---亘---
ベッドにリアスが横たわっている。ただただ、僕の名前を呟いている。僕は彼女の手を取り、ベッドサイドに腰掛けた。僕の気配を感じたのだろうか?僕の方へ顔を向けてきた。
「亘…ごめんなさい…傍にいるって…言ったのに…」
彼女の腫れた目から、涙が溢れている。
「木場君が大事なんでしょ?なんで、僕の為に涙を…」
彼女の行動に戸惑う僕。
「祐斗は大事な眷属…亘は必要な者…。いなくなって、実感したわ。こんなに感情が爆発したのって初めて…」
半分くらいしか開かない目で、僕の目を見ながら話すリアス。
「もう…どこにも行かないで…」
身体ごと僕の方へ向き、両手で僕の手を握る彼女。
「でも…僕は彼と朱乃さんに…」
「それは、私がどうにか話してみる。だから…ねぇ…」
そうは言われても…
「お願い…亘…」
彼女の願いが、ひしひしと僕にのし掛かってきた。
「わかった。でも、朱乃さんと木場君の許しが出たら、ここに戻る」
少し哀しそうな表情になった彼女。
「うん…それで良いわ。でも、どこに住むの?」
「当面はソーナの家だよ。荷物を置いてあるし」
驚いたような表情の彼女。
「なんで…ソーナと知り合いなの?」
「知り合いというか…下僕と言うか…」
歯切れの悪い答え方の僕。
「下僕?何をやらかしたの?」
彼女の声に力が漲り始めていた。
「難癖をつけてきそうだったから…僕の下僕の式神を、彼女達に入れた…」
僕の告白により、彼女の目付きに、力が戻って来た感じがする。
「彼女達?誰を下僕にしたの?」
身を乗り出して、質問をしてきた彼女。
「ソーナ、椿姫、巴柄、翼紗、セラフォルー」
「はぁい?何でセラフォルーさんまで?」
「追っ手だと思って…」
「それって解除できないの?」
「僕が死ぬまで解除されない…はず…」
「じゃ…私も下僕になりたい…」
「…」
彼女からの意外な言葉に、咄嗟に言葉が出なかった。
「ねぇ、私も…お願い…」
上半身を起こして、僕にお願いをしてきた彼女。
「いや…お願いされても無理…直感的に敵だと認識しないと、あの術は使えないんだよ。リアスは敵じゃないから…」
「じゃ、敵になる」
真顔で、そんなことを言われても…
「リーア、亘君が困っているよ。そのくらいにしてあげてくれるかな?」
サーゼクスさんが、彼女の暴走を止めてくれた。
「あまり困らせると、また家出されちゃうぞ」
「イヤ!それは絶対にイヤ!」
「亘君、ソーナ君が眷属って、そういうことなのか?」
「はい、僕に対して敵対行動を取ろうとすると、屈辱的な行為をさせます。通常は自由意志で動けます」
「屈辱って?ソーナに何をさせたのよ~」
サーゼクスさんの前では…言えないかな。
「まぁ、あんなこと、こんなこと…ご想像におまかせします」
「私にもして!ソーナだけって、ズルいよ~」
駄々をこね始めたリアス。
「わかった。俺は退散する。俺がいると出来ないことなんだろ、亘君♪」
サーゼクスさんが気を利かせて、この場から立ち去った。僕はリアスに屈辱的なことをするハメになった。そこで、彼女を細めの荒縄で縛り、天井から吊した。
「えっ?ちょっと…恥ずかしいよ~で、見てているだけ?ねぇ、何かしてよ~」
愉しませたら屈辱にならないし…リアスの全身ボンレスハム状態を、カメラで収めていく。
「写真?ダメ…やめて…お嫁に行けなくなるよ~」
顔を真っ赤にして、リアスが抗議をしている。準備をする間、彼女にはビデオを見ていて貰う。ソーナの調教ビデオだ。リアスの目の前に3台のモニタを発現させて、そのうちの1台で再生させた。
「えっ?ソーナ…眷属達に…これは屈辱だよ~」
ソーナの4Pプレイに釘付けのリアスは、自分になされている行為を、気にしていないようだ。大きさの違うバイブをU字治具に取り付けて、リアスの前後の穴に装着。乳首と秘部の上にある突起物に、小型の電マを取り付けた。
そして、ローアングル、顔、全身を撮すビデオカメラを設置して、一応リアス対応の屈辱刑システムは完成した。
リアスの見ているビデオは、第2幕に突入していた。
「え?これって生徒会室…え~…ソーナ…」
ソーナの行動に目を疑い、言葉を失うリアス。自らバックで責めてもらっているソーナが、果てた場面で映像は終わった。
「で、リアスの番なんだけど…いいかな?」
僕はドアの前で、スイッチを手にして立っている。
「私の番?なんで?」
「屈辱を味わいたいんだよね?」
僕はスイッチをオンにして、部屋にスイッチを置いて、部屋を後にした。
---リアス---
亘が部屋を出た途端、私の身体を刺激が襲ってきた。有り得ない刺激の波…頭の中が白くなり…意識が戻ると、すぐに頭の中はホワイトアウトしていく。
これって、絶頂地獄なのか?目の前におかれたモニタには、私の秘部のズームアップ映像、顔の映像、全身の映像が流れていた。秘部に何かが入っているのが見える。止めないと…リモコンのスイッチは、部屋のドアの前に置かれている。私は後ろ手に縛られている上、足は床に着いていない。ここから、動けないのだ。
助けて~
念話で呼んでも、亘の反応はない。私は彼を怒らせてしまったのか?あっ、この縄はやっかいだ。水分を含むと太くなっていく。太くなる分、締め付ける力も強く、食い込みが激しくなっていく。確かに、これは刑のようだ。だらしなく開いている口から、体液が流れ出し、縄を太く強くしていく。千切れそうに痛いんだけど…亘、助けて!
---亘---
リアスの部屋を出て、小猫ちゃんの部屋に向かった。ドアをノックして声をかける。
「今、いいかな?」
ドアが開き、僕は部屋に招き入れられた。
「私も亘先輩とお話したかったんです」
小猫ちゃんが僕をベッドサイドに座らせた。彼女はパジャマ姿で立っている。
「あの、もう少し近くで、お話をしてもよろしいですか?」
彼女はモジモジして、そう言ってきた。
「かまわないよ」
僕の返事を聞き、僕の隣に座るのかと思っていたのだが、僕の左腿に跨がり、僕の方を見て座った。腿には、彼女の柔らかい股間の感触が広がっていく。
「あの~…亘先輩の鼓動を聞いても良いですか?」
更にモジモジして言う小猫ちゃん。
「問題ないよ」
彼女は腿の付け根まで移動して、右耳を僕の左胸に当て、目を閉じて僕の鼓動を聞き入った。
「心地良い響きです。亘先輩がいらした日から、どこからか幸せなオーラが湧き出していたんですけど、発生源がわかりました。先輩の心臓の奏でる音…振動波のようです」
僕の鼓動にそんな効果があったのか?それは、知らなかったなぁ。
「だから、先輩と触れ合うと皆、心を奪われているのかもしれませんね」
「『魅了』?」
「『魅了』とは違います。先輩のは『安堵』かな。一緒にいると安心できる、そんな感じです」
小猫ちゃんは、こういうことに詳しそうだ。
「小猫ちゃん、僕はこれからどうしたら良いんだろう?」
考えてもわからないことを、彼女に訊いてみた。
「一緒にいてください。祐斗先輩、朱乃先輩のことがあるから、今は難しいと思いますけど」
「この街を出ようか悩んでいるんだ」
「出ないでください!」
強い口調で言われた。
「出てどうするんですか?」
「誰もいない場所、そうだな、どこか山奥に小屋を作って暮らそうかな」
「何をして暮らすのですか?」
「興味のあることを研究するだけの毎日…そんなことを考えていたんだけど、今は心が揺れている。リアス、ソーナ、小猫ちゃんと知り合って…」
「ここにいてください。お願いします。私にもリアス先輩にも、亘先輩は必要です」
「僕が?何で?」
リアスはわかるけど、小猫ちゃんは何でだ?
「お願いがあります。私のステップアップを手助けしてください」
顔を桃色に染めた小猫ちゃんが、恥ずかしそうに言った。小猫ちゃんのステップアップ?改めて小猫ちゃんの纏うオーラを読み解く。これって、猫又…脱皮すると猫しょうってことか。脱皮するには、多種族の異性が必要になってくる。妖力が強いほど、強力な猫しょうになるって話をどこかで聞いた覚えもある。
「わかった。今やるかい?」
頷いた小猫ちゃんは、僕から降りて、部屋の照明を暗くして、パジャマを脱いでいく。僕も着ている物を脱ぎ、ベッドに横になった。
「小猫ちゃんのペースで良いからね。僕のペースだと、痛みが伴うと思うから」
「にゃん♪」
ペロペロと僕の身体の一部を舐めている彼女。
陰陽師は、人に悪さを働く物の怪を退治する一方、人に影響しない物の怪に対しては手助けをする。害ある者だけ間引き、残りの者とは共存という道を歩むのだ。僕もその例から漏れず、仲の良い物の怪、精霊達がたくさんいたりする。持ちつ持たれつな関係である。なので、こういう行為もさほど、驚いたことではなかったりする。
口に頬張りきれない大きさになると、僕に跨がり、秘部を僕の肉体に押し当てて、身体に取り込もうとする。しかし、小猫ちゃんは小さすぎた。入らない。そこで、僕は手助けをしてあげた。術を行使して、彼女を一時的に猫しょうにしてあげた。すると、彼女の身体は大きくなり、それに比例して秘部の大きさも大きくなっていき、徐々に彼女の肉体へと取り込まれていく。
「突き当たったら、上下動してみて」
小猫ちゃんにアドバイスを送る。僕のアドバイス通りに動く彼女。しばらくすると、呼吸が荒くなっていき、彼女の身体が光りだしだ。脱皮する瞬間が訪れたようだ。光は全身に纏われるようになり、僕の術を解いても、姿が変わらないまでになった。
「あっ…」
達したようで、全身の力が抜けていく小猫ちゃん。光も徐々に失われていき、僕の身体の一部から抜け落ちると、元の姿に戻っていく。
疲れ切ったような小猫ちゃんをベッドに寝かして、僕は着衣をして部屋を出た。そういえば、リアスはどうなったかな?
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リアスの部屋に戻ると、リアスは果てていた。縛りを解いて、ベッドに…いや、このまま寝かせると、布団がダメになるな。なので、床に横たえておく。身体には縛り痕が残っている。取り付けた機器をはずして、設置した機材を回収していく。
「う~、酷いよ~亘…」
リアスが意識を取り戻したようだ。
「酷くないと、屈辱にならないだろ?」
「そうだけど…痛かったよ~」
「気持ち良かったら、ダメだろ?」
「そうだけど…乱れる姿を見ていてくれないし」
「興味無し」
「興味持ちなさいよ~少しはエロくなってよ~」
「必要な事?」
「必要だよ~」
「努力する」
リアスを洗う為に、風呂場まで抱えていく。
「何コレ~痕が~」
風呂場の姿見で、縄の痕に絶句しているリアス。
「2,3日で消えるだろうな」
「こんな姿じゃ、学校へ行けないわ…責任を取って、結婚してね」
え?
「2,3日で消えるのに?」
結婚は大げさだろうに…
「そうよ!乙女の身体に傷を付けるだなんて~酷いでしょ?」
「リアスの希望だよ」
「まさか、あんな縄で縛るとは…」
「拷問用だもの…エスエムプレイ用とは違うよ」
「なんで、拷問するの?エスエムプレイで良いでしょ?これじゃ、屈辱でなくて、陵辱だよ…」
「やりすぎ?」
「そうよ!反省しなさい!」
え?反省すべきことなの…勉強が足り無いのかぁ~凹む僕。
「痛いよ~もっとソフトに洗ってよ~」
怒りながらも甘えるリアス。
---一誠---
昨日、休んだ亘が学校にやってきた。理事長先生が聞き取りに来たり、クラス内虐めで休んだとの噂が立っていたのだが。
「昨日はどうしたんだ?」
亘に聞いてみた。
「家出していた。だから、学校には来られなかった」
家出?
「なんで?」
「色々と感情の行き違いかな」
誰とケンカをしたのだろうか?更に聞き込みをしようとした時、授業が始まってしまった。
---亘---
昼休み、お弁当を頼んだので、食事場所に向かおうとすると、兵藤に呼び止められた。
「今日はお弁当で無いのか?」
「いや、そうだけど。今日は生徒会室で食べるんだよ」
「どういうことだよ?」
怪訝な顔の兵藤。
「今日のお弁当はソーナに頼んであるから。じゃ、またな」
僕は教室を後にした。そして、生徒会室に行くと、ソーナ達が歓迎してくれた。
「和食は得意で無いので、みんなに手伝ってもらいました」
って、ソーナ。椿姫達が手伝ってくれたそうで。一汁一菜のお弁当にありつけた。
「そうだ、ソーナ。椿姫のオーラに似た感覚のヤツがいるんだけど、眷属にするか?」
椿姫の内からは、人間ではない者のオーラを感じるのだが、それと同じオーラの感触を持つ者を見つけたので、報告をした。
「誰?」
「同じクラスの兵藤一誠ってヤツだ。まだ覚醒前だけど、駒4つ以上だな。まぁ、ソーナの中にある式神の能力値を上げれば1つか2つでいけると思うけど、どうする?」
「4つかぁ…有望な子ねぇ。どんな子?」
「エロ一直線って感じかな」
「う~ん、ちょっと問題があるけど、それは教育でどうにかなるかな」
「じゃ、放課後に連れてくるよ」
「お願いします♪」
---一誠---
放課後、亘に先程の追求の続きをしようと思うと、
「ちょっと、顔貸してくれ」
って、俺は連れ出されてしまった。体育館裏に連れて行かれて、ボコボコにされるのか?逃げたいのだが、身体が言う事を利かない。アイツに付いていく俺の身体。そして、連れ込まれたのは生徒会室だった。
「兵藤一誠君、歓迎します。生徒会へようこそ」
って、ソーナ先輩に出迎えられた。どういうことだ?
「じゃ、僕はこれで…」
帰ろうとしたアイツを、ソーナ先輩が引き留めた。
「最後までいてね♪ご主人様♪」
え?ソーナ先輩のご主人様?コイツ…何者なんだ?リアス先輩と姫島先輩を彼女にしているのに…あれ?俺の中に何かが入った感触があった。
「2つで済んだみたい…亘さんのおかげです。ありがとうございます♪」
アイツに抱きつくソーナ先輩。え?頬にキスをしている。
「さて、そこの者よ。あなたは保護目的で、私の眷属にしたから」
アイツに話す甘えるような声でなく、冷たい声で俺に何かを言ってきた。
「それだけの能力を持っていると、この先狙われる危険が大なので、それを避ける為の処置だからね」
意味が分かんないんですけど…
「なぁ、亘と立場は同じか?」
アイツに訊いてみた。
「う~ん、僕はリアスの眷属だけど、兵藤はソーナの眷属だからなぁ…違うかな?どうかな、椿姫」
「立場は違います。亘さんは、私達のご主人様で、コイツは、新入りですからね」
え?何…その差は…
「うん?ソーナ、大当たりを引いたかもしれないよ。コイツに宿るのはドライグだ。確か…」
何やら分厚い本を捲って調べているアイツ。
「そうだ。赤龍帝だ」
どこかの頁をソーナ先輩に見せるアイツ。
「これって、神滅具?」
「そう書いてあるよ」
何のことだ?俺に宿る?何の話だ?
「大当たりね♪神滅具を駒2つって、亘さんのおかげです。ありがとうございます」
「いいって。リアスのハンデが、大きくなり過ぎちゃうとマズいからね」
「実際問題、どうなんですか?」
「う~ん、悪魔相手で有る限り、リアス眷属の方が上だな。魔王相手でアレだから…殺さないように戦うのが、今後の課題になりそうだよ」
アイツとソーナ先輩が、血なまぐさい話をしている。
「兵藤一誠君、イッセー君で良いかしら?」
真羅先輩に甘い声で話し掛けられた。
「はい♪」
「じゃ、イッセー君。全部脱いで!身体検査をします」
え?巡と由良、椿姫先輩の目付きが、ハンターの様な目付きになっている。
「何でですか…」
「うん?君は女性と関係を持ちたいんだよね?だから、誰が相手をするかを決めるのよ」
はぁい?何ですか、それは…確かに願望ですけど…
「往生際が悪いなぁ。亘さん、お願いします」
アイツが手をかざすと、俺は全裸になっていた。ひぇ~!俺の全身をガン見する三名の女性達。ソーナ先輩はアイツに甘えているし。この展開は何?
「亘さん、誰が良いですか?」
「翼紗以外なら誰でも。翼紗には組手の相手をしてもらいたいから」
「じゃ、私で良いかしら?イッセー君♪」
椿姫先輩が名乗り出た。相手にとって不足が無いです…って、奥の部屋に引きずり込まれた~。
---亘---
「じゃ、兵藤の教育を頼むよ、ソーナ」
「はい♪あの…今夜は?」
「リアス次第かな。ソーナのように聞き分けが出来ないから」
「はぁ~、あの娘と来たら…駄々捏ねているんですね」
「まぁ、それがリアスのかわいらしさかな。ソーナにはソーナのかわいらしさが有るし」
「はい♪夕食はどうします?」
「連絡をするよ」
僕は、カバンを取りに教室に戻った。
教室には桐生がいた。
「兵藤君とどこに行ったの?彼はどこ?」
体育館裏でボコったって思っているようだ。まぁ、ある意味それに近いので、スルーする。
「ちょっと、待ちなさいよ!」
僕の肩を掴もうとした瞬間、後方へとはね飛ばされた。あっ、防御結界が…一般人には効かないように調整しないとダメかな。桐生に近づくと、壁に全身をぶつけ、意識を失っているようだ。このまま、放置はダメかな。どうするかな…
取り敢えず、桐生を背負う。胸の感触が背中に…これはこれで気持ちは良い。まぁ、保健室に運びこむか。
保健室に運び込んだが、先生はもう帰った後で、誰もいない。ここに放置で、大丈夫かな?
---桐生---
「ちょっと…待ちなさいよ…」
意識がボンヤリとしている。誰かが立ち去ろうとしていたので、呼び止めた。
「どうされたいんだ?」
呼び溜めた相手は、亘だった。
「どう?」
ここはどこだ?ベッドにいるみたいだけど…え?まさか…手探りで下着をチェックする。大丈夫みたいだ。
「私に何をしたの?」
「何もしていないよ。って、何をされたいんだ?」
何って言われても…耳が熱くなってきた。私は何を想像しているんだ?相手は、2大お姉様と生徒会長を手玉にした、女たらしだぞ。ここは注意しないと…
「おい、顔が赤いぞ。熱でも有るのか?」
アイツの顔が近づいて来た。唇を奪われ…なかった。額に額を当てただけだ。
「熱は無いなぁ。じゃ、僕は帰る。早く帰らないとリアスが五月蠅いから」
え?一昨日は「さん」付けで呼んで無かったか?昨日、何かあったのか?
「ちょっと、亘の家に連れて行きなさいよ!」
「何で?」
何で…どう言いくるめようかな?
「言いくるめる?お前は悪い女だな」
えっ…身体に有り得ない刺激が…
「悪い女には躾が必要だよね」
躾?何をしたの?あれ?ベッドにいたはずが、何かの台に括り付けられている。いつの間にか、全裸だし…乳首と股間に蝋燭が1本ずつ立っている。
「身体にはオイルを塗ってある。蝋燭が倒れれば、身は焼かれるだろう」
え…焼かれる…息をする度に乳首を燭台にしている蝋燭が揺れている。垂れた蝋が、肌に…気持ち良い…
「助けて…ねぇ…」
「性根が治ればな。火だるまになるのが早いかな?」
あぁ…股間の突起物を燭台にしている蝋燭が不安定だ。突起物自体が、大きくなっているようだ。平常心でいないと危険だ。
「気持ち良いのか?お前はエムか?そうか…では、これを入れてやる」
何かを秘部に入れた。コンコンと熱い物が湧き出ている感覚…媚薬?下半身が揺れる。それに伴い蝋燭も…そして…
---亘---
別次元から桐生を回収して、着衣後に保険室のベッドに寝かしつけた。刑執行の証として、蝋の垂れた痕はそのまま残しておく。
そして、帰宅。
「リアス、ただいま~」
リアスの部屋に直行した。
「遅いのね…今日は誰と遊んで来たの?」
弱々しいリアスの声。
「誰とも遊んでいないけど…あぁ、シトリー眷属のスカウトを手伝ってきた」
「はぁい?」
一変して強さが籠もる声のリアス。
「どういうこと?私のグレモリー眷属のスカウトでなくて、シトリー眷属って?」
「だって、リアスの方は、僕がいるから…ハンデ有り過ぎでしょ?」
「あぁ…そうだったわね」
そして、また弱々しい声に。感情が豊かで羨ましい。
「亘一人だけでも、負けは無い戦力だもんね。亘、私を捨てないでね」
「捨てないよ。いつまでも傍にいたい。でも、試合は出場できるかな?」
レーティングゲームという試合が、悪魔の間で流行っているそうだ。ルールブックを読む限り、特に出場制限は無いけど、例外ルールが多い。要するに、時の権力者次第のルールのようで、勝たせたいチーム寄りのルールのように思える。
その場合、僕は出場禁止になる可能性は大だ。悪魔に対して、絶大な戦力であるから。魔王ですら、術にはめ込んだ実績が出来たし。
「だから、名目だけの眷属で良いの、亘はね。試合は全敗でも良いわ。ね、亘♪」
じゃ、スカウトの必要は無いだろうと思うのだが、負けず嫌いらしいリアスは、ソーナをライバル視している感じはする。
リアスに食事を与え、子守り唄で寝かし付けて、ソーナの家へと転移した。
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「どうなった?」
食事の支度をしてくれているソーナに、その後をきいた。
「うん?椿姫は満足そうだったけど、まず基礎体力から付けないとダメかな」
精力は問題無いのね。
「まぁ、一般人だから、基礎体力は低いだろうな」
「また、スカウトしてね♪」
「見つけたら、報告するよ。で、兵藤は現状を理解したのかな?」
「うん、みんなで悪魔の羽を見せたらね。ビビっていたわよ」
「一般人だからね。まぁ、能力が覚醒すれば、戦力になるだろうな」
「彼の教育は頼めるかな?」
「無理…僕は一般人枠で無いから…基礎体力なら翼紗はどうかな」
「そうね体技主体だし、明日頼んでみるわ」
焼き魚と味噌汁と漬け物とご飯を、お盆に載せて持って来たソーナ。
「さぁ、食べましょう♪」