---シュウ---
理事長室に呼ばれた僕。何かやらかしたかな?記憶に無いんだけど…まぁ、僕の記憶力は、あてにはならないけど。
「忙しいのに、悪いね~」
って、笑顔のサーゼクスさん。やらかした訳では無さそうだ。少し安心だ。
「で、グレモリー家として、君に詫びたいと思ってね」
詫びる?何の詫びだっけ?貧弱の脳細胞で考える僕。
「あぁ~、そんなに悩まないで良いから。俺…じゃなくて私の両親が迷惑をかけた件だよ」
サーゼクスさんは、アジュカ父さんの仕事場では「俺」って一人称であるが、ここ学校内では「私」を使っていた。どこだっけかな?「僕」って場合もあったっけ。まぁ、父さんも一人称がぶれる時あるし、あまり気にしてはいない。
「でね、私の『女王』を無償トレードしたいんだけど、どうかな?」
サーゼクスさんの『女王』って誰だっけかな?しばし、考えた僕。そうだ、奥様のグレイフィアさんだ。
「でも、奥様ですよね?」
「そうだけど…君の役に立てれば良いと思うんだ」
サーゼクスさんの合図で、グレイフィアさんが転移してきた。駒の価値の低い方から、入れみたが、『兵士』ダメ、『騎士』ダメ、『僧侶』ダメ。後、『戦車』しか無いけど…入れて見たら入った…代わりにサーゼクスさんの『女王』の駒が出て来た。
「シュウ君的には『戦車』なのか…」
驚いているサーゼクスさん夫妻。
「ねぇ、サーゼクス。この駒は使わないわよね?」
『女王』の駒を手にしたグレイフィアさん。
「うん?どうするんだ?」
「お守りにするのよ。あんたが浮気しないようにね!」
サーゼクスさんの顔から血の気が失せていく。浮気しようと思ったのか?
「問題無いですよね?あ、な、た♪」
素早く首を何度も縦に振るサーゼクスさん。
「で、私の新しい主様…ちょっと一緒に来て貰えますか?」
僕はグレイフィアさんと共に、どこかに転移した。
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「ここは?」
どこかの部屋である。大きなベッドがあり、様々な道具が置かれていた。
「私の定宿の部屋よ。私を眷属にしたのだから、私の身体を隅々まで見なさい♪」
って…いいのかな?人妻だよね?うん?悪魔だから人妻では無いのか?などと悩んでみたが、誘惑に負けた僕。
「いいの?では、遠慮無く♪」
ちょっと惨そうだったので、リアス達には使っていない調査方法があった。この人は強そうだから、壊れないと思うので、使ってみることにした。
『脱衣緊縛』
まず、服を脱がし、縛っておく。
「え…何?この術は何…」
僕の術で、プチパニックになっている。
『洞窟内視鏡』
グレイフィアさんの穴という穴に内視鏡が入っていく。
「え…え…何、これ…いやっ…やめて~」
全身を痙攣させているグレイフィアさん。内視鏡で撮影した映像を脳内保存していく。
「やっ、やめて…やめてください…ごめんなさい…」
内部の撮影が終わったら、内部の刺激に関するデータを収集していく。物凄く強気な態度でいたグレイフィアさんが、妙に弱々しい。どうしたんだろうか?
「いやぁあぁぁぁ~…いやだって…あぁぁぁぁ」
これにより、感じ易い部分や、不快感を感じる部分などを測定していく。
「あ、あ、あぁぁぁ~」
局部がピクついている。達したようだ。ふと、部屋にある道具に目が行く。見慣れない道具がいっぱいあるし。本棚には使い方の説明書が入っていたので、測定が終わるまで読書をしていく。
BGMは、グレイフィアさんの歌声だ。う~ん、豪華だな♪
読書が終わる頃、測定も終わり、グレイフィアさんはぐったりとしていた。僕の手には薬剤の説明書がある。その説明書の手順通りに、グレイフィアさんに投薬してみた。
元気になるグレイフィアさん。
「ねっ…何を入れたの…」
薬剤の瓶を見せた。みるみる顔色が悪くなるグレイフィアさん。瓶には『媚薬入り強壮剤』って書かれているけど…
「え~、それ…あぁぁぁぁ…ダメっ…お願い、来て…熱い…奥まで突いて…」
言われた通り、装置を挿入して、突く。突きまくる。グレイフィアさんの内部で発生した振動が、腹筋をスピーカー代わりにして鳴り響く。
「あぁぁぁぁ~、ソレを使うの…ダメ…クセに…なる…」
次にクリップ状の物を手にした。説明書に書かれている手順で、装着していく。
「ダメ…それは使わないで…壊れちゃう…ダメだって…やめ…てぇぇぇぇ~」
泡を吹いて意識が飛んだグレイフィアさん。う~ん、これらを僕に使おうとしたのかな?ならば、全部、グレイフィアさんに使ってしまうか。
遊び初めてから3時間くらいして、道具は使い果たした。僕の身体の一部を口に咥えて、口の中で舌を使い、僕に奉仕をしてくれている。あっ!彼女の口の中に、僕のストレスが放出されてていく。これが気持ち良いという行為なのだろうか?ストレスが減り、気持ちが少し軽くなった気分だし。グレイフィアさんの口元から、放出した物があふれ出てきた。飲みきれなかったようだ。
秘部と言われる部分を目視検査する。少し赤黒い。使いすぎるとこうなるのかな?リアス達は綺麗な薄ピンク色だったりするし。小さな穴の上の突起を舐めてみる。意識の無いグレイフィアさんの身体が蠢く。ふ~ん、意識とは関係無いんだ。勉強になるな。舐め進めると大きく成り、脱皮したようになり、より柔らかい粒が出現した。何段階変化するのか興味を持ち、更に舐める。
「あっ…いい…でも…ダメ…もう…やめて…おかしくなる…」
意識を取り戻したグレイフィアさん。そうか、ここに刺激を与え続けると、意識が戻るのか。勉強になるなぁ。リアス達で勉強出来ないし♪
「どうされたいですか?」
「ごめんなさい…もう、赦して下さい…」
涙ぐんで謝るグレイフィアさん。まだ、何もしていないのに?
『催淫』
まぁ、10分コースで発動した。グレイフィアさんの身体は蠢く。10分後、ヘトヘトな状態で、荒い呼吸をしているグレイフィアさん。
「こんなに一杯の道具類を、僕に使おうとした報い、どうされたいですか?」
彼女の目の前に、今日使った道具をすべて置いた。
「あぁ…ごめんなさい…」
視線は泳いでいる。声も消えそうなである。どうするかな?ストレスをもう少し抜いて欲しいかな?彼女を抱き抱えて、ベッドの上に横たわった僕の上にセットした。所謂騎乗位ってヤツ。
「わかるよね?何をすべきか?」
頷くグレイフィアさん。腰を上下に移動させていく。まだまだ体力がありそうな感じだ。この人はどんだけ鍛えているのだろうか?さすが、魔王様の『女王』だ。
「うっ…ダメ…」
彼女の声を合図に、僕から大量にストレスが撃ち込まれていく。撃ち終わると、彼女の中から、僕のストレスが流れ出てきた。
「もう…ダメです…赦して下さい…」
許しを請いながら、快楽を愉しんでいるような彼女。
「疲れたから、寝るよ」
彼女をその体勢のまま。放置して寝る僕。起きた時に、この状況を覚えているのだろうか…
---サーゼクス---
グレイフィアから救援信号を受けた。シュウ君を調教すると息巻いていた彼女だった。まさかなぁ、逆襲に遭ったってことは無いよな。エスプレイを得意にするグレイフィア。彼女を調教できる者などいない。
シュウ君の眷属になる条件は、シュウ君を調教する許可だった。俺は、許可を出した。シュウ君に無断で。彼はどんな目に遭っているのだろうか、少し不安である。
グレイフィアの定宿の部屋に、転移をした俺。そこで、有り得ない風景を見た。グレイフィアが、騎乗位でシュウ君に奉仕をしていた。それも泣きながら、謝りながら…
「どうしたんだ?おい…グレイフィア…」
エスの女王様は全身体液塗れだった。全身の筋肉が痙攣していた。
「ごめんなさい…許してください…ごめんなさい…」
うわごとのような謝罪の言葉、謝罪している最中も、腰の上下動が止まらない。グレイフィアの目に俺の姿は映っていないようで、彼に謝罪し続けている。
「ねぇ、サーゼクスさん。これって、まさか、魔王様が仕組んだんじゃないよね?」
棒読みのようなシュウ君の言葉…恐怖を感じる。ここから逃げろと、本能が叫んでいる。俺は、その場から逃げた。
---セラフォルー---
サーゼクスちゃんに、見て来て欲しい場所があると頼まれた。グレイフィアの定宿の部屋だそうで、グレイフィアと連絡が付かないと言う。夫婦ケンカでもしたのかな?いいなぁ、ケンカできる相手がいて。などと、考えながら、訪れた。
部屋に入るなり、感じる異様な雰囲気。何が起きたのよ~。
「グレイフィア…どこにいるの?」
パンパン…っと、肉同士が叩き合う音がする。グレイフィアは誰をいたぶっているんだ?冥界でもエスの女王として高名なグレイフィア。この部屋って、彼女の調教部屋だし。誰が今宵の犠牲者なんだ?
部屋の奥へと進むと…グレイフィアは後ろから責められていた。腰を動かしているのはグレイフィアであり、彼女の首には首輪が装着されていた。え?まさか…調教されているのはグレイフィアの方?誰がマスターなんだ?怖い物見たさで、隠れて覗き込むと、音が止まった。その場に崩れるようにして、倒れるグレイフィア。
「たしか、あなたも魔王様でしたよね?」
えっ?声は私の後ろから聞こえた。抱き抱えられて…下腹部に痛みが走った。視線を落とすと、太股に一筋の赤い線が見えた。この場から逃げようと思うが、いつの間にか縛られて、足は床に着いていない。
「何者?あなたは誰?何で、こんなことをするの?私の処女を返してよ~!」
初めてなのに…相手がわからないなんて、不憫だよ~
「え…処女なの?そうなのか…ごめんなさい…サーゼクスさんの放ったコマンダーかと思って…」
え~っと、この声って…リアスちゃんの彼氏。
「なんで、こんなことしたの?」
「嵌められたんだ」
私の縛りは解かれ、下腹部の痛みが消えていく。
「セラフォルー様の処女膜は元に戻しました。ごめんなさい」
私の目の前で頭をさげているリアスちゃんの彼氏。
「嵌められたって?どういうこと?」
「グレイフィアさんに、ここへ連れ込まれて…」
あぁ、義理の弟属性を調教か…アイツ、エグいな…さすが魔王の妻だ。
「帰ります…」
彼は転移していった。うん?この後の始末は?私がするの?いや~!
---リアス---
「魔王様、どういうおつもりですか?」
お兄様に連絡をした。シュウが、ボロボロになって帰ってきた。放課後に理事長室に呼ばれたまま、行方不明になっていたシュウが。帰って来るなり、
「誰を信じていいのかな?」
って、言って、部屋に閉じこもってしまったのだ。
「魔王様、どうなんですか?」
私の「魔王様」呼びで、精神ダメージを受けている気配のお兄様。
「いや…グレイフィアが…シュウ君をね、味見したいって…」
「魔王様、私の彼氏を、嫁に差し出すって、どういう神経ですか?」
「ほら、グレイフィアって…調教上手だから…シュウ君を調教できれば、この先安全だろ?」
「魔王様、私のことはどうでも良かったってことですね?」
お兄様はお義姉様に頭が上がらない。尻に敷かれているんだ。きっと、お義姉様のお願いを断れなかったのだろう。
「いや、リーア!違う、違うって、リーアが一番大事なんだから…」
「魔王様、責任を取って下さいねっ!」
誠意を感じるお言葉を貰えないので、通話をこっちから切断した。
「どう、ヴァイラ?」
彼の説得をしてくれているヴァイラに声を掛けた。
「うん…部屋に入れてくれない…相当精神的に参ったみたい」
「お兄様のオーラに闇墜ちの痕跡がありました」
と、白音。闇墜ちしたのか…だとすると、反動で凹んでいるんだろう。
「黒歌、遠隔で治癒はどう?」
「ダメにゃ~、結界を張っているようにゃ」
結界かぁ…転移すら出来ないのか。どうするよ、これ…
「まったく、何をしているんだか」
って、翼紗が…いや、黒髪だから、お姉様だ♪
「お姉様、すみません。私の兄が…」
彼女に頭を下げる私。
「謝らなくて良い。はぁ、不甲斐ないなぁ~この程度で凹むって…まぁ、アイツにとって交わるって行為は、相手に喜んで貰えるって程度の認識だからな」
え?そうなの…シュウは気持ち良くなかったのか?
「気持ちは良かっただろう。ただ、それだけだよ。進んでしようって行為では無い。喜びとか悦びを認識できていないから」
私達は彼に求めていた。でも、彼は求めてはいなかった。そうだった…悦びの感情すら無いのか…その事実は、ショックだった。私達と同じ様に悦んでいたと思っていたから…シュウは、私達の為に…
「そんな不甲斐ない弟を調教だと?そんなの10000年早いわ」
え…そんなに…悪魔の寿命が尽きそうですが…
「ちょっと、説得してみるわ」
お姉様が転移された。
---綾香---
「おい、亘!何を凹んでいるんだよ~」
「姉ちゃん…僕、亘じゃないよ」
「あぁ、この世界ではシュウだったっけ。進んで愉しめよ」
「愉しむって?」
「お前自身がたのしむことだ」
「なんで、姉ちゃんと暮らせないの?」
う~ん、何て言えば良いんだ?クソ神の書いた問答表には、書かれていなかったな。
「僕がダメだから?」
「そうだな。ある意味…」
「そんな僕がリアスを護り切れるのかな?凄い不安だよ」
いや、前世の件は、私の落ち度だ。まさか、爆睡している最中に世界が終わっただなんて…悔やんでも悔やみきれない。せっかく、子供を産めない身体にしたと言うのに…くそっ!
「僕は死んだら、地獄だよね?禁断の術を2回も使ったし…」
「はぁ?お前、2回で済まないだろ?蘇り以外にも有るんだからな」
人札のアレもそうなんだぞ…心で呟く私。
「え…そうなんだ…じゃぁ、地獄行きは確定だね。死んだら、リアスと天国で再会は出来無いのか…」
こいつ、どんだけリアス好きなんだ?死んだら、まず私に会えよ!って、お前も私も死ね無いけどな。
「兎に角、リアス達が心配している。リアスに抱きしめてもらって、嫌な事を忘れちゃえ!いいな…あっ、時間だ。また、来る!」
もう、地上での滞在時間が短いなぁ。交わる時間が無いのが問題だ!
---リアス---
お姉様の説得が効いたようで、部屋から出て来たシュウ。
「ごめんなさい、みんなに心配をしてもらって…」
私は彼を抱きしめた。優しく…彼がこれ以上壊れないように。
「私の兄が、ごめんね、シュウ…」
私の部屋にシュウを連れ込み、彼と交わる。シュウは珍しく、私の胸の谷間に、顔を埋めて、直ぐに寝入ってしまった。そこが、シュウの安眠ポイントなの?