※この作品はR-18です。

聖女(性女)様と一緒 ~悠々自適の一人旅が、波瀾とエロに満ちた珍道中に~   作:ぐうたら怪人Z

18 / 79
⑤ 陥落(H)

 

 

 

 深夜。

 容疑者であるロアナを連れ出したヴィルとエルミアは、朝までの間に彼女から情報を聞き出さねばならなかった。

 失敗したとしてもグレッグ司教を追い込めなくなるわけではないが……

 異変を察知した彼が、より確実な隠蔽工作を行い、慎重に動き始めるであろうことは想像に難くない。

 そうなれば、ギリー司祭殺しの黒幕を暴くのは、困難極めることとなる。

 刻々と迫るタイムリミット。

 急がねばならないこの事態に、2人は――

 

 

「――あっ!――んん、あんっ!

 もう、そんなに私のおっぱいが好きなの?」

 

「君だって、乳首をこんなに固くしてるじゃないか」

 

「あ、あっあっ!

 そこ、強く吸っちゃダメぇっ♪」

 

 

 ――思いきり、ベッドの上で乳繰り合っていた!

 ロアナを横に置き、全裸で絡み合う2人。

 

(いや、あの子が起きるまでの間だけ!

 それだけだから!)

 

 心の中で弁解するヴィル。

 

 エルミアの美麗な肢体を前に、彼の理性は崩壊寸前であった。

 程よく育った胸、くびれた腰、肉付きの良い尻や太もも。

 どれも、最高級の形を――男を誘惑する形をしている。

 彼女の身体は、雌としての魅力に溢れていた。

 

 その内の一つ、淫猥な曲線が眩しい双丘へと顔を埋め、青年は少女の乳首を夢中にしゃぶっている。

 

「あ、ああ、あぁああんっ!

 ヴィルってば、赤ちゃんみたい――あっあぁぁあああっ!」

 

 乳首のコリコリした感触を、舌の上に転がす。

 頬にはおっぱいの柔らかさが伝わってきた。

 鼻孔には女性特有の甘い匂いが漂い。

 耳には、喘ぎ声のBGM。

 

 控えめに言って、ここは理想郷である。

 

「はぁっ――はぁっ――あっ――ああぁあんっ!

 私、まだミルクでないんだからね?」

 

 胸の先端を舐められる度に、身体をビクっと揺らすエルミア。

 白銀の糸に見紛うプラチナブロンドが、彼女の動きに合わせてサラサラ流れて行った。

 

 ヴィルは、聞き返す。

 

「……まだ(・・)?」

 

「うん。

 その内、ヴィルが出せるようにしてくれるんでしょ?――あんっ♪」

 

「俺の子を身籠って、聖女の務めを果たせるのか?」

 

「なんとか、なるでしょーーあ、あ、あ、あぁああっ!

 あっあっ――歯でカリカリされるの、気持ち、いいっ――あっああんっ♪」

 

 目を瞑り、うっとりとした表情のエルミア。

 美しく整った顔が恍惚となる様は、至極幻想的であった。

 

 ヴィルは交互に彼女の乳首を甘噛みしていく。

 

「――はぁっ!――あっあぁああっ!――んっんっんっあんっ!」

 

 感じ入っているためか、だんだんと汗ばんでくる少女の肢体。

 青年の口の中に、しょっぱい味が提供された。

 それが、なんとも言えず――

 

(――美味い)

 

 もっと味わうため、胸に、お腹に、肩に、首筋に、舌を這わせる。

 

「やだ、ヴィルってば、くすぐったい――あっああっはぁっああっんっ――

 そんなに私、おいしいの?――んぅっ――」

 

「ああ、極上のデザートを食べているみたいだ」

 

「ふふ、嬉しい――あ、あ――そこ、もっと舐めて――はぁ、んんっ――」

 

 こそばゆいのか、切ない喘ぎを漏らすエルミア。

 しばらくすると、彼女は自ら股を開き出した。

 

「ね、もう、いいでしょ?

 私のココ、もうぐちょぐちょのトロトロなの。

 ヴィルの、ちょうだい?」

 

 自己申告通り、エルミアの女性器からは愛液が漏れ、太ももにまで流れ出していた。

 ヴィルが指でそこを弄ると、液体が糸を引く。

 

「あっ――はぁああ――」

 

 少し触っただけだというのに、少女は嬉し気な嬌声を上げる。

 

 ほんの一週間前まで未開通だった秘部は未だ閉じ気味で。

 両手でソコをくぱっと開くと――

 

「――綺麗な色だな」

 

 鮮やかなサーモンピンクが顔を覗かせる。

 

「そーう?

 ふふふ、どんな気持ちかしら?

 自分で開花させたお花の鑑賞は?」

 

「最高だね。

 今すぐ味わいたいくらいだ」

 

「別に遠慮することないのよ?

 ヴィルのぶっといおちんぽで、私の中を好きなだけかき混ぜて」

 

「……そうさせて貰おう」

 

 ヴィルは体勢を整え、エルミアの股へ自らのイチモツを宛がう。

 ロアナとの情事からこちら、ずっと勃起し続けたイチモツを。

 エルミアからの誘いが無くとも、性欲が爆発する一歩手前だったのだ。

 

「ふふふ、やっぱりヴィルのって素敵――♪」

 

 剛直に手を伸ばすエルミア。

 すすす、とソレを擦り、ヴィルへ微笑みかける。

 

「じゃあ――いくぞ」

 

「うん――来て」

 

 2人の間で、小さなやり取りを交わした後。

 ――ヴィルは、エルミアの膣口へ自分自身(・・・・)を打ち込んだ。

 

「――ああぁぁあああああああああっ!!」

 

 待ち侘びていた快感に、少女は大きな嬌声を上げた。

 

 

 

 

 

 

 2人が本番に突入した一方で。

 

「――んん?」

 

 ロアナは、ようやく目を覚ました。

 

(――わたし、は)

 

 ぼんやりとした頭で思い出す。

 今の自分の状況を。

 

(――ああ、そうでした)

 

 エルミアのお供によって、自分は監禁場所から連れ出されたのだ。

 そして、彼女の手で――

 

(――弄ばれたのです)

 

 最初は、エルミアに。

 修道院時代に散々ヤられた、身体の隅から隅まで気持ち良くされてしまった。

 それでも、ロアナは耐えてみせた。

 

(――わたしには、司教様がいるから)

 

 ロアナが慕う――否、信仰する対象。

 彼女に神の道を教え、今日まで導いてきた人物。

 彼を想えば、エルミアから与えられる快楽など、取るに足りなかった。

 

(――でも)

 

 次に、お供の男に犯された。

 

(――あんな――あんな無理やり)

 

 犯されてしまった。

 極太の男性器を、ロアナの“中”へ挿し込まれたのだ。

 それは、女の尊厳を踏みにじる行為。

 仮にロアナがその男を復讐のため殺害したとして、誹りは受けないだろう。

 

(――なのに)

 

 だというのに。

 今、少女が感じているのは、疼きであった。

 体の“芯”が、どくどくと疼く。

 女としての、雌としての、本当の悦びを知ってしまったから。

 

(――男の人のが、あんなに太くて、熱いなんて)

 

 今まで自分が見てきたものは、自分が味わってきたものはなんだったのか。

 たった一度の性交で、ロアナの常識は覆されてしまった。

 昨日まで“女の幸せ”だと信じていた“行為”が、まるで不完全なもの(・・・・・・・・・)だったと思い知ってしまった。

 

(――まんこ、開いちゃってます)

 

 ロアナの膣内は、未だ閉じず(・・・)、口を開けていた。

 自分の中に、“空洞”ができているのを感じる。

 ある形を象った、“空洞”。

 言うまでもない、あの男の“形”だ。

 

(――わたしのまんこ、あの男専用になってしまいました)

 

 もう、無理だと思う。

 ロアナは、グレッグ司教を尊敬している、崇拝している。

 しかし、もう無理だ。

 

(――あの方のモノでは、満足できなくなりました)

 

 確信があった。

 だって、疼きが止まらない。

 早くアレを挿れて欲しいと。

 アレをぶち込んで欲しいと。

 ロアナのまんこが、叫んでいるのだ。

 

(――あ、うそ、濡れてきました?)

 

 また、あの肉棒を挿入される。

 そのことを想像しただけで、少女の性器は熱を帯びてしまった。

 

 ――と。

 

 

 「あっああっあっああっあああっ!!

 すごいっ!! ヴィルっ!! すごいのっ!!」

 

 

 今更ながら、ロアナは部屋に響く“声”に気付く。

 緩慢とした動きでそちらを見ると――

 

(――あ)

 

 一気に目が覚めた。

 隣のベッドでは。

 

「あひっ! あうっ! あっ! あっ!!

 ああぁあんっ!! ヴィルの、おちんぽっ! あっああっ!!

 私のまんこ、抉ってくるのっ! おぉおおっ!!」

 

「エルミアのもっ――俺のに絡みついて離れないぞっ!」

 

 エルミアと例の男がまぐわっていた。

 もう、がっつりセックスしていた。

 おかしい。

 彼らは、ロアナを尋問するため、この部屋へ連れてきたはずなのに。

 

「――ひょっとして、忘れられてます?」

 

 呆れ半分、惨めさ半分で、呟く。

 2人は起きたロアナに気付きもしない。

 互いを貪り合うことへ夢中になっている。

 

(――今のうちに逃げれたり……は、しませんか)

 

 ロアナの手足はロープで縛られている。

 この状態のまま逃げるのは不可能だ。

 

 ……それに。

 

(――やっぱり、おっきぃ。

 ――太くて、逞しくて)

 

 少女にはそもそも逃げる気が無かった。

 いや、無くなっていた。

 再び、“あの男”のイチモツを見てしまったからだ。

 男と女の“結合部”に、チラリと見える雄の象徴。

 少女は、ソレから目を離せない。

 

「あっ! あっ! あぁああああっ!

 あっあっあっあっあっあっ!! ヴィル! ヴィルっ!!」

 

(――エルミア。

 ――すごく、嬉しそう)

 

 彼女が歓喜の声を上げるのを聞いて、心底同意した。

 エルミアは仰向けに寝て、正面から男に抱かれていた。

 彼女からも男へとしがみ付き、幸せそうに喘いでいる。

 

(――あんな、力強く突かれてるのに)

 

 男がピストンすると、エルミアの身体は大きく揺さぶられた。

 均整の取れた――憧れてすらいた、彼女の肢体。

 小さくはなく、かといって過分な肉もついていない、理想的なプロポーション。

 その肉体が、その男によって壊れそうな程に突き動かされている。

 

「んぁああっ!! あっ!! ああああっ!!!」

 

 にも拘わらず、彼女は至福の表情だ。

 それは、そうだろう。

 あれ程の“雄”を前にして、悦ばない“雌”などいない。

 

(――わたしも。

 ――わたしも、もう一度)

 

 アレが欲しかった。

 壊れるくらい、まんこの奥に叩きつけて欲しかった。

 

「――ふぅっ――うっ――ああっ――」

 

 ロアナの口から、艶のある息が漏れる。

 知らず知らずのうちに、少女は自分の股を手で擦っていた。

 

「――はぁっ――あっ――わたし、も――んんっ――わたしも――」

 

 指の動きが少しずつ早くなる。

 少女の意思とは無関係に。

 

「――んんぅっ――あぅぅっ――くぅっ――あぁあっ――ああっ!」

 

 指先が、ロアナのクリトリスに当たった。

 エルミアが徹底的に責めてきた箇所。

 

「――あっ!――ん、んんっ!――あっあんっ!――あ、あっ!」

 

 気持ちの良いソコを、自分でも弄る。

 もう片方の手は、膣の中につっこみ、熱くなっている自分の奥(・・・・)をかき混ぜた。

 

「――はぁっ!――あっあっあっあっあっ!――」

 

 ぴちゃぴちゃと愛液が音を立てる。

 喘ぎもかなり大きくなっていた。

 

(――なのに、どうして気付いてくれないんですか!!)

 

 心で絶叫する。

 彼らは、自分をほっぽいてはいけないはずなのだ。

 ロアナが目を覚ますや、すぐにあの極太なちんこで少女を責め抜かなければならないはずなのだ。

 まんこがぐちゃぐちゃになるまで犯し尽くし、ロアナを屈服させなければいけないはずなのだ。

 

(――なのに、どうして!)

 

 2人はこちらに目もくれなかった。

 

「――んっ!――んんっ!――ふぁ、ヴィルっヴィルっ!――あふっ――レロ、レロレロっ!――チュッ――んんんんっ!!」

 

 男と女は正常位で交わりつつ、唇と唇を重ねていた。

 舌と舌が絡み合う、ディープキスだ。

 こちらへと注意を向ける気配も無い。

 

(――わたしを尋問するために連れてきたんですよね!?)

 

 余りの理不尽に、激昂しかける――が。

 そこで、ふと気づいた。

 

(――まさか。

 ――まさか、これが尋問?)

 

 ロアナの居るこの状況こそが、尋問の一貫なのではないだろうか。

 ロアナの前で、悦楽に満ちたセックスを見せつけることこそ、エルミアの企みなのではないだろうか。

 

(――わたしが服従するまで、お預けってことなんですか?

 ――負けを認めるまで、ただ見ていることしかできないと?)

 

 膣が切なく蠢動した。

 

(――そんな、そんなの、酷すぎます。

 ――わたしは、自分からエルミアに敗北を告げなければいけないのですか)

 

 いい様に弄ばれている。

 全て、エルミアの手の内ということだ。

 そこまで屈辱的な真似はできないと、拒む気持ちもあるが……

 

「あぁああああっ!! イイっ!! イっちゃうっ!!

 私、もう、イっちゃうぅううっ!!」

 

「――ああ、俺も、イキそうだ――!」

 

「うんっ!! 来てっ!! 来て来てっ!!

 ヴィルのザーメン、中にいっぱいぶっかけちゃってぇっ!!」

 

 そうこうしている内に、彼らの行為は、激しさを増していた。

 互いが互いに、身体をぶつけている。

 エルミアの股間からは愛液が飛び散り、秀麗な顔は悦楽に蕩けていた。

 

(――ああ、待って、待って。

 ――わたしも、わたしにも)

 

 自分にも、して欲しい。

 自分も、あんな風になりたい。

 ロアナの中で、恥辱に対する拒否感より、快楽への欲求が勝りつつあった。

 

「――あっ!! あああっ!! イクっ!! も、イクっ!!

 私、イ――いっいっいっいっいっい―――!?」

 

「――いいぞ、イケ、エルミアっ!!」

 

「――いぁああああああああああああああっ!!!!!」

 

 エルミアは思い切り身を反らし、肢体を細かく痙攣させた。

 ……絶頂したのだ。

 あの男の肉棒を存分に味わい、最高潮へ到達したのである。

 

(――ああ。

 ――あああああああああ)

 

 その光景を見て。

 ロアナは、自分の心が折れるのを感じた。

 

 

 

 

 

「――はぁっ――はぁっ――はぁっ――はぁっ――」

 

 ヴィルの下で、エルミアは荒く呼吸していた。

 しかしその表情を実に艶やかで。

 イったばかりだというのに、青年は劣情を掻き立てられた。

 

「――はぁっ――はぁっ――気持ちよかったぁ――」

 

「ああ、俺もだ」

 

 言葉少なに返事する。

 素っ気なくしたつもりはない。

 本当に、気持ち良いという単語しか頭に浮かんでこなかったのだ。

 

「――んん?」

 

 一息入れたところで。

 ヴィルは、自分を見る視線に気が付いた。

 

(…………あーっ!?)

 

 胸中で、叫ぶ。

 視線の正体は、考えるまでもない。

 ロアナだ。

 

 忘れていたわけでは無い。

 ちょっと、周りが見えなくなっていただけなのだ。

 

「――目が覚めたみたいだな、ロアナ。

 何か、喋る気にはなったか?」

 

 務めて平静とした声で、黒髪の少女へ話しかける。

 心臓は、バクバク言っていたが。

 何せ――いつロアナが目覚めたか知らないが――自分達の情事はずっと見られていたわけなのだから。

 

(落ち着け――落ち着け、俺!

 …………いや駄目だ、落ち着くな!

 冷静になってはいけない!!)

 

 ここで客観的に自分を見つめてしまったら、ヴィルは恥ずかしさで自決してしまうかもしれなかった。

 なんとか、勢いで乗り切らねば。

 

 そう決意した矢先、ロアナが口を開いた。

 細い声で、だがはっきりと。

 

「――分かりました」

 

「ん?」

 

 発言の意図が掴めず、聞き返してしまう。

 少女は続ける。

 

「――わたしの負けだと言ったんです。

 ――貴方達に、全てお話しします」

 

「……あ、ああ、そう?」

 

 何故かは分からないが、ロアナは質問に応じることを宣言してきた。

 どうやってここから尋問を再開しようと頭を捻らせていたところなので、大分拍子抜けしてしまう。

 

 ただ、そこでロアナは終わらず。

 

「――だから。

 ――だから、約束ですよ。

 ――わたしにまた、あなたのちんちんを突っ込んで下さい。

 ――いいですね」

 

「え? あ、うん」

 

 彼女の勢いに負け、思わず頷いてしまう。

 

(あの子にいったい何があったんだ?)

 

 本気で事態が把握できず、頭を傾げるヴィル。

 ――その傍らで、エルミアは“計算通り!”とでも言いたげにほくそ笑んでいたわけだが。

 

 

 

 何はともあれ。

 ヴィルとエルミアは、ロアナの陥落に成功したのであった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。