※この作品はR-18です。

聖女(性女)様と一緒 ~悠々自適の一人旅が、波瀾とエロに満ちた珍道中に~   作:ぐうたら怪人Z

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③ 誘われて(H)

「んんっ!?」

 

 再度行われる口づけ。

 先程との違いは、互いに(・・・)求め合っている(・・・・・・・)ということだろうか。

 

「んっ! んちゅっ! んんっ! あっ! あふっ! んんっ!」

 

 ヴィルも、エルミアも。

 少しでも相手を味わおうと、懸命に舌を動かした。

 青年の舌が少女の口内を、少女の舌が青年の口内を、それぞれ蹂躙していく。

 

「んっ! れろ、れろっ――んんっ! んっ! んっ!!」

 

 エルミアの顔が、たちまち蕩けていった。

 彼女の身体から力が抜けていく。

 

「あ、あふっ! あっ! れろ、えろっ――んふっ! んんっ! ん――っ!!」

 

 十分にキスを堪能したヴィルは、標的を変更する。

 

「はぁっ――はぁっ――はぁっ――あ?」

 

 エルミアが身に着けているドレスをずり下ろし、胸を露わにする。

 純白のブラジャーに包まれたおっぱいが、姿を現した。

 あどけなさのある顔立ちに反して、“そこ”は十分に育っている。

 

「……綺麗だな」

 

 一言零してから、ヴィルはブラジャーを力任せに外した。

 ひょっとしたらどこか壊れてしまったかもしれないが、それに気遣う余裕はもう無い。

 

 下着を無くしてなお、エルミアの胸は綺麗な形を崩さなかった。

 先端は、薄い桜色。

 初雪のような白さを持つ肌との対比が、実に美しかった。

 

 ヴィルはその双丘の片方を揉み、片方を舐める。

 

「あっ! あ、ああっ! あぁああんっ!」

 

 喘ぎ始めるエルミア。

 

 彼女のおっぱいは柔らかく、それでいてしっかりとしたハリを持っていた。

 まるで、手に吸い付いてくるような感触。

 

 同様の感覚が、舌にも伝わってくる。

 突けばプルンと揺れ、しかしすぐ元に戻る。

 極上のデザートを味わっているかのように錯覚してしまう。

 

「気持ち、いい…! あ、ああっ! 気持ち、いいよぉ…! ああんっ!」

 

 うっとりとした少女は口調で呟く。

 

「ヴィル、乳首も――あっあっ――乳首も、弄ってぇっ!」

 

 言われるまでも無かった。

 胸の先端を、指で抓み、口で吸いだす。

 

「はぁああああんっ! あっ! ああっ! ああぁあぁああっ!!」

 

 エルミアはさらに甲高い嬌声を上げた。

 乳首は既にコリコリに固くなっており、彼女が感じていることを如実に表している。

 

「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!

 ――ああぁああああああっ!!!?」

 

 艶声が大きくなる。

 ヴィルが、乳首を噛んだからだ。

 さらに増した刺激に、彼女の性感は昂っていった。

 

「あっ! あっ! 凄いっ! あっ! あっ! 凄いのっ!

 もっと! もっと! 気持ち良くしてぇっ!!」

 

 故意なのか、無意識なのか。

 エルミアは自らの股間を、青年の身体に擦り付けてくる。

 その“意図”が分からない、ヴィルではなかった。

 

 おっぱいへの責めは続けたまま、空いている手を彼女のスカートの中へ突っ込むと、そのまま股間を弄ってやる。

 

「――ああぁああっ!!!」

 

 欲していた快感を与えられ、エルミアは嬉しそうに喘ぐ。

 彼女の股は、もう愛液でびちょびちょだった。

 少し弄るだけで、水音がたってしまう程に。

 

「はぁんっ! ああっ! ああっ! んぁあああっ!!」

 

 胸と股間を同時に責められ、感極まった声を出すエルミア。

 このままいけば、すぐに絶頂するだろうが――

 

(――駄目だ!)

 

 それではヴィルが満足できない。

 もう彼の男根はどうしようも無くそそり立ち、早く女へ入りたい(・・・・・・・・)と訴えかけてきているのだ。

 コレを突き立てる前に、彼女にイかれてしまう訳にはいかない。

 

 ヴィルは、一旦彼女を責める手を止めた。

 身体を少しだけ彼女から離す。

 そうした方が、“作業”しやすいからだ。

 

「あ、ん―――?

 はぁっ……はぁっ……ど、どうしたの?」

 

 訝しむ彼女を無視して、スカートを捲り上げた。

 ブラジャーに同じく、純白のショーツが視界に入った。

 高級そうな、シルクの下着だ。

 

 だがそれを鑑賞する暇は、ヴィルに無かった。

 股間は痛い程に勃起し、彼をせっついてくる。

 今、用があるのは、その中身(・・)なのだ。

 

 ショーツを、乱暴に脱がす。

 

「――んぅっ」

 

 ヴィルが何を求めているのか、エルミアも分かっているのだろう。

 彼女は促されるまでも無く、股を開いてきた。

 

 濡れそぼった女性器をじっくりと見る間も無く、青年は再びエルミアの上にのしかかる。

 数秒でも早く、彼女を感じたいのだ。

 少女の耳元に口を近づけ、そっと囁いた。

 

「――挿れるぞ」

 

「――うん、来て」

 

 それを合図に。

 ヴィルは自らの愚息を、一気に膣内へと侵入させた。

 彼の股間が、暖かい感触に包まれた。

 

「―――――あっっっ!?」

 

 エルミアの身体が硬直する。

 直後、ビクッビクッと小さく痙攣しだした。

 

(……これは、まさか)

 

 ヴィルの頭に、ある可能性が浮上する。

 

「……イっちゃったのか?」

 

「あ、うっ――ご、ごめんっ――こ、これ――凄くって――」

 

 涙を流しながら、息も絶え絶えに答えるエルミア。

 本当に挿入しただけで、絶頂してしまったらしい。

 

(そういえば、禁欲生活が長いと言っていたな)

 

 久しぶりの快感で、あっという間に気をやってしまったのだろう。

 ただ、彼女がイったからと言って、ここで止まるわけにはいかなかった。

 

「動くからな」

 

「――え?」

 

 聞き返してくるエルミアに何も答えず。

 ヴィルは、腰を振り出した。

 

「あ、あぁあああああっ!!!」

 

 絶頂したばかりで敏感になっているのか、叫んでいるかのような喘ぎが彼女から飛び出す。

 表情が歪み、苦しいような、それでいて気持ちが良さそうな、絶妙な顔つきとなる。

 それがまた、素晴らしいほど淫猥であった。

 

「あっ!! あっ!! あひっ!?

 ヴィルっ!! 待って!! あぅっ! ああっ! ちょっと待ってぇっ!! あぁあああんっ!!」

 

 懇願されるが、止まらない、止められない(・・・・・・)

 最早、ヴィルの意思でもこの行為を中断できなくなっていた。

 

(……なんだ、これは!

 この、快感は……!!)

 

 エルミアの膣は絶品だった。

 男根全体に絡みつき、締め付け、扱きあげてくる。

 気を抜けば、あっという間に絶頂へ導かれてしまいそうだ。

 

 ヴィルの思考と無関係に、彼の身体は快楽を求めて動いていた。

 

「あぁああっ! ああっ! やぁあああっ!!

 私、イクっ!! また、イっちゃうぅううっ!!!」

 

 どうしようもない悦楽を与えられているのは、エルミアも同じの様だ。

 イったばかりだというのに――いや、イったばかりだからか――もう次のオーガズムが押し寄せてきているらしい。

 

 彼女の表情から、“苦しさ”はもう抜け落ちていた。

 ただただ恍惚と喘ぐ、女の顔だ。

 “聖女”が決してしてはならない、雌の顔だ。

 

「ああ、いいぞ。

 イケっ! エルミアっ!

 また、イクんだっ!!」

 

 彼女の嬌声が、ヴィルのピストン運動を加速させる。

 早く動かせば動かす程、エルミアの膣はより強い快楽を与えてくれた。

 

「あぁあああああっ!!

 凄いっ!! 凄すぎるのっ!!

 ヴィルのおちんぽ、おっきすぎて――深いぃっ!!

 あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

 

 エルミアが抱き着いてくる。

 止めどなく与えられる快感に堪えきれないのか、抱きしめる腕には強い力がかかっていた。

 

「叩いてるぅっ!! ヴィルが、私の奥、ガンガン叩いてるぅっ!!

 も、ダメっ! イクっ! イクのっ! 私っ! イクっ!!」

 

「ああ、イケっ!!

 俺も、イクぞっ!!」

 

 絶頂に達しそうなのは、ヴィルも同じこと。

 女性器による快感は股間から脳に伝わり、我を忘れさせていた。

 今の青年は、ただの腰振り人形だ。

 

 ――そして、享楽を貪る2人は、同時に“終わり”を迎えた。

 

「さあ、イケっ!! イケっ! イケっ!! イケぇっ!!」

 

「あうっ!! あっ!! あっ!! イクっ!! イクっ!!

 イク、イク、イク、イク、イクぅううううううううううっ!!!!!!」

 

 エルミアは、全身を仰け反らせ、硬く強張る。

 ヴィルは、彼女の最奥へ精を解き放った。

 

「あっ――あっ――あっ――あっ――」

 

 オーガズムの余韻で、彼女は白目を剥きながらビクンッビクンッと大きく震える。

 そしてエルミアが痙攣する度に、膣は強く締まり――

 

「……う、ぐっ」

 

 ヴィルの精液を、一滴残らず搾っていく。

 まるで、連続で射精しているかのようだ。

 

「あっ――あっ――あっ――あ――――――――」

 

 幾度目かの痙攣を終えたところで、エルミアは脱力し、動かなくなる。

 

「…………」

 

 ヴィルもまた、疑似的な連続絶頂で体力を奪われ、意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 目が覚めて。

 

「……やってしまった」

 

 ヴィルは、頭を抱えた。

 

 日はもう高く上がっている。

 出発の予定時間は、とっくに過ぎていた。

 

(まさか、あんなに熱中してしまうとは――)

 

 仕方がない。

 心が高鳴る程に好みな外見の女の子と、致したのだ。

 時が経つのを忘れてしまうのも、仕方がないことなのである。

 

「と、とにかく、エルミアを起こさなければ――」

 

 横で寝ている彼女を揺さぶる。

 その時。

 

「あーーーーーっ!!!?」

 

 絶叫する。

 あり得ないモノを、見てしまった。

 

「ふぁあああ……

 おはよ、ヴィル。

 どうしたの、大きな声出して?」

 

 その叫びで、エルミアは起きたようだ。

 だが、ヴィルはそれどころでは無かった。

 

「き、君っ! 君は――っ!!」

 

 見つけたモノを指し示しながら、

 

「――しょ、処女、だったのか!?」

 

 ……ヴィルが見たモノ。

 それは、ベッドに付いた“血”の染みだった。

 ちょうど、昨夜“行為”をしていたところに付いている。

 それが意味するもの。

 つまり――彼女は、“初めて”だったということ。

 

 昨夜、イチモツを挿入した際、彼女が震えたのも、涙を流したのも。

 ――絶頂したからではなく、破瓜の痛みに耐えてのものだったのだ。

 

 しかし、動転するヴィルをよそに、エルミアは涼しい顔だ。

 

「そうよ。

 分からなかったの?」

 

「分からなかったって――分かるわけないだろう!?

 そっちから誘ってきたんだし、やたらと手慣れてたし!!」

 

「本とか読んで練習してたの。

 あとはこう、杖を使って、こんな感じに――」

 

「おい止めろ!?

 仮にも神聖な代物使ってナニしてんだ!!」

 

 エルミアが杖で“実演”しようとしだしたので、慌てて止める。

 

「だいたいね、私は聖女なのよ?

 ただでさえ教会はエッチなことにうるさいし。

 “そういうこと”する自由なんて無かったんだってば」

 

 あっけらかんとした物言いだ。

 

「いやー、でも、私の才能も大したもんよね。

 処女だってことに気付かれなかったんだから」

 

「……そ、そういう問題じゃなくてだな」

 

 ただ自分が慌てているだけの現状に、脱力を感じながら。

 しかし、ヴィルは彼女に問い質す。

 

「君は、初めてが俺なんかで、良かったのか」

 

「――貴方だから、良かったの」

 

「っっっっ!!?」

 

 その言葉は。

 青年を一瞬で撃沈させるに十分な破壊力だった。

 しかし、

 

「貴方のちんぽ、凄く気持ちよかったからねー。

 オナニーとは偉い違い!

 もう、オナニーじゃ満足できないかも♪」

 

「いきなりはしたない話になるなよ!!」

 

 頬を染めて身体をくねらせるエルミアに、ツッコミを入れる。

 なんかこう、色々とダメだ、この女は。

 

「ねぇ――私の、“初めての男”になった気分はどう?」

 

「――っ!?」

 

 いきなり聞かれ、言葉に詰まってしまう。

 

「あはははは、わっかりやすーい!

 そんなに嬉しそうな顔しなくったって♪」

 

「や、やかましい!!」

 

 怒鳴る。

 怒鳴って、誤魔化す。

 

「と、と、とにかく!

 もう予定時刻は大幅に過ぎているんだ!!

 すぐ、出発するぞっ!!!」

 

 気恥ずかしさや、情けなさ――そして、“嬉しさ”を隠すため、敢えて大声で宣言する。

 

「ええー、もう?」

 

「今から行けば、宿場町は無理でも次の休憩所には無理なく到着できるんだ!」

 

「休憩所だったら、ちょい余裕があるんじゃない?

 処女卒業の記念に、もう一回くらいヤっときましょうよ。

 昨日は、最後の方わけわかんなくなっちゃったから」

 

「するかぁっ!!!」

 

 申し出を一蹴する。

 するとエルミアは、急にしおらしくなって――

 

「――私を抱いては、下さらないのですか?」

 

「っっっっ!?!!?」

 

 “聖女”の顔だった。

 出会った最初に見た、ヴィルが本気で一目惚れした、あの少女の顔だった。

 その少女が、自分を抱いて欲しいと、潤んだ瞳で懇願している。

 

「…………………する」

 

 ヴィルは、陥落した。

 

「あはは、この正直者め。

 じゃ、時間も無いことだし早速ヤりましょ!」

 

 笑顔でエルミアが抱き着いてくる。

 その肢体の柔らかさに、青年の愚息は勝手に勃起し始めた。

 

「……畜生。

 畜生ーーーーっ!!!」

 

 そんな叫び(敗北宣言)と共に。

 ヴィルは、エルミアを押し倒した。

 

 

 

 

 

 

 とりあえず。

 日が暮れる前に、次の休憩所には辿り着けたことを、最後に記しておく。

 

 

 

 完

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