聖女(性女)様と一緒 ~悠々自適の一人旅が、波瀾とエロに満ちた珍道中に~ 作:ぐうたら怪人Z
「んんっ!?」
再度行われる口づけ。
先程との違いは、
「んっ! んちゅっ! んんっ! あっ! あふっ! んんっ!」
ヴィルも、エルミアも。
少しでも相手を味わおうと、懸命に舌を動かした。
青年の舌が少女の口内を、少女の舌が青年の口内を、それぞれ蹂躙していく。
「んっ! れろ、れろっ――んんっ! んっ! んっ!!」
エルミアの顔が、たちまち蕩けていった。
彼女の身体から力が抜けていく。
「あ、あふっ! あっ! れろ、えろっ――んふっ! んんっ! ん――っ!!」
十分にキスを堪能したヴィルは、標的を変更する。
「はぁっ――はぁっ――はぁっ――あ?」
エルミアが身に着けているドレスをずり下ろし、胸を露わにする。
純白のブラジャーに包まれたおっぱいが、姿を現した。
あどけなさのある顔立ちに反して、“そこ”は十分に育っている。
「……綺麗だな」
一言零してから、ヴィルはブラジャーを力任せに外した。
ひょっとしたらどこか壊れてしまったかもしれないが、それに気遣う余裕はもう無い。
下着を無くしてなお、エルミアの胸は綺麗な形を崩さなかった。
先端は、薄い桜色。
初雪のような白さを持つ肌との対比が、実に美しかった。
ヴィルはその双丘の片方を揉み、片方を舐める。
「あっ! あ、ああっ! あぁああんっ!」
喘ぎ始めるエルミア。
彼女のおっぱいは柔らかく、それでいてしっかりとしたハリを持っていた。
まるで、手に吸い付いてくるような感触。
同様の感覚が、舌にも伝わってくる。
突けばプルンと揺れ、しかしすぐ元に戻る。
極上のデザートを味わっているかのように錯覚してしまう。
「気持ち、いい…! あ、ああっ! 気持ち、いいよぉ…! ああんっ!」
うっとりとした少女は口調で呟く。
「ヴィル、乳首も――あっあっ――乳首も、弄ってぇっ!」
言われるまでも無かった。
胸の先端を、指で抓み、口で吸いだす。
「はぁああああんっ! あっ! ああっ! ああぁあぁああっ!!」
エルミアはさらに甲高い嬌声を上げた。
乳首は既にコリコリに固くなっており、彼女が感じていることを如実に表している。
「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!
――ああぁああああああっ!!!?」
艶声が大きくなる。
ヴィルが、乳首を噛んだからだ。
さらに増した刺激に、彼女の性感は昂っていった。
「あっ! あっ! 凄いっ! あっ! あっ! 凄いのっ!
もっと! もっと! 気持ち良くしてぇっ!!」
故意なのか、無意識なのか。
エルミアは自らの股間を、青年の身体に擦り付けてくる。
その“意図”が分からない、ヴィルではなかった。
おっぱいへの責めは続けたまま、空いている手を彼女のスカートの中へ突っ込むと、そのまま股間を弄ってやる。
「――ああぁああっ!!!」
欲していた快感を与えられ、エルミアは嬉しそうに喘ぐ。
彼女の股は、もう愛液でびちょびちょだった。
少し弄るだけで、水音がたってしまう程に。
「はぁんっ! ああっ! ああっ! んぁあああっ!!」
胸と股間を同時に責められ、感極まった声を出すエルミア。
このままいけば、すぐに絶頂するだろうが――
(――駄目だ!)
それではヴィルが満足できない。
もう彼の男根はどうしようも無くそそり立ち、
コレを突き立てる前に、彼女にイかれてしまう訳にはいかない。
ヴィルは、一旦彼女を責める手を止めた。
身体を少しだけ彼女から離す。
そうした方が、“作業”しやすいからだ。
「あ、ん―――?
はぁっ……はぁっ……ど、どうしたの?」
訝しむ彼女を無視して、スカートを捲り上げた。
ブラジャーに同じく、純白のショーツが視界に入った。
高級そうな、シルクの下着だ。
だがそれを鑑賞する暇は、ヴィルに無かった。
股間は痛い程に勃起し、彼をせっついてくる。
今、用があるのは、その
ショーツを、乱暴に脱がす。
「――んぅっ」
ヴィルが何を求めているのか、エルミアも分かっているのだろう。
彼女は促されるまでも無く、股を開いてきた。
濡れそぼった女性器をじっくりと見る間も無く、青年は再びエルミアの上にのしかかる。
数秒でも早く、彼女を感じたいのだ。
少女の耳元に口を近づけ、そっと囁いた。
「――挿れるぞ」
「――うん、来て」
それを合図に。
ヴィルは自らの愚息を、一気に膣内へと侵入させた。
彼の股間が、暖かい感触に包まれた。
「―――――あっっっ!?」
エルミアの身体が硬直する。
直後、ビクッビクッと小さく痙攣しだした。
(……これは、まさか)
ヴィルの頭に、ある可能性が浮上する。
「……イっちゃったのか?」
「あ、うっ――ご、ごめんっ――こ、これ――凄くって――」
涙を流しながら、息も絶え絶えに答えるエルミア。
本当に挿入しただけで、絶頂してしまったらしい。
(そういえば、禁欲生活が長いと言っていたな)
久しぶりの快感で、あっという間に気をやってしまったのだろう。
ただ、彼女がイったからと言って、ここで止まるわけにはいかなかった。
「動くからな」
「――え?」
聞き返してくるエルミアに何も答えず。
ヴィルは、腰を振り出した。
「あ、あぁあああああっ!!!」
絶頂したばかりで敏感になっているのか、叫んでいるかのような喘ぎが彼女から飛び出す。
表情が歪み、苦しいような、それでいて気持ちが良さそうな、絶妙な顔つきとなる。
それがまた、素晴らしいほど淫猥であった。
「あっ!! あっ!! あひっ!?
ヴィルっ!! 待って!! あぅっ! ああっ! ちょっと待ってぇっ!! あぁあああんっ!!」
懇願されるが、止まらない、
最早、ヴィルの意思でもこの行為を中断できなくなっていた。
(……なんだ、これは!
この、快感は……!!)
エルミアの膣は絶品だった。
男根全体に絡みつき、締め付け、扱きあげてくる。
気を抜けば、あっという間に絶頂へ導かれてしまいそうだ。
ヴィルの思考と無関係に、彼の身体は快楽を求めて動いていた。
「あぁああっ! ああっ! やぁあああっ!!
私、イクっ!! また、イっちゃうぅううっ!!!」
どうしようもない悦楽を与えられているのは、エルミアも同じの様だ。
イったばかりだというのに――いや、イったばかりだからか――もう次のオーガズムが押し寄せてきているらしい。
彼女の表情から、“苦しさ”はもう抜け落ちていた。
ただただ恍惚と喘ぐ、女の顔だ。
“聖女”が決してしてはならない、雌の顔だ。
「ああ、いいぞ。
イケっ! エルミアっ!
また、イクんだっ!!」
彼女の嬌声が、ヴィルのピストン運動を加速させる。
早く動かせば動かす程、エルミアの膣はより強い快楽を与えてくれた。
「あぁあああああっ!!
凄いっ!! 凄すぎるのっ!!
ヴィルのおちんぽ、おっきすぎて――深いぃっ!!
あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!」
エルミアが抱き着いてくる。
止めどなく与えられる快感に堪えきれないのか、抱きしめる腕には強い力がかかっていた。
「叩いてるぅっ!! ヴィルが、私の奥、ガンガン叩いてるぅっ!!
も、ダメっ! イクっ! イクのっ! 私っ! イクっ!!」
「ああ、イケっ!!
俺も、イクぞっ!!」
絶頂に達しそうなのは、ヴィルも同じこと。
女性器による快感は股間から脳に伝わり、我を忘れさせていた。
今の青年は、ただの腰振り人形だ。
――そして、享楽を貪る2人は、同時に“終わり”を迎えた。
「さあ、イケっ!! イケっ! イケっ!! イケぇっ!!」
「あうっ!! あっ!! あっ!! イクっ!! イクっ!!
イク、イク、イク、イク、イクぅううううううううううっ!!!!!!」
エルミアは、全身を仰け反らせ、硬く強張る。
ヴィルは、彼女の最奥へ精を解き放った。
「あっ――あっ――あっ――あっ――」
オーガズムの余韻で、彼女は白目を剥きながらビクンッビクンッと大きく震える。
そしてエルミアが痙攣する度に、膣は強く締まり――
「……う、ぐっ」
ヴィルの精液を、一滴残らず搾っていく。
まるで、連続で射精しているかのようだ。
「あっ――あっ――あっ――あ――――――――」
幾度目かの痙攣を終えたところで、エルミアは脱力し、動かなくなる。
「…………」
ヴィルもまた、疑似的な連続絶頂で体力を奪われ、意識を失った。
目が覚めて。
「……やってしまった」
ヴィルは、頭を抱えた。
日はもう高く上がっている。
出発の予定時間は、とっくに過ぎていた。
(まさか、あんなに熱中してしまうとは――)
仕方がない。
心が高鳴る程に好みな外見の女の子と、致したのだ。
時が経つのを忘れてしまうのも、仕方がないことなのである。
「と、とにかく、エルミアを起こさなければ――」
横で寝ている彼女を揺さぶる。
その時。
「あーーーーーっ!!!?」
絶叫する。
あり得ないモノを、見てしまった。
「ふぁあああ……
おはよ、ヴィル。
どうしたの、大きな声出して?」
その叫びで、エルミアは起きたようだ。
だが、ヴィルはそれどころでは無かった。
「き、君っ! 君は――っ!!」
見つけたモノを指し示しながら、
「――しょ、処女、だったのか!?」
……ヴィルが見たモノ。
それは、ベッドに付いた“血”の染みだった。
ちょうど、昨夜“行為”をしていたところに付いている。
それが意味するもの。
つまり――彼女は、“初めて”だったということ。
昨夜、イチモツを挿入した際、彼女が震えたのも、涙を流したのも。
――絶頂したからではなく、破瓜の痛みに耐えてのものだったのだ。
しかし、動転するヴィルをよそに、エルミアは涼しい顔だ。
「そうよ。
分からなかったの?」
「分からなかったって――分かるわけないだろう!?
そっちから誘ってきたんだし、やたらと手慣れてたし!!」
「本とか読んで練習してたの。
あとはこう、杖を使って、こんな感じに――」
「おい止めろ!?
仮にも神聖な代物使ってナニしてんだ!!」
エルミアが杖で“実演”しようとしだしたので、慌てて止める。
「だいたいね、私は聖女なのよ?
ただでさえ教会はエッチなことにうるさいし。
“そういうこと”する自由なんて無かったんだってば」
あっけらかんとした物言いだ。
「いやー、でも、私の才能も大したもんよね。
処女だってことに気付かれなかったんだから」
「……そ、そういう問題じゃなくてだな」
ただ自分が慌てているだけの現状に、脱力を感じながら。
しかし、ヴィルは彼女に問い質す。
「君は、初めてが俺なんかで、良かったのか」
「――貴方だから、良かったの」
「っっっっ!!?」
その言葉は。
青年を一瞬で撃沈させるに十分な破壊力だった。
しかし、
「貴方のちんぽ、凄く気持ちよかったからねー。
オナニーとは偉い違い!
もう、オナニーじゃ満足できないかも♪」
「いきなりはしたない話になるなよ!!」
頬を染めて身体をくねらせるエルミアに、ツッコミを入れる。
なんかこう、色々とダメだ、この女は。
「ねぇ――私の、“初めての男”になった気分はどう?」
「――っ!?」
いきなり聞かれ、言葉に詰まってしまう。
「あはははは、わっかりやすーい!
そんなに嬉しそうな顔しなくったって♪」
「や、やかましい!!」
怒鳴る。
怒鳴って、誤魔化す。
「と、と、とにかく!
もう予定時刻は大幅に過ぎているんだ!!
すぐ、出発するぞっ!!!」
気恥ずかしさや、情けなさ――そして、“嬉しさ”を隠すため、敢えて大声で宣言する。
「ええー、もう?」
「今から行けば、宿場町は無理でも次の休憩所には無理なく到着できるんだ!」
「休憩所だったら、ちょい余裕があるんじゃない?
処女卒業の記念に、もう一回くらいヤっときましょうよ。
昨日は、最後の方わけわかんなくなっちゃったから」
「するかぁっ!!!」
申し出を一蹴する。
するとエルミアは、急にしおらしくなって――
「――私を抱いては、下さらないのですか?」
「っっっっ!?!!?」
“聖女”の顔だった。
出会った最初に見た、ヴィルが本気で一目惚れした、あの少女の顔だった。
その少女が、自分を抱いて欲しいと、潤んだ瞳で懇願している。
「…………………する」
ヴィルは、陥落した。
「あはは、この正直者め。
じゃ、時間も無いことだし早速ヤりましょ!」
笑顔でエルミアが抱き着いてくる。
その肢体の柔らかさに、青年の愚息は勝手に勃起し始めた。
「……畜生。
畜生ーーーーっ!!!」
そんな
ヴィルは、エルミアを押し倒した。
とりあえず。
日が暮れる前に、次の休憩所には辿り着けたことを、最後に記しておく。
完