じとりと濡れて重くなった裾を捲れば、無理矢理開かれた股座が露わとなった。オーガズムを迎えたばかりなのか、閉じた割れ目からは岩清水のように愛液を湛えている。そこを開けば、眩しいほどに鮮やかな膣洞を覗かせ、淫らな芳香がアキの鼻腔をくすぐった。
「スピカさん、やっとその気になったんじゃない?ホラここ、えっと…おまんこ、だっけ?こんなに濡れてるよ。」
目前に広がる光景を説明するように言い聞かせるが、肝心のスピカは顔を背けるだけで反応がない。これ以上の醜態を見せまいと、また我慢し始めたようにも見える。そのような姿すら、今のアキには興が冷めるどころか、欲望をより大きく膨らませるだけだった。
人差し指を第三関節まで浅く挿入した。また少女の細い体躯が持ち上がり、媚肉が指先をキツく絞める。
思いの他、指はあっさりと引き抜かれた。まとわり付いた花蜜をペロリと舐めて、アキの口端が歪に釣り上がる。
「酸っぱいのか甘いのか、よく分からないや。けど…ゾクゾクする。これがスピカさんの味なんだね。」
そう言ったアキの顔が、急に股へ近付いた。鼻が付くほど迫れば、呼吸でもしているかのように蠢く入り口の様子がよく分かる。先ほど味わった蜜をもっと堪能すべく、躊躇なく膣へキスをした。
「ふぁあああぁあん!!」
狭い膣穴に舌がすっぽりと収まった。焼き印を押されたような感覚が、スピカの豊かな下腹部から登ってくる。包帯で硬く磔にされた身体では、頭を振り払うことすらも許さなかった。
硬く閉じる肉穴を抉るように舌で抉じ開ける。その度に淫靡な芳香が漂い、蜜を吹き出す。吸っても吸っても枯れることのない、無限に湧いて出てくる泉だ。舐めきれなかった分で口輪を濡らしながら、スピカを味わう。
「はぅう…んあっ…ぅうん…ひっ!ひゃあんっ!」
女陰の賞味に夢中になっている中、腰が揺れた拍子に鼻先を豆粒ほどの恥蕾が掠めた。その時、笛のように高く、鋭い声が挙がる。
また、弱点を見つけた。無邪気な笑みが自然とアキの顔に現れた。
「んん?スピカさん、ここも感じるの?」
「ち…違います!感じてなんか…きゅうん!!」
言葉とは裏腹に、指で軽く弾かれただけで大袈裟なリアクションを取った。これが嘘であることは、誰にだって分かる反応だ。
「スピカさんの嘘つき。嘘をつくようなダメなメイドさんには、きついお仕置きをしないと…」
口の動きが止まるのを待たず、今度はその蕾に舌を這わせた。
下から上へ
上から下へ
右から左へ
左から右へ
あらゆる方向からザラついた表面を撫でるように、アキの赤い舌が殻の剥けた茹で卵のような恥丘で波打つ。
「ぅうん!あう…ふあぁん!!」
その間にも、スピカが休みなく腰を引き上げながら鳴き続ける。皮肉にも、かえってその反応が淫核を舌へ押し付けてしまい、余計に刺激を強した。
「ひぃい!ひんっ…ぃっ…きゃんっ!やっ…ぃゃああっ!!ゃめ…あぁんっ!!」
愉悦に意思を、脳を溶かされても、懲りずにスピカは拒む。一度は絶頂に至っても、まだ心を委ねるつもりはないらしい。
「まだそんなこと言う?あれだけ派手にイっちゃったくせに…」
楽しげにスピカを貪っていたアキが、うんざりしたように呟いた。頭がスピカから離れ、膝立ちになる。そのままズボンに手をかけ、恥じらいもなく膝まで下ろした。
「一時期は乗り気だったのにな…もう少し楽しもうと思ったけど、そろそろいいか。」
「え…ぇ…?ちょ…ちょっと!!」
秘裂に触れられた"モノ"を感じた途端、スピカが我に帰る。意思を快楽に奪われても、何も見えなくとも、今、何が触れているのか理解した。
「そ…それ以上は…いけません!アキ様…お止めくださいませ!お願いです!
「
苛立ちを隠せない声色だが、彼の海綿体には十分に血が回り、反り勃つほどに滾っている。それを膣口に擦りつけながら、呆れるように言い聞かせる。既にベッドは寝小便をしたように広い染みを作るほど濡れている。このまま挿入してしまっても、何の問題もなくスピカの身体は受け入れてくれるだろう。
必死で拒む声など、まったく聞こえていなかった。あとは亀頭の位置を修正したまま、腰を進めるだけだ。
「お願いです…本当に止めてください…このままでは、アキ様は…」
「僕が…何?まさか、死ぬなんて言わないよね?」
と、馬鹿馬鹿しく思っているように鼻で笑った。信じる気も更々ないのか、腰を掴む手に力が入る。
「そんなこと言われて、信じると思う?だいたいさ…スピカさんみたいな子を抱いて死ぬんなら、本望なんだ!」
スピカを嘲笑うような言葉を吐きながら、とうとうアキは腰を躊躇いなく押し進めた。ヌルリとした壁に怒直が擦られながら、股座の奥を殴る勢いで突き抜ける。
「きゃひっ!!…ぃ…やあ…!」
まだ解れきっていない膣を難なくこじ開け、子宮口に亀頭を押し付ける。同時に、ギチギチと不規則に締め付けられた。ただ一回の挿入だけで果てたのだろう。
意志を蹂躪されたスピカの顔が苦悶や屈辱で歪み、噛み締めた歯から音が漏れる。
「ふぎっ…ぎっ…ひぎっ…!」
「アハッ。ただ挿れただけでイっちゃった?やっぱり身体は正直なんだね。」
笑顔で茶化すアキに、言葉は返ってこない。最早拒絶する余裕もなくなったようだ。それが気にくわなかったアキは密着させた腰を回し、突き当りを刺激してやる。
「ぎひっ!ぐぅっ!…ぁ…ぎ…ぁぎぃ!!」
スピカの腰がバネのように跳ね上げられ、全身が固まる。絶頂を繰り返す様子が滑稽に見え、思わず吹き出してしまう。
「はい、これだけでまたイった。まぁ仕方ないよね、ここが弱いって教えてくれたのはスピカさんだし。」
痙攣が終らないうちに、アキはピストン運動を始めた。遠慮も配慮も微塵も感じられない力強い動きだ。最初の内は苦しげに締めていた膣壁であったが、すぐに力が抜けたように不快な締め付けが無くなり、程よくまとわりつくようになった。
「さすがスピカさんだ!あんなに嫌がっていたのに、ちょっと動いただけでもうトロトロになってる!」
「ぐぃ…ぃあっ、あぁっ!あっ!んぎっ…ひぃん!」
「あれ?さっきまであんなに苦しそうだったのに、もうそんな声出してる。墜ちるの早くないかな?ホント、このマンコ最高!」
「ほら!そんなだらしない声出してないで、クソ雑魚マンコもっと締めて下さいよ!自分だけイっても終わらないんですよ!」
口調こそは普段のアキのそれだが、彼の口から出ないであろう汚らしい言葉が次々と出て来る。もはや別人なのではないかと錯覚してしまうほどの変わり様だ。
それでも、今スピカを嫐っているのはアキであることは変わらない。スピカにはそれが耐えられなかった。なにより、そんな彼の攻めに抗えず、いとも簡単に受け入れてしまう自分が悔しくてたまらなかった。
途中、腰を止めて、脚を掴んで体勢を変えた。スピカの尻が天井に向けられるような体位。いわゆるまんぐり返しという体位だ。正常位よりも楽に弱点を突けると考えたのだろう。
案の定、その体位であれば力を込めずとも最奥まで捩じ込むことはできた。猥叫が次第に大きくなる中、恍惚とした表情でスピカを堪能するアキだが、表情に反して言葉からは少し苛立ちが目立ちだす。
「だから!もっとマンコを締めろって言ってるんですよ!言うこと聞いてくださいよ、無能メイド!すぐ墜ちる癖にこういうときだけ強情張りやがって、この…!」
終いにはアキの手がスピカの細い首に掛かり、握り締める。動脈ではなく、素手で相手の気道を塞いで窒息死させる為の、純粋な首絞めだ。
「ぅぎ…ぐ…ぁあ…ぁが…」
呼吸を阻害され、スピカの口が陸に揚げられた魚のように開閉を繰り返す。首を絞める手を解こうとしても、拘束されているせいで四肢を動かすことができない。痙攣のようにバタバタと小刻みに震わせるだけだ。
すぐに全身に力が入り、アキの望み通りに、再び膣が締まってきた。アキの眉間から皺が消え、唇がまた釣り上がる。
「そうそう!やればできるじゃないですか!首絞められて興奮しちゃいました?普段はあんなに冷静で落ち着いたように振る舞っているのに、スピカさんってこんな変態だったんですね!」
否定しようにも、呼吸ができず声が出せない。いや、もうアキの罵りも聞こえていないかもしれない。ほとんど気を失っているのか、スピカから表情が読み取り辛くなり、先ほどまで悲鳴や淫らな声を上げていた口からは、声ではなく泡を噴いている。
それに気を掛けることもせず、アキは腰を動かすペースを上げる。ようやく射精が近くなったのか、ラストスパートをかけたといったところか。もちろん、首を締める手を緩めることはない。
「あぁ…そろそろ僕もイきますよ…この淫乱ドMメイドのよわよわマンコに、たっぷり
悦楽に溺れて恍惚の表情で笑うアキ。そのまま睾丸からこみ上げてきた精を吐き出さんと、己の猛をしごき倒す。
尿道から子種が迫り上がり、もう鈴口の手前まで来ている。尿意にも似た疼きが下腹部を強く刺激する。好きな時に発射できる状態だ。もちろん、アキには我慢をする理由はない。
「さぁイきますよ…!愛するアキ様の精液ですからね?その子宮でしっかりと受け止めて下さいよ!」
「ぁあ
力の限り腰を密着させ、スピカの
…しかし、射精には至らなかった。突如としてアキが頭を抱えだしたのだ。先ほどまでの下衆な笑みは無くなり、何かに苦しめられているような顔になる。
「な…なんだよ…コレ…クソっ!頭が…頭が!」
─"その体でセックスをすることは、あなたの為にはならない"。忠告したはずよ?
「誰だよ…誰だよ!今いい所なのに!僕の邪魔をするなよ!話かけてくるなよ!」
聴こえる筈のない声に対し、錯乱したかのように叫びだす。その声はただ、飾り気のない部屋の中で虚しく残響するだけだ。
スピカの上で悶える中、アキを責める声は掻き消されることなく響く。
─だからあの時止めたのに…私が冗談やその場しのぎの為にあんな事言ったとでも思ったのかしら?
─貴方は何の為に夢魔になったの?スピカの信頼を踏みにじる為?好きな女の子を犯す為?今迄の鬱憤を晴らす為?その姿を見たら、マグノリアはどんな顔をするのかしらね?
「うるさい!うるさいうるさいうるさい!黙ってくれよ!」
─私が貸し与えた力に溺れ、全ての上に立った気でいるのかしら?少し、頭を冷やして反省なさい。
「黙ってくれ!黙れ!僕は…僕は…!ぁああああぁああぁぁああああ!!!!」