※この作品はR-18です。

聖女(性女)様と一緒 ~悠々自適の一人旅が、波瀾とエロに満ちた珍道中に~   作:ぐうたら怪人Z

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⑦ 今後の方針は?(H)

 山から帰り、早速ヴィルが案内されたのは村長の屋敷にある一室だった。

 最初に通された所よりも遥かに豪華な部屋だ。

 下手したら――いや、間違いなく村長の私室以上に煌びやかな造りだろう。

 

「……こんな場所まで遭ったのか、この村には」

 

「VIPが視察に来る時使う部屋だよ」

 

「なるほど」

 

 褐色肌のメイド――ラティナの説明に相槌を打つ。

 神獣の監視を行っている村なのだ。

 大臣クラスの人間が査察に来ても何らおかしくない。

 

「俺はこの部屋でじっとしていればいいわけか?」

 

「そうそう。

 風呂もトイレも備え付けてある。

 飯だって最上級のもん用意してやるよ――ま、この村で揃えられる範囲で、だけどね。

 他、入り用なモノがあったら、ま、揃える努力はするさ」

 

「そうか」

 

 言って、部屋を見渡した。

 それなりに広く、本棚には様々な書籍も揃っている。

 少々窮屈だが、数日程度であれば一人で暮らすのに不自由はなさそうだ。

 

「で、そろそろ朝食の時間なわけだけど、どうする?

 欲しいメニューがあれば、シェフに伝えとくよ」

 

「そうだな……」

 

 もう日は昇っている。

 結局一晩中山を歩いてしまった。

 正直なところ、空腹感や疲労感よりも眠気が勝っている状況だ。

 

(しかし、寝るわけにはいかない)

 

 眠るより先に、ヴィルにはやるべきことがあった。

 それは、外に居る2人(エルミアとイーファ)が少しでも動きやすい状況を作ることだ。

 そのためには――

 

「朝食よりも先に欲しいものがある」

 

「ん? そりゃ何さ?」

 

「君だ」

 

「へ?」

 

 言いながら、ラティナの肢体を抱きかかえた。

 メイド服の生地越しに、少女のしなやかな肉感が伝わってくる。

 

「な、な、オマエ、いきなり何を――!?」

 

 しどろもどろになるラティナを、至近距離からしっかりと見つめ、

 

「何をも何も、今日からは君が夜伽をしてくれるんだろう?

 ……まさか、読んで字のごとく夜にしか相手しないつもりだったのか?」

 

「んなっ!?」

 

 少女が目を見開く。

 この反応を見るに、本気で想定していなかったようだ。

 思ったよりも詰めが甘い。

 

「オマエ、もうサカリだしたっての!?

 とんだ変態ヤロウだな!!」

 

「それは違う」

 

 手をラティナのスカート内へと滑り込ませる。

 その“中”はすぐ分かる程に蒸れており(・・・・・)

 ショーツはびっちょりと濡れていた。

 ヴィルはその事実を主張するため、下着を弄ってクチュクチュと音を立て、

 

「――盛りが付いているのも、変態なのも、君の方じゃないのか?」

 

「……っ!!」

 

 目の前にある褐色の顔が赤く染まった。

 存外、可愛らしい反応をするものだ。

 

「昨夜、山を歩いていた時からそうだっただろう?

 時折、愛液が滴っていたぞ。

 気付かれていないとでも思ってたか?」

 

「そ、そんな――そんなこと――!」

 

 物欲しそうに瞳を潤せながら否定しても説得力は皆無。

 そうしている間にも、スカートの中を弄る手には淫猥な液体が垂れ落ちてきている。

 

「よっと」

 

「あっ」

 

 スカートを捲る。

 案の定、びしょびしょに濡れた黒いショーツがそこにはあった。

 しどろもどろになって、ラティナが弁解してくる。

 

「いや、これは、ちがっ」

 

「ラティナ」

 

 その言葉を遮り、ヴィルは彼女に命令を下す。

 

「下着を脱いで、股を開くんだ」

 

「……分かった」

 

 素直にうなずいた。

 もとより、抵抗する気など無かったようにも見える。

 少女はするするとショーツを降ろすと、自分の手でスカートを捲りあげ、大きく足を広げた。

 

「愛液がまだ垂れ落ちてるな。

 ずっと我慢していたのか?」

 

「い、いちいちそんなこと言うな!

 準備してやったんだから、ヤりたきゃヤればいいだろ!?」

 

 昨日に比べ、ラティナの態度には随分と“余裕”が無い。

 一度負けたせいなのか、それともあの快楽が忘れられないせいなのか、或いはその両方か。

 どちらにせよ、お膳立ては整った。

 

「そうさせて貰う」

 

 手短にそう言うと、ヴィルはささっとズボンを脱ぐ。

 露わになったのは巨大なイチモツ。

 

「う、ああっ」

 

 それを見て、ラティナがゴクリと唾を飲み込んだ。

 今から自分がされることを想像して、興奮しているのだろう。

 自然、彼女の息遣いが荒くなる。

 

「ふぅっ…ふぅっ…ふぅっ……は、早く……早くっ」

 

 こちらにも見えるように、女性器をクパァッと開いてきた。

 ぬめぬめにテカった花弁だ。

 男の視線を釘付けにする、鮮やかな色合いをしている。

 

「そう急かさなくとも、すぐにくれてやる」

 

 潤んだ瞳を受け止め、ヴィルは鷹揚に頷いた。

 ラティナの腰をかかえ、自らの股間に近づけ。

 その膣口へと極太の肉棒を突き入れた。

 

「あ、あぁぁああああああああっ!!?」

 

 歓喜の声が部屋に響く。

 

「あ、あぁああっ!! はぁあああああっ!!

 コレ、コレぇええええっ!!!」

 

 顔を蕩けさせ、少女は喘いだ。

 そこには昨夜ヴィルを弄んだ魔性の姿は微塵もない。

 今のラティナは、快楽を貪る雌そのものであった。

 

(これなら、“震撃”は必要なさそうだ)

 

 内心、胸を撫で下ろす。

 あの技は自身へ反動があるのは勿論のコト、相手への負荷も大きすぎる。

 別にこの少女に何か恨みがあるわけでも無いのだ。

 使わないで済むに越したことは無い。

 

 ――と、そう思っていたのだが。

 

「ああぁあああんっ!! もっと――もっとぉっ!!!」

 

「ぐぅっ!?」

 

 ラティナの腰がうねり出した。

 膣壁が急激に男根へと絡まりだし、絶妙な力加減で搾り始める。

 

(こ、これは――!?)

 

 まさか今までの態度は演技で、こちらを仕留めにかかってきたのか――そう思ったヴィルだが、すぐに違うと分かる。

 

「もっとぉ――あぁあああっ!! もっともっとぉ――んぁああああっ!!

 ちょうだいっ!! ちょうだいっ!! あぁあぁぁああああんっ!!!」

 

 彼女はただ快楽を欲しているだけだった。

 そこに他意など存在しない。

 しかし。

 

(純粋に欲望へ走ったことで、却ってリミッターが外れたのか!!)

 

 これまで、ラティナは自分の力を抑えていたのだろう。

 彼女の目的は男をたらしこむことなのだから。

 全力を出して、己も快楽の渦に飲み込まれてしまう危険を冒す必要は無い。

 

 だが今の彼女は違う。

 ただただ快感を求め、自分が悦びに浸ることのみを目的にしている。

 自分を抑制する、などといった思考が働くわけが無い。

 

「あああぁああっ!!

 あぁぁあああああああああああっ!!!」

 

「うぐっ!!?」

 

 ビクビクッと身体を震わせ、ラティナが絶頂に達した。

 同時に、ヴィルもまた半ば強制的に射精させられる。

 膣による猛烈な扱きに、股間が耐えられなかったのだ。

 

(こ、これが、彼女の本気か――!!)

 

 背筋を冷たい汗が落ちる。

 このままでは、全て搾り取られる……そんな予感が去来した。

 いや、ラティナとて無傷なわけでは無い。

 事実、今も半開きの口から涎を垂らしながら、絶頂の余韻に酔いしれている。

 故に無傷わけでは無いのだが、先に精魂果てるのがどちらかと言えば――

 

(――やはり、使うしかないか)

 

 相手は全力で向かってきている。

 こちらも全力を尽くさねば勝機は無い。

 ヴィルは“震撃”の使用を決断した。

 

「いくぞっ!!」

 

 全身の筋肉を稼働し生み出した超振動を、自らの股間を介してラティナの奥所へと流し込む。

 次の瞬間、

 

「ん”お”お”!!?

 お”お”!!? お”お”お”お”お”お”お”お”お”お”!!!?!!!?」

 

 壊れたように震えだす少女の肢体。

 だがヴィルは手を緩めない。

 

「お”お”お”お”お”お”お”お”お”!!?!?!?!?!!」

 

 身体の穴という穴から液体を垂れ流し始めるラティナ。

 瞳は白目を剥き、正気を完全に失っている。

 ――ただし。

 

「むむ、ぐぅっ!」

 

 ヴィルの呻き。

 またもや、精を迸らせたのだ。

 勿論、ラティナの膣肉の蠢動によって、である。

 こんな有様だというのに――いや、こんな有様だからこそ、なのかもしれない――彼女の女性器は雄を貪欲に漁り続けていた。

 その猛威は、優位に立っているはずの青年を無理やり絶頂させてしまう程。

 

(……いいだろう)

 

 覚悟を決めた。

 どちらが先に堕ちるか、徹底抗戦である。

 

(俺の“震撃”が勝つか、君の膣が勝つか――勝負だ!!)

 

 ヴィルはラティナの身体を抱え上げると、そのままベットへと押し倒す。

 強引に上着を破ると、若干小ぶりながら見事な形とハリを持つ、小麦色の乳房を露出させた。

 

 ……これだけ大きく動いたというのに、彼女の膣はイチモツを咥え込んだまま離さない。

 その事実に慄きつつも、

 

「いくぞ、ラティナ!」

 

 青年は少女へ上から圧し掛かりながら、その双丘の先端へとむしゃぶりつく。

 そして、再度の“震撃”を繰り出した。

 

「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!」

 

 狂ったような嬌声が木霊する。

 ――2人の男女は、その後も獣のようにまぐわいを続けた。

 

 

 

 

 

 

 そんな様子を、部屋の外から伺う影が二つ。

 

「……ヴィルはやる気に満ちているようですね。

 これなら夜にイーファと会うにも支障はないことでしょう」

 

 その内の一人、エルミアが満足げに頷きながらそう言い切る。

 部屋では物凄いプレイが展開されているのだが、一切取り乱した雰囲気はない。

 一方でもう一人であるイーファの方はと言うと、

 

「……はぁっ……はぁっ……はぁっ……

 すごいっ……先生、あんなことまで……はぁっ……はぁっ……」

 

 思い切り、中の二人に感化されていた。

 メイド服(惰性でまだ着ている)のスカートに手を突っ込み、自らを慰めている。

 

「エルミアさぁん、あの“しんげき”って技、アタシも味わってみたいですぅ……」

 

「止めておきなさい、今の貴女では耐えられません。

 本気で戻れなくなりますよ。

 ――といいますかイーファ、私達の目的を忘れてはいないでしょうね?」

 

「……あ。

 そ、そうでした!」

 

 聖女モードなエルミアに窘められ、ハッと我に返る。

 

「しっかりして下さい。

 サーラさんの命は今、私達の双肩にかかっているのですから」

 

「は、はい!

 ……エルミアさん、何時になく真剣ですね」

 

 やはり狙っている女の子が関わっているとあって気が気で無いのか――と言いかけたところで。

 

「当たり前でしょう。

 如何なる理由があろうと、あのような若い命が犠牲になることなど、あってはならないのです。

 神獣が関わっているとなれば、なおさらのこと。

 神の眷属たる炎虎ズィーガが犯した過ちは、神の従僕たる私が正さねばなりません」

 

「…………ごめんなさい」

 

 思わず謝罪。

 彼女は超真面目だった。

 神に関連する事件であるが故に、教会人としてのスイッチが入っている模様。

 

「え、えーと、でも実際問題これからどうしましょう?

 先生が時間稼ぎはしてくれましたが、正直言ってアタシ達でどうこうできる案件とはとても思えないんですけど」

 

「そんなことはありません」

 

 こちらの不安を、エルミアは力強く否定してくれた。

 

「なんとかできるんですか、神獣を!?」

 

「いいえ。私達だけでは、炎虎ズィーガを倒すことは不可能です。

 交渉――も、無理でしょうね。

 できるのであれば、ラティナさん達がとっくにやっている筈ですから」

 

「まあ、話し合おうとしてパクっと食べられちゃったんじゃ、それこそお話になりませんよねぇ」

 

 戦うことはおろか、会話をすることすら御免願いたい。

 鼻息だけで吹き飛ばされてしまいそうだ。

 

「しかし、神獣が全く手出しできない存在かといえば、決してそうでは無いのです。

 ……教会に属する者として、不適切な発言ではありませすけれど」

 

「そ、そうですかね?」

 

「イーファ、貴女は“当事者”のお孫でしょう?」

 

「……?

 ああ! ベルトルのことですか!」

 

 言われて思い当たる。

 悪竜ベルトル。

 数多の竜を率いて“帝国”を襲い、“魔竜戦役”を引き起こした最強の巨竜。

 神でこそないものの、この竜もまた神話級の魔物である。

 彼女の祖父エゴールがその戦役に参加し、悪竜討伐に一役買った――とは、よく聞かされた(自慢)話だ。

 

「ええ。

 あの悪竜ですら人は征することができたのです。

 神獣に勝利することも不可能では無いでしょう」

 

「でもベルトルって、“帝国”と魔王が共同戦線張って、ようやく倒せたんじゃなかったでしたっけ……?」

 

「では私達もそうすれば良いのです」

 

 エルミアが事も無げに言ってくる。

 その突拍子もない低減にイーファは目を丸くして、

 

「た、確かに両国が手を結べばできるかもしれませんけど、そんなの無茶ですよ!

 王国に掛け合うのは、エルミアさんやアタシの立場利用したり、お爺ちゃんに口添えしたりして貰えば何とか――なるかな? いや無理かな?――まあなんとかするとして!

 “帝国”にはどう話をもっていくんですか?

 まさか、魔王の方と談判するつもり――じゃないですよね?」

 

「……?」

 

 怪訝な顔をする聖女。

 不思議に思い、尋ねてみる。

 

「どうしたんです?」

 

「イーファ、まさか貴女、気づいていないのですか?」

 

「何に?」

 

 首を傾げていると、エルミアは大きく息を吐き、

 

「…………いえ、いいです。

 説明しても証明する手立てがありませんし。

 詳細は省きますが、私は“帝国”と交渉する手段を持っている、と認識しておいて下さい」

 

「お、おお!

 エルミアさん、思った以上に顔が広いんですね……!」

 

 とてもハッタリを言っているようには見えない。

 それ程、自信をもった断言だった。

 

 考えてみれば、教会という組織は“王国”と“帝国”双方に跨って存在している。

 その辺りの関連で、“帝国”の上層部と繋がりがあるのかもしれない。

 流石、聖女に選ばれるだけはある。

 

「そこで、今私達がすべきことは“証拠”を入手することです。

 炎虎ズィーガが実在し、暴虐を働いているという事実を示し世論を味方につければ――そしてその情報が“帝国”にも渡るともなれば――国の威信にかけ、“王国”も動かざるを得ないでしょう」

 

「な、なーるほど、分かりました!

 あ、でもそうなるとサーラさんは――」

 

 あの少女が生贄になるまであと4日。

 とてもではないが、間に合いそうにない。

 

「ですから、“証拠”を入手後、私達は速やかにサーラさんを連れて王都へ発ちます。

 追手は当然放たれるでしょうが、神獣相手に比べれば十分勝ち目のある相手です。

 生贄を失った炎虎は暴れるかもしれませんが、多少派手に動いてくれた方が私達の主張の信憑性が増すというもの」

 

 すらすらとした口調で疑念を解消していく聖女。

 

「――す、凄い!

 エルミアさんが――エルミアさんが、頼もしい!!?」

 

 正直なところ、この人まともなのは外見だけで中身はピンク色の妄想が詰まった女性(ヒト)なんじゃないかと疑っていたが、その思い込みは大きく修正せねばならないようだ。

 

「じゃあまずは聞き込みから、ですかね?」

 

「ええ。この村の人々が神獣への生贄についてどう考えているのか、そこから把握することに致しましょう」

 

「はいっ!」

 

 今後の見通しを立て、2人は駆け出す。

 最初の目的地は、生贄となる当人、サーラの居る部屋だ。

 

 

 

 ――ちなみに。

 部屋の中から響く喘ぎ声は、今なお続いていたりする。

 

 

 

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