※この作品はR-18です。

神器なき男 (再編集版)   作:もっち~!

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恐妻家*

 

 

 

---シュウ---

 

ペロペロ…

 

「あっ…そんなに舐めないでぇ~」

 

ゴクゴク…

 

「飲むんかい…」

 

チュ~チュ~

 

「あぅ…吸うわない…でぇ~」

 

今朝は趣向を変えて、朝這いをアスフィに仕掛けて、彼女の花園をハニーポットにしてあげた。なんとも香しいアスフィの香りと共に、おいしい蜂蜜を食していた。

 

「はっはぁ…指で撫でないでください」

 

性欲器官を胸の谷間に埋めて、両脛で胸を谷間側に締め上げて、アスフィの動きを封じている。

 

ハァグハァグ…

 

「口元を埋めてるの?やめてぇ~恥ずかしいよ~」

 

ハッフ~

 

「アスフィの胸って気持ち良いなぁ。マシュマロに包まれているみたいだよ」

 

「普通にプレイしてください」

 

「だって、蜂蜜が食べたかったんだよ」

 

「そういうのは食卓で」

 

「うん?アスフィを食卓のテーブルに固定すれば良いの?」

 

「そうじゃないよ~。みんなに見られたくないわ」

 

アスフィの花園を元通りにして、性欲器官を差し込んだ。

 

チュ~チュ~グッビィ~

 

「乳首から何が出ているの?」

 

「黒蜜だけど」

 

ペロペロレロレロ

 

「乳首を舐め回さないでぇ…気持ち良いから…クセになりたくないよ~」

 

乳房の中身も元に戻して、普通にプレイをして、一緒にお風呂に入って、念入りのマッサージをサービスをして、アスフィのご機嫌を取った。

 

彼女の部屋を出ると、アミッドに出逢った。

 

「あのぅ…」

 

恥ずかしそうにモジモジしている。それは新鮮な姿である。

 

「どうしたんだい、アミッド」

 

「高額で私を買い取って、私は何もされないんですか?」

 

「お店で働いてくれているし、満足だけど」

 

「そうじゃなくて…私の身体…」

 

「あぁ…それは、そのうちねぇ。アミッドよりも先に、手を出さないといけない人物がいるからさぁ…おい、アイズ!背中に刃先を向けるなよ」

 

「勢いでアミッドを試食かと思った。その先に手を出すはずの人物は誰だ」

 

「はははぁ、アイズに決まっているだろ。はぁ…」

 

「その最後の溜息は何ですか?」

 

溜息をアミッドに見られた。アイズは気づいてもいないけど。

 

「なぁ、雰囲気を大事にしたんだよ。僕はねぇ。だからぁ~、刃先を向けるなよ」

 

(あぁ、そういう事情ですか)ってアミッドに思われている。刀身が鞘に収まったようなので、振り返ると、アイズが抱きついて来た。

 

「私の当番の日はいつですか?」

 

こ、こいつ…ツンデレ体質かぁ

 

「気が向いたらだ」

 

「そんなに魅力がないですか?」

 

アイズの後ろにリヴェリアが見えたので、目で合図をするが、笑顔を返されてスルーされた。おぃ…助けてくれぇ~

 

「アイズさん、そいつから離れてください」

 

レフィーヤの声が響いた。アイズは反射的に僕から離れた。レフィーヤがアイズに抱きつき、

 

「アイズさんは、私が守ります。ロキよりはまともだけど、油断してはいけません」

 

アイズ大好きなエルフに救われた。でも、疑問もある。

 

「レフィーヤって百合なのか?」

 

「百合って?」

 

「同性愛者のことだよ」

 

顔を真っ赤にして項垂れて、アイズから離れたレフィーヤ。

 

「そうだったら、何ですか?」

 

「百合ちゃんって呼んであげる♪」

 

「百合ではないです。アイズさんが大好きなだけです」

 

顔を真っ赤にして抗議してきた。おい、ユリって告白しているじゃん。たぶん、みんなスルーしているみたいだけど。

 

「そうか…あっ、今日は新装開店の日なので、今日は鍛錬は無しで、あっちを手伝って欲しい。1階がトレーニングルームなので、指導役として働いてね」

 

「「了解!」」

 

レフィーヤのお陰で、アイズから解放された僕は、お店に転移した。

 

◇

 

お店ではフィンが、在庫チェックをしてくれている。お店の2階はヘスティア・ファミリアのホームだが、改築をして3階にフィンが住む部屋を作ってある。

 

「おはよう、シュウ。今日はお風呂屋さんが開店だな」

 

「おはよう、フィン。ようやくだよ。街のみなさんが、喜んでくれるといいなぁ」

 

「1階のトレーニングルームは、どの程度のものなのか?」

 

「まぁ、初心者から中級者にかけての程度だよ。上級者は迷宮がトレーニングルームみたいなものだろう?」

 

「あぁ、そうかもな。ロキ・ファミリアの団員を鍛えるのに利用できるかな、っと思ったんだよ。潜るには財政状態が良くないんだ。僕らがいない間にあんなに悪くなるものなのかな」

 

「たぶん、ゴーグル男達が金目の物を持ち去ったんじゃないかな?」

 

「う~む、そうかもしれない。徐々に低層で稼いで、18階を往復できるようにしたい」

 

「18階にも宿&食事処を作る予定だよ。ウラノスの許可が取れている。50階と同じ規模の物を作って良いってね」

 

「それは楽しみだな。あぁ、そろそろ、ロキ・ファミリアに出勤します。いってきます」

 

「フィン、いってっら!」

 

階段からロリ乳達も降りてきた。

 

「団長…じゃなくて、フィンは、行っちゃった?」

 

ティオネが訊いてきたので、頷く僕。ロキ・ファミリア時代、フィンを団長呼びしていた習慣がまだ抜けていないティオネ。

 

「あぁ、お見送りしたかったなぁ…」

 

「いってきま~す」

 

と、弁当を抱えたベルが飛び出して行った。アスフィ達も出勤してきた。なぜか、僕の真後ろを陣取るアイズ。僕の目の前では、リヴェリアが苦笑している。

 

「探検組はお風呂屋さんを手伝ってもらう。それ以外の者は、通常の仕事をお願いします」

 

リヴェリアはロキ・ファミリアへ、アマゾネス姉妹とエルフがミアさんのお店へと向かった。さてっと…うん?僕の腕に抱きついて来たアイズ。

 

「ごめん、アイズは先に行ってくれないか。僕は、迎えに行かないといけない人物がいるんだよ」

 

「誰?新しい女?」

 

「どっちかというと、古い女かな…」

 

アイズから離れて、転移した僕。

 

 

 

---ヘスティア---

 

「古い女?なんだ?」

 

アスフィが悩んでいる。たぶん…女関係の視察に来るんだわ、シュウの奥様が…

 

「アミッドはどう思う?」

 

「私よりもヘスティア様が、おわかりになったみたいですよ」

 

アミッドに指摘されて、慌てるボク。

 

「ヘスティア様、古い女とは、何者なんですか?」

 

目つきが狩人になっているアイズに聞かれた。少し後ずさり…

 

「たぶん、シュウの奥様じゃないかと…」

 

「「えっぇ~」」

 

アミッドとアスフィが驚きの声を上げたのだが、アイズは

 

「では、奥様と勝負をしよう」

 

奪い取る気満々ですか?その考え方に驚きです。

 

 

 

---シュウ---

 

僕の世界のアウロスにある自宅に、彼女を迎えに来た。元相棒のヴァイラをねぇ。

 

「シュウ、何年ぶりかしら?」

 

「先週も帰ってきたよ。ここが一番まったりと出来るからね」

 

「でも、直ぐにあちらの世界に向かうんでしょ?」

 

「そうだけど…ヴァイラを迎えに来た」

 

「私を?なんで?」

 

「念願のお風呂屋さんを開業したから、見て貰おうと思ってね」

 

「お風呂屋さん?泡の国?」

 

「色々な湯船を取りそろえたリラクゼーション施設だよ。大人のお風呂屋さんではないってばぁ」

 

大いなる誤解である。泡の国なんか経営はしたくないし。むしろ、家に泡の国を作りたいだけだ。

 

「なるほど。それは見てみたいな。でも、ソーナとリアスは良いの?」

 

「リアスは迷子になると厄介だ。ソーナは忙しいだろ?」

 

「別の案件ねぇ。サポートできそうなことを考えているわ」

 

「ソーナとは、その案件で旅するから、今日はヴァイラと行きたいんだ」

 

頷いたヴァイラと僕の二人で転移した。

 

◇

 

「ふ~ん、魔法のドアで、ベースキャンプと、この部屋を繋いでいるのね」

 

「僕の駒を埋め込んでいない者には、そのドアは開けられないから、安心だよ」

 

僕の第三夫人になるヴァイラと、ミアさんのお店の2階にある下宿に着いた。部屋を出て、階段を降りると、白音が近づいてきた。

 

「シーグヴァイラ様、おはようございます」

 

「おはよう、白音。シュウの為にいつも、ありがとうね」

 

ヴァイラに誉められて、白音が照れ気味だ。

 

ミアさんを見かけたので、呼び止めて、ヴァイラを紹介した。

 

「この方が、大家さんのミアさんだ」

 

「いつも主人がお世話になっています」

 

ヴァイラが頭を下げた。

 

「え?主人って…シュウの奥さんかい?」

 

「ミアさん、正解です。僕の第三夫人のシーグヴァイラ・鬼門・アガレスです」

 

「第三?シュウ、こんな美人以外にもいるのか?」

 

「クールビューティがもう1名ね。もう一人は表情が豊かな娘だよ」

 

「ふ~ん」

 

レフィーヤ達にも挨拶をするヴァイラ。

 

「あぁ、私はシュウさんの眷属のレフィーヤ・ウィリディスです。よろしくお願いします」

 

レフィーヤがヴァイラにご丁寧な挨拶をしている。顔は真っ赤だし…まさか…ヴァイラにも惚れたのか?この百合娘は…

 

店から出ると、青髪が立っていた。

 

「シーグヴァイラ様、私がガードをします」

 

「ゼノヴィアなら安心だわ」

 

青髪と視線のあったレフィーヤは、青髪にビビっているみたいだ。ゼノヴィアの殺気溢れる視線に飲み込まれたかな?アマゾネス姉妹も顔が強張っている。

 

「おい、ゼノヴィア。殺気を出し過ぎだ。逆に戦闘を呼び寄せるじゃないか」

 

「すみません。団長」

 

「いつもいっているだろ?外に出たら平常のオーラにしろと。対象よりガードが目立って、どうするんだ?」

 

「すみません」

 

「息を殺せとは言わない。でも気配は薄くしろ。出来ないなら、ガード役を変更するからな」

 

「どっ、努力します」

 

戦闘では頼りになるけど、そんなに戦闘は起きないから。どっちかというと、ガードの仕事の方が多いので、ゼノヴィアは今回、実地訓練を兼ねている。彼女には内緒だが、他にも数名ガードを頼んで有るし。

 

隣の僕のお店に入った。

 

「ここが僕のお店だよ」

 

「なかなか味がある店内ねぇ。店員さんも、かわいい子ばかり集めているわねぇ」

 

何でもお見通しよ、って顔のヴァイラ。

 

「気のせいだよ、ヴァイラ」

 

「そうかしら?」

 

お店を見回している僕の奥様…何をチェックしているのだ?ドキドキする。

 

「紹介するよ、神族のヘスティアだ」

 

ロリ乳を紹介した。

 

「ヘスティア、彼女が僕の第三夫人のシーグヴァイラ・鬼門・アガレスだ」

 

「だ、第三夫人…一体何人いるんですか?」

 

「僕が把握できているのは、4,5人だ。それ以外にもいるらしい」

 

「知らない間に、奥様って、出来るんですか?」

 

「僕には、生死不明だった失われた10年があるから…その間に、僕と婚姻したと言い張った者が、数名いるらしいんだ。僕はそれらの者を否定したくない。僕のことを思って行動してくれたと思うからね」

 

「ハーレムですね?」

 

「そんなことないよ。一箇所に集めていないし。それに、それぞれが、それぞれの家の跡取りだし」

 

こうして話している間も、アイズとゼノヴィアが、ガンを付け合っていた。戦闘バカだものな、二人とも…

 

「こっちの戦闘向きでないのが、『万能者』アスフィと『戦場の聖女』アミッドだ」

 

「主人が、ご迷惑をおかけしているんじゃない?ごめんなさいね」

 

二人にヴァイラが謝罪をしている。

 

「いえ、そんなことないですから」

 

「そうです、頭をあげてください」

 

そして、アイズを目にして

 

「この世界のアイズさんは、主人をどうしたいのかな?」

 

ヴァイラの自分に向けられた発言に驚き、視線を青髪からヴァイラに移すアイズ。

 

「どうって…」

 

「他の世界のアイズさんは、主人のことを気にいってくれたので、応援しちゃいました。あなたはどうかしら?」

 

「応援って…」

 

ロリ乳が驚いた表情をしている。

 

「私が主人と、並行世界のアイズさんの仲を繋ぎました」

 

「浮気を助長ですか?」

 

「浮気だと思っていません。遊びとか浮気だったら、彼を叩きのめしますよ」

 

笑顔で怖いことを言っているヴァイラ。大人しく拝聴していよう。

 

「この人は、本気でない恋はしませんから。それに、私一人に縛りつけることも、したくないし、そういうことを嫌いな人だとわかっているの。だから、生きて帰って来てくれれば、それで良しと思っているのよ」

 

「愛人とかも良いのですか?」

 

「そもそも、私が愛人かもしれないし。この人的には一番は白音で、後はみな二番だと思うの。そうでしょ、シュウ」

 

「はい…」

 

頷く僕。

 

「私も、他の妻達も、白音が一番っていうのは、納得しているの。彼にとっての家族は白音と、その姉黒歌だけ。彼の叶わぬ夢…家族だけで静かに暮らしたい…その夢の代わりに愛人が何人いようと構わないの。それに、旦那のしたいようにさせてあげるのが、妻の役目ですからね」

 

「したいように?」

 

アスフィが訊いた。

 

「私は彼に恩義を感じている。その恩を返しきれないから、したいようにしてもらっているの。それに、止めてもするでしょうし」

 

笑顔で僕を見つめているヴァイラ。その彼女を不思議そうに見つめる、この世界の女性達。

 

「この世界では、誰を持ち帰るのかしらねぇ」

 

部屋を見渡しているヴァイラ。

 

「まだ、決めていないよ。ヴァイラ。あっ、フレイヤはお持ち帰り決定だ」

 

アイズが柄(づか)に手をかけている。うん?ヴァイラを襲う気か?

 

「なかなか良い闘気を出しているわね、アイズ。それでは、暗殺は出来ない。この人に、戦士としてはひよっ子って、言われていないの?」

 

ヴァイラも気づいていたようだ。まぁ、戦士養成学園の副園長だもんな。いまだに現役並かな。

 

「それは…」

 

彼女の指摘に、図星のアイズは顔を俯いた。

 

「そんなに闘気を出していたら、これから襲うよって言っているのも同じ。ゼノヴィアと同じタイプかぁ。シュウ、大変だわね」

 

「大変っていうなよな。これでもお気に入りの戦士なんだから」

 

「で、入り口に立ち尽くしている者達は誰?」

 

いつの間に来ていた。ヘルメスとタケ。

 

「あぁ、『腹黒』ヘルメスと『天然』タケっていう神族だ」

 

「ヘルメス、彼女が僕の妻だよ」

 

「つ、妻!」

 

ヘルメスとタケが驚いている。

 

「そんなに驚くことないだろ?」

 

「いや、美人だなっと」

 

「ヘルメス、美人大好きなのか?キスショットっていう美人を紹介しようか?」

 

「あなた、その彼、死んじゃうわよ」

 

真顔で正解を言うヴァイラ。

 

「死んじゃう?なぁ、シュウ、そのキスなんとかっていう美人は何者なんだい?」

 

「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードっていう食人吸血鬼。たまには食事をさせたいから」

 

「文字通り喰われちゃうだろ?いや、紹介はしなくても良いです。その気持ちだけ頂きます」

 

「忍ちゃん達も来ているの?」

 

ヴァイラに訊かれた。

 

「少し悪人を間引きしてもらおうかなって、アジも人化して放牧しているよ」

 

「アジって何者なんだい?」

 

ヘスメスが訊いてきた。

 

「アジ・ダハーカっていう人喰いドラゴンだけど」

 

「女性の姿かな?」

 

「黒髪の女の子姿だよ。子供狙いの犯罪者を食べて貰おうって思ってね。タケ、ナンパして喰われるなよ」

 

「食べられないように注意しますです」

 

タケミカヅチは頷いた。

 

「で、ヘルメス達は何しに来たんだ?」

 

「あっ…シュウのガードに付こうかなって」

 

「僕のガードはいらないよ。連れて来ているから」

 

「連れて来ている?」

 

タケが考え込んでいる。

 

「そう、僕のチームの者を数名ね。有事の際に姿を現すよ。それまでは街の人に溶け込んでもらっている」

 

「なぁ、どのくらいの戦力を持ち込んだんだ?」

 

ヘルメス…あぁ、そういうことか。僕の戦力を知りたいのか。心にガードを付けろよな。腹黒さが丸見えだぞ。

 

「ヘルメスは消滅したいみたいだな。ふふふ」

 

「ヘルメス様、心が読まれていますよ、きっと」

 

アスフィが主神に指摘した。アスフィ、正解だよ。

 

「しまった…」

 

ヘルメスが慌てて、僕から視線を逸らした。

 

「はぁ?視線を逸らしても、心は読めるぞ。僕のチームの戦力を知る良い機会って…どういうことかな?僕の傘下なら、そんなこと気にしなくても良いはずなのにねぇ、ヘルメス。どういうことかな?」

 

「すまない…ウラノスに…」

 

「おい、腹黒神よ。ウラノスは、頼んでいないって言っているけど。忘れたのか、僕は念話が使えて、遠隔での読心術も使える。今、ウラノスに確認したんだよ。どういうことかな?ヘルメスよ」

 

「…」

 

「興味本位でしたって、正直に言えば良いのに…この腹黒神がぁ!」

 

緊縛魔法で、ヘルメスを縄で縛った。

 

「フェルズ、すまないが、このバカをウラノスに付きだしてくれるか?ウラノスのせいにした件で、お説教するらしいぞ」

 

「御意!」

 

フェルズが現れて、ヘルメスを連れて行った。

 

 

 

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