機動戦士ガンダムSEED ~キラくんのハーレム大作戦!!~ 作:田 中太郎
漆黒の大海。黒々とした海原に散りばめられた星々が煌めく。だが、そんな幻想的な空間に酷く突き刺さる現実。見るも無残に崩壊した楽園・ヘリオポリス。
人々が普段と変わらぬ営みを送っていた人口の大地は今、瓦礫の山と化していた。そして、その瓦礫を這うようにして出航する白亜の天使の姿。
これから何時間にも及ぶ逃避行。敵の影に怯えつつ、準備もままならない形で彼女は駆けるのであった。
闇に包まれた一室。士官用にと割り当てられた部屋を照らすのは、僅かばかりの計器類のみ。ドア付近でロック状態を示す赤く小さな光点と、現在の時間を現す時計の数字だ。
そんな中で微かな布擦れの音は、いやに大きく響き渡る。ガサガサという音と共に、ギシリという寝台の呻きが続く。
この部屋に二つ存在するベッドの内一つを占拠し、座り込むキラは視界が効かぬ中で眼前の温もりへと身を寄せていた。彼は手探りで温もりが身に着ける布を一つ一つ剥いで行く。
ゆっくり丁寧に腕を回し、相手を傷付けないようにと注意を払いながら。一方でその温もりも身動ぎしつつ、彼の衣服を脱がしに掛かっていた。
今までに無い異様なシチュエーションが少年の気持ちを昂らせる。ドクンドクンと心臓が早鐘を打ち、気持ちが逸るのをキラは必死に抑えていた。
それは相手も同じなのか、荒々しい息遣いが彼の首筋をくすぐっている。ハラリと上着が寝台へ落ち、シャツが舞い上がる。素肌が涼やかな外気に触れ、ぶるりと震えた。
既にズボンは脱がされており、あと残すは下着のみ。時折、指先や素肌が柔らかな温かさと擦れその度に快感が迸る。
はぁっと濡れそぼった吐息がキラの肩にぶつかった。どうやら相手もささやかな接触で感じているらしい。少年は口内で湧き上がった唾液を飲み込み、恐る恐る腕を伸ばした。
真っ暗闇の中を手が泳ぎ、幾つ並ぶ細長い何かを絡め取った。それは繊細な指先。キラとの接触でビクリッと驚き飛び跳ねたものの、彼の成すがままに繋がる。
きゅっと握り締め合った手。どうしてこうも安心出来るのだろうか。温かでいて力強い圧力にキラは心が安らぐのを感じた。
そして彼の対面に座り込んでいるであろう温もりに向けて言の葉を紡いだ。
「ば、バジルールさん……」
静寂を破るようにして発せられた相手の名前。それだけで目の前の相手――――ナタルはビクリと肩を震わせているように感じられた。
「あ、あぁ。どうした……」
どこか気恥ずかし気に返される言葉。普段の凛とした彼女も、先程までキラを慰めていた優しい彼女も、今ではすっかり影を潜め初々しい姿を見せていた。
しかし彼も人の事は言えなかった。何せつい先程まで、彼女の胸の中で盛大に泣くという気恥ずかしい姿を見せていたのだから。
原因は繰り返される危機的状況、友人との望まぬ形での再開、人を殺めてしまった事実。そこで心身共にボロボロになっていたキラへナタルの謝罪と感謝の言葉。
重荷を背負わして済まない。守ってくれてありがとう。今度は我々が君を守るから。この発言にキラは感情の堤防を決壊させ、彼女へ泣き縋ったのだ。
とくにもかくにも、そういった経緯もあってお互い気恥ずかしさを感じ会話が続かない。だが、指と指がしっかり絡み合った手は決して放さなかった。
「や……」
暗闇の先からナタルの囁き声。小さな小さな声であったが、キラの聴覚はしっかりと捉えていた。
「や、ヤマト……」
「は、はい」
自身の名を呼ばれたキラはどもりながらも応じる。刹那、トンッと正面から軽い衝撃が彼の身体へ走る。柔軟性に富んだ何かがキラの胸へと飛び込んで来たのだ。
一体何が、と彼が現状を把握する前に事態は動く。胸に飛び込んで衝撃は更なる力を持ってして、キラをベッドの上へと押し倒した。
ギシギシとスプリングが少年の身体を受け止め唸る。そして自身の上に覆い被さる何か。ここに来て彼はナタルに押し倒されたという事に思い至った。
目を白黒させるキラに情熱的なキスが降り注ぐ。額に、頬に、口に、果ては首筋から胸元へ至る。そして湿り気を帯びた軟体が彼の肌を撫で回す。
「や、ヤマトッ。ヤマトッ!」
「ば、バジルールさんッ」
くすぐったくも心地良い疼きが彼女の突き出された舌よりもたらされて行く。繋がれた手はいつの間にか解け、少年の存在を確かめるかのようにうごめいていた。
そんなナタルへキラは腕を回して迎え入れる。指が背中へ触れた瞬間、彼女の肢体はビクッと飛び跳ね煽情的な喘ぎを口から漏らす。
情欲に染まる蕩け切った声だ。普段のハキハキとした声とのギャップが彼の胸の奥をくすぐる。もっと彼女の鳴き声を聞きたい、そんな想いが少年の心に浮かび上がった。
滑らかな肌の上をキラの指が走る。ツツッと指先が彼女の背筋を撫でる度に、熱い熱い吐息が少年の身体へと吹き付けられた。
湿り気を浴びた呼気は情欲の色を多大に含み、彼女の興奮度合をキラへと伝える。それに連れられるかのようにして、少年の陰茎がパンツの下で徐々に熱を灯して行く。
「あぁぅッ、ヤマトぉッ」
鼻に掛かった甘え声。勃起した男根が下着越しに女陰を突いたのだ。生地を通して伝わる発情の熱量は凄まじく、溢れ出していた淫液が繊維に浸透して男根へ染み渡る程であった。
シュッシュッと擦れ合う布。快楽に喘ぐナタルの腰がうねり始め、妖しい感覚がキラを襲う。闇の中で二人のまぐわう音が響き渡り、艶めかしい空気を辺りに漂わせていた。
盛り上がったパンツを執拗に擦り、キラの逸物を自身の愛液でマーキングするナタル。漏れ出る艶声がキラの劣情を刺激して止まない。
「くぅッ、バジルールさんッ!」
湧き上がる獣欲にキラは突き動かされてしまった。声を上げ腕を伸ばし、彼女の柔らかな桃尻を掴んでしまったのだ。軍人として鍛えている為か、ぷるんッとした触り心地良い張りが少年の指を受け止めた。
「あぁんんッ」
唐突な刺激に敏感な反応を示すナタル。ブルブルとその肢体を震わせ、彼の首筋に顔を埋める。淫裂から多量の愛液が噴出するのをキラは感じ取っていた。
堪らない、雄の本能が少年へそう囁く。自然と両手が彼女の尻肉を堪能し、雄槍で淫花を突き上げてしまうキラ。腰が持ち上がり、陰部の隆起が女の園へ押し込まれた。
反り上がっている為に幹が花弁へ埋もれ、亀頭が小さな雌芽のしこりを弾く。押し込まれた下着からジュワッと淫蜜が溢れ、辺り一帯へ甘い濃厚な雌臭を漂わせる。
「うぅッ!」
「あぁぁぁぁぁッ!!」
重なる嬌声。心地良さに短い唸りを発したキラと、激しく吠えるナタルのデュエットが真っ暗な室内で反響した。
グチュグチュという多量の水気を伴った摩擦が後に続いて奏でられる。裏筋を擦られる快感がキラの腰にまで響き、より一層の悦びを求めて跳ね上がる逸物。
一方歓喜に打ち震える淫花も負けじと雄を欲して擦り付けられ、卑猥な交わりを盛り上げて行く。ギシギシとスプリングの音が大きく刻まれ、獣欲に満ちた遠吠えが鳴り続けた。
火照る身体の肌触りが淡い悦楽を巻き起こし、互いの体臭が入り混じった香りは興奮を高めるスパイスとして成り立っていた。
快感によがるナタルの唇がキラの唇とぶつかり、口内へと侵入を果たす。首へ回された彼女の腕は二人の結合を深め、際限無い欲望の渦を増長させて行く。
いつの間にか互いの下着は乱れ、その役割を十分に全う出来ない形へと変貌していた。時折彼女の柔らかな草原の上を雄槍が駆け抜け、弾力に富んだ果実の深い谷間を少年の指が降りる。
「うぅんッ、あぅんッ」
赤い軟体同士が絡み合う合間を縫って、ナタルの鳴き声がキラの鼓膜を甘く震わせた。真っ暗闇にぼんやりと浮かび上がる彼女の輪郭。
普段の彼女からは想像も出来ない蕩け切った表情が浮かんでいるように見えた。そんな時、キラの指先が何かを捉える。
柔らかでいて弾力にも富んでいるポッチ。おちょぼ口のような膨らみを少年の指先が突く。何だろうか、彼がそのポッチの正体を思い起こし言葉に出す前に、ナタルが声を張り上げて叫んだ。
「あぁッ!! そ、そこはッ!!」
焦りを前面に押し出した声。しかし、その中には悦びの色が見え隠れしている。身体の反応も劇的であり、キラの上でガタガタと痙攣のように震え出していた。
「だ、駄目ッ! 駄目だッ!」
制止の声を発するナタル。だが彼女の身体は快楽を求めて絶えず動いており、今の手の位置ではどうしても当たってしまうのだ。
爪先が慎ましい隆起を優しく引っ掻き、指の腹がそうっと撫で回す。下着内で溢れ返っていた愛液の為か、その秘所はヌルヌルとした湿り気に満ちていた。
滑りが良いすぼまりを揉み解すようにして、キラの指が走る。初めは拒んでいた隆起も徐々に徐々に指先へ吸い付くような動きを見せ始めていた。
認めたくないのか嫌々と駄々を捏ねるように、ナタルの首が振られれたのを感じ取るキラ。そうしている間にも、彼女の身体は性器同士の擦り付け合いにふけって行く。
そして一際大きく動いた際、ヌチャリと今まで以上に生々しい感触が陰茎より伝わって来た。とうとう互いの下着が完全に降ろされてしまったのだろう。
キラは暗闇の先にいるナタルへ視線を向けた。彼女からも同じく視線を感じる。静寂が場を支配する。あれ程までに動いていた身体すら止まっていた。
しかし、幹を咥え込んだ秘肉は違った。ようやく直に雄と触れ合えるという期待からか、絶えず肉ひだをうごめかせ裏筋を啜る。
クチョクチョと厭らしい咀嚼音を響かせキラへ快楽を与え続けてた。彼はおとがいを反らし、うッと呻く。
「や、ヤマト……」
小さく紡がれたナタルの声。それと共に逸物に細長い何かが絡み付いた。彼女の指だ。反り返った幹に添えられ、位置を調整しているように感じられる。
下腹部に乗っていた心地良い重さが消え、そびえ立つ雄槍の先端から湿った感触が伝わった。熱い、火傷してしまいそうな温度だとキラは胸中で呟いた。
「い、行くぞ……」
「はい……」
何が、とは言わない。緊張でもしているのか、はたまた興奮の余り震えているのか、陰茎の位置は中々定まらず外れた場所を突くばかり。
何度も何度も腰が下げられ、肉芽を、花開く陰唇を、はたまた尻の谷間へまで穂先が当たって行く。湧き上がる淡い快楽にキラが深く息を吐き、ナタルも切なさに彩られた喘ぎを漏らす。
「あ、あぁッ!」
幾度目かの失敗、穂先が陰核を押し込み弾く。甲高くも甘い悲鳴を上げたナタル。どうやら達してしまったらしく彼女は腰を突き出し、潮だと思われる液体を勢い良く彼の下腹部へと撒き散らしていた。
絶頂により力が抜けたのかナタルの腰はゆっくりと降りて来る。反り上がる陰茎は柔らかな会陰部を擦り上げ、そして――――
「ッ!?」
「うわぁッ!!」
キラは情けない声を上げてしまった。何せ穂先がどこか別の個所にヌルリと飲み込まれ、キツく締め上げられたのだから。そこは膣内とはまた違う温かさ。次いで軽く痛みすら感じられる程の圧迫感。
激しい電流が陰茎を通り、キラを貫く。一方でナタルも息を呑み、声にならない悲鳴を上げているようだ。ぎゅうぎゅうと穂先を締め上げつつ陰茎を嚥下して行く何か。
「あぁッ!! ば、バジルールさんッ!!」
「ぐッ……うぅぅッ」
助けを求めキラは叫ぶ。しかし、ナタルは苦悶に満ちた唸り声を上げるばかり。亀頭を飲み込み、一際張り出したカリを嚥下する。
ここに至ってようやく現状を把握したキラ。まさかそんな、と彼は信じ難いと胸中呟く。そうしている間にも何か――――アナルは幹を締め上げながら降下し、そして全てを収めてしまった。
はぁはぁと苦し気な浅い呼吸が両者の間を行き交う。根本を圧迫され、幹や穂先は温かな肉壁に弄られていた。
「だ、大丈夫ですかッ」
「あ、あぁッ……ただ、少しの間でいいからッ、動かないでくれるか……」
キラの言葉にナタルはそう応じる。苦しそうな彼女の声色に彼はいたたまれなくなっていた。自分が不用意に触ってしまったからでは、そんな思いが少年の脳裏を駆け巡る。
そのままの騎乗位の体勢で彼らはじっと動かずにいた。五分、十分と時間が刻まれて行く。ゆっくりとだがナタルの呼吸音も正常に戻ってきたかのようにキラは感じていた。
しかし生暖かい体内の中では未だ硬度を維持したままの逸物、その根元を締め付ける括約筋がちゅぷちゅぷと舐めしゃぶるかのような動きを見せ始めた事には気付かずにいる。
「ぁッ」
「ど、どうかしましたかッ」
キラは慌てて声を上げる。何せ、今まで無言で耐えていたナタルが小さく声を漏らしたのだから。だが、彼女は問題無い、と言葉を詰まらせながら応じる。
「そ、そろそろッ、抜くぞッ」
少年の心配もよそにそう告げるナタル。ぐうッと力を込め腰が持ち上がる。幹を登る括約筋の圧力に快感を感じてしまい呻くキラ。
「あッ」
先程よりも大きな声がナタルの口から放たれた。そして僅かに持ち上がった腰は降りて行き元へ戻る。柔らかな臀部を太腿で感じつつ彼は闇の先を見詰めた。
少年の視線を感じたのか再び腰が持ち上がり、何かを躊躇うようにして降りて来る。二度三度と繰り返される上下運動。徐々に高まって行く射精感にキラは歯を喰い縛って耐えた。
「あッ、あッ、うぅッ、んぅッ」
ナタルから湧き上がる声は最早、快楽による喘ぎにしか聞こえない。しかしキラは自身の射精感に堪えるので一杯一杯であり気付く余裕も無かった。
「うぅッ、ち、違うッ! こんなッ……こんな事ッ」
「バジルールさんッ」
「あぁッ、頼むッ! み、見ないでッ……見ないでくれぇッ!!」
悲痛な懇願、だが甘く響く悦びの音色が彼女の声を染め上げる。肉棒がすぼまりを出入りする度に、花弁から淫蜜を滴らせナタルは訴えた。駄目だ、違う、見ないでと。
どこか今にも泣き出しそうな悲しみを感じたキラは堪らず声を張り上げた。
「ば、バジルールッ! 僕ッ、僕ぅッ」
ベッドのシーツを握り締め、襲い来る快楽電流と射精感相手に戦いながら彼は言の葉を紡いだ。
「すみませんッ。僕、気持ち良くて……気持ち良くてイッちゃいそうですッ!」
「え……」
「あぁッ、バジルールさんのお尻が気持ち良くてッ! ごめんなさいッ!」
彼は叫ぶようにして告白した。可憐な出入り口はその見た目に反して情熱的な愛撫を繰り広げ、奥に潜む肉壁は巧みに肉棒を弄び昂らせて行く。
恥ずかしく、そして情けないと思いながらも叫んだ甲斐あってか彼女の動きはピタリと止まっていた。それと共にすぼまりや肉壁の責めは低調になっている。
はぁはぁ、と荒い息を吐くキラ。それ以外の物音は一切しない静かな空間。しばらくその場を包み込んだ静寂ではあったが、ナタルが躊躇いながら声を上げた事により打破された。
「わ、私も……」
小さく紡がれる囁き。恥ずかしいと言わんばかりのか細い声。しばらく声を出してはすぐに詰まり、言葉を探すように黙り込むという展開を繰り広げ、そして――――
「私も、同じだ……」
「バジルールさん?」
「わ、私も気持ちが良かった……お尻で……」
羞恥心に彩られた声色。しかし彼女の告白にキラは胸が熱くなる思いを抱いた。一緒だったんだ、一緒に気持ち良くなってくれてたんだ。
恥ずかしながらも、彼女と快感を共有出来ていた事実に彼は喜ぶ。心が満たされて行く、そんな充足感を胸に二人は見詰め合う。
暗闇で相手が見えないものの心が繋がっているように感じられた。そして沈黙を破りどちらともなく動き出す。
ズリュズリュと肉蕾が幹を登りめくれ上がる。少年の手がたわわに実った桃尻を掴み補助をする。浅い呼吸が繰り出され、体内に溜まった欲望の熱を吐き出す。
「あッあッ、あぁッ!!」
「くうぅぅうッ!!」
湧き上がる嬌声。鋭い快楽にキラは背を反らしアーチを作った。長大な幹を登る淫らかな蕾。大口を開けて肉棒を咥え込むソレはある一定の高さで止まる。
大きく張り出した傘の寸前で停止し、次いで落下した。登りと同じくゆっくりと降って行く臀部。二人の体液で濡れ濡れの幹はいとも簡単にすぼまりの中へと戻って行く。
「あうぅぅッ、気持ちいいッ、気持ちいいッ!!」
高らかに叫ばれる女性士官の宣言。それを境に堰を切ったかのようにして次々に繰り出されて行った。長い長い降下を終えたアナルは再び上昇を始める。
内壁を穂先が穿ち優しく包まれる。傘は絶えず肉をこそぎ、幹は蕾をこねて行く。剛直を全て飲み込むアナルに少年はおとがいを反らし悦びを表現した。
異様で、それでいて愛のこもった交合。互いにどれだけ相手の愛が気持ち良いか叫び、熱気漂うに室内へ木霊させる。ゆっくりと始まった情事は時間を経るつれ速さと激しさを増した。
「あぁッ! おぉぅッ! 気持ちいいッ、気持ちいいぞッ!!」
「僕もッ! 僕も気持ちいいですッ!!」
交じり合った体液は白く濁り二人の快楽の深さを物語る。理性をかなぐり捨てて、ズチャズチャと淫靡な肉宴を繰り広げて行った。
「ヤマトぉッ! 好きだッ!! 愛してるッ!!」
本能を曝け出したナタルはコーディネイターの少年へ愛を叫ぶ。それに対して彼は大量の先走り汁を腸内へ吐き出し答えた。
「僕もッ! 好きですッ! 愛しますッ、バジルールさんッ!!」
キラは胸に秘めた想いの丈を他国の女性士官へとぶつける。感情のままに放たれた言葉に彼女は、淫裂から愛液を迸り受け止める。
「あぁッ駄目だッ、気持ち良すぎるぅぅぅうッ!!」
思う存分腰を振るい悦楽を貪るナタル。とうとう突き上げ始めた雄槍に合わせて、噴水の如く雌潮を辺り一面へ降り注がせた。
一方キラは蓄積した快楽に耐え切れず、全力で剛直を突き上げ頂きへ駆け始めた。そして彼女と共に達するべく奮起する。
汗が飛び散り、唾液が滴る。寝台で異様な性交にふける雄と雌は倒錯的な快楽の中で吠える。
「イクッ……イクぅぅぅぅぅうッ!!」
「僕もッ、僕もイキますッ!!」
ギリギリまで引き抜かれた雄槍へ弾力のある果実が勢い良く落とされた。激しい奔流が二人を襲い絶頂へと押し上げる。
キラは彼女の体内へ精を吐き出し、ナタルは身を強張らせ受け止めた。ドクンッドクンッと放出される白濁液。彼女の内側を余す事無く純白に染め上げ、自分のモノだと刻み込む。
ガタガタと震える肢体。快楽に瞼の奥が煌めき、意識が遠のく。飽く事無くナタルの体内を征服した射精は、何十秒を続いて果てた。
力尽きたのかナタルはキラの上にその身を沈め、彼はそんな彼女を優しく抱き留める。女性士官の内側を蹂躙した剛直は一気に抜け落ち、鋭過ぎる快感で二人を追撃した。
最後の悦楽に身体をビクリと震わせた二人は無言のまま肌を重ね合う。絶頂後特有の余韻は今回ばかりはとてつもなく深く、両者の心身を覆い尽くしていた。
しばらく心地良い沈黙が男女をを包み込む。そんな中、キラはナタルの耳元で囁いた。
「あの……」
「どうした?」
「ヤマトじゃなくて、キラって呼んで下さい」
ビクッと震える女性士官の肢体。徐々に発熱を始めた彼女を抱き留めながら少年は答えを待つ。そしておもむろに口を開いたナタルはこう答えた。
「私を姓では無く名で……ナタルと呼んでくれたら、な」
「はいッ、ナタル……さん」
「フフッ、さん付けか……キラ」
クスクスと笑い合う二人。漆黒の中で重なる男女の手はいつの間にか、しっかりと繋がれているのであった。