※この作品はR-18です。

機動戦士ガンダムSEED ~キラくんのハーレム大作戦!!~   作:田 中太郎

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ラクスと展望デッキで

 

 宇宙の星々が瞬く展望デッキ。大小様々な星光の下で舞う鮮やかな桃色の髪。声を上げる間も無く軽やかな衝撃がキラの胸へと飛び込んで来た。

 

 次いで視界一杯に広がる端整な顔立ち。柔らかな微笑みを湛えた少女だ。青空の如く透き通った青色の瞳が彼を見詰めている。

 

「キラ様……」

 

 その小さな口からは美しい音色が紡がれ、少年の聴覚をくすぐった。キラは困惑する。

 

 何故、彼女は頬を上気させ瞳を潤ませているのか。

 

 何故、彼女は声色を蕩けさせているのか。

 

 何故、彼女はその華奢な肢体を自身へ擦り付けているのか。

 

 キラには理解出来なかった。

 

 ユーラシア連邦の宇宙要塞アルテミスでの補給に失敗したアークエンジェル一行。次に彼女らが目指したデブリ・ベルトで偶然救助したのが彼女、ザフトの歌姫『ラクス・クライン』。

 

 宛がわれた部屋から抜け出した彼女を、連れ戻す最中での出来事。唐突な事態に少年はひたすら困惑し混乱していた。ただただ、なされるがままにキラは彼女を受け止め続ける。

 

 衣服越しに感じる暖かな体温。香水か何か付けているのだろう、甘い香りを彼の鼻腔が捉えた。そんなラクスは、いつの間にか微動だにしない少年の肩へ顔を埋めていた。

 

 次いで大きく鼻を鳴らし始める。それはまるでキラの体臭を嗅ぐような仕草だった。

 

 光量が絞られた展望デッキに響き渡る可愛らしい鼻を鳴らす音色。そこで彼は、はたと気が付く。長い船外作業を終えたばかりで、シャワーを浴びていないという事実に。

 

 タオルで軽く拭いてはいるものの、汗で蒸れた身体は臭う筈だ。キラは慌てて声を上げ、少女を引き離そうと試みた。

 

「く、クラインさんッ! 僕、汗を掻いてますから離れて下さい!」

 

 静かであった空間に木霊するキラの声。しかし、彼女は全く反応を見せないまま少年の匂いを嗅ぎ続けている。いや、むしろより一層激しくなっていた。

 

 彼の胸の上で押し潰された双山の実り。繊維越しからでも分かる程、柔らかな果実は卑猥な形へと姿を変えていく。

 

 時折、小豆程のシコリが胸の上で踊る度に彼女の肢体は小刻みに震えた。背中へ回された手は絶えず動き回り、厭らしい指使いで服に皺を刻んでいる。

 

「んッ」

 

 荒々しい息遣いの中で小さく発せられた声。色香に染まり切ったソレは、普段の彼女から考えも出来ない程に淫らかな声であった。

 

 ラクスの上体が細かく震え、次いで左右に揺れ動く。美しい身体を密着させたままで、刻まれる淫らかな踊り。

 

 その表情を伺う事は出来ないが、漂う淫靡な雰囲気にキラは湧き上がった唾液を飲み込んだ。いやに大きく聞こえる自身の喉の音。

 

 少女の痴態に誘われるかのようにして、彼の雄根が鎌首を持ち上げつつあった。

 

「クラインさん……」

 

「ラクスと……」

 

「え?」

 

「ラクスとお呼び下さい、キラ様」

 

 キラの口から小さく紡がれた少女の名。しかし、その言の葉に彼女は俯いたまま意義を唱えた。少年は逡巡する。このまま彼女の言うままに流されて良いのかと、ためらいを見せたのだ。

 

 両者の間にしばしの沈黙が漂う。いつまで経っても返事を寄こさない事に不満を抱いたのか、少女は新たな行動へと移す。

 

 熱が灯り始めたキラの下半身へ、ラクスの下半身が重なった。ギュッと押し付けられたのは恥丘。そこは酷く熱く、そして湿っているように感じられた。

 

「ら、ラクス……さん」

 

「いやッ、さん付けなんておよしになって……」

 

 情欲によって彩られた甘い囁き。被りを振って嫌がる彼女だが、その鼻先は彼の肩口に密着したままだ。キラの背筋はゾクリと震え、胸の奥で獣欲に火が灯る。

 

 少女の呼吸は時間を経るにつれ浅く、そして早くなっていく。勢いを増して行く淫靡な踊りは、自身の足を少年の足へ絡ませる程の情熱さを見せる。

 

 キラも無意識の内にだが、自身の隆起を押し付け返していた。互いが身に着ける生地越しに、性器同士が熱いベーゼを交わす。

 

 くちゅりッと水気の含むはしたない音色が、彼女のスカートの奥で鳴り響いたように聞こえた。

 

「あぁッ、キラ様……わ、私ッ」

 

 いやいやと駄々をこねるようにして少女は被りを振る。何度も何度も首が振られ、その度に鮮やかな色の長髪が宙へと散りばめられた。

 

 ふわっと漂う香しい匂いに混じって、甘い淫臭が少年の嗅覚に絡み付く。

 

「んッ、うぅッ……何か、何か来ますッ」

 

 すんすんッと鼻が鳴り、ラクスの肢体に力が入る。まるで何かを堪えているかのように。だが、短い嬌声を繰り返しながらも彼女はキラの匂いを嗅ぐ事を止めない。

 

 鼻が鳴る、身体が震える。そんな繰り返しだった。生まれたての小鹿の如く小刻みに震える少女へ少年は手を伸ばす。

 

 もっと彼女の声が聞きたい、そんな自身の欲望に従ってキラは身体を突き動かした。うねる彼女の背へ手を這わし、指先が背筋を伝う。

 

 ツツッと肩甲骨辺りから腰へ降る爪先。それに伴いラクスの口から艶やかな悲鳴が放たれた。ゆっくり優しく撫で擦るキラに縋り付き、彼女は叫ぶ。

 

「き、キラ様ッ! あぁッ、キラ様ッ!」

 

 おとがいを反らし、埋めた方から顔を上げた少女。清楚で麗しい歌姫の姿は消え去り、そこにあったのは悦びに打ち震える雌の顔。

 

 先程の言動から考えるに彼女は、自分の身へ走る感覚を理解出来ていないのだろう。しかし女としての本能は迸る快楽を一心に受け止め、あからさまにその先を求めていた。

 

 純粋無垢な輝きを宿していた瞳は蕩け、欲望の色で染まっている。愉悦を紡ぐ口は濡れそぼった吐息を漏らす。そして唇の端から唾液が一筋の道を作り滴っていた。

 

 興奮に支配される少女の姿に、彼もまた昂りを覚えていた。腰まで降りた手が一層先へと進み、突き出た柔い丘を掴んだ。

 

 手のひらに溢れる果肉。キラの手中に収まった歌姫の臀部は、猛々しい男の手付きを喜んで迎え入れる。心地良さに富んだ臀部を彼は夢中になって揉みしだいた。

 

「あッあッあぁぁッ!!」

 

「ら、ラクスッ」

 

「き、来ますッ! な、何かッあッあぁぁぁぁ!!」

 

 弓なりに背筋が反り返り、天を仰いだラクス。甲高い嬌声に呼応して空腰を使い、悦楽の深さを知らしめる。隆起した男根へ少女の恥丘がぶつかる度に、生地の向こう側で何か噴出しているのが分かった。

 

 ビクンッビクンッと華奢な身体は跳ね上がり、辺り一帯へ濃厚な雌臭を振りまいていく。絶頂に身を委ねる少女の姿は淫らかで、厭らしく、それでいて美しいとキラは思った。

 

 ようやく頂きから降りれたラクスは、力尽きたようにして彼の胸へ身体を委ねる。そして乱れた呼吸を整えつつ、彼女は恐る恐るといった形で言葉を投げ掛けて来た。

 

「キラ様ッ……わ、私ッ」

 

 恥ずかしそうに俯き、言葉を濁す少女。愛らしい姿にキラは胸が高鳴り、思わず力強く抱き留めてしまう。艶やかに流れる髪を梳きつつ、安心させるように大丈夫だと告げた。

 

 しかしながら、その行動は逆効果になってしまったようだ。少年の胸に顔を埋めたラクスは、再び小刻みに震え始め喘ぎ声を漏らす。

 

「あぁッ、私またッ……おかしくなってしまいますッ!」

 

 声高らかに告げられた言の葉。いつの間にかスカートの恥部に当たる箇所は、黒い染みを浮かび上げていた。おまけに彼女の足元では小さな水溜まりが生成されている。

 

「そ、粗相をッ! 私、また粗相をしてしまいますッ」

 

 僅かな光量の下、淫靡な煌めきを見せる水溜まりに更なる液体が滴り落ちた。少女が嬌声を上げて腰を震わせる度に、黒染みは勢力を拡大し厭らしい水音が湧き起こる。

 

 絶え間ない快楽の為か、ラクスは地面に向けて膝から崩れ落ちた。キラが受け止める間もなく、彼女は自身の体液で作り上げた水溜まりの中に腰を降ろしてしまう。

 

「あッ」

 

 今度はキラが声を上げた。彼に縋り付いたまま擦り落ちた彼女の顔が、股間部の隆起に当たってしまったのだから。生地越しとは言え瑞々しい肌が触れ、淡い快楽を生む。

 

「あぁ、キラ様……」

 

 何を思ったのか座り込んだ体勢のまま、彼の男根へ顔を摺り寄せ始めるラクス。上目遣いでこちらを見上げて、柔らかな頬を、艶やかな唇を、子猫が甘えるように擦り付ける。

 

「うッうぅ……ラクスッ」

 

「あぁ……キラ様、ここがとても苦しそうですわ」

 

 大きく息を吸い込み、そして吐き出すラクス。堪らない、と言わんばかりの彼女はズボンのベルトへと手を伸ばす。キラは断続的に続く快楽で動けず、少女の痴態を眺める他なかった。

 

 金属同士の擦れ合う甲高い音色。次いで金具が外され、締め付けられていたズボンがゆっくりと下がり始める。ズボンは足首まで降りて下着が晒され、彼の素肌が少女の熱気に震えた。

 

 盛り上がった下着は穂先に当たる部分がじっとりと濡れている。先走り汁によって出来上がった染みを、ラクスは熱い視線で見詰めていた。

 

「んぅッ、キラ様、何て香しいのでしょうか……」

 

 ほぅっとラクスは溜め息が吐く。しとどに濡れた息は生暖かく、彼女の興奮具合につられて陰茎がひくついた。

 

 形を確かめるように隆起に添えられる少女の指。細い指先が穂先に絡み付き、指の腹が丹念に指圧を施す。どこか拙いその動きに、キラは呻き声を上げた。

 

 じわじわと性感を炙って行くような悦楽が、少年の身体を突き抜ける。五本の指が亀頭を撫で回し、もう五本の指が幹にまとわりつく。

 

「うッ……くぅッ」

 

「とても熱くて、固いですわ……」

 

 シュッシュッという布擦れの音が展望デッキを駆け抜けた。キラの眼下では清楚で麗しい姫君が跪き、その愛くるしい顔を淫欲によって蕩けさせている。

 

 熱心にそして丁寧に自身の陰部を触るその光景に、彼は胸が昂り心を震わせた。このままでは我慢出来ない、少年は興奮の余り自身の限界が目前に迫っているのを悟る。

 

 彼女も再び昂ってきたのか、腰を淫らにくねらせ卑猥なリズムを刻んでいた。先走り汁で下着の染みが大きくなっていく程、少女の呼吸も荒くなっていく。

 

「あぁッ、キラ様ッ! わ、私……はしたなくなってしまいそうですッ」

 

 いやいやと首を振り、明るい色の長髪が左右に舞う。しかしそんな意志を見せるにも関わらず、彼女は徐々に顔を近付けて行く。

 

 まるで雄槍が放つ精臭に惹き付けられたかのように、ゆっくりと確かに間合いを縮めていった。そして目と鼻の先にまで至った時、少女は少年に許しを乞う。

 

「キラ様ッ! わ、私もうッ……もうッ!」

 

「ら、ラクスッ」

 

「お許し下さいキラ様ッ! ラクスは、はしたない事をしてしまいますッ!」

 

 もう我慢出来ない、彼女は表明するや否やキラの隆起を咥え込んだ。小さな口を目一杯開け、下着を染みで汚す穂先へむしゃぶり付いた。

 

 温かな口内に包まれた亀頭。繊維越しにラクスの唾液が浸透し、粘膜をコーティングして行く。キラはおとがいを反らし、声に出して快楽を宙へ刻み込む。

 

 あぁッと喘ぐ少年の声は、赤子の如くおしゃぶりに夢中な少女の啜る音で掻き消された。口内では舌が縦横無尽に駆け回り、大きく腫れ上がった亀頭を悦ばせる。

 

 下着を染める黒い水気は、彼女の唾液も加わった事により全体へと広がっていく。乾いた布擦れの音も今や水っぽさを増して繰り広げられた。

 

「あぅッ、待ってラクスッ。このままだと僕ッ」

 

「んむッ、ごめんなさいキラ様ッ。もう私ッ止められませんッ」

 

「そ、そんなッ。うぅッ、もう出るッ! 出ちゃうよッ!」

 

 熱気こもるフロアにキラの叫びが木霊する。それに呼応してラクスの愛撫も一層熱が入った。下着の裾から手が差し込まれ、直接的に肉棒へと襲い掛かる。

 

 裏筋を爪先が撫で上げ、幹を激しく擦る右手。射精の予感に縮こまる陰嚢を優しく引っ掻き、もみしだく左手。少女の手業に少年の瞼の裏側で閃光が瞬き、電流が身体中を穿つ。

 

 湧き上がる快楽の奔流に彼は耐え切れなかった。意味を成さない声が喉奥から迸る。何かに突き動かされるように腰が押し出された。

 

 口内の奥へ侵入する穂先は、下着越しに上下の歯先で軽く挟まれ鋭い快感を伝える。あッ、と最後に声を上げたキラは可憐な少女の口内で果てた。

 

 睾丸より送られる精の弾丸。幹を扱くラクスの手付きが、射出を促し一層激しい頂きへと打ち上げる。鈴口から勢い良く噴出する白濁。

 

 ドクンッドクンッと脈動し、次々と放たれる精液は布繊維を貫き彼女の口内を犯す。目を細め、少年の雄を堪能する少女。しかし彼女の肢体は忙しなくうねり、卑猥な腰遣いで水溜まりを撹拌していた。

 

 何十秒と続いた射精の中、ラクスの喉は絶えず嚥下の動きを見せキラの証を飲み干しているようであった。ちゅッという厭らしいリップノイズと共に、陰茎は解放される。

 

 ガタガタと小刻みに揺れる足を何とか奮い立たせて、崩れ落ちないようにするキラ。乱れる呼吸を整える彼の眼前で、少女は自身の頬に手を当て恍惚とした笑みを見せた。

 

「あぁ、これが話に聞く精液。キラ様の子種なのですね……」

 

 幾分か大きくなった水溜まりの中で、ラクスは溜め息を吐く。次いで、頬に当てた手を降ろし自身の下腹部へと宛がった。

 

 何か感じているかのように撫で擦られる腹部。幾度と無く行われた淫らな舞いの為、深い皺が刻み込まれた服の上で両手が泳ぐ。

 

「私、何だかお腹の奥が熱くなって参りました……」

 

 少女の顔が上がる。艶やかな色に染まった視線が、彼の視線と絡み合う。どこか切なさに満ちた表情がキラの心に突き刺さった。

 

 いつの間にか自身の手が、ラクスの肩に置かれている事に気が付くキラ。物欲しげな彼女の表情を前にキラは悟る。

 

 あぁ、もう自分も我慢出来ないのだと。射精したばかりの陰茎は力を取り戻し、雄々しく反り上がっている。絶倒後の余韻は興奮の前に掻き消され、獣欲が彼の身体を突き動かす。

 

「ラクスッ」

 

「キラ様……」

 

 重なる二つの影。地に落ちるロングスカート。脱ぎ捨てられたズボンと男物の下着は、愛液の水溜まりに沈む。立ち上がって、暗黒の大海と隔てる透明な仕切りに手を付き尻を掲げる少女。

 

 少年の眼前に晒されたショーツは酷く濡れており黒ずんでした。首を捻り、こちらへ横顔を晒し流し目を送る姿はとても煽情的だ。

 

 星明りの下、膝をついたキラは興奮で震える手でラクスのショーツを掴む。そして湿気混じりの生地をゆっくりと引き降ろした。

 

 布がめくれ、中に納まっていた二つの肉丘がまろび出る。愛液によって艶めかしく煌めく臀部。パン生地の如くふっくらした果実の狭間で、慎ましい蕾が恥ずかし気にひくつく。

 

 その下では、鮮やかに花開いた女の園が外界へと曝け出された。むわっと濃厚な雌の香りが辺りへ蔓延し、雄の本能を釘付けにする。

 

「あぁッ……」

 

 ラクスの口から漏れ出た艶声。外気と少年の視線に晒された花園は、ひっきりなしに淫蜜を滴らせていた。滴る愛液は少女の内腿を伝い、脚全体を覆い尽くしている。

 

 そんな清楚とは程遠い淫靡な無毛の秘処。白い肌と淫らな花びらのコントラストがキラを魅了する。ショーツを脱がした彼はそのテカる尻たぶに手を添え、自身の顔を秘処へ近付けた。

 

 薄暗いフロアに咲き誇る雌花の生々しい息遣いが間近で感じられ、少年は息を呑んだ。

 

「き、キラ様ッ。は、恥ずかしいですわ……」

 

 うぅ、と呻き声を上げるラクス。しかし恥じらう姿は見せれども嫌がりはせず、むしろキラを誘うかのようにして淫蜜が吐き出されていた。

 

 綺麗だ、彼は心の中で呟く。我を忘れる程の光景に少年は思わず口付けを施してしまう。肉厚の陰貝と少年の唇が重なった。

 

 じゅっと湧き上がる肉汁。濃厚な女のエキスが唇の表面を濡らし、隙間を縫ってキラの口内へと侵入を果たす。濃縮された甘さが舌の上で踊り、彼の味覚から興奮を促す。

 

「あぁぁッキラ様ッ! そ、そのようなッ!」

 

 ラクスは天を仰ぎ、声を震わせる。キラの口に収まり切らず溢れ出た愛液は、鞘から飛び出した陰核を伝い滴となって水溜まりへ落ちた。

 

 ほんの少し唇が接しただけだというのに、激しい反応を見せる少女に驚き唇を離してしまうキラ。二つの唇の間を粘り気の強い愛液が橋を架ける。

 

 彼の視界には何度も収縮を繰り返す雌しべの姿があった。きゅっきゅっと寂しさに打ち震え雄を求める雌肉。そんな、いじらしくも可愛らしい様子に彼は思わず舌先を向けた。

 

 ツンッと突いたのは小さくも必死にその身をアピールしていた肉芽。鞘から飛び出し外気との寒暖差に凍える突起を、キラは優しく包み込んだ。

 

 刹那、無色透明な液体が花園より噴出した。少女の脈動に合わせて間欠泉の如く湧き出すソレは、幾度と無く続き少年の顔を染め上げて行く。

 

「ひぃッ! ぃいッ! んぐぅッ!!」

 

 引き攣った咆哮がラクスの口から放たれた。心地良い歌声からは想像も出来ない程、獣じみた叫び声。小刻みな律動を繰り返す華奢な肢体。

 

 花弁は何か絞り出すかのように果てしなく締まり、ひっそりと佇む菊蕾は括約筋の影響で凄まじい収縮運動を見せていた。

 

 完全密室の展望デッキを飛び出し通路にまで聞こえるのではないかと心配になる声量は、十数秒を経てようやく鎮静化の兆しを表す。

 

 脚を小刻みに痙攣させ、内股気味で何とか体勢を保つ少女。力を入れていたのだろう、透明な仕切りには彼女の指紋が浮かび上がっている。

 

 そして俯き浅い呼吸を繰り返す口の端から唾液が垂れ、床へ滴り落ちていた。はしたないシャワーを一心に浴びたキラは生唾を飲み込む。

 

 もう我慢出来そうにない、理性が崩壊する音を耳にしつつキラは立ち上がる。そして今にも爆発してしまいそうな逸物に手を添え、艶やかな秘処へと宛がった。

 

 穂先と、花弁が触れ合い蕩けた水音を奏でる。交わされた熱いベーゼにキラは大きく息を吐いた。早く早くとねだる淫肉が、亀頭の先端に吸い付き啜り上げている。

 

 淡く湧き上がる快楽に、耐えながら彼は歌姫へ声を掛ける。

 

「ラクス、いいかい……」

 

「ぁッ、んぅッ……キラ様ぁ。お腹の奥が切なくて切なくて……わ、私ッ」

 

 緩慢な動きで振り返ったラクスは、はらはらと涙を流し顔を歪めていた。どうやら際限無く昂る性欲と、切なく響く胎内に苛まれているらしい。

 

 少年を急かすように彼女の腰が振るわれ、雄槍の表面を滑って行く。それだけの行為で少女は、はしたなく悦びに満ちた嬌声を上げるのだ。

 

「入れるよ、ラクスッ」

 

「あぁッ、お願いですキラ様ッ。早くッ、早く助けて下さいッ」

 

 少年は腰をグッと押し出す。キツく締まる肉壁を掻き分けながら、亀頭が少女の胎内へ挿入された。花園は待ち侘びた雄肉に歓声を上げて肉ヒダを絡み付かせる。

 

 悦びの余りにか凄まじい圧力で肉棒を抱き留め、奥へ奥へと誘い込んでいた。ラクスの甘い悲鳴が上がる。しかし、その声にキラが応じる事は無かった。

 

 鋭い快感に余裕が無いのだ。柔軟でいながら凄まじい圧を有する肉壁を掘削する度に、瞼の奥で光が明滅する。キツく締まる胎内を解す為に、腰を前後に振るう。

 

 穂先で胎内を穿ち、グリグリと押し込む事で揉み解す。張り出したカリで肉ヒダをこそぎ、開拓した道を広げて行く。

 

 奥を目指して打ち付けられる腰。ズンッと突けば滝の如く愛液が流れ出し、グッと引けば白く濁った本気汁が幹にまとわり付く。

 

 ラクスも感じているのか、忙しなく首を振り髪を舞い散らせていた。ピンクの長髪が舞う度に、ふわっと彼女の香りがキラの鼻をくすぐる。

 

 いつしか彼は少女の背に覆い被さり、うなじに流れる髪へ顔を埋めていた。呼吸をすれば肺の中が彼女の色で満ちて行く。

 

 伸ばした腕はラクスの胸へ回され、美しい造形の膨らみを鷲掴みにしていた。

 

「あッ! ぅんッ、あぁぁあッ!!」

 

 一際大きく腰を突き出し、膣内を穿つ。亀頭は幾重にも張り巡らされた淫肉を突き抜け、最奥をしたたかに突いた。それと共に鳴り響く弾けるような打突音。

 

 彼女の尻肉が少年の下腹部にぶつかり波打つ。ひぃッという短い悲鳴と勢い良く迸る潮吹きのセット。何本もの指に締め付けられるような感触が、肉棒を襲いキラも喘ぎ声を漏らしてしまった。

 

 しかし最奥まで辿り着いたにも関わらず、彼の欲望は終わりを見せない。リズム良く刻まれる打突音。開拓された膣道は出入りする陰茎を受け入れ、通行料替わりの快楽を享受する。

 

 最奥では亀頭を押し付け、辺り一面を撫で回すように刺激を与えた。ラクスの悲鳴は、呻き声を経て獣のような唸りへと変貌していく。

 

 一国の歌姫をこの手で気持ち良くさせている。その事実がキラの獣欲に燃料を注ぎ、より一層激しく燃え上がらせる。

 

「あぁッ、ラクスッ! ラクスぅぅぅッ!!」

 

「あぅッ、おぅんんッ!! おぉぉぅぅうッ!!」

 

 入り混じった雄と雌の性臭が二人を包む。鼻を差す生々しい性交の香りは両者の昂りを後押ししていた。果てしなく続く快楽の宴。だが、とうとう終わりが垣間見えて来た。

 

「き、キラ様ぁッ!! わ、私もうッ、おかしくッ!!」

 

「ラクスッ!! 僕もうッ、イキそうだッ!!」

 

「ひぃッ、だめぇッ! 怖いッ、怖いですッ!!」

 

 絶頂の前兆を伝え合う二人。胎内の収縮間隔は身近くなり、肉棒の穂先は最大限まで腫れ上がる。キラは荒々しい腰遣いを無意識の内に変え、最奥を突き腹部側の肉壁をこそぐようにした。

 

 その途端、ラクスの口から絶叫が迸る。胎内は雄の性を求めうねり、肉棒を揉みくちゃに飲み込む。うッという短い咆哮と共に、キラは彼女の腰を手で掴み固定した。

 

 ズンッと最奥まで貫く雄槍。果てしなく心地良い空間で彼は達した。

 

「ッッ!!」

 

「ぁッ……ぅッ」

 

 声に成らない悲鳴の二重奏。熱さに満ち溢れた胎内で、ゲル状の種子が放たれる。脈動する度、真っ白に染め上げられて行く雌肉。

 

 収まり切らなかった精の奔流は、女蜜と交じり合って外界に姿を露わにする。二人の結合部を伝って落ちて行く体液のカクテルが、床に広がる水溜まりへ落ちた。

 

 白を基調とした精臭漂う花びらが幾つも床に描かれる。時折、紅の筋で彩られ僅かな鉄の匂いが交じった花びらも見受けられた。

 

 そんな愛欲に満ちたキャンパスへ少年と少女は崩れ落ちた。キラは少女を背後から抱きすくめたまま、自身の膝の上に座らせた。

 

 気怠げながらも振り向いた少女の視線が交わる。ゆっくりと唇を重ねて、キラは愛おしさを込めて彼女の名を囁いた。

 

「ラクス……」

 

「キラ様……」

 

 彼女からも自身の名が呼ばれる。それは彼と同じく愛おしさで彩られた言の葉。荒い呼吸の中、再び重なる唇。それは先程と違い、舌も絡ませた深い繋がり。

 

 未だ性器同士の繋がりを解かぬまま絶頂の余韻に浸る二人は、より一層深い所での繋がりを求め合うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 ──────あいつは、キラは……優秀だけど優柔不断で、今回だって悪い女に騙されているんです、多分……──────

 

 

 ・仮面の上司に向けて、心底疲れた表情の少年が告げた言葉。

 

 

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