学校の授業が終わり、バイト先に向かう。
バイト先では所定の席に座り、隣に座っている思考の海に潜っている緑色の髪の青年に挨拶する。
「社長、こんにちわ」
僕が出社したことに気づいていなかったみたいで
「あぁ、来ていたのかぁ。シュウ君、こんにちわ」
「そうそう、社長」
と、昨夜の摩訶不思議な話をしてみた。でも社長は、あまり驚かずに、
「良かったじゃない。ガールフレンドというか、お友達が増えてさぁ」
って。悪魔が会った部分に、まったく驚かない社長。社長も悪魔の知り合いがいるのかな?
「まぁ、そうなんですが。でも、悪魔ですよ」
「悪魔でも、友達は友達でしょ。友達いないんだから、贅沢は言わない方が良いよ。それより、先週頼んでおいた術式プログラムの解析は終わったかい?」
確かに悪魔でも、あの笑顔の前ではとっても幸せでした。仕事をしないと…生活が出来無い。彼女に会えなくなるのはイヤだし。
「あれなら終わりました。カウンター系で受けたエネルギーの半分を吸収して、倍返しします」
バイトの仕事内容は、社長の運営しているゲーム関連のシステム構築とプログラミングである。ゲームの全体像は知らないけど、なにやら格闘系のRPGっぽい感じがする。
「そうか。ご苦労さま。では、今週はこれの不具合改修を頼むよ」
社長の手から、駒と仕様書が手渡された。駒には術式プログラムが施されていて、社長の運営しているゲームで使うらしい。
「これって、いつもの駒と違いますよね。なんか少し重いような……」
「そうだよ。それは変異の駒って言ってね、隠し要素満載の駒さ。ちょっと思ったように隠し要素が起動し無くて、困っているんだ。来週までで良いから、改修を頼むよ」
「了解です」
こういう隠し要素の術式プログラムは好きである。難解パズルのようで、時間が過ぎるのも忘れてしまうくらい没頭出来る。好きな事をやって、稼げるのは幸せであると、僕は思う。
試行錯誤をしながら難解パズルを解いていると、帰る時間になっていた。帰らないと…帰り支度をしながら、社長に告げた。
「社長、今夜も、彼女を召還したいので、この辺で帰ります」
すると、社長が何かの入った箱を手渡してきた。
「これを、彼女にプレゼントしてみたらどうかな」
なんだろうと、箱の中身を確認してみた。
「これなんですか?メリケンサックみたいですけど…」
「ライトニングナックル。オーラを送ると光属性の攻撃が出来るんだよ。君の悪魔な彼女くんには、ぴったりの武器かと思う」
うん?社長は彼女の事を知っているのか?まさか、社長も召還していたり?
「そうなんですか。ありがとうございます。何を彼女にプレゼントして良いかわからなかったので、助かります」
と、不安が脳裏を何周も過ぎったが、素直に受け取った。
「では、社長、また明日来ます」
と、社長に挨拶して、バイト先のビルから出ると、見知った紅髪のお兄さんに出逢った。
「サーゼクスお兄さん、こんばんわ」
「シュウ君、こんばんわ。仕事終わりかい」
「はい、そうです。」
「アジュカは、いるかな?」
「はい、社長はまだ仕事部屋にいます」
「そうか。シュウ君、気をつけて帰りなさいね」
「ご心配ありがとうございます」
と、サーゼクスお兄さんに挨拶して、帰路に着いた。
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今夜はビラの魔方陣に『白音に逢いたい』と念を込めた。が、白音は召還できなかった…昨晩の1回限りだったのかと思うと涙が流れてくる。涙を流しなら呆然としていると、目の前に白音が現れた。
「ごめんなさい。すぐに来られなくて。ほんとにごめんなさい」
白音の猫耳は申し訳なさそうに倒れている。尻尾は元気よく振られていたけど。
「1回限りかと思ったら、涙が出てきちゃったよ」
僕は親指で自分の涙を拭いながら、白音に言った。
「1回限りで無いですから、心配しないでください。代価が貰える限り契約は生きていますから、大丈夫ですにゃん♪」
あの笑顔で説明をしてくれる白音。
「そうかぁ、それを聞いて一安心だよ。あっ、そうそう…」
カバンから、社長にもらった箱を白音にプレゼントした。
「白音のことをバイト先の社長に話したら、これをプレゼントするといいって、アドバイスをもらって……ライトニングナックルっていう武器で、気を込めると光属性の攻撃が出来るそうだよ」
本当に、こんな物で喜んで貰えるのか、ドキドキである。
「えっ!?私の攻撃方法がよくわかましたね。打撃戦が主体なので、ぴったりの武器です。シュウさん、ありがとうございます」
白音の唇が僕の唇に合わさった。チョロっと彼女の柔らかで薄い舌が僕の口の中に入って来た。その瞬間、白音の香りが僕の身体の中に充満していく。幸せだぁぁぁぁ~!
「この対価は貰いすぎなので、私のファーストキスはお釣り代わりですにゃん♪」
真っ赤な顔をして白音がそういう。僕の目は点になり…こうして、僕のファーストキスは白音のものになった。
昨日と同じように、胡座をかいた僕の足の上に、猫化した白音がちょこんと乗っかっている。僕は白猫の背中を、愛おしく撫でている。ただそれだけのことなのに、僕には幸せで、とっても心地良かった。飽きもせずに、背中を撫でていたけど、ウトウトしだしてきた。
僕は布団を敷くと、白猫は布団に入ってきた。僕は白猫を優しく抱きしめて寝付いた。
白い素肌が僕の肌と密着する。まるで1枚の皮膚のように同化していく。僕の口の中に舌が入ってきた。薄くて柔らかい舌。僕は恐る恐るその舌に触れる。その舌は僕の舌に愛おしく絡み合う。舌でワルツを踊るようにゆっくりと静かに…口から舌が抜かれて、乳首になんとも言えない刺激が走る。
「あぁ…いい…気持ちいいよ…」
僕の下腹部に小さな突起が2つ触れてきた。突起の周りはマシュマロみたいな柔らかなで吸い付くような物があるみたいだ。とても気持ちが良い。そして、僕のペニス、亀頭の周りを柔らかで薄い物が刺激を与えてきた。ペニスの血流が早くなってきたのがわかる。このまま、血管が切れるのではないかと思えるくらいドクドクと音がしているみたいだ。
ドッピュ~!っとして、一気に溜まっていた物が噴き出ていき、目が覚めた。艶めかし夢。人型の白音との願望なのかな?昨晩と同じ、ヌルヌルしているパンツの中…夢精してしまったパンツを、白音を起こさないように、履き替えに行った。