---シュウ---
「ねぇ、戻して下さい…こんなのは、ボクじゃないよ~」
今朝はロリ乳の背をフレイヤ並にしてあげた。これでも、やたらと乳がデカすぎるなぁ。
「この位、背丈があれば、ベルの妹属性から卒業が出来ると思うけど」
ロリ乳の腰を両手で支えて、前後に動かす。自分で動くと腰が痛いが、これなら腕が痛いだけで済む。
「はぅ…そうなかな?」
感じ易さが鈍ったのか?いや、耐久力が強化されてのか?喘ぐことなく、冷静に思考出来ているロリ乳ことヘスティア。戻すか。いつもロリ乳が好きだし…
「あっ…やっぱり、いつもの方がいいなぁ。腕が痛いや」
ロリ乳の背を元に戻し、悪戯心から、脚だけフレイヤ並にした。上半身はダルマさんのようだ。
「ねぇ、やけに座高が低よ…しくしく」
「美脚でいいけど。いっそのこと、上半身を無くすとかは?」
「いや~、化け物だよ、それって…」
脚も元に戻して、ロリ乳を裏返した。
「ダメっ…そこはダメだって…あっうん…ダメ…クセになりそう…」
後の穴に突き刺して、責める。後の方が締まりが良くて気持ちが良い。奥行きが短いのが難点だけど。ロリ乳は良い感じに恍惚な表情を浮かべ、口からヨダレがダダ漏れている。
プレイ後、二人で風呂に入って、最後にマッサージをしてあげて、今日の朝の鍛錬は終わった。甘い香りのシャンプー臭を漂わせながら、ロリ乳はベルの為に、愛情弁当を作るために、キッチンへと向かった。
僕は在庫チェックをしに、店へと降りた。フィンが先に来て、在庫をチェックくれている。
「おはよう、フィン」
「おはよう、シュウ。朝からお盛んだね」
「まぁねぇ。僕にとってはエネルギー補給みたいなもんだから。ははは」
僕のペニスには生殖機能はない。あるのは性欲を満喫する機能だけだ。相手の女性のエクスタシー時に発生するエネルギーを吸収して、媚薬効果のある液体を出し、相手の心の闇を浄化してあげている。持ちつ持たれつな関係だ。
「ねぇ、アイズのことはどう思っているの?」
奥からリヴェリアが出て来た。在庫チェックを手伝ってくれていたようだ。
「アイズかぁ…思い込んだら命がけだよな。はぁ…」
溜息しか出ない。思い込んでいる女性は、僕にとっては重すぎるのだ。
「あんなに積極的なアイズは初めて見るわ」
「純粋で穢れがない良い娘だと思うが…雰囲気を大事にしてい欲しいなぁ」
「雰囲気か…思ったことをストレートに行動するな、彼女は」
「アイズと接していると、信頼している妻を思い出してね。で、なんか、食べにくいというか…」
脳裏に浮かぶ、空気の読めない妻の顔…
「シュウの奥さんは、どんな人なんだ?」
「一人はロリ乳みたいで、一人はリヴェリアみたいで、一人はアイズみたいだよ」
「「三人もいるの?」」
フィンとリヴェリアが、ほぼ同時に驚いている。事実だからしょうがないよな。
「まぁ…成り行きで…三人とも悪魔の名門家の次期当主だよ」
「奥様全員、悪魔なの?」
「二人は魔王の妹だよ」
「魔王の…ますます、あなたという存在に、興味が湧きましたよ」
フィンの瞳がキラキラしているように見える。興味を抱かなくていいよ。
「それよりも、ロキ・ファミリアをどうかしないと」
直近の課題を口にしたボク。
「あぁ…ペナルティって重そう?」
リヴェリアに訊かれた。
「ペナルティはロキが背負うべきだから良いけど、残りの眷属が心配なんだよ。ここでの最大派閥なんだろ?」
「100名近くいるよ」
と、フィン。
「探検系ファミリアだと、零細を抜くとどこ?」
「う~、ガネーシャ様、ヘルメス様辺りかな」
「一時預かりにして貰おうかな。ちょっと、ウラノスに相談してくるね」
僕はギルドの地下に転移した。
◇
「早朝に来るとは、珍しいなぁ」
「ロキ・ファミリアの件なんだけど…」
「あぁ、ロキは一ヶ月は主神業務禁止だ」
「ステイタス管理しかしていない主神にしては、軽い処分だな」
「あぁ、他に何か、あるか?」
「業務禁止より、禁酒の方が罰になると思う。あと、神族専用の病院に入れた方が良いぞ」
「我々神々には医療設備はない。死なないはずだったから」
「ロキが殺し合いをさせるまでの話かい?」
「そうだ。アイツは天界から下ったんじゃなく、追放された神だ。なので、死んでも天界へ戻らず、地上で生き返れたのだ。わかった。シュウの意見を参考に、一ヶ月の禁酒と業務停止にしよう」
「あとさぁ、眷属は何も悪くないんだから、他の主神の元で、探検が出来るようにしてあげられないかな?ヘルメスとかガネーシャへ、一時預かり扱いでさぁ」
「その件はすでに、ギルドでも会議を開いてなぁ、シュウ、お前に預ける。元とは言え、ロキ・ファミリアの幹部がいるんだし、受けてもらえぬか?」
決定らしい。意見を言うばかりでなく、たまにはウラノスの意見も取り入れるか。でも…
「僕のファミリアは探検系じゃないけど…」
「うむ、探検部門預かりで頼む」
「ああ、そういう事ねぇ…18階にベースキャンプ作ろうかな」
「許可しよう。50階と同じ物を作れば、儲けられると思うぞ」
「考えて置くよ。今は異端児の保護区の方で、能力を使っているから、18階に更に建設は、今は無理だ」
「そうか。この後、ギルドからロキに通達させに行く。頼むぞ」
「了解だ」
僕は、お店に転移した。
◇
ギルドの決定事項をフィン、リヴェリア、ロリ乳、アスフィ、アミッドに告げた。アマゾネス姉妹と食べ損ねたエルフは、ミアさんのお店で働いている。まず、ここでの生活に慣れてもらわないとね。
「そうなったのか」
フィンは納得しているみたいだ。
「で、フィンとリヴェリアで、ロキ・ファミリアの一時的な団長と副団長を、してほしいんだ」
「「私(俺)は了解です(だ)」」
二人とも引き受けてくれることになった。
「一ヶ月だけで良いからね。無理に潜らなくて良いよ」
「通いで良いかな?夜は、あなたと話をしたい」
「かまわないよ。あっ、行く時でいいから、軒下に吊してあるベートを返して来てね」
あれがあると、不気味がって、客が来ないし…
---ヘルメス---
タケが俺のホームに来た。ギルドからの告示を見てきたそうだ。
「ロキのペナルティは、一ヶ月の禁酒および業務停止だそうだ。ギルドにしては良いペナルティだと思うよ」
アイツが提案したんだろう。”禁酒”なんてペナを、ギルドが思いつくとは思えないから。
「で、ロキ・ファミリアの団員は、鬼門ファミリアに預けるって…鬼門ファミリアについて、情報ないかい?」
あっても言えぬ。この天然な男には…下手に言えば、騒動が起きかねない。
「ないなぁ。聞いたことないけど、零細かな?」
「零細ファミリアに、預けることはしないでしょ?もしかして、ヘルメスのお友達の所じゃないの?」
そうきたか。いや、くるよね。
「言えないって。ロキのようにはなりたくない」
「知っているんだね、ヘルメス」
おい、タケよ。あまり、しつこいと知らねぇぞ…
---タケミカヅチ---
ヘルメスから情報を得られないまま、街を散歩する。あんなに口の固いヘルメスは珍しいなぁ。そうだ!久しぶりに『豊饒の女主人』にでも行って、食事を摂るかな。
店内に入ると…えっ?!…何故か、知り合いが働いていた。
「春姫?」
「うん?あれ?タケさんだぁ♪」
春姫が俺に抱きついて来た。
「ここで働いているのか?」
「そうだよ♪」
「俺のファミリアに入らないか?懐かしい顔がいるぞ」
春姫を連れ帰れば、皆も喜ぶと思う。
「私は改宗する気ないよ…今、とっても楽しいから♪」
あれ?拒否された…なんでだ?
「どこのファミリアに入っているのだ?」
「シュウさんのところだよ♪」
「シュウさんって、どこのファミリアの人?」
聞いた事の無い名前。春姫の彼氏か?
「あれ?どこだろう?ちょっと待てってね。ミアさん、隣に行ってきます」
「あいよ。早く戻ってくるだよ」
「了解です。タケさん、こっちだよ」
春姫の後を付いて行くと、隣にはアイテム屋があり、そこに入っていった。
「シュウさん、私の昔の知り合いのタケさん、タケミカヅチさんを連れてきました。私ってどこのファミリア所属なんですか?」
ここにも知り合いがいるし…
「あれ?タケじゃないの?」
「ヘスティアか?懐かしいなぁ」
「春姫は、鬼門・ファミリア所属だよ。コイツに訊かれたのか?」
「うん、タケさんに改宗しないか、誘われたけど、断ったよ。あっ、ミアさんのとこに戻ります」
春姫が出て行った。シュウって呼ばれていた人物の視線が怖い…ヘスティアの近くに逃げる。
「おい、ロリ乳とはどんな関係なんだ?」
「タケは、天界での知人です。悪い神では無いです。ただ、ちょっと、天然系って言うか…」
ヘスティア…ロリ乳って呼ばれているのか…店内を見渡すと…アスフィとアミッドがいた。ここは、どんな場所なんだ?
「アスフィは留学中、アミッドは団員だけど。なにか?色目を使って引き抜きはお断りだ」
引き抜く気はないけど…あっ…まさか…殺される…
「はぁ?見境なく殺さないぞ。フレイヤ、こいつのファミリアって、デカイのか?」
えっ?フレイヤって…上の階から、そのフレイヤが降りてきた。なんなんだ、ここは…
「中堅ってところかな。傘下にするの?」
「春姫を引き抜こうとしたんだよ」
「あぁ、そういう暴挙が出来るようになったの?タケミカヅチよ。愚かな事をしたわね」
フレイヤの声…物凄く恐い…あれ?待てよ…
「フレイヤ…送還されたのでは?」
「なんで、送還されないといけないの?戦争遊戯で負けても、送還されない場合もあるのよ」
フレイヤの顔が恐くなっていく。何か、マズイ事をした予感…ヘルメス、助けてぇ~
俺の言葉がトリガーとなり、目の前の空間が揺らぎ、突然ヘルメスが現れた。
「タケ…やっちまったのか?はぁ…」
溜息を吐かないでくれ、友よ。
「そいつが、ヘルメスに助けを求めていたぞ。ヘルメス、どうする?」
「シュウ、コイツは何かヘマしたのか?」
「春姫を引き抜こうとしたようだ」
「あぁ…タケ…それはダメだよ。シュウのところは零細なんだから」
とても困った顔をしているヘルメス。マズい、ますますもって、マズい。
「ど、どうすれば良い?ヘルメス…」
「どうすればって…そうだ、ヤマト・命を献上して、傘下に入れてもらえ」
「傘下…ヘルメスも傘下なのか?」
なにげ無く訊いたつもりだったのだが、
「あぁ…そこのフレイヤ、ヘスティアもだ」
「うわっ…噂の最大派閥って…」
最大のピンチは、こんなところに、転がっていたようだ。
「おい、余計なことを思うなよ。シュウは俺達の心が読めるからな」
え!俺の心の内はダダ漏れなのか…股間が冷たくなっていく。
「え…怖っ…あぁ、送還しないでください。ヤマト・命を献上して、傘下に入りますから」
床に額を付けるように深々と土下座をした。股間から漏れ出た液体で、服が汚れていくが、そんなことを気にしている場合では無い。
「わかった。傘下にする。無理に献上はしなくても良い。得体の判らない者は、眷属にはしないから」
空間が揺らぎ、ヘルメスとヘルメスのホームにいた。
「おい、約束は守れよ。今日中にヤマト・命を献上するんだぞ。俺まで巻き込まないでくれよ、タケ…」
たぶん今迄で一番の恐怖体験だったと思う。生きてここに戻れて、涙が止まらない俺…ヘルメスの顔は青ざめたままだった。アイツも恐怖を感じていたんだな。
「なぁ、傘下になっている主神って、他にもいるのか?」
「あぁ、あとガネーシャとヘファイストス、ミアハ、アストレアだ」
「主要なファミリア全部が傘下なのか?」
驚愕な事実…ガネーシャまでも…
「そういうことだ。問題を起こすなよ、タケ。あと、ラキア王国もだ」
「ラキア王国もか…事実上の最大派閥じゃないか…」
「お前も傘下になったんだ。自覚を持った行動をしろよ。ロキのように裏切って、傘下から排除されて、なんて事になるんじゃないぞ。巻き添えは、カンベンしてくれよ」
「アスフィは献上したのか?」
ふと浮かんだ疑問を訊いてみた。
「事実上そうなる。アミッドは買い取ったそうだ」
なんか、死亡フラグが立った気分だ…
---シュウ---
アミッド、白音、春姫と、お風呂屋さんの入り口に転移した。ガネーシャと、その眷属数名が待っていた。ようやく、稼働できるまでになった。明日、開店できる。白音はマッサージの責任者になってくれる人と、最終の打ち合わせをしている。僕とガネーシャと春姫、アミッドで、それぞれ男湯と女湯の最終チェックをし、残りの者で個室と他の設備をチェックしてもらった。
「ようやく開店できるよ。ガネーシャ、明日から頼むよ」
笑顔で彼は頷いた。現在、湯船で寛いでいるガネーシャ。運営・管理をガネーシャ・ファミリアでしてもらい、僕は修理とか、消耗品の買い付けを行う。売上から経費を引いた残りの儲けを4対6で分けることにした。6がガネーシャだ。
地下には、水処理などの施設運用のための装置類を設置してあり、1階はトレーニング施設。2階は男湯、3階は女湯、4階は個室風呂と、食事処だ。
次に、隣に建設を始めている、高温炉をチェックしながら創造していく。
「隣の施設は明日、開業かい」
声がする方を見ると、ゴブニュがいた。
「ご利用してくださいね。こっちは出来上がるのに、まだまだ時間がかかります」
「思っていたより大きいな」
「高温にしますから、炉を大きくしないと難しいです。余熱で焼き物もできますよ。炭焼き場も併設させる予定ですし」
「楽しみだよ。鍛冶以外にも、楽しみができた気がする」
「そうだ、これをサンプルでお渡しします」
僕は、僕の世界の砥石を何種類かを渡した。
「いつもサンプルを、ありがとうな」
「良い装備を作って貰いたいし、僕も商売ですし、なによりも、アイズがお世話になっていますし」
「彼女はまだ強くなれると思う。良い師匠に巡り会ったようじゃからな」
「僕は戦闘要員ではないです。むしろ雑用専門ですよ」
「そうか…」
老神が静かに頷いた。