心するかと思えば、このザマだものな。ロキ、お前のファミリアは傘下から排除する。今後、僕らのジャマになれば、即刻送還して、ファミリアを潰すからな、覚悟をしておけよ」

 

ロキをロキのホームへ、強制転移させた。

 

「ロキを送還したのかい?」

 

フィンが心配したように訊いてきた。

 

「いや、あいつのホームに強制転移だ。今は送還の時期ではない。アイツの眷属に悪い奴はいないんだから、無駄に路頭へと迷わす訳にいかない」

 

いや、いたな。あの狼男だけは、許せない。

 

「配慮をありがとう」

 

「仲間の心配事を増やさないのも、僕の仕事だよ、フィン。アイズ、リヴェリア、悪かったな、鍛錬の時間だったのに」

 

アイズは首を左右に振り、リヴェリアの口からは、

 

「いや、私達の元主神の問題だから。逆にシュウ、あなたに迷惑を掛けてしまったみたいで、申し訳ない」

 

と、出た。

 

「フィンはしばらくホームで鍛錬をしてくれ。神の恩恵が無くなったから、いきなり迷宮は危険だ。まず、現状の能力に慣れろ」

 

「了解だ。でも、いいのかい、あなたに雑用をまかせてしまって」

 

「いいんだよ。ここはそういうルールだ。適材適所ってこと。僕は、雑用係で良いんだ。そうだ、言い忘れていた。ロキのアホんだらのせいだ…アストレア・ファミリアを傘下にしたから」

 

「アストレア…あの?」

 

怪訝な顔付きのフィン。

 

「あのって言われても…パス・パレードされて、リュー以外全滅したファミリアだよ」

 

「え?リューさんって、アストレア・ファミリアだったの?」

 

リヴェリアが驚いている。

 

「昨晩、リューの部屋に、もう一人女性がいただろう?アストレア・ファミリアの団長だった人だ」

 

「「え~!」」

 

「生き返らせたんですか?」

 

「アミッド、正解だ。アストレア・ファミリアには、ラキア王国の南にある森の警護を命じた。あんな目にあったんだ。直ぐには戦闘が出来るとは思えないので、ここのファミリアで戦えるように支援してあげたい。協力して欲しい。頼むよ、みんな」

 

僕はみんなに頭を下げた。

 

「シュウ、頭を上げて。主神のあなたが望むことは、私達眷属が叶えるわ。私達がやりたいと思うことが、出来る環境をくれたお礼よ。そうでしょ?アイズ」

 

アイズはリヴェリアの言葉に頷いた。

 

「僕も手伝うよ。新参者だけどね」

 

フィンも協力してくれるみたいだ。

 

「あと、連絡事項あったかな。はて?まぁ、今の話は、他のメンバーにも伝えておいてね」

 

「「了解!!」」

 

「あっ、イケロスの団長を捕縛したい。情報を得たら、知らせて欲しい。アイツを野放しにすると、闇取引が無くならない気がするからね。そうだ、アイズ、ゴブニュの所に行くから付いてきて」

 

「はい」

 

僕はアイズとゴブニュの所に転移した。

 

◇

 

ゴブニュの店に入るなり、悲鳴が聞こえた。鍛冶職人が逃げ惑っている。

 

「大切断が来た…」

 

「また刃先を豪快に壊しているぞ…」

 

ティオナが武器を何本か抱えていた。

 

「なぁ、誰か…研ぎ直しを頼むよ~」

 

周囲を見渡しているティオナと目が合った。

 

「シュウ、アイズ…会いたかったよ」

 

「どうしたんだ?」

 

「遠征が終わると、刃先の研ぎ直しを頼むんだけど」

 

刃先?見るとボロボロ…これは研ぎ師に嫌がられるって。いや、ここまで行くと錬成し直しの方が速いかな?あっ…だから逃げているのか、職人さん達は。

 

「ティオナ、そいつの面倒は僕が見るよ。そこまで痛めつけた刃先は研ぎ直しだけではダメだ」

 

「シュウって、研ぎ師?」

 

「一応、剣士なんで、メンテは出来るようにスキルは学んでいるよ」

 

「ありがとう」

 

僕に抱きつくティオナ。おい、刃先が危ないって。

 

そんな僕の姿を見たアイズが、急に僕の手首を掴んで、僕だけ奥へと連れて行かれた。どうしたんだ?アイズ?

 

「ゴブニュ、おひさ!」

 

「おぉ、アイテム屋。来たかい」

 

「例の溶解炉の件ですが、アポロンの跡地にデカイお風呂屋さんを作っているので、そこの隣に作ろうかと思います」

 

「なるほど、熱の再利用か」

 

「そういうことです。溶解炉の他に、鍛冶場も作りますので、そこだけで造れるようにします。炉は1つですが、鍛冶場は3つ造ります。僕の所と、ここと、あとヘファイストスの所の専用鍛冶場になります」

 

「任せるよ。そうなると二人とも競えるな」

 

「はい。競い合いは腕を上げますからね」

 

「そうだ、お嬢ちゃん。出来たぞ」

 

アイズは再研磨に出していた愛剣を受け取った。

 

「で、大切断の再研磨は、アイテム屋がするのかい」

 

「あれは、職人が逃げますよ。ははは。僕なりにハードコート仕様に、してあげようかと思ってね」

 

「どこで、仕事をするんだ?」

 

「お店の裏に小さな炉があるので、そこでします」

 

「今度、仕事を見せてもらいに行くよ」

 

「お見せする程の事ではありませんよ。では」

 

僕と、アイズと、ティオナでお店に転移した。

 

◇

 

「おっ、ティオナ、久しぶりね」

 

リヴェリアが声を掛けた。

 

「ここに来れば、アイズ、リヴェリア、フィンに会えるんだね」

 

「午前中は鍛錬の時間だからいないけど」

 

アイズがぶっきらぼうに言った。もしかして、アイズ、お前はティオナにヤキモチか?

 

「ティオナは何しに来たんだい?」

 

フィンが聞いてきた。

 

「武器の刃先の研磨だ。僕は奥の作業場にいるから、用があったら声を掛けてくれ」

 

「了解」

 

ティオナの武器を抱えて奥の作業場に向かった。うん?後ろに気配を感じるが…振り返るとアイズがいた。

 

「どうしたの?」

 

「シュウの仕事を見たい」

 

「暑いがいいかな?」

 

アイズは頷いた。作業場に入り、炉の火をおこす。燃料として石炭、炭を並べて、点火剤の藁藁や布屑を周りに詰めていく。そして、

 

『メラゾーマ』(巨大な火の玉をぶつける呪文)

 

炉を点火した。そして、蹈鞴(たたら)を使って、適度に空気を送り込んでいく。炉の中が高温になったら、ティオナの武器を入れて熱する。刃先が真っ赤になったら取り出して、コーティングしたい金属を載せて、また熱する。

 

「アイズ、ノドがかわいたら、水と塩を取れよ」

 

「はい」

 

刃先に集中しているので、アイズがどこにいて何を見ているのか確認はできなかった。刃先に載せた金属が真っ赤になったら、武器を取り出して、ハンマーで叩く。

 

カーン、カーン、カーン

 

刃先の欠けた部分にまず入り、全体的にコーティングしていく。色が黒ずんできたら、また炉の中へ。

 

「アイズ、大丈夫か?」

 

「はい」

 

どの位時間が経っただろうか。刃先の両面のコーティングが終わった。次は研ぎの作業だ。ふと、後ろを見ると、全裸で僕の仕事を見ているアイズがいた。

 

「アイズ、服を着ていないと、綺麗な肌が火傷するぞ」

 

「したら、シュウに治してもらう」

 

あぁ、そういうことか。

 

「炉の火は一旦、落とすから、服を着た方がいいよ」

 

「私じゃダメですか?」

 

いきなり、それか?雰囲気が大事だぞ、アイズ。

 

「剣士はダメだ。骨盤のバランスが崩れると、剣技に影響が出るぞ」

 

「破れたら、膜を再生してください」

 

「再生しても、バランスは元通りにはならない」

 

「冒険者を辞めれば…」

 

「その時までのお預けだ。強くなる為に、ここにいるんだろ?」

 

「はい…でも…」

 

「僕はいつまでも待っているから。あせるな。アイズは一番したいことを、まずしなさい」

 

「はい…」

 

「後の作業は、明日だ」

 

服を着たアイズはホームへ、僕はお店に戻った。

 

◇

 

ティオナが、まだいた。

 

「今日中には無理だぞ、ティオナ」

 

「次の遠征までで良いよ。それに、次は無いかもしれないし」

 

「ロキ・ファミリアなのにか?」

 

「フィンが抜けて、フィンの仕事をこなせる者がいないんだ。ロキがやろうとしたんだけど、初めの数分で投げ出して、呑みにいちゃったんだよ」

 

「ティオナの姉さんは?」

 

「無理だよ。アマゾネスには、実務仕事は向かないよ」

 

「ガレスは?」

 

「脳みそが筋肉だよ、きっと…」

 

「レフィーヤは?」

 

「だよね。彼女しかいないなぁ。ねぇ、傘下なんだからサポートを頼めないかな?」

 

「ロキに聞いていないのか?傘下からはずしたぞ」

 

「えっ?なんでよ」

 

「僕の事をペテン師呼ばわりしたからね」

 

「ロキのヤツ…」

 

「ロキ・ファミリアは、もう必要無いんだよ。もっと優秀なファミリアが傘下になったから」

 

「え?どこどこ?」

 

「言えないよ。傘下でもないファミリアの団員には」

 

「そうなるよね…ロキ…アイツ…」

 

寂しそうな顔のティオナ。だけど、ルールだから…部外者には情報は出せない。

 

「遠征に行かなくなると、財政もきつくなるな。毎日、飲み歩いているだけの主神じゃなぁ」

 

「ねぇ、私も改宗したい」

 

「断る。必要性を感じない」

 

「なんで…」

 

「個人的なつきあいはする。でも、ファミリアは巻き込まない。ティオナのしたいことが見えないからね」

 

「したいこと…みんなと楽しく…」

 

「そういうファミリアに行ってくれ。ここは、そういう理由での改宗はお断りだよ」

 

「そんなぁ…フィンからも何か言ってよ」

 

口を挟まずに僕達の会話を聞いていたフィンに、助けを求めたティオナ。

 

「シュウが言っただろ?やりたいことが無い者は、必要が無いと」

 

「フィンは何をしたいの?」

 

「僕は、もっと色々な話が聞きたい。もう潜らなくても、良いとも思っている。もっと真実を知りたいんだよ」

 

「真実?」

 

「そう、目から鱗なお話だよ」

 

フィンは楽しそうな顔をしている。

 

「リヴェリア、アイズは?」

 

「今の時間は自主練の時間だ。ここで、のうのうと話し込んでいるティオナは、友人としては良いが、眷属としてはノーだよ」

 

「なんで?」

 

「なんで?って、訊くこと自体が判らない。いいか、神の恩恵が無くても戦える者しか、ここでは必要無いってことだ。フィンは、ロキの恩恵がなくなった直後で、現状の強さがわからないから、迷宮には行くなと言ってある。ティオナ、君はロキの恩恵無しで、迷宮で戦える自信は有るのか?恩恵無しの覚悟は有るのか?」

 

「そ、それは…」

 

「ロキの恩恵があって、あの刃先じゃ、恩恵無しだと死ぬぞ。いいのか?ここのファミリアには、神の恩恵は無い。その代わり、そんな付録無しでも強くなれるように、サポートはしていく。どうする?死ぬか楽しく会話するかの二択だ」

 

「死にたくない…」

 

やっと、言っている意味が分かってくれたみたいだ。ティオナの身体が小刻みに震えていた。

 

「眷属には出来ないが、鍛錬したいというのであれば、友人として協力はするよ、ティオナ」

 

力無く頷いたティオナ…

 

 

 

 

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