機動戦士ガンダムSEED ~キラくんのハーレム大作戦!!~ 作:田 中太郎
二人が顔を合わせたのはヤマト邸の前であった。
一目見てミリアリアは悟った。キラの体臭から見えた女の影はこいつだと。フレイは考えた。キラを悲しませず彼女をどう遠ざけようかと。
そして交わされる挨拶。しかし宣戦布告とも言うべきソレの間へ、とある人物が割って入った。キラの両親である。
どうやら今日から始まる連休を利用して、結婚記念日の祝いも兼ねた旅行に出掛けるとの事。キラの両親は告げる。どうかキラの事を宜しく頼むと。
二人の少女は停戦せざる負えなかった。簡単な自己紹介した二人の少女に、キラの両親は涙を流し『あの子に女の子の友達が出来ようとは』と大変嬉しがっていたからだ。
ミリアリアは初めてを襲って奪った手前、気まずげに。フレイは永らく守護してきた少年の悲惨な女運に同情し。両者は嬉し気に旅立つキラの両親を見送った。
そして始まるキラのお世話争奪戦。停戦はしたがキラから求められたら関係無い。そう言わんばかりに、手早く荷造りした少女二人は少年の家へ足を踏み入れたのだ。
突然の来訪にバイト帰りのキラは面食らったが、快く彼女らを迎え入れ一つの提案をした。
『スローセックスをやってみたい』
そんな提案だった。聞いてみれば、より精神的満足感を得られ絆が深まるとの事。ミリアリアとフレイは即座に了承する。
スローセックスがどんな物かは知らないが、互いに対抗心を剥き出しにしてキラに応じたのだ。
一方キラは、一目見て二人の仲が不穏である事に気が付いていた。これを機に仲良くして貰いたいという思いと、キラ自身が精神的な繋がりを非常に好む事から提案したのだ。
日中は友人同士のお泊り会の様相で和やかに進み、夜は愛する者同士の深い関係で進んだ。だが、夜の部はいつもとは些か趣向が違っていた。
人口の朝日が昇る。小鳥たちの囀りと共に、孤島の楽園に新しい一日の始まりを告げる合図。
燦々と降り注ぐ陽光が、窓から部屋を照らした。必要な調度品しか置かれていない、さっぱりした空間。
しかし幾つか、見慣れない物が存在した。小机の上には幾つかの飲料水と遊具が、床には上着や下着が。そして部屋の隅を見れば、旅行用と思われるキャリーバックとリュックサックが鎮座している。
部屋に鳴り響く水音。くちゅ、くちゅ、とゆっくりとした感覚で淫靡なリズムを刻む。音源はベッド上。白いシーツの上には三つ人影が垣間見える。
川の字になり寝台へ身体を預ける少年少女。この部屋主であるキラを中心に左右をフレイ・ミリアリアで固める布陣だ。仰向けに寝転び寝息を立てるキラへ、二人の美少女が縋り付いている。
その四肢をキラの身体へ絡め、顔は彼の胸へと擦り付けていた。真っ赤な長髪が純白の寝台へ垂れ、茶色の髪が彼の胸板をくすぐる。艶やかに上気した肌、そして厭らしく押し潰される二組の果実。
二人の少女は少年の肌へ舌が這わせていた。ねっとりとその味を堪能するかのように。
肌色の上を真っ赤な舌が厭らしく撫でる。恍惚とした表情で、潤んだ瞳で、彼女達はキラへの愛撫に夢中になっていた。
丹念にキラの胸を舐めていたフレイが、堪らないといわんばかりに被りを振る。そして、くびれた美しい腰を彼の腿へ押し付け始めた。
そこから響き渡るのは淫らかな水音。赤毛の少女の腰がうねる度に発せられる情欲の証。彼女の花弁は大洪水を起こしていた。
これでもかというまでに、背伸びをした淫芽が彼の筋肉に押し付けられる。悦びを感じた淫花から、ぷしゅっと迸る愛液。
既にシーツは限界まで水分を吸っており、辺り一面に染みが広がっていた。それはまるで、お漏らしをしてしまったかのような惨状だ。
身体の芯に愉悦が走る度、湧き上がる歓喜の鳴き声。一度外れたタガは戻らず、フレイは喘ぎ声を上げてキラの身体へ全身を擦り付ける。
その歓声に負けじとミリアリアも腰を擦り付け始めた。ぷしゅっと、噴き出す淫蜜。くちゅくちゅと、艶やかなノイズが部屋中を支配する。
清々しい朝焼けとは場違いな行為。その現状でさえ背徳的な快楽として少女らに襲い掛かる。
「あッあッ」
「ぅ……んぅッ」
睡眠を貪るキラへ配慮して抑えられていた声が、艶美な空気漂う室内に響き始める。すぅっと二人の空いた手が彼の下腹部へと向かった。
淫らかな甘い空気に当てられてか、そこは固く反り上がっていた。太く熱い陰茎。女としての悦びを刷り込まれた彼女らは、その雄姿にうっとりとする。
ビクンッと二人揃って胎内が震えた。そして最奥が熱を帯びて疼き始める。陰口が肉槍を欲しがってうごめき、、愛液を一層吐き出した。
はぁ、と肉欲の籠った熱を吐き出して手を添わせた。鋼の如き硬度を伴った幹へ。せり上がった傘へ。愛らしさすら感じる穂先へ。彼女らの細く美しい指がうごめく。
鈴口から先走り汁が湧いた。ミリアリアはそれを指で掬い取り、口へと運んだ。ちゅぱちゅぱ、と彼女は指をしゃぶる。
母乳を与えられた赤子のように熱心に、そして瞳を情欲で湿らせて。
丹念に舐めしゃぶった指を離し、ミリアリアは一つ息を吐いた。それは濡れそぼった吐息。胸の奥が気炎を上げ、下腹部から発せられる激しい欲求。その末に吐き出された息だ。
再びミリアリアの手がキラの陰部へと伸ばされる。しかしフレイが独占している陰茎では無く、その下に隠された陰嚢へと向けられた。
優しくソフトタッチで触れられた五指。皺の一つ一つへ丁寧に沿って這わせて行く。そして指先が睾丸の輪郭を感じ取った。
ここに愛する人の精が実っている。その事実を意識した途端、ミリアリアはもう堪らなかった。ガクガクと腰が震え始め、唐突に快楽の頂きを越えてしまった。
身体の内側を優しい電流が撫でる。上気した肢体を、ピンッと反らさせた。
少女の目の奥で星が散る。それと同時にフレイも身体を反らさせた。彼女の陰口からは愛液が間欠泉の如く吐き出されている。
既にベッドは水浸し、三人の下半身もびしょびしょであった。淫音が止み、しばらく室内には二つの荒々しい呼吸音が、重なって響く。
我慢の限界であった。二人の少女は、その情欲に染まった瞳から涙を流し始める。昨晩からじっくり炙られコトコト煮詰められた最奥が、激しい寂寥感を生み出しているからだ。
何故こうなったのか。昨晩から決して埋められる事の無い寂しさに、その身を震わせる二人。愛撫はされたものの深く達する事を許されず、彼のモノを迎え入れる事すら出来なかった。
火照る身体は内から暴走し、鼓動が幻痛を仄かに感じさせる程までに脈打つ。
どうにか落ち着けようとするも、過剰なまでに敏感になった肌から、彼の体温を感じ取るだけで達してしまいそうになる。
少女らはどうする事も出来なかった。その時、ふと頭を撫でられる感触を二人は覚えた。
キラが目を覚ましたのだ。
優しくほほ笑み、慈しみを込めて彼女らの髪を梳くキラ。
フレイの深紅の髪がサラリとなびき、ミリアリアの茶髪が弄ばれる。ぷしゃっとキラの両腿へ、生暖かい液体が噴き掛かった。
口の端から唾液の筋を作り、恍惚な表情を見せる二人。髪を梳かれただけで達したのだ。自分の行為で彼女達を悦ばせたという事実にキラは嬉しさを感じた。
「きらぁ……」
「どうしたのフレイ?」
「ぅんッ……きら」
「ミリィ?」
息絶え絶えな二人が甘い鳴き声を上げる。キラはそんな二人の背へ腕を回して抱き寄せた。人肌の温かみがキラの両側より伝わって来る。
その柔らかな肌の感触に彼は相互を崩した。
次いで、ガタガタとその艶やかな二つの肢体が震え始める。
「あッあッ、あぁッ」
「ぅッ……おぁッ」
二人の少女が紡ぐ呻き声。その瞳は焦点が合わず中空を彷徨う。彼の身体に押し付けられた胸の頂点は、可愛らしく背伸びをしていた。
「きらぁ……おねがい」
ミリアリアの口から懇願が飛び出して来た。甘い口調でのおねだり。もう我慢出来ないという意思を言外に伝えている。
「がまんできないの、きら……」
濃厚な女の匂いを、その汗で煌めく肢体から放つフレイ。彼女もまた寂しさを訴えていた。そして艶淫な雌臭で満ちた室内にキラの声が紡がれた。
「だめ。まだだって決めたじゃないか」
「でもぉ……」
「もう。むりなのよ……」
やんわりとしたキラの拒絶。柔らかな口調ではあるが、一種の飢えに襲われている少女達に取っては絶望的な宣言。ふにゃっと表情を崩し、彼へ泣き付くミリアリアとフレイ。
「ほら、そろそろ起きよう?」
そう言葉を続け、二人が泣き止むように背中を優しく撫でる。その行為に二人は艶声を上げ震えていた。そして、ぎゅと抱き着いて来る。
彼女らの肢体から漂う甘い香り。もっと二人を愛でたい、そんな欲求を振り切ってキラは上体を起こした。
「さ、二人とも起きよう。汗かいちゃってるからシャワー浴びないと」
「やだぁ……きらぁ」
「んッ、おねがいよ、きら……」
彼と共に上体を起こした少女らは駄々を捏ねた。しかし、このままという訳にはいかない。何たって三人共びしょ濡れなのだ。下手をしたら風邪を引いてしまう。
仕方が無い、と胸中で呟き、隅に置いてあったタオルを手に取り、ミリアリアの身体から拭き始める。艶やかな肌の上を布が走り、浮かんでいる水滴を吸収して行く。
赤みが差す肢体を縦横無尽に駆け巡る布の感触に彼女は愉悦に染まった声を上げた。
色気を感じさせる首筋を。ふるふると震える乳房を。興奮の余り、限界まで腫れ上がった乳首を。柔らかさと張りを兼ね備えた腹部を。そして、びしょ濡れの淡い草原へ差し掛かる。
「あぁッ!」
ミリアリアが鳴く。キラの手に持つタオルが茶色の陰毛を撫でた瞬間、下腹部越しに胎内が疼いたのだ。
愛する者の手の熱を布越しに感じて何かを求めるように、きゅっと締まる。
整えられた茂みの先で、肉鞘から陰核が飛び出す。充血し、肉鞘を脱ぎ捨てその身を全て晒け出していた。真っ赤に頬を染め、必死の形相でキラの手を見詰めるミリアリア。
その淫芽の下では花弁が完全に開き、その淫らかな粘膜を外気に曝け出している。近付く刺激に期待を露わにして、濃厚な蜜を吐き出していた。
「あッあッ……きらッ、きらッ」
僅かな布の擦れですら、彼女の全身へ電流が走っていた。そして徐々に近付く愛する者の手に、興奮が最高潮へ到達する。
呼吸をする度に淫肉へきゅっきゅっと力が入り、新たな愛液を生み出していた。
すぅっと彼女の陰部へタオルが宛がわれた。タオル越しにも感じられる熱と脈動。そして濃厚な淫蜜が布へと吸い込まれて行く。
「あッだめ、きら……きらあぁぁぁぁッ!!」
ミリアリアの上体が反っていき、再び寝台へと戻って行った。ただ単に宛がっただけだというのに、盛大な快楽を感じているようだ。
ガクンッと彼女の肢体が跳ね上がった。刹那、タオル越しに水流を感じるキラ。潮を吹いたのだ。それに加え、びゅっびゅっと何度も噴出する淫液。
キラの手をどうにかして引き込もうと淫肉がうねり始める。自然と彼女の腰が浮き上がり、彼の手へ押し付けられた。それにより陰核が布生地に包み込まれる。
そして感じる彼の手の温もり。ガタガタと一際大きな痙攣の後、ミリアリアの身体はベッドへ沈み込んだ。
その肢体は折角拭き取ったというのに、甘い雌臭を漂わせる汗を浮かび上がらせていた。
朝日に照らされ汗が煌めき彼女の肢体を艶やかに飾る。はぁはぁと浅い呼吸を繰り返すミリアリアは前後不覚に陥ったのか、茫然自失としたまま虚空を見詰めていた。
「き、きらぁ」
キラも、ミリアリアの痴態に茫然とする中で声が掛かった。甘えるように鼻に掛かった声。彼は視線を転じ、もう一人の少女を視界に収める。
「きらぁ、おねがいよ……わたしにも、してッ」
そこには、大きく股を広げたフレイの姿。両手を陰唇の左右に添え、ぐいっと開かせたその痴態。
紅いの草原が慎ましやかに生い茂り、その下にはミリアリアよりも若干小ぶりな肉芽を精一杯に姿を晒している。
まだまだ刺激に慣れていない為か、肉鞘から顔を出したソレはヒクッヒクッと外気の感覚に震えていた。
キラの目の前でフレイの腰が持ち上がり、それと同時に彼女の上体はベッドへ沈み込む。彼女はキラを誘うかのように妖艶な踊りを披露していた。
空腰で宙を舞う淫花。蜜が彼へ飛び跳ねた。
「あッあッ、みてる。きらが、みてるッ!!」
フレイの身体が小刻みに震える。その度に新たな淫液を飛ばし、彼の身体にマーキングしていた。キラは湧き上がった唾液を飲み込み、タオルを彼女の花弁へ押し付けた。
水分を吸い過ぎて、最早使い物にならない布を宛がう。空気で冷やされた布越しに感じる確かな熱。力を入れ過ぎた為に、指先に引っ掛かった突起まで押し込んでしまう。
刹那、フレイはおとがいを反らして叫んだ。
「あッああぁぁぁぁぁぁぁッッ!!」
びゅっびゅっと噴き出される潮。タオルから湧き出る白く濁った愛液は、彼女自身の太腿に付着する。淫臭に満ちた室内に、フレイの甘い悲鳴が駆け抜けた。
二つの果実が淡い乳頭と共に揺れる。滑らかな赤髪は湿り気を帯び、振り乱された。十数秒は続いたであろう淫らなダンスは、彼女の腰がベッドへ沈んだ事により終焉を迎える。
ヒクッヒクッと名残を醸し出す淫肉。下半身全体はおろかキラ自身にまで噴き掛けられた愛の息吹。その香りに胸を高鳴らせつつ、寝台に伏した二人を優しく介抱するキラであった。
三話構成(予定)の一つ目、朝編