機動戦士ガンダムSEED ~キラくんのハーレム大作戦!!~ 作:田 中太郎
切っ掛けは、とある少年の言葉であった。
「キラも結構参ってたみたいだし心配だなぁ……」
先遣隊が全滅し、同乗していた父の死に船員室で打ちひしがれるフレイへ向けられた言葉。
彼女の父を守り切れなったキラは心に深い傷を負い、帰還後すぐに割り当てられた自室へと閉じこもってしまっていたのだ。それまで友人達の励ましを受け付けず、ずっと嘆き悲しんでいたフレイはその少年の言葉へ耳を傾けた。
自分にとって唯一残された愛すべき存在であるキラ。彼がどのような状態であるのかを今更ながらに気が付いたのである。
きっと彼は自分と同じように嘆き苦しんでいる筈。愛する者が苦しんでいる様を容易に想像出来たフレイは、胸を締め付けられるような感覚に襲われた。
このままでは駄目だ、彼女の中で理性がそう叫び声を上げる。これまでずっと苦しんでいたキラに一層の負担を押し付けてはいけない、このままでは耐え切れなくなってしまう。
キラの繊細さを理解するフレイはそう判断し立ち上がった。彼を癒さなければ、それが出来るのは自分だけだ。少女は悲しみに打ちひしがれた己の心を奮い立たせる。
例えソレが自身の悲しみから逃れる為の無意識の選択であったとしても、彼女の想いは偽りでは無い。そんな愛と使命に燃える彼女へ、もう一度紡がれる言葉。
「そういえば、プラントのお姫様がキラの部屋に向かうのを見たなぁ」
普段は後ろ向きな発言が多い少年のとぼけた声に、フレイが抱いたのは焦燥感だった。もしかしたら自分の居場所が奪われてしまうかも知れない。それは断じて許されない事だ。
フレイは泣き腫らした目をカッと見開き、床を思い切り蹴って駆け出した。仲間内で一番友達思いである地味な少年の言葉を聞き逃したまま。
「これでキラが元気になってくれたらなぁ……ミリィには悪いけど、艦橋の手伝いで忙しそうだし仕方ないよね」
トールとサイもかわいそうだなぁ、と続けた時折ネガティブ思考が目立つ少年――――カズィの呟きは虚しく宙へと霧散していくのであった。
甘い痺れ。深い眠りあったキラの意識が、身体を駆け巡る快感によって浮上した。一体何だろうか、とキラは思考を巡らせる。初めに感じたのは肌の上でうごめく何かだ。
まるで絹のような柔らかくも優しい心地良さが少年の身体へと擦り付けられている。上半身から下半身まで余す事無く、仰向けに寝る彼の上で仄かな悦びが生まれていく。
そんな心地良さにキラは頬を緩ませた。ソレは程良い温かさも持ち合わせており、彼の身体を暖めてくれているのだ。まるで母の胸に抱かれている赤子の如き安心感に少年は吐息を漏らす。
次いでキラが感じ取ったのは、陰部から湧き上がる刺激だった。細長い何かが陰茎に絡み付き扱いている。柔い幹へこそばゆい感覚が這い回り、包皮を剥いて中の亀頭を慈しむかのように撫でて行く。
ピリピリとした刺激は胸の奥に眠る獣欲を呼び起こし、陰茎へと勃起を促す。細長い何かは二手へ別れて一方が陰茎を、もう一方が陰嚢へと至った。皺の一本一本を丁寧に伸ばし揉み解し、睾丸をコロコロといじくり回す。
じんわりと染み込むような快楽が腰へと響き始め、キラは呻き声を上げてしまう。刹那、ピタリと動きを止める何か。連動して身体を覆う柔らかさも、こちらを伺うかのようにして擦るのを止めていた。
この頃にはキラの意識も半ば覚醒し、この柔らかい何かが身体の左右に分かれて存在する事を理解する。しかし未だまどろみへ身を浸す少年は、この心地良さに身を任せるつもりであった。
幾分かの合間の後、再び動き出す何か。今回は小さなシコリのような感触も加わっている。合計四つもある、その固い感触がキラの胸へと擦り付けられ、妖しい感覚を生み出す。
ツツッと肌の上を滑るソレは徐々に固さと大きさを増し、そしてキラの乳首へ達した。初めはツンッと突く程度であったシコリは次第に大胆さを露わにし、ついには彼の乳首を弄り回す程へと変化する。
コリコリッとした感覚が疼きとなって少年の獣欲を湧き立てる。あぁ、と小さな呻きを漏らしながら彼は身をよじった。くすぐったくも気持ち良い、そんな感覚がキラを責め立て意識を覚醒させていく。
「あぁッ、キラぁ……」
「んんッ、キラ様……」
左右の耳元より紡がれた囁き。蕩けた音色が彼の聴覚を甘く刺激する。しとどに濡れそぼった二つの声の持ち主が少年の脳裏に浮かんだ。愛おしい彼女達に呼ばれたのだから応じなければと、キラは愛すべき少女の声に応えるべく、重い瞼を薄っすらと開けて行く。
刹那、電灯の明かりが目に差し込み視界を光で染め上げる。眩い刺激に顔をしかめながらも、キラは自身の両隣に寄り添う温もりへと声を掛けた。
「フレイ……? ラクス?」
ピクッと二つの温もりが肩を震わせるのを彼は感じ取った。おやっと思い内心首を傾げた少年に対して、名前を呼ばれた二人は彼の頬へ唇を押し付ける事で応じるのであった。
ちゅッというリップノイズが左右の頬より奏でられ、その柔らかな肢体はキラとの密着度合いを増して行く。次いで彼の腿を挟み込むようにして、少女達の足が絡み付いて来た。
上体に当たる温かくも柔らかい、まるで絹で出来た布団のような心地良さが少年の心を掴んで離さない。そして無毛の丘と慎ましやかな茂りが、それぞれ左右の腿上を滑って微かな湿り気を擦り付けて行く。
同時に吐かれる切なさに満ちた二重の息吹。情欲の陰りを色濃く見せ付けるソレは、キラの中に存在する雄を誘うかのようにして紡がれた。十代の少女らが見せる爛れた色香に彼は、ゾクリとした妖しい感覚が自身の背筋から這い上がって行くのを感じた。
「ぁッ」
必要最低限の調度品が佇む室内へ、赤毛の少女の艶声が短く刻まれた。光に慣れた視界を移し、彼女の姿を収めるキラ。その秀麗な顔は興奮の色で染まり、薄い灰色の瞳が愛欲に塗れた光を映し出す。
普段の可憐な少女の面影は消え失せ、雄を求めて鳴き声を発する雌の顔がそこには存在していた。フレイの熱気に当てられてかキラは息を呑み、彼女の表情に目を奪われた。
「あぁ、キラぁ」
悦びに満ちた雌の声。その喜色に溢れる鳴き声は、愛する雄の視線を占有出来たが為だろうか。どこか淫靡な微笑みを湛えたフレイは、その真っ赤な唇を少年の元へと向ける。徐々に詰められる距離はカウントダウンの如く刻一刻と終着点への道のりを歩む。
視界一杯に広がる蕩けた女の顔に、キラの胸は早鐘を打つ。しかし、ふとそこで彼は気が付いた。彼女の頬に残る筋のような跡を。その跡は目元から顎の辺りにまで通じている。そしてよくよく見てみれば彼女の目は少し充血し、腫れぼったいように見受けらるではないか。
それはまるで、つい先程まで悲しみに暮れ泣いていたかのように刻み込まれている。刹那、少年の脳裏に鮮烈と浮かび上がる光景。閃光と爆音、悲鳴を上げるかの如く爆炎を各所から噴き出し沈み行く戦船。次いで木霊のようにパイロットルームにまで響き渡る少女の悲痛な叫び。
自身の身体から血の気が引くのをキラは感じ取っていた。胸の高鳴りは高揚による熱気から心にまで染み込む痛みへと原因を変える。フレイが怪訝な表情を浮かべる事にすら気付けず、キラは思考の渦に囚われた。
「ふ、フレイッ……ぼ、僕はッ」
上手く言葉が紡げない、だが何か伝えなければ。そんな思いから彼は口を必死に動かすものの、意味のある言葉は出て来なかった。心に深く圧し掛かる重圧からフレイを正視出来なくなったキラは俯く。
胸の中で暴れ回る感情の嵐に少年の心は悲鳴を上げて軋む。痛みと苦しみに晒されたキラは、その視界すら闇によって閉ざされようとしていた。そんな時、ぎゅっと彼の頭を誰かが抱き寄せる。
形の整った二つの綺麗な肉丘が少年の顔を包み込み、優しい温かさを分け与えて行く。次いで震える背筋がゆっくりと撫でられた。
「大丈夫、大丈夫よキラ……」
まるで母親が子供をあやすかのような慈しみに満ちた声。キラをその胸に抱き寄せ、宥めすかすのは父を失ったばかりの少女。フレイも悲しい筈なのにどうして、そんな思いが彼の脳裏を駆け巡る中、赤毛の少女は言葉を紡ぐ。
「キラが泣いていると私も悲しくなってくるわ……」
飽く事無く何度も背中を擦る少女の手。繊細な指使いで上下に動く度、キラの震えは収まっていった。心を覆うどす黒い雲が少しずつ除かれ、晴れやかな光を導く。
「だからお願い泣かないでキラ。もう私には貴方しかいないの」
少年の心を癒す魔法の声。朗々と奏でられる唄は、フレイの温かさと共にキラの内へと染み込んでいった。彼は俯いていた顔を上げ、彼女と視線を合わせる。穏やかな笑み、自身と同年代とは思えない程に大人びた微笑みだ。
「フレイ……」
「キラ……」
絡み合う視線と交差する互いの名前。殺風景な室内を背景に、相手を想う熱い気持ちが通じ合う。フレイの潤んだ瞳がキラの心を掴んだ。キラキラと輝くように美しく佇むその瞳へ吸い込まれるかのようにして、二人の顔が近付く。
あともう少しで距離が零になる、そんな時にキラの背中へ柔らかな衝撃が襲い掛かって来た。背面全てを覆う絹のような感覚。肩甲骨辺りには一際柔軟性に富んだ感触と、小さなシコリのような固さが存在した。
「ズルいですわ」
横向きで寝る彼の肩口からスッと顔が突き出された。その後を滝のように流れ落ちる桃色の長髪が続く。愛らしい声で不満を表明するのは宇宙の歌姫。視界の端に捉えたラクスは頬を膨らませ拗ねた様子である。
「何がズルいのよ」
ムッと顔をしかめ、これまた不快であると言わんばかりの表情を作る赤毛の少女。透き通った声と可愛らしい声が、自身を挟み宙でぶつかっているようだとキラは感じた。
「お二人だけ自分達の世界に入ってズルいです。ラクスも混ぜて下さいませ」
「何でアンタなんか混ぜなきゃいけないのよ」
「だって私もキラ様を愛していますもの」
繰り出される言葉の応酬は鍔迫り合いの如く、声の火花を飛び散らせて行く。激しい口撃のやり取りを聞きながら、キラは内心首を傾げていた。ラクスと初めて顔を合わせた頃に比べて、フレイの声から刺々しさが失われているように感じられたからだ。
今までは寄らば斬る、と言わんばかりの敵意を含んでいた。しかし、今現在発している声色はどこかじゃれ合っているような響きを伴っているではないか。自分が寝ている時に一体二人の間で何があったのだろうか。
キラは自身の身体越しにやり合う二人の少女を眺めながら茫然とする。そんな彼の視界の端で、フレイの涙の跡がひっそりと姿を隠すようにして乾いていくのであった。
「酷いですわ、フレイ! あんなにも私を求めて下さったのに!」
「ちょッ、ちょっと何て事言うのよ!?」
その殺風景な室内に似合わずしばらくの間、喧騒で満ち溢れていた。だが、ラクスがフレイを糾弾するかのようにして声を上げた事で事態は急変する。桃色髪の歌姫はその瞳を潤ませ、今にも目尻から涙が溢れ出そうになる中で言の葉を放つ。
「あぁッ、聞いて下さいませキラ様! フレイは私の胸の中で、私への熱い告白をして下さったのですわ!」
「あ、アンタ! 止めてよッ、キラが勘違いするでしょ!!」
「あぁ……あの時、私の耳元で囁いて頂けたようにラクスと呼んで下さいまし……」
「き、キラ! この子の言う事は違うの!! 本当よ!」
欲情とはまた別の意味で顔を真っ赤に染めたフレイが叫ぶ。しかし、その言葉に対してラクスは両の手で自身の顔を覆い、おいおいと泣き始めてしまう。そして宇宙の歌姫は涙声のような声色で、こう言い放つ。酷い、と。
次いで彼女の口から紡がれるのは自身が秘めたるフレイへの熱い想いだ。愛の告白とも取れる賛美が唄を読み上げるかのように、可愛らしくも愛らしい小さな口から発せられる。
時間が経つにつれフレイの身体は熱を発し、最早病に侵されているのではと心配になる程であった。当初勢いのあった赤毛の少女の口撃は、今や意味を成さない呻きと成り果てる。
目まぐるしく動く事態にキラは困惑した。自分はどうすれば良いのだろうか、と自身の行うべき対応を決めかねていたのだ。赤毛の少女へと視線を向ければ、その髪と同じ色に顔を染める彼女が否定の言葉を繰り返すのみ。
ただ歯切れの悪い様子を見るに、多少なりとも真実が含まれているのだろうと少年は検討を付けていた。
一方で桃色髪の歌姫は相も変わらず、盛大な泣き声を上げるばかり。その繊細な手で覆い隠され表情は伺えないものの、湧き上がる悲痛な声が彼女の悲しみの深さを物語っているように感じる。
だがキラはある事に気が付いていた。それは時折ラクスの唇がひくつき、まるで可笑しさを堪えるように震えている事に。
やっぱり二人はじゃれ合っているのか、そんな思いを強いしたキラはふと視線を感じた。その源は桃色髪の少女、指と指の隙間よりこちらを伺う悪戯っ子のような輝きを宿した彼女の瞳と視線が交わる。
そしてその瞳は、良い事を思い付いたと言わんばかりに楽し気な色を映し出す。
「あぁ、キラ様! 振られてしまったラクスめを慰めて下さいませッ」
悲哀に満ちた声色と喜色で彩られた瞳がキラの視覚と聴覚が捉え、次いで彼の胸に軽やかな衝撃がもたらされた。ラクスがキラの胸の上へ覆い被さるように飛び込んで来たのだ。唐突な行動の前にキラはされるがまま彼女を受け入れるのみ。
光を遮るように仰向けで寝転ぶキラの眼前へラクスの顔が現れる。彼女は少年の視界に影を落としながら、垂れ下がる長髪を掻き揚げて艶やかな唇を降下させて行く。ちゅっと慎ましやかに鳴り響くリップノイズが三人の男女の間へ流れた。
「あ、アンタ一体何をッ!?」
フレイの驚愕を尻目にラクスは彼の首に腕を回し、より一層深く繋がろうと試み始めていた。ぷるんっと弾力に溢れた唇が開き、キラの口内へと生暖かな軟体が侵入を果たす。目を白黒させ硬直する少年の舌は絡め取られ、厭らしい水音が弾けていた。
「んんッ!?」
キラは喉奥からくぐもった抗議の声を上げる。一体何を、という意を込めた視線をラクスへと向けるが、彼女は意に介さず嬉しそうに口での交わりを堪能していた。仕方が無い、そう胸中で呟いたキラは少女の細い方に手を掛け退いて貰えるように訴える。
だがラクスは、キラの身体の上で肢体をくねらせ嫌がる素振りを見て行く。柔らかな素肌が擦れ、たわわに実った乳房は柔軟性に満ちた感触を残す。そして固く尖った桜色の突起が淫靡な模様を少年の素肌に刻んだ。
少女の身体がうねり揺らめく度に、接した箇所から妖しい感覚が生み出され彼の腕から力が抜けていった。真っ白なシーツへと沈む両腕。ギシリとベッドのスプリングが小さく鳴いて部屋主へと抗議の声を上げている。
その様にピンクの歌姫は満足げに、そして嬉しさに満ちた光を眼に映し出し愛撫へ没頭して行く。くちゅりくちゅりと響き渡る口交の音色。それと共に涼やかな外気に晒され冷えたキラの肌は、ラクスの温もりによって暖められてた。
くすぐったいような性の快感と、優しく包み込んでくれるような温かい心地良さの前にキラはあっさりと屈してしまったのだ。そんな温もりの中でキラは下腹部が異様に湿っている事に気が付く。
無毛であるラクスの恥丘が彼の下腹部で滑る度に、その厭らしいぬめり気は勢力を増していた。少年は改めて自身へと覆い被さる少女に視線を向ける。
悪戯っ子のような煌めきは薄れ、新たに露わとなったのはしとどに濡れそぼった情欲の陰り。よくよく耳を澄ませれば、小さくも短い喘ぎが彼女の喉奥から放たれているではないか。
苦し気であり切なそうでもある響き。しかし、その根底には隠せない程の爛れた色香が漂っている。全ての民衆を魅了する歌声は、今や愛する雄との触れ合いで悦びに満ちた嬌声を上げるのみ。
プラントのアイドル、民衆の象徴たる清楚で可憐な少女。そんな彼女が自身にしか見せた事は無いであろう艶姿。それはキラの奥底から獣欲を漲らせるに十分な代物であった。
女の甘い発情臭がラクスの身体から立ち上り、興奮から発せられる二人の熱気と共に室内へと充満して行く。いつの間にかキラの逸物は、少女の腿でやんわりと挟まれる形で勃起していた。
「はぁ……キラ様ぁ」
ちゅぽんッと音を立て引き抜かれた薔薇色の舌。二人の間へ唾液の橋が名残惜し気に架かる。次いで飛び出した熱い溜め息と少年の名前を紡ぐ声は、酷く官能的で彼の胸を高鳴らせた。
そしてキラを誘うかのようにして熱の源はうごめく。汗が浮かび滑りが良くなった素肌同士の触れ合いは、心地良さを通り越し明らかな快感を伴って襲い掛かる。
柔い果肉と尖りきった先端が彼の胸を重点的に刺激し、びしょ濡れの下腹部には真紅の秘め処す擦り立てられた。
高まる興奮に耳元では自身の血流すらキラには聞こえていた。異様な渇きを覚えた喉が鳴り、口内に残る交わりの残滓を嚥下する。少し粘り気のあるカクテルは彼の渇きを癒すと共に更なる欲望を湧き上がらす。
彼女が欲しい、キラの心に浮かび上がる獣欲の塊。その欲求に従って彼はシーツへ伏していた腕を伸ばし、ラクスの背へと差し向けて行く。ぐっと指を広げた両手は少女の背に流れるピンクの川を越え、そびえる肉の丘へ。
「あぁんッ!」
肉厚な臀部に指が沈み込んだ瞬間、ラクスの嬌声が迸った。それと同時に彼女の身体が震え、秘処から勢い良く潮が解き放たれる。その華奢な肢体が跳ね上がる度に少年の下腹部へと叩き付けられる悦汁。
生暖かい悦びの奔流は彼の欲望を促すスパイスとなって、雄肉をより一層興奮させて行く。もう堪らない、キラは自身の胸へ荒い息で収まる歌姫の姿に獣欲を抑え切れなかった。
十本の指が柔らかな尻肉を揉みしだく。指と指の狭間より白い肌の果肉が溢れ、波打ち卑猥な波紋を生み出す。桃尻を蹂躙する雄の力強さに、ラクスは喜色に満ちた悲鳴を轟かせていた。
「あぁッ、んんぅッ! き、キラ様ぁッ!!」
「ら、ラクスッ! ラクスぅッ!!」
「お、お尻が……私のお尻……あぁあぁぁッ!」
珠のような肌を桜色に染め、ピンク髪の少女はよがる。激しく感じているのか腿がキュッと固く閉じられ、狭間に囚われていた肉槍を締め上げる形となった。張りに満ちた若い雌の脚は猛り狂う雄肉を圧迫し確かな刺激を与えて行く。
少年の首が勢い良く反り返った。待ち望んだ快感に雄肉は喜び勇んで、宿主へと鮮烈な感覚を伝えたのだ。歯がグッと噛み締められ、隙間からは獣のような唸り声が漏れ出る。陰部から芯を通じて走る快楽信号に、キラの本能が暴れ出す。
室内に広がる爛れた淫臭と欲望に満ちた獣の如き交わり。しかしそこでもう一人の少女が乱入を果たした。
「キラッ!」
「えッ」
自身を呼ぶ声と共に、キラの視界へ差す影。眼前に現れたのは、しとどに濡れた女の園であった。腫れぼったい花弁は咲き誇り、その奥で雄を待ち侘びる雌しべが少年の視界に晒される。
ヒクヒクと息づく秘め処は、ひっきりなしに淫蜜を溢れ出させ花弁を厭らしく彩ってた。また少し視線を移せば、鞘から飛び出た陰核が外気の涼やかさに身を震わせている。
肌色の水平線では慎ましやかに茂る真っ赤な草原地帯が垣間見え、雨上がりの如く皮膚へ撫で付けられた風景が秘色がっていた。
「あぁッ、私を見て! あの子じゃなくて私だけをッ!!」
「ふ、フレッ!?」
キラが少女の名を言い終える前に、女の花園が彼の元へと押し付けられた。少年の唇とぷっくりと膨れ上がった陰唇が重なり合わさる。柔らかな感触が彼の唇へと触れ、燃え上がるような熱さと漂う濃厚な雌臭が刻み込まれて行く。
そしてキラの顔面に跨る体勢、つまり顔面騎乗位でいるフレイはラクスと対峙する形で艶やかな悲鳴を上げていた。びしょびしょに濡れていた花園は、赤毛の少女の悦びと連動するかのようにして愛液を噴き出す。
多量の淫液は唇の隙間から少年の口内へと侵入を果たし、その粘度の高さで自身の存在をアピールして行く。濃密な味のラヴジュース、愛する少女の悦汁は思考に霧が掛かる程の深みを持ってして彼の理性を奪っていった。
興奮の余り渇きを覚える喉を癒したい。そんな思いから自然と喉を鳴らし溢れ出る淫蜜を飲み干し、ついには舌をも出して雌しべから掻き出そうとするキラ。腫れぼったい陰唇を舌先で舐め上げ、これからの行為を暗に告げる。
「あぁッ! き、キラぁッ!!」
フレイの悲鳴が上がった。蕩け切り快楽に酔っているその声は、もっと先を促す合図であるかのように彼の耳へと響く。赤毛の少女の後押しを受け、受け入れ態勢を整えた淫壺へ舌を突っ込もうとする。だが、そんなキラの意図は実行出来なかった。
何故なら新たに湧き上がった快楽に一瞬だけ身体の自由が失われたからだ。その源は滾る雄の証から。ふっと胸からの心地良い重さが消えたと思った瞬間、陰茎を何かが飲み込む。
柔らかな圧力と一瞬の抵抗。水気に富んだ何かが逸物を飲み込み、四方から複雑にうごめく壁が押し寄せる。キラの口から唸り声が迸った。まるで幾つもの舌が肉棒を這い回り、絡み付くような感覚。雄肉を包み込む謎の軟体は情熱的な抱擁を持ってしてキラを迎え入れて行く。
「うぅッ!!」
「んぅッ……あぁぁッ」
身体の芯を貫く快感に漏れ出た雄の遠吠え。それと共に重ね合わされたのは可憐な姫君の喘ぎ声であった。腰の上に圧し掛かる重さと、深まった素肌の擦れ合いからキラは何が起きたかを悟る、ラクスと繋がった事を。
「あぁ……感じますわ……キラ様が私の胎内にぃッ」
悦びに満ちたラクスのよがり声と共に、淫肉がキラの陰茎を圧迫し鋭い快感を走らせる。漏れ出る唸り声を震わせた少年は、淫壺に導かれるようにして自然と腰を突き上げてしまう。
ズンッと彼の腰が浮かび上がり、陰茎は熱いベーゼを繰り広げる淫肉を貫いて奥へと歩を進める。真っ赤に膨張した亀頭が通り道を開拓し、長大な幹が壁を掘削して行く。
熱烈な愛撫を見せていた雌肉は、どこか初々しく恥じらうようにして己のつがいを最奥へと導いた。
「あッ、くぅッ……あぉうッ!」
途切れ途切れの呻き。華奢な少女の声とは思えない、それはまるで獣の唸り声のような響きであった。しかし、その声も穂先が花園の最奥へ達した瞬間に甲高い悲鳴へと変わる。ラクスがグッと背筋を伸ばし身体はピンッと張り詰め、絶頂へ至るのをキラは感じ取っていた。
その証拠に彼の下腹部へはおびただしい量の潮が吹き掛けられているのだから。恐らくラクスも自身相当焦れていたのだろう。秘肉が激しく収縮を繰り返す程の頂点に身を置いているのにも関わらず、彼女は腰を使い始めたのだ。
キラの腰からスッと重さが消え、柔らかな臀部が彼の下腹部より離れる。同時に陰茎を引き抜かんばかりの圧力のまま膣壁が引き上げられた。張り出た傘がひしめく肉ヒダに弾かれ、幹は扱かれ、裏筋を撫で上げられる。
淫らな音色を奏でて、徐々に徐々に上方へ昇って行く腰ではあったものの、僅かな高度を稼いですぐに下降して来た。そして再び深く密着する性器と性器は幾度も上昇と降下を繰り返す。
恐る恐るという感じであった性器の擦り付け合いは、いつしかキラのストロークも加わり激しさを増した。グチャグチャと厭らしい演奏を部屋中に響かせ交わる。
「あぁッ……うぅッ、あおぉぉッ! おぉうぅぅうッ!!」
意味を成さない喘ぎが可憐な歌姫の声によって紡がれた。獣欲を駆り立てる卑猥な嬌声が淫臭漂う室内で反響し、キラの獣欲を更に駆り立てて行く。
「き、キラぁ……」
小さな小さな声が、頭上より彼の名を呼ぶ。蚊の鳴くような声で囁かれたソレは、目の前で繰り広げられる交尾に当てられたのか、酷く切なげな色を伴って少年の元へと舞い降りた。
いい所で放っておかれたもう一つの雌しべは、ひっきりなしに蜜を滴らせ雄の所業を糾弾している。最早我慢の限界なのか、実った桃肉を揺らめかせ白濁の甘露を彼の顔面へ降り注がせていた。
しくしくと泣き腫らすフレイの雌肉へキラは舌を差し伸ばす。それと同時に両手をフレイの臀部へ回し、掻き抱くように固定した。
白い肌の二つの桃丘を拘束する十指。キュッと掴み舐め易いように尻たぶを広げただけで、赤毛の少女は盛大に鳴き声を上げる。ドロッとしたお露の塊が淫花より産み落とされ、キラの口内へと吸い込まれた。
濃厚な雌汁は彼の喉を潤し、胸中で燃え盛る欲望の燃料と変化する。期待からか小刻みに揺れる女体をどうにか押さえ付け、キラはむせ返る程の雌臭溢れる雌しべを舌で舐め上げた。
「あぁぁあぁッ!!」
愛おしき少女の甲高い悲鳴が、艶やかな合奏曲に加わる。音を立て放たれた淫水を顔で受け止めつつ、外界に姿を晒す小陰唇へ吸い付いた。エラのような形状をする小さな門を唇で挟み込み、舌の上で愛でる。
唇を動かして揉み解せば、次の行為を期待して鮮やかな色の淫壺が震える。また舌先で突けば、まだかまだかと急かすようにして、奥から無味無臭かつ透明な悦汁を間欠泉の如く噴出し先を促す。
いじらしくも可愛らしい淫壺へキラは希望通りに舌を突っ込んだ。ドロリと溢れ出る淫蜜と同時に、秘肉が彼の舌を優しく包み込んで来た。厭らしくうごめく壁を舐め上げて突く。そんな粘膜同士の淫靡な接触にフレイは高らかに声を上げて吠える。
「あぁッ! 駄目ぇッ! キラぁッ……き、気持ちいいッ! 気持ちいいのぉ!!」
彼女はガクガクと腰を震わせて悦びを表し、もっとと言わんばかりに腰を落として雌壺を深く押し付けて来た。ぷっくりと腫れ上がった大陰唇がキラの唇を飲み込み、鼻先に勃起した陰核が掠る。
快楽の深さを露わにする赤毛の少女の痴態は、少年を一層深みにへと誘う。荒々しく腰を跳ね上げ、ラクスの雌肉をこそぎ最奥を打ち貫く。伸ばされた舌は淫壁のザラリとする箇所を刺激し、鼻頭で鞘から飛び出した淫芽を擦り立てた。
重なる甘い悲鳴はいつの間にか、くぐもった喘ぎ声に変貌し厭らしいリップノイズと共に室内へと吐き出されて行く。キラ位置からは確認出来ないものの二人の重心が移動し、寄り添うような形となっている事に彼は気が付いていた。
恐らく寂しい口元を互いで慰め合っているのではないか。脳裏に浮かぶ厭らしい彼女らの姿に、少年は深い興奮を覚えていた。それは昂る気持ちに終着への燃料を注ぎ込む事となる。
「あぁあッ! き、キラ様ぁッ! そんなに激しくされては……ラクスは、ラクスはぁッ!!」
「もうッ! もう駄目ぇッ!! おかしくッ、おかしくなっちゃうぅぅッ!」
「ふ、二人ともッ! 僕もッ、僕も我慢出来ないよッ!!」
三者三様にどれ程まで感じているかをそれぞれ告げ、迫り来る頂きへとラストスパートを駆ける。ラクスの膣壁が痙攣を起こし陰茎を責め立て、キラはあらん限りの力で彼女の奥へ精を吐き出す準備を行う。
またフレイは絶えず愛液や潮を振りまき、自身の体液を少年の一部とすべく垂れ流す。キラはキラで彼女の物を取り込むべく舌で蜜壺をこそぎ、痛々しい程までに勃起した陰核へ吸い付く。
果てしない狂乱の宴、互いに互いを感じ相手が与えて来る悦楽を貪るべく必死に身体を動かした。そして長らく続いた淫靡な催し物は最後を迎える。
もうこれ以上は無理だ、そう判断したキラは穂先をラクスの最奥の壁へ擦り付け、次いでフレイの性器にむしゃぶり付いた。激しい締め付けの中、キラはラクスの胎内で射精しフレイの淫芽に軽く歯を立てる。
「くぅッ!」
「あッ……うぅッ、うぅぅぐうぅぅぅうッ!!」
「はぁッ、あぁッ! あぁぁぁおぉぉッ!!」
部屋全体を震わせるかのような咆哮を五轟かせ、三人は絶頂に至った。ドクンッドクンッと脈動する度に少年は歌姫の内側を白濁とした精液に染め上げ、激しい快楽から意識を繋ぎ止めようと赤毛の少女の突起物を唇で噛み締める。
口内に収め切れなかったフレイの淫液が彼の顔を、そして寝台を汚していく。何十秒と続く絶頂の奔流。ようやく収まって来た頃、キラに跨る二人の少女は力尽きたようにして崩れ落ちる。
汗と相手の体液に塗れた肢体が彼の肌の上を滑り、淡い心地良さを生む。崩れ落ちた拍子に抜け落ちた逸物が性の残滓を振りまく最中、荒い息を吐く少女らはゆっくりとそこへ顔を近付けていた。
まとわりつく淫液を舌で舐め取り、体内に収めて行くフレイとラクス。柔い軟体が幹を、穂先を、そして鈴口から陰嚢に至るまでしゃぶり尽くす。
事後特有の敏感な陰茎は、果てしない快楽信号を送り彼を再び喘がせる。未だ情欲の焔が瞳から消えぬ二人の愛撫に、キラの獣欲も応じるべく逸物へ芯を通らせて行く。
再び反り返って行く雄の証を前に少女達は、濃厚な発情臭をまとわせながらおねだりを始めた。
「あぁ、キラ様……もう一度、もう一度ラクスめにお情けを下さいませ……」
「だめよ、キラ……今度は、今度は私の中に帰ってきてぇ。もう我慢出来ないの……」
「フレイッ……ラクスッ」
宇宙の姫君は寝転びエム字に股を広げて麗しの王子を誘う。無毛の恥丘の下で花咲く淫花から、白濁液を滴らせながら。
赤毛の少女は四つん這いで背を向けふくよかな尻を愛おしき少年へ突き出す。一本走る谷間には慎ましやかな蕾が息づき、またその下ではヒクヒクと震えて蜜壺が未だ帰らぬ雄を待ち侘びる。
キラは喉を鳴らし息を呑む。反り返った怒涛を自身の手で調整しつつ、向かったのは後背位を望むフレイの元だ。もう片方の手で彼女の腰を掴んで固定し、亀頭を淫裂に擦り付けた。
クチュクチュと鳴り響く粘膜の接触と、やんわりとした快楽。蕩け切ったフレイが流し目でこちらを伺う。キラは視線を彼女の瞳と絡ませながら腰を推し進めて行く。
「あぁ……お帰りキラぁ……」
「うぅ、ただいまフレイッ……」
「あぁん、お二人共ズルいですわ……」
絡み付く彼女の淫肉は飛び掛かるようにして彼を迎え入れる。互いに悦びの息を漏らしながら、愛する相手を見つめ続けた。そんな二人だけの世界に没頭するキラ達にラクスは嫉妬したのか、彼の傍らに寄り添い口付けを求めた。
抱え切れない程の愛情を胸にキラは愛する者達との情事に耽って行くのであった。