※この作品はR-18です。

聖女(性女)様と一緒 ~悠々自適の一人旅が、波瀾とエロに満ちた珍道中に~   作:ぐうたら怪人Z

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③ 特訓(H)

 

 

 

・用意するもの

 水:適量

 革袋:1個

 

 ①部屋の真ん中に水を入れた革袋を吊るします。

 ②革袋に手を添えます。

 ③身体を引き絞ります。

 ④“震撃”を加減して(・・・・)放ちます。

 

 

 ――革袋は木端微塵に破裂した。

 

 床は水浸し、ついでにヴィルも水塗れ。

 その惨状を見て、

 

「全然ダメじゃないの!?」

 

「加減が難しいんだ!!」

 

 エルミアの駄目だしに、怒鳴り声で反論する。

 

 いきなり“震撃”プレイを彼女に試して何かあったらまずいということで、まずは水袋で試してみたのだ。

 結果として、その選択は間違っていなかったと言える。

 

「なに?

 ヴィルは、私を殺したいわけ?」

 

「そもそも人を殺すための技術なんだよ!!」

 

 快楽を得るための技術では断じて無いのだ。

 ヴィルの身体能力が軒並み人類の最高値(・・・・・・)であることも、多少は影響しているかもしれないが。

 

「――これは、特訓しかないわね」

 

「なっ!?

 もう終わりでいいんじゃないか?

 “震撃”を遊びに使うのは止めましょう、という教訓を得たということで」

 

「それでいいわけないでしょ!

 ヴィルは見たくないの!?

 貴方の震える手でアヘアヘになっちゃってる私の姿が!!」

 

「そ、それは正直見てみたい、が――自分で言うか?」

 

 とりあえず。

 この宿場町では食料などを買い足す必要があるということで。

 その買い出しを全てエルミアがやり、その間ヴィルは“震撃”の手加減を練習する、という流れになった。

 

 

 

 

 

 

 破裂する水袋。

 ままならない成果。

 だが、青年は不思議と“遣り甲斐”を感じていた。

 何かを壊す、誰かを殺すためでは無く。

 人を悦ばすために技術を磨くのは、初めてのことだったから。

 

 

 

 ――プロジェクトB

 ――B――B――B――

 

 ~~♪~~♪~~~~♪

 

 

 

「それはもういいっ!

 あと人を殺戮兵器か何かみたいに言うのは止めろ!!

 人命救助のための技術だって色々学んでるんだよ!!」

 

「えー?」

 

 エルミアは不満顔だった。

 

 

 

 

 

 

 昼。

 買い物をある程度片付け、エルミアが宿に戻ってくると。

 

「できたぞ」

 

「早っ!?」

 

 何のことも無さげに、ヴィルは言った。

 

「ちょっと、こういうのってもっとしっかりトレーニングして、ようやく完成させるものなんじゃないの!?

 失敗はっ!? 挫折は!? 打つ手が無くなってからの、発想を逆転させる閃きはっ!?」

 

「そんなもの知らん」

 

「な、なんてドラマが無い……」

 

 ぶつぶつ文句を言う彼女は置いて、青年は釣り下がる水袋に手で触れる。

 

「――よっと」

 

 軽い掛け声と共に、“震撃”を放った。

 革袋が、ブルブルと小さく、しかし高速に振動する。

 

「おおー、すごーい!」

 

「どんなもんだ」

 

 パチパチ拍手するエルミアと、胸を張るヴィル。

 目的を考えると、そんな誇れるようなモノではないのだけれど。

 

 一しきり手を叩いてから、少女がふと質問してくる。

 

「ところでコレ、どれ位できるの?」

 

「どれ位とは?」

 

「今、一瞬しか震えてなかったじゃない。

 どれだけの“時間”震えさせられるのかって」

 

「…………」

 

 ヴィルは押し黙る。

 視線を彷徨わせた後に、

 

「――い、一秒くらい?」

 

「短っ!?」

 

 エルミアが思った通りの反応をした。

 

「ちょっと!

 そんな短い時間で女の子を満足させられると思ってんの!?

 貴方、女を舐めてない!?」

 

「仕方ないだろうっ!!

 瞬間的に超振動を生み出す技なんだから!!

 長時間、振動させることなんてコンセプトに組み込まれてないんだ!!」

 

「はー、ぬか喜びした私がバカだったわ」

 

 少女はため息の後、やれやれと首を振る。

 

「これはまた特訓して貰うしかないわね。

 ちゃんと長い時間振動を保てるようにしておきなさい?」

 

「――何で上から目線で言われなければならないんだ」

 

 イラっと来るのをどうにか抑え、ヴィルは練習を再開した。

 

 

 

 

 

 

 ――プロジェクトB

 ――B――B――B――

 

 

「だからしつこいんだよっ!!」

 

「天丼は基本なのに」

 

 何の話だ。

 

 

 

 

 

 

 革袋が揺れている。

 細かい振動は、既に数十秒続いていた。

 

「うわー。

 ホントに一日でできちゃった」

 

 顔を輝かせるエルミア。

 そんな少女をしり目に、

 

「――俺、何やってんだろう」

 

 ヴィルは現実に立ち戻りつつあった。

 

「そこで冷静にならないでよ!」

 

「いや、うん、なんだろうな。

 俺、もう“帝国”に帰らない方がいいのかも……」

 

「それは好都合!――じゃ、なくて。

 大丈夫でしょ、これくらいなら。

 技術は日進月歩するものなんだし」

 

「……そうかなぁ」

 

 流石に納得しづらい。

 

「そ・ん・な・こ・と・よ・り・も!」

 

 無理やり話題を終わらせると、エルミアはベッドにぽすっと座る。

 そして自ら上着を開けていくと、

 

「ほらほら、早速やってみましょ♪」

 

 胸を露わにしながら、ヴィルを誘う。

 

「そんな開けっ広げな――」

 

 呆れたように呟くものの、青年の視線は彼女のおっぱいに釘つけだった。

 

 小柄な体躯にも関わらず、しっかりと育った2つの果実。

 サイズは同じでも、他の女性より大きく見える。

 それでいて、描く曲線は極上のモノ。

 釣鐘のような形状の先には、ツンと上向きになった薄い桜色の突起。

 その全てが、ヴィルの欲情を無性に掻き立てた。

 

「――あ、あの」

 

「ん?」

 

 胸ばかり見ていると、エルミアに声をかけられる。

 すぐに少女の方を見れば――彼女はもじもじとして顔を赤らめて、

 

「そんなに、ジロジロ見ないで下さい。

 ……は、恥ずかしくて」

 

「うぉっ!?」

 

 いきなりのことに、仰け反ってしまう。

 

(ここで、聖女になるのか!?)

 

 何時の間にやら、エルミアは性女モードから聖女モードへと切り替わっていた。

 

「あー、そっちの状態で、ヤるのか?」

 

「は、はい。

 ご迷惑でしょうか……?」

 

「いや、そんなことは無いが――」

 

「――でしたら、お気兼ねなく。

 私の胸を、存分に弄って下さい」

 

「……わ、分かった」

 

 ヴィルはエルミアの隣に座る。

 少女の銀糸のような髪が、青年の身体にかかる。

 女性の甘い匂いが鼻孔をくすぐった。

 

 そして青年は、美麗な胸へと手を伸ばし、そっと触る。

 

「――あ」

 

 少女の口から小さな吐息。

 手には柔らかくすべすべした感触。

 軽くもんで、その弾力を確かめる。

 

「――ん、ふっ」

 

 甘い息が漏れる。

 蕩けるように色っぽい声と、手の平へかかる弾力を感じてから。

 ヴィルは、“震撃”を使用した。

 

「――あ、あぁあああっ」

 

 プルプルと震えだすおっぱい。

 まるで美味しいプリンのよう。

 

「ああ、あぁああ――気持ち、良い、ですっ――ああああ――

 胸全体が震えて――あぁああああっ」

 

 エルミアはうっとりと呟く。

 その声は実に艶めかしかった。

 ヴィルは“震撃”を使っている手をゆっくりと動かし――乳首を指で挟む。

 

「はっ!? あぁぁあああああっ!!」

 

 ビクッと、少女は身体全体を揺らす。

 

「はっあっあっあっあっ!

 すごいっ!! コレ、すごい、ですっ!!

 乳首がっピリピリしてっ――あ、あぁあああああっ!!」

 

 “先端”へ振動を当てられ、エルミアは大きな嬌声を上げた。

 顔も一気に蕩けだし、煽情的な表情を作る。

 

(もっと、もっと、その顔が見たい!)

 

 自分の中に沸いてくる欲望に従い、ヴィルは空いている手でもう一つの乳首にも触った。

 ――両乳首への、“震撃”。

 

「はぁあああああああんっ!?」

 

 少女が上半身を大きく仰け反らせる。

 

「あっあっあっあっあっあっ!!

 もうっ――もうっ、おっぱいがおかしくなっちゃいますっ――あっああっあっあああっ!!」

 

 瞳を閉じ、口は半開き。

 恍惚とするエルミア。

 おっぱいは、“震撃”によって振動し続けている。

 

「はぁああああっ!――あぁあああああっ!!

 イキ、そう、ですっ――もう、私、イ、ク――――!」

 

 少女が、身体を硬直させた。

 全身が、小さく震える。

 

(――イった、のか)

 

 胸だけで、こうも簡単にイかせられるとは。

 “震撃”の効果はなかなかのものだった。

 

「……良い感じ、かな。

 この技は」

 

「は、はい、軽く絶頂へ達してしまいました……」

 

 涙目で、エルミアは頷く。

 だがそれだけでは終わらず、

 

「――ヴィル。

 その、今度は、下の方にも――」

 

 少女はスカートを捲り始める。

 すぐに、スラリとした白い脚とその付け根を包んだショーツが露わになる。

 

「お願い、します。

 下も――私の、クリトリスにも、あの技を頂けませんでしょうか――」

 

 発情した顔で、彼女は告げてくる。

 ……応えないわけにはいかなかった。

 

 ヴィルは、純白のショーツの中へ手を滑り込ませる。

 

「――もう濡れてるんだな」

 

「だ、だって――さっき、イってしまいました、から……」

 

 気恥ずかし気に、少女は返事する。

 目を反らす仕草が、抱きしめたくなる程に可愛い。

 その衝動を堪え、青年の手は愛液に塗れた彼女の恥丘を探索していった。

 

「――んぅ」

 

 絶頂の後だからか、軽く撫でただけでエルミアは艶のある声を出した。

 

(……コレ、か)

 

 陰核はすぐに見つかった。

 濡れた股間の中、ぷっくりと膨らんでいる。

 目で見ずとも、それがクリトリスであることが分かる。

 ヴィルはその“豆”をそっと抓むと、

 

「いくぞ」

 

「……はい、やって下さい」

 

 少女が首肯するのを見てから、“震撃”を放つ。

 

「――うっ!? あっ!!?」

 

 途端に、彼女の表情が強張る。

 ガクガクと肢体を揺らしながら、

 

「あっ!! うっ!! あっ!!

 こっれっ――すっごっいっ――あっあっあっあっ!!

 あっ!! あっ!! あっ!! あっ!!」

 

 その悶えようは、胸の時の比では無かった。

 ベッドに倒れ込み、シーツを握り締めて、嬌声を上げ続ける。

 彼女の動きに合わせ、繊細な銀髪が波打った。

 水でもかけたかのように、ショーツが濡れていく。

 

「あっ!! あっ!! イクっ!!

 もっもうっ!! イキますっ!! あっ!! あっ!! あっ!!」

 

 超振動するクリトリスから齎される快楽で、エルミアは再度絶頂への階段を駆け上がっていた。

 さっきイッたばかりだというのに、だ。

 

(す、凄いな、“震撃”)

 

 効能の高さに、戦慄すら走る。

 そうこうしている内に、少女の喘ぎは大きくなっていき――

 

「――あっ!! あっ!! あっ!! イクっ!!

 イクっ!! イクっ!! イクっ!! イッ――クッ――――っ!!!!!」

 

 先程よりも大きい痙攣が起きた。

 陰核を弄る手に、暖かい液体がかかる。

 彼女の潮、だろう。

 

「はぁっ――はぁっ――はぁっ――はぁっ――」

 

 仰向けでベッドに転がったまま、荒く呼吸するエルミア。

 綺麗な形の乳房が、上下に揺れる。

 その様を見ていると、ヴィルは自分の鼓動が早まっていくのを感じた。

 

「エルミア、その――」

 

「はぁっ――はぁっ――だ、大丈夫、です。

 私の、中で――はぁっ――はぁっ――ヴィルも、気持ち良くなって下さい」

 

 言い難そうな気配を察してか、少女の方から切り出してきた。

 両手を広げ、ヴィルを迎え入れようとする。

 辛抱堪らず、彼女へと覆いかぶさる。

 

「エルミア――エルミア――!」

 

「ああぁ、ヴィル――」

 

 互いに抱き合い、口づけを交わす。

 最初は唇同士の軽いキス。

 それが、次第に舌を絡ませた濃厚なモノへと変貌していく。

 

「――は、あ――ん、んぅ――れろ、れろ――ん、んむぅ――」

 

 エルミアの唾液が口内へ染み渡る。

 彼女の体液は、どんなものであってもヴィルの好物だった。

 じっくりと堪能してから、顔を離す。

 

「――挿れる、からな」

 

「はい。

 何時でも、構いません」

 

 にっこりと、幸せそうに笑う少女。

 その笑顔が青年を逸らせる。

 一刻も早く、エルミアの膣を味わいたい。

 

 急いでベルトを外し、ズボンを降ろし、自分の性器を取り出す。

 熱く勃起したソレを少女の股へ――彼女の“入口”に添えると。

 間髪入れず、腰をエルミア向けて突き出した。

 

「あぁぁあああああっ!!」

 

 彼女の口から艶声。

 同時に、股間が暖かさに包まれる。

 膣のヒダがイチモツに絡みつき、全体を絞めてきた。

 搾るような締め付けが、ヴィルの快楽をさらに煽る。

 

「――動かすぞ!」

 

「はいっ――いっぱいっ――いっぱい、して下さい!」

 

 欲求に抗おうとはせず、前後に腰をグラインドし出す。

 膣に扱かれる快感が、青年の全身を駆け回った。

 

 

 この時。

 少女は――いや、当の青年自身すら、甘く見ていた。

 ヴィルの、底知れぬ才能を。

 

 

「――あっ!!?

 あっ!!? あぁあああああああああああああっ!!!?」

 

 突如、エルミアの絶叫が響く。

 

「――お、おおっ!?」

 

 ヴィルも、戸惑いだした。

 何故なら――股間が“震えだした”からだ。

 

「あひっ!!? あっ!! あっ!! あああっ!!

 ふ、ふ、震えっ!?――中が、震えてっ!!?――あぁああああああああっ!!!」

 

 エルミアが痙攣した。

 絶頂したのだ。

 

 だがそれも無理もない。

 身体の中へ、直接(・・)“震撃”を打たれては。

 

(――こ、これはっ!?)

 

 ヴィルは自身に起きていることを理解した。

 元より、彼は全身、あらゆる打撃、武器による攻撃にすら“震撃”を乗せられる(・・・・・)

 そして今日、何時間にも及ぶ反復訓練によって、ちょっとした弾みで“加減した震撃”を行ってしまう()ができてしまったのだ。

 

 その結果が、コレ。

 愚息を使った“震撃”――否、“チン撃”か。

 

(上手いこと言ったつもりか!?)

 

 自分で自分につっこみを入れる。

 

「あひっ!? あひっ!? はひっ!

 ――ヴぃ、ヴィルっ――止めてっ――止めて、下さいっ!!

 あっ!! あっ!! あっ!! ああっ!!!

 おかしく、なるっ――私、おかしくなるっ!!――やぁあああああああっ!!?」

 

 絶叫しながら、中止を懇願する少女。

 彼女の身は、ブリッジでもするような勢いで反らされている。

 “内側”からの超振動は、エルミアをして耐えられない刺激のようだ。

 

「わ、分かった、すぐに――!?」

 

 そこで気付く。

 自分の身体が、制御できない。

 “チン撃”が、止まらない!

 

(何故だっ!?)

 

 心で叫ぶも、理由は明らかだった。

 ――気持ち、良いのだ。

 凄まじい快楽なのだ。

 振動した剛直で少女の膣を抉る行為は。

 

「あっ!! あっ!! あっ!! イクっ!! イクっ!!

 イクぅぅぅううううううううっ!!!」

 

 エルミアは激しく震える。

 瞳は白目を剥き、涙が流れ落ちた。

 それを見て止めようと努めるも――止まらない。

 

 超振動する肉棒が、少女の膣肉を震えさせ。

 その震えが、ヴィル自身へさらなる快楽として跳ね返ってくる。

 膣壁による、締め付けと振動の二重奏。

 理性ではとても抑えられない悦楽であった。

 

「あぁあああああああああああっ!!!

 イグっ!! イグぅぅぅううううううううっ!!!」

 

 そうこうしている間にも、少女は絶頂を続ける。

 大きく開けた口からは、泡まで噴き始めていた。

 最早、一刻の猶予も無い。

 

(――お、俺も、イクしかない!)

 

 射精すれば昂りは静まり、“チン撃”も収まるはず。

 そう信じて、青年はピストン運動を再開した。

 

 ――性器を引き抜けばいいだけじゃないのか、というツッコミを行える者は、この場に誰もいなかった。

 

「――あっ!!――あっ!!!――あっ!!!」

 

 もうほとんど余力が無いのか、エルミアは途切れ途切れに喘ぐのみ。

 だが、声を出すたびに肢体には痙攣が起き、彼女の絶頂地獄が終わっていないことを分からせてくれる。

 

(俺も、すぐ、イクぞ――!)

 

 自身が動くことで、少女の膣から貰える快楽はさらに増す。

 彼女を解放するため、一心不乱に腰を振った。

 ――亀頭が、子宮口を叩きだしていることにも気づかず。

 

「――かっ!!?――はっ!!?――あっ!!?」

 

 子宮を直接振動させられ、エルミアの苦悶の色が変わる。

 しかしヴィルはそれを意に介さず、股間を彼女に叩き込んだ。

 痙攣した膣は痛い程に肉棒を絞め。

 そこへ超振動が加わり、快感で脳が焼ききれそうだ。

 まるで股間が無くなっているような錯覚すら覚える。

 

(も、もう少し、で)

 

 全身の血が“一か所”へ集中していく。

 射精感が限界にまで高まっていった。

 絶頂まであと僅か。

 ――と、そんな時。

 

「――あ」

 

 剛直が、とうとう子宮内に滑り込む。

 子宮へ、女体の一番奥底へ、超振動が打ち込まれた。

 

「――あ――が――は――――――――

 ――――――ぁぁぁぁぁああああああああああああああああっ!?!!?」

 

「う、お、お、イクっ!?」

 

 喉が張り裂けんばかりの叫びが、エルミアから飛び出す。

 それと時同じく、ヴィルは射精した。

 精液が、少女の子宮に流れ込んでいく。

 

「あああああああ!!!――――あああああああああ!!!!」

 

 訳の分からぬ呻き声を出して、ソレを受け止めるエルミア。

 とうに意識を失っていることは明らかだ。

 

「――――あ――――あ――――――――あ」

 

 …………。

 青年の射精が終わると、部屋は静まり返っていた。

 我に返ったヴィルの目の前には、

 

「――――」

 

 微動だにせぬ、小柄な少女。

 目からは光が失われ。

 身体の穴という穴から液体が垂れ流しになり。

 全身汗まみれ。

 銀色の長髪も、これ以上ない程に乱れていた。

 

 そんな姿であっても、“美しい”と思えてしまうのは、彼女の美貌故か、それとも単なる男の性か。

 

「へ、平気か、エルミア?」

 

 揺さぶる。

 返事は無い。

 

「――エルミア?

 ――エルミアぁっ!!!」

 

 寝室には、男の悔恨に満ちた声だけが木霊した。

 

 

 

 

 

 

 結局、エルミアが目覚めたのは。

 ヴィルが、死んで詫びようかと首吊り用の縄を用意した頃合いであった。

 幸い、後遺症は無かったようである。

 

 

 

 

 

 

 朝。

 眩しい太陽の光は、昨日の惨劇を何となく忘れさせてくれるような気がした。

 

(……封印だな、あの技は)

 

 窓から快晴の空を見上げながら、ヴィルは決意する。

 そんな彼へ向かって、

 

「ねぇねぇ、ヴィル!」

 

 徹底的に嬲られた割には結構元気なエルミア(性女モード)が話しかけてきた。

 昨夜のことから気後れしてしまうものの、どうにか返事する。

 

「……どうした?」

 

「私、色々考えてみたんだけど――」

 

 一拍間を置いて、

 

「あの工事担任者が言うには、“徹打(てつうち)”って技もあるらしいじゃない?」

 

「え?」

 

「相手の体内へ、衝撃を徹すっていうヤツ」

 

「え?」

 

「ソレを上手く使えば、ちんこ挿れなくても膣や子宮が弄れるんじゃないの!?

 しかも周囲からはお腹擦ってるようにしか見えないから、白昼堂々町のど真ん中でプレイができちゃったり!

 これ凄くないっ!?」

 

「…………」

 

 お望み通り、ヴィルは“徹打”をエルミアの頭にかまして、彼女を昏倒させた。

 ――再び目覚めたときには、彼女が何もかも全て忘れてくれていることを信じて。

 

 

 完

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