※この作品はR-18です。

夢魔に、そして人外に輪舞曲を   作:redStrange

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32話 帰還(中編)※

 話を整理しよう。

 館に帰って来たのは…誰も覚えていない。その間にある程度の記憶を取り戻し、自分の一面を見つめ直し、毎晩夢に出てきた恐ろしい怪物を遂に討ち取った。その後ようやく、居城へ帰ることが許された。

 

 …それから物の数十分、1時間はかかっていない筈だ。久々の帰宅から早々にして、アキの思考はほとんど停止していた。

 

 いつの間にか押し倒されていたのだろうか。大きなベッドに投げ出された小さな体──とりわけ熱の籠もった下腹部に、2つの雌肉が絡みついている。唾液でてらてらと光る2枚の舌がアキの亀頭を、雁首を、竿を、玉を丁寧に舐めている。

 

「あぁ…久々に味わうアキ様のおちんちん…美味しい…ずっと舐めていたい…」

 

「もうこんなに硬くして…久しぶりに舐められて、気持ちいい?」

 

「んっ…!あ…ふあぁ…うっ!あ…あぅ…」

 

 答える余裕がない。他の事に意識を回すと、その場で爆発してしまいそうだからだ。今射精したとて誰にも責められる訳ではないのだが、何故だか我慢しなくてはいけない気がしていた。セレネの問いに対し、喘ぎ声を漏らしながら、ただ肛門に力を込めて耐える。

 質問を無視されたセレネであるが、アキの顔を見てフッと笑うと、再び熱り立つ男根を賞味した。もとより答えは分かっていたようだ。

 

「あら、余裕なんて無いって感じね。無理もないわ。こんなことご無沙汰だし、二人で一緒に舐められるのは初めてだもの、ね?」

 

 唇から糸を引く、唾液ともカウパーとも分からない、あるいはそれらが交ざったモノを拭おうともせず、セレネはくすりと笑う。

 

「ねぇスピカ。アキも久しぶりなんだから、少し加減したら?」

 

「…んぶぅ…じゅぅっ…じゅっ…っはぁ…!はぁ…おちんちん美味しくて…頭がくらくらしてきます…アキ様…」

 

「あーあ、全く聞こえてないみたいね。」

 

 話しているうちにスピカに竿を独り占めされ、呆れたように肩を竦めた。

 

「アキ、少し起きられるかしら?」

 

「え…?」

 

 返事を待たず、黒いレザーに包まれた手がアキの腕を掴み、そのまま引き上げる。

 

「四つん這いになって、私にお尻を向けるように…そう。それで良いわ。」

 

 セレネに言われるがまま、身体に触れる手に促されるまま、仰向けから四つ這い位に変わった。そのまま誰に指図される事なくスピカの身体がアキの腕の間に滑り込み、再び竿を咥えこむ。

 四つ足の格好になった事を確認したところで、セレネは躊躇いもなく突き出された菊紋に口づけをした。

 

「えっ!?あひっ…!」

 

 熱く、濡れたモノがアキの尻穴をなぞり始めた。反射的に腰を引いて逃げるも、息づく暇もなくセレネに捕まる。

 

「あっ!やっ…だめっ…!セレネさん…!そんな…きたな…ううっ!」

 

 アキの言葉に耳を貸す気はないようだ。そちらの処女は幾分か前に散らしたとはいえ、異性に最も汚れている筈の部位を舌で愛でられる羞恥に、女子のような声を挙げてしまう。

 加えて、スピカによる容赦のない尺八だ。前後から嫐られ、未だ射精に至っていない事が奇跡のように思える。

 

「面白いわねぇ…お尻の穴を舐められて、女の子みたいな声出してる…可愛い…」

 

「じゅっ!じゅっ!じゅぷ…ぷはぁ…アキ様ぁ…そのまま、わたくしのも舐めてぇ…」

 

 未体験の快楽で思考が掻き回され、停止寸前であったアキが、ようやく眼前を注視した。

 目の前で、厚い秘肉を無理矢理こじ開けられた蜜壷がヒクヒクと蠢いている。薄く小さなヒダに見える大陰唇から、膣の奥まで薄い桃色に染まるソレは、男を知らぬ乙女さながらだ。

 軽く指で弄られたからであろうか、開閉を繰り返す穴の奥から蜜が絶え間なく湧き出ている。そのまま逸物を挿入しても、そのまま痛みもなく絶頂まで行為をつづけられるであろうことは難なく予想できる。

 

「そのまま…わたくしやセレネ様がしているみたいにぃ…わたくしのおまんこ…ペロペロ舐め…あぁんっ!」

 

 最後まで聞く必要もなかった。四つ這いの姿勢から崩れるようにスピカの股座に顔を埋め、舌を捩じ込んだ。

 彼女も相当発情しているのだろう。ツンと鼻を突く酸い匂いがしたが、気にしている場合ではなかった。味わう余裕もなく、ただ無心で無限に分泌される愛液を舐め取る。

 

 漏れる吐息が熱い。今、どれだけの熱が籠もっているのだろう。ひっきりなしに下腹部を弄る快楽と興奮は、今何をしているのか、何をされているのかすらも曖昧にする。そんな状況でも、尿道を何かが込み上げてくる感覚だけは、はっきりとしていた。

 

「あっ…あんっ…れろぉ…ちゅぷ…んんっ…!あ、アキ…様…おちんちん…ビク…ビクしてきましたよぉ…んあぁ…イきそう…なんですね…あうぅっ…」

 

「くちゅ…っはぁ…もう我慢できない?お尻とおちんちん舐められながら…もう出ちゃうの?」

 

「は…はい…!ううぅっ…ひぃん!も、もう出ちゃいます…!」

 

「でも…この体勢じゃあスピカに独り占めされちゃうじゃない…」

 

 腰を掴んでいたセレネの手が、また動いた。椋鳥(69)の体勢で愛撫しあっていたアキとスピカを無理矢理剥がすようにアキの身体をひっくり返し、再び仰向けにさせる。

 ほんの少しとはいえ、ようやく休憩だ。汗と愛液でじっとり湿っているシーツの上で、蒸れた空気を胸いっぱいに吸い込む。

 深呼吸をして僅かに落ち着いたからか、余裕ができた。そして、久々に見るセレネの身体の変化に気付くことができた。

 

「なぁに?」

 

 こちらを凝視するアキに対し、セレネはただ悪戯っぽく微笑む。彼が何を見て、どんな感情を抱いたのか端から予想できていたかのような振る舞いだ。

 アキの記憶が正しければ、セレネの身体つきは括れこそはっきりしているものの起伏に乏しい、謂わばスレンダーな体格だ。

 しかし今はどうだ。四つ這いのアキのアナルを後ろから舐め回していた時からだろうか。目を離した隙に、平坦だった筈の胸部にたわわな乳房が実っていた。

 スピカ程大きくはない。それでも、大抵の異性を見るだけで釘付けにさせる程の大きさはあった。

 

「え…?セ、セレネ…さん…それ…」

 

 異様な光景を目の当たりにした、といった顔をしている。物の数分で身体が大きく変われば、誰だってこのような反応はするだろう。

 何とかセレネの顔を見ようとしても、どうしても膨らんだ胸部に目がいってしまうようだ。…異性の胸など見慣れているだろうに。

 それも分かっているのか、わざとらしく胸を小さく揺らしながら、セレネは涼しい顔で返した。

 

「あら、忘れちゃったのかしら?私は夢魔(サキュバス)よ。夢魔はね、好きな人の姿に変えることができるの。姿も、声も、性別も。…おっぱいの形を変える事なんて、訳ないわ。」

 

「でも…アキ様は、わたくしのおっぱいの方が好きですよね…?」

 

 少々嫉妬したのか、間を置かずに横からスピカが入ってくる。

 

「それなら…アキの大好きなココで、気持ちのいい射精をさせましょう?」

 

「あぁ…それは良い案ですね。」

 

 そう言葉を返すや否や、二人はアキの身体を挟んで抱き着いた。押され合う圧に、大ぶりな乳房が柔らかくひしゃげ、歪む。その乳と乳との間に、手で起こされたアキのモノが挿入された。

 ローションやオイルなど必要なかった。唾液や先走りで十二分に濡れたそれは、肌同士の摩擦を程よく軽減し、容易く根元まで飲み込ませた。

 

「ああああああっ!」

 

 二つの脂肪に富んだ双球に挟まれ、悶絶の声を挙げる。弾力を持ったものに陰茎を包まれる感覚は、膣とはまた違う良さであった。

 

「すごぉい…中ですごく波打ってる…頑張って我慢してくれたのね…嬉しいわ…」

 

「おっぱいの中でおちんちん…びくびく震えて…わたくし達まで気持ちよくなりそうです…」

 

 何やら各々感想を述べているようだが、もはやアキには暗号の類をにしか聞こえていなかった。

 

「あんっ…動かないで…アキがしなくても、私達が動いてあげるのに…」

 

 乳房にくるまれたモノを腰ごと突き上げて動かしていることに、言われるまで気付かなかった。知性すら射精欲に支配されてしまったのだろうか。

 いや、最早射精したい云々とすらも考えていない。ただ供された悦楽だけを貪るだけのアキにとっては、それすらも邪魔だと感じていた。

 ひたすらに、無心に、膣奥を責めるように、大きく、激しく腰を突き上げた。

 

「アキ様すごい…女性を孕ませるかのような本気ピストンで…わたくし達のおっぱい…犯してる…」

 

「こんな勘違いちんちん…もしおまんこの中だったら…私達、どうなるのかしら…」

 

「楽しみです…こんなに激しい腰使いで…わたくしのおまんこ…掻き回して下さるのですね…想像しただけで…子宮が疼いてしまいます…」

 

「ほら…アキ…もう我慢しないで…このまま私達のおっぱいの中で射精して…おまんこに中出しするみたいに…アキの格好良い射精…見せて…?」

 

「わたくしも…見たいです…アキ様の立派なおちんちんから…精液がびゅ〜っ…て飛ぶところ…わたくしも見たいです…」

 

「さぁ…もう入り口まで登ってきているんでしょ?このまま…アキ…」

 

「アキ様ぁ…」

 

「「射精(だ)して。」」

 

 目の前、いや、眼球の内部からチカっと光が刺すような感覚。

 それは、ついにアキが絶頂へ至った兆候であった。

 鈴口から溢れた白濁液は密着された肌を掻き分け、大ぶりな乳房同士の間から、勢いよく吹きだす。ホースの口を潰した先から流れる水のような、それほどの勢いで、だ。

 

「あんっ!やっと出たぁ…!」

 

「あぁ…すごい勢い…アキ様の特濃精液…顔にまでかかってしまいました…!」

 

「ここからでも匂うわ…随分と溜めてたのね…クラクラしちゃう…」

 

「脳髄を刺すような匂い…久方ぶり過ぎて、わたくし達には少々刺激が…あぁ…まだ出てます…」

 

 アキが全身を力ませ、苦悶にも似た表情で溜めていた全てを吐き出している間、二人は恍惚とした顔で精液を見つめていた。

 数秒、しかしアキにとっては途方もない時間に渡った噴火。それが収まった後、二人はベッドで大の字になって横たわるアキを他所に、互いに付着した液体を舐めあった。

 頬、鼻筋、首筋、胸元、谷間に至るまで、精子一つ残すまいと舐め、啜る。

 

「あぁ…くちゅ…ちゅぷ…アキの精液…ぴちゃ…熱くておいしい…」

 

「匂いに違わぬ、芳醇な味わい…ずずっ…喉の奥から…れろぉ…熱くなってきます…」

 

「んちゅ…まるで上等なお酒…ふふっ、アキやスピカには伝わらない例えね…」

 

 指を絡め、愛撫するように心ゆくまで賞味する様を、体力が多少回復したアキが、朦朧とした眼差しで眺めていた。

 二人が何をしているのか、まだ把握することはできない。一定の余裕が出来ていても、射精の余韻や部屋に籠もる精液、愛液、体臭、汗の混ざった淫靡な匂いが、思考を麻痺させていた。

 それでも、二人の艶めかしい姿、雰囲気に見惚れ、再び逸物を立ち上がらせる。

 二人はそれを見逃す筈がなかった。

 

 二人の身体が離れ、隣同士に寝転がる。そのままゆっくりと脚を開き、アキに見せびらかすように指で恥肉を開いた。

 花弁と見まごう濃い桃色の器官が、アキの眼前に並んでいる。両者共に膣穴内で糸を引いているほど濡れており、アキを手招きするように動いている。

 

「もう元気になったのですね…では…今度は…わたくしのおまんこの中で…先程のように激しく突いて下さい…この通り…アキ様のおちんちんを迎える準備はできております…」

 

「まだ遊べるみたいね…そろそろ…私にも頂戴…アキの精液…その素敵なおちんちんで私のおまんこ…沢山いじめて…私の子宮にたっぷりご馳走して…おっぱいより…こっちの方が気持ちいいわよ…」

 

 酩酊したように顔を朱く染めながら、時間をかけて起き上がったアキを誘惑する。

 先の戦闘、前戯、射精から、アキはこれ以上なく疲れていた筈なのだが、不思議と、不自然なまでに海綿体は充血しきり、滾っていた。

 未だ満足していない逸物が一つ。その眼前に男を誘う雌穴が二つ。

 アキが取ることの出来る行動は一つしか残っていなかった。

 

「ほら…アキ…」

 

「ねぇ…アキ様…」

 

「「どっちに挿入(い)れたい?」」

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