※この作品はR-18です。

マシュ・キリエライトの一人旅   作:野比のび太

7 / 27
初めてのサーヴァント戦

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」

 

 夜の闇の中を私は走っていました。息を切らせ、疲労に顔をしかめながら、必死に走り続けます。

 何故、私は走っているのか? それは逃げる為です。では、私は何から逃げているのか? その答えは、私のすぐ後ろにありました。

 

「……おぉ、絶望から逃れようとひた走るあなたは美しい……。しかし、逃れられぬ運命と言う物も確かに存在するのです……」

 

「あっ!?」

 

 聞こえて来た詩的な台詞と共に脚に走る痛み。その痛みに足をもつれさせた私は、走る勢いのまま地べたを何度か転がってから制止しました。

 倒れる私のことを見降ろす何者かの気配を感じた私は、ぼろぼろの体のままそちら側に顔を向けました。

 

「……ここまでの様ですね。無駄な抵抗は止めなさい」

 

「ぐ、う……」

 

 私の目に映ったのは、半分に割れた仮面を被ったどこか狂気を感じさせる男性……つい数時間前、敵として遭遇したサーヴァント、フ(・)ァ(・)ン(・)ト(・)ム(・)・(・)オ(・)ブ(・)・(・)ジ(・)・(・)オ(・)ペ(・)ラ(・)でした。

 彼は私の体を無理矢理引き起こすと強引に引っ張りながらほくそ笑みます。このままどこかに連れて行かれることを予感しながら、私は何故こういう事態に陥ったのかを頭の中で回想していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 リヨンの町に味方となる龍殺しのサーヴァントがいる……私がジャンヌさんからその情報を聞いたのは、昨日の事でした。

 フランス軍の伝令からもたらされたその情報を入手した私たちは、そのサーヴァントを確保すべくすぐにリヨンの町に向かいました。

 ショーンさんたちの小隊と私だけの少数精鋭での強行軍でリヨンの町に辿り着いたのは今日の昼頃。私たちがそこで目にしたのは、亡者となって町を徘徊するリヨンの元住民たちと崩壊したリヨンの町でした。

 

 予想以上の惨状を呈していたリヨンの町にショックを受けながらも、私たちは必死になって亡者たちと戦いました。しかし、そこに更に敵の増援が現れてしまいます。

 それこそが彼、ファントム・オブ・ジ・オペラ……初めてのサーヴァントとの戦闘に突入した私ですが、状況が悪すぎました。

 町で亡者たちと戦い続けていた為に体力を消耗していたと言う事、このリヨンの町で龍殺しのサーヴァントを見つけ出さなければならないと言う事。その二つの問題を抱える私が取った作戦は、自分を囮にすると言う物でした。

 

 私が一人でファントムと戦い、その間にショーンさんたちが龍殺しのサーヴァントを見つけ出す。単純で問題点が無いわけでは無い作戦でしたが、私たちにはこれしか方法はありませんでした。

 すぐさまその作戦を実行に移した私は、ショーンさんたちがサーヴァントを見つけ出すまでの間、時間稼ぎを行いました。そして、合図の狼煙を確認し、すぐに撤退しようと思ったのですが……そこに、更なる増援がやって来てしまったのです。

 

 敵の首魁、黒いジャンヌさんが率いる5体のサーヴァント……彼らを見た私は、ショーンさんたちとの合流を諦めました。彼らの元にこのサーヴァントたちを向かわせる訳にはいかない。そう判断した私は、別方向へと逃げ出したのです。

 それを追って来たのは、それまでずっと私と戦って来たファントム一人でした。他のサーヴァントたちも気になりましたが、私は自分が生き残るべく必死になって逃げ続け……ついさっき、確保されてしまったと言う訳です。

 敵の捕虜となった私はどうなってしまうのか? もしかしたら、処刑されてしまうかもしれない。そんな不安を抱えていた私ですが、ファントムが私に取った行動は、少しだけ私の予想からかけ離れたものだったのです…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぅんっ♡ はぁっ♡ はぁぁぁぁっっ♡」

 

 ファントムに捕らえられてから数刻後、彼に連れ込まれた小屋の中で、私は逃げていた時と同様に息を切らせていました。

 しかし、口から漏れるのは苦しみの声では無く、快楽による呻き声……膣に潜り込んだファントムのおちんぽによる快感を強く感じながら、私は彼の腰の動きに合わせて嬌声を上げ続けます。

 

「んあぁっ♡ は~っ♡ はぁぁぁっ♡」

 

「……こんなことは私の趣味では無いのですが、竜の魔女の指示とあれば仕方がありません。あなたには、敗者の屈辱と言うものを味わって貰います」

 

「んあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 甘い声で囁きながら私を凌辱するファントムは、丁寧にねちっこく私の膣内を責めて来ます。

 感じる部分を探り、見つけ出したその部分を亀頭で突き、時折子宮も押して来る……ショーンさんたちによって開発された私の体は、彼のその責めに敏感に反応して勝手に跳ね上がってしまいます。

 すでにぐっしょりと濡れた私のおまんこは、レイプされていると言うのにも関わらず、自分の事を気持ち良くしてくれるファントムのおちんぽを嬉々として受け入れていました。

 

「はぁぁぁぁんっっ♡ は~~っ♡ は~~っ♡」

 

「……とても淫らに育った体だ。趣味では無いとは言え、弄び甲斐があると言うものですね……それに、声が良い……! 良く通る、男の劣情を誘う声だ……! もっとその声を響かせて欲しい……っ!」

 

「ふぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 子宮を思い切りおちんぽで押し潰された私は、彼の目論見通りの大きな声を出して喘いでしまいます。既に何度か軽い絶頂を迎えている私の体は、彼の愛撫に敏感な反応を示し、快感を伝えて来ます。

 

「……柔らかく、豊かな胸だ……! これなら、声量も申し分ないでしょう……!」

 

「んんんっ♡ ふぅぅっ♡ ふぅんっっ♡」

 

「表情も良い! 可憐でありながら淫ら! 美しくありながら無様! 愛欲に蕩けたその表情は、きっと世の男を虜にする……!」

 

「は、えぇぇぇぇ……♡ はへぇぇぇ……っ♡」

 

「これは……! こちらの穴でも快感を貪れるとは! 好奇心、向学心、茶目っ気……その全ても併せ持っている! 遊び心の無い歌姫は必ず行き詰るものですが……あなたにはその心配は無用の様ですね」

 

「んほぉぉぉぉっっ♡♡♡」

 

 乳房、乳首、背筋、臀部、尻穴……私の体をひとつひとつチェックするかの様に愛撫を繰り返すファントムは、楽し気な口調で私を褒めちぎります。

 彼の甘い声で囁かれ、褒められる度に私の体は熱くなり、おまんこと子宮がきゅんきゅんとしてしまう。これは何らかのスキルの効果なのかもしれないと考えていた私ですが、ファントムに優しく口付けをされた瞬間、そんな考えは頭から吹き飛んでしまいました。

 

「あ、あ……♡ 気持ち、良い……♡」

 

「そうです……そのまま私に身を預け、自分を曝け出してしまいなさい……」

 

「は、い……♡ ファントムさんのおちんぽ、気持ち良いです……♡」

 

 気が付けば、私はファントムさんに促されるままに彼と体を重ねていました。

 自分から彼に抱き着き、脚を彼の腰に絡ませる。ファントムさんの動きに合わせて腰を振り、より深い快感を求めて動き続ける。

 頭が真っ白になった私に対し、ファントムさんはまるで指導をするかの様に声をかけて来ました。

 

「そうです、そう……! 声を枯らさぬよう、されどしっかりと聞く者の心を魅了するような嬌声を心掛けて!」

 

「はいっ♡ はぁぁんっっ♡ んあぁぁっ♡ はぁぁぁぁっっ♡」

 

「素晴らしい……! 快楽と肉欲の悦びに満ちたその表情! あなたは天性の素質の持ち主だ! ああ、出来うるならば私の手でその才能を花開かせて見せたかったものを……!」

 

「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 ファントムさんの動きの質が変わる。丁寧に責める愛撫から、荒々しい怒りをぶつける様な責めへ。口惜しさと無念さを私にぶつけながら、彼は歌う様にして己の不運を嘆いた。

 

「何故このような時代に召喚されてしまったのか!? もっと平和で、和やかな時代であれば、この出会いを素直に喜べたものを……! ああ、私は悔しい! 明日からあなたは亡者共に犯され、その美貌と才能を蹂躙されることになる! 稀代の歌姫となれたはずのあなたが、ただの肉便器へと堕ちるのです! これほど悔しいことはない!」

 

「あっ♡ あぁっ♡ あぁぁぁっっ♡」

 

 ファントムさんの口から告げられる私自身の末路。今日屠ったあの亡者たちの仲間に犯され、延々と肉便器として過ごす日々……それを想像した私は、明らかな興奮と悦楽を感じていました。

 ずっとずっとおちんぽで犯され続ける日々……そんなの、気持ち良いに決まってます♡

 

 興奮と官能に火が付いた私の体。その体をファントムさんが激しく責め立てます。悔しさをぶつける彼にはもう私の姿は映っていないのでしょう。ただひたすらに私のことをストレス発散用の道具として扱っているのです。

 でも、それもまた良い……♡ あらゆることに快感を見出してしまう私の体は、ファントムさんの荒々しい責めにも順応して快感を貪っていました。

 

「はぁぁっ♡ はげっ、はげひいれすぅっ♡ おまんこ、ばかになりゅうぅぅぅぅっっ♡♡♡」

 

「何故この世は私の邪魔をする? 何時だって、私の思いを踏み躙るのだ!?」

 

「んひぃぃぃっ♡ おちんぽっ♡ おくにずんずんきてましゅぅぅっ♡ しきゅうがびくびくふるえて、イクじゅんびしてますぅぅっ♡」

 

「何故だ何故だ何故だ何故だ!? 何故この世は私の思い通りにならぬのだ!?」

 

 一方的な快感の押し付け、人を人とも思わぬ扱い……でも、それが心地良くって堪りません♡

 もっともっとおまんこを苛めて欲しい。おちんぽでずんずん突いて、擦って、蕩けさせて……大好きなおちんぽで、私を気持ち良くして欲しい♡

 

「ああぁっ♡ 射精(で)るっ♡ 射精るんですねっ♡ おちんぽカチカチになって、切なくなってるのわかりますっ♡ ファントムさんのせーし、私のおまんこの中にびゅ~っ♡ って射精してくれるんですねっっ♡♡♡」

 

 そして感じる射精の予感……心が期待一色に染まり、おまんこが際限無く快楽を求めてうねり出す。

 熱く、濃く、激しいリビドーを求め、私は腰を一心不乱に振りながら大声で叫びました。

 

「射精(だ)してくださいっ♡ 早くっ♡ このスケベまんこに射精してぇっ♡ ファントムさんの熱い精液、待ちきれないんですっ♡」

 

「お、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ♡♡♡」

 

 雄叫びが上がる。腰が大きく突き出される。子宮口にぴったりと押し付けられた肉棒が奥に突き入れられ、子宮が押し潰されながら持ち上げられることを感じます。

 そして、一泊開いてから吐き出される男性の興奮の証……♡ 子宮の中に注ぎ込まれた熱い精液を感じた時、私は体を仰け反らせて悦びの叫びを上げていました。

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡ 凄いぃぃぃぃっっっ♡♡♡」

 

 普通の人間とは違う。子宮を満たす魔力と快感が全身に広がり、今までのセックス以上の快感を私に与えてくれている……♡

 おまんこ全体でファントムさんの精液を飲み込み、沢山の経験値と魔力を吸収していることを感じながら、私が舌を放り出して休憩しようとした時でした。

 

「あひぃぃぃっっ♡ イキまんこっ♡ おちんぽでつかれてりゅぅぅっ♡♡♡」

 

 一度射精したはずのファントムさんのおちんぽが再び動きを再開したのだ。一度絶頂して更に敏感になったおまんこを激しく責め立てられ、私は成す術無く二度目の絶頂を迎えてしまいました。

 

「はひぃっ♡ おま、おまんこぶるぶる震えてます……♡ イキまんこ、敏感過ぎてくるっちゃいますよぉ……♡ あはぁぁぁっっ♡」

 

 私が何を言おうとファントムさんは聞いていないようです。ただひたすらにおまんこを責め、感じている苛立ちを私で発散するだけみたいです。

 

「あはぁっ♡ んあぁぁっ♡ またイクっ♡ イクぅぅぅぅっっ♡ もうとまらないれすっ♡ イクのとまらないぃぃぃぃっっ♡♡♡」

 

 潮を噴き、白目を剥き、舌を放り出し……下品で無様な姿を晒しながら、私はファントムさんに抱かれ続けます。

 体中に満ちる魔力の心地良さを感じながら、私は6度目の絶頂を数えた所で意識を失い、7度目の絶頂でその意識を覚醒させたのでありました……♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……んじゅっ♡ じゅぅぅっ♡ じゅるるるるるっっ♡」

 

「素晴らしい……! 丹念で丁寧な奉仕、素晴らしいの一言しかない……! ああ、何故私はあなたと出会ってしまったのだろうか!? この殺伐とした世界で、敵同士として!」

 

 お掃除フェラをする私の頭を撫でながら、ファントムさんは悲嘆にくれた主人公の様に叫びを上げます。その様子が面白くて少しだけ笑ってしまった私は、綺麗に汚れを舐め取ったおちんぽを口から吐き出すと彼に質問をしました。

 

「あの……どうしても、私のことを連れて行くつもりですか?」

 

「……私もあなたのことを逃がしてあげたいとは思うのですが……残念ながら、それは出来ない相談です」

 

「そう、ですか……」

 

「……ああ、私は辛い! 可憐な花であり、未来に輝く才能を持つあなたが、ただの性処理奴隷として終わってしまうことが途方も無く辛い! こんな状況でなければ、私の手で最高の歌姫へと成長させられたものを……!」

 

「ファントムさんの、手で……♡」

 

 頭の片隅で私はそうなった未来を想像する。

 今日の様に抱かれながら演技指導を受け、淫らな姿を晒しながら男を魅了する方法を教えて貰い、快感と舞台の上で使う技術を享受する……そんな日々も悪くないと素直に思ってしまった。

 しかし、その未来はこのフランスでは実現出来無さそうだ。残念に思いながら、私は彼の目をまっすぐに見ながら口を開く。

 

「残念です。本当に……私も、ファントムさんの手で育てられてみたかったです……」

 

「あぁ……そんな悲しそうな表情をしないで欲しい……! あなたには絶望が待っているが、希望が無いわけでは無い。心が折れなければ、まだ未来は……がふっ!?」

 

 私に対して慰めの言葉を口にするファントムさんが大きく後ろに吹き飛ぶ。苦しそうな表情をして蹲る彼に近づいた私は、そのまま二、三ほど彼の体を蹴り飛ばしました。

 

「がはっ!? がふっ!?」

 

「……本当に残念ですよ。ここで逃がしてくれたなら、またどこかでセックス出来たかもしれないのに……」

 

 初めてのサーヴァントとのセックスはとても気持ちが良いものでした。全身に魔力と快感が行き渡り、更なる力を得られた気がします。

 こうやって体力を回復させ、フラフラのファントムさんをぶちのめせる程度には強くなった私ですが、もしもこのままファントムさんが私を逃がしてくれるのならば、この快感を教えてくれたお礼として彼を倒すのは止めておこうと思っていたのです。

 ですがまあ、彼の返事はNO。なら仕方がありません、面倒な事態を避ける為にも、彼にはここで消えて貰いましょう。

 

「お、おぉ……ジョセフィーヌ……私は、どこで、間違え……」

 

 幾度かの盾での殴打の後、最後の言葉を残してファントムさんは消滅しました。

 これでミッションコンプリート、あとはショーンさんたちと合流して、彼らの無事を確認するだけです。

 

(……本当に残念ですよ、ファントムさん。あなたとのセックス、とっても気持ち良かったんですけどね……♡)

 

 始まりがレイプだったことも、物の様に扱われたこともどうだって良い。気持ち良かった、それで十分です。

 もしもこの先、平和な世界でファントムさんと再会出来たなら、その時は彼の手で淫らな歌姫へと育て上げられるのも良い……♡ そう思いながら、私は閉じ込められていた小屋から脱出し、ショーンさんたちの姿を探して歩き出したのでありました。

 




 マシュ・キリエライト 現在のレベル 8


 解放されたイベント

 絆イベント 『ファントム・オブ・ジ・オペラ』が解放されました。フランス攻略後、特定の選択肢を選ぶとイベントが始まります。
 サーヴァントED 『最高の歌姫』が解放されました。ファントム・オブ・ジ・オペラとの絆イベントを進めることで辿り着き、発生させることで特別なスキルか礼装、もしくは両方を入手出来ます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。