※この作品はR-18です。

社畜冒険者の異世界変態記   作:ぐうたら怪人Z

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第二十話 室坂陽葵の冒険
① 朝に一運動


 

「おはようございます、誠ちゃんっ!」

 

 朝。

 いつもの通学路。

 いつも通りの時間にそこを歩く私に、後ろから声がかけられた。

 

「おはようございます、葵さん。

 今日も元気ですね」

 

 振り向いて私も挨拶を返す。

 そこに居たのは、短く揃えた茶髪をなびかせた、笑顔の眩しい美少女だった。

 

「勿論ですよー。

 元気なだけがアタシの取柄ですから!

 それに、朝から誠ちゃんにも会えましたしねー」

 

 彼女は、駒村葵さん。

 1年の時に席が隣同士だったのが縁で、今でも仲良くさせて貰っている。

 

「私とは毎日会ってるじゃないですか」

 

「ええ。

 だから、アタシは毎日元気なんです」

 

「そんなに面白い顔をしていますかね、私は?」

 

 そう問い返す私に、彼女はわざとらしく難しい顔をする。

 

「いいえ、全然。

 偶には面白い顔としてしてみてもいいんじゃないですか?」

 

「これはまた難しいことを……」

 

 腕組みをして頭を傾げる。

 いきなりそんなことを言われても困る。

 面白いことをしろと命じられた上で面白いことをやってのけるのは、相当に困難な――

 

「あはは、見事アタシを笑わせてくれたら、お願いを一つ聞いてみてもいいですよー」

 

「ふんっ!!」

 

「ぶっは!?」

 

 気合い一発。

 渾身の変顔を葵さんに見せつけると、彼女はいきなり噴き出した。

 

「あは、あはははははっ!

 なんでいきなりそんな凄い顔できるんですか!

 練習っ!? ひょっとして練習してました!?」

 

 実はこんなこともあろうかと、ここ最近鏡の前で。

 と、そんな舞台裏は微塵も態度に出さず、私は彼女に語り掛ける。

 

「いえいえ、そんなことは。

 ……さて、笑いましたね?」

 

「えーっと、はい、笑ってしまいました」

 

 困り顔をしつつも、認める葵さん。

 

「正直でよろしい。

 それでは、私のお願いを聞いてもらいますよ?」

 

「……まあ、自分から言っちゃった手前、やりますよ、やりますけどね。

 あんまり無茶なのは駄目ですよー?」

 

 どうも葵さん、私が変なことを言うのではないかと心配の様だ。

 まったくもって取り越し苦労である。

 親しい女の子を困らせるようなことを言う程、この黒田誠一、性根は捻じれていない。

 

「大丈夫ですよ、そんな無理なことは言いません」

 

「そ、そうですよねー。

 じゃ、お願いを言ってみるがいいですよ。

 大抵のことは叶えてしんぜましょー」

 

 意味も無く胸を張る彼女に、私は単刀直入にズバっと切り込む。

 

「ええ――下着を見せて下さい」

 

「はぇ!?」

 

 

 

 

 

 

 ……眩しい光が目に差し込む。

 

「――――む」

 

 朝日を浴びて、私は目を覚ました。

 なんだ、夢か。

 

「……葵さんが、イネスさん――?」

 

 夢の出来事を反芻し、口に出して呟く。

 

 昨日出遭った女性――五勇者の一人、イネス・シピトリア。

 余りにも学生時代の友人に酷似しており、聞いてみれば案の定本人だった。

 いや、明確にそうだと断言されたわけでもないのだが、あの反応を見る限り十中八九間違いないだろう。

 一体全体、どういうわけなのか。

 

「彼女を見間違えるわけもなし」

 

 長い期間一緒に居たわけでもないが、大分親しく接して貰えていた女性だ。

 そうそう忘れるわけが無い。

 

 なにより、大きすぎず小さすぎず、あのなんとも男を誘うバランスで均整の取れたプロポーション。

 あれを忘れるわけにはいかない。

 会わなくなってから何年も経つが、未だにあの肢体を維持していることは嬉しいばかり。

 服装も、一見すれば普通の(いやかなり豪奢ではあったが)神官服に見えなくもないが、よく見れば胸やお尻を妙に浮かび上がらせており、実にエロい代物だった。

 

 ――正直に白状してしまえば、むしゃぶりつきたい。

 

「……まあ、こちらも負けてはいませんけれど」

 

 そう言いつつ、私は自分の隣で寝息を立てているリアさんに目をやる。

 昨夜は夕飯を一緒した後、そのまま私の家に泊まったのである。

 いや、リアさんは私の肉便器なので、ここは彼女の家とも言えるわけだが。

 

 ちょうど今、リアさんは魔族状態。

 人間の時よりも胸や尻のボリュームが少し増えており、イネスさんに負けず劣らず淫猥な身体を披露している。

 青白い肌に銀色の髪という、地球ではまず見れない組み合わせも新鮮で堪らない。

 無論、若干メリハリが少なくなるとはいえ、健康的な色気を放つ人間時の肢体を否定するものではないので、ご注意を。

 どちらも良いところがあって、両方共に素晴らしい、それでいいじゃないか。

 

「ん……すぅ……すぅ……」

 

 静かに息を吐くリアさん。

 呼吸に合わせて、彼女のお腹が上下に動く。

 

 当然のことながら、リアさんは裸である。

 こんな状態で何もしていない訳がない。

 昨晩は彼女が失神する――もとい、寝入るまで何発も決めた。

 

「すぅ……すぅ……んっ……あっ……」

 

 せっかく目の前にあるので、おっぱいを揉んでみる。

 大きさの割に、なかなかの弾力。

 魔族と人間との肉感の違いだろうか。

 

「んっ……んっんっ……あっ……」

 

 なおも揉む。

 リアさんの寝息が少しずつ色を帯びてきた。

 

 調子を上げた私は、おっぱいの先端を抓んでやる。

 ちなみに乳首は綺麗な桜色で、青白い肌と絶妙なコントラストを形成しており、実に艶めかしい。

 

「ん、あっ……あっあっ……あっうっ……

 ……ん、んんっ……ん、あ――く、クロダ……?」

 

 彼女の目を覚ましてしまったようだ。

 まあ、これだけ刺激を与えれば当然か。

 

「あ、う、あっ……ああ、んぅっ……

 朝から、何してんのよ……あんっ……」

 

「ご迷惑ですか?」

 

「そ、そんなこと無いけど……んっふぅっ……」

 

 リアさんは少し息を荒げながら、私に抱き着いてくる。

 

「あ、ああぁ……クロダぁ……ん、ちゅっ」

 

 そのまま、私と唇を重ねてきた。

 リアさんの美貌が私の視界全てを占める。

 そして彼女は私の口内に舌を挿し込んできた。

 

「ん、んんんっ……れろれろっ……ふぁ……んむぅ……ぺろ、れろ……」

 

 私もまたリアさんの舌に自分の舌を絡ませる。

 柔らかく繊細な感触がべろを伝ってきた。

 

「あふ……ん……れろっ……んぅっ……んん、ん……」

 

 互いに口の中を舐め合い、唾液を混ぜ合わせる。

 リアさんの匂いが、私の鼻孔をつく。

 どこか甘い、女性の、雌の匂いだ。

 

 キスを交わしながら、彼女は手で私の股間を触ってきた。

 

「はっ……んふぅっ……ん、あ、はっ……

 はぁっ……クロダのここ、もうこんなに硬い……」

 

「まあ、朝ですからね」

 

 いわゆる朝勃ちである。

 そうでなくとも、リアさんとこんなことをして興奮しない男がいるわけがない。

 

 リアさんは、なおも私の唇や頬、首筋をぺろぺろと舐めまわしながら、上目遣いで嘆願してくる。

 

「ねぇ、クロダ。

 あんたのちんぽも、舐めて、いい?」

 

「構いませんよ。

 ……リアさんも、朝からお盛んですね?」

 

「だ、だって、こんなおっきいの見せつけられたら……我慢、できるわけないでしょっ」

 

 別に見せつけたわけではないのだが、その辺りの指摘は野暮というものだろう。

 リアさんは私の股間へと頭を近づけていく。

 

「ああ、リアさん、私の顔に跨ってフェラしてくれますか?」

 

「へ?

 それって――」

 

「ええ、私もリアさんのを舐めてあげます」

 

 俗にいう69体勢というヤツだ。

 私の提案にリアさんはおずおずと頷き、ゆっくり私の顔に自分の股間を近づけてくる。

 

「ほう……絶景ですね」

 

「変なこと言わないでってば」

 

 リアさんの膣口が、陰核が私の眼前にある。

 肌は青白いというのに、ここは鮮やかなピンク色をしていた。

 男の劣情を誘う色合いだ。

 

 ぺろりと女性器の入り口に舌を這わせる。

 

「んんっ――あっあぅっ」

 

 リアさんは敏感に反応した。

 

「あっ――あっああっあっ――あ、んんっ――

 あ、あたしも……はむ、ん……」

 

 悶えつつも彼女は私の男根を頬張る。

 頭を前後に動かして、口で剛直を扱き出した。

 

「んっ……んっんふっ……はぁ、んん……んん……

 んっんっんっんっ……はっ……あ、あぁああっ!?」

 

 突如、リアさんが大きな嬌声を上げる。

 私がクリトリスを噛んだからだ。

 

「く、クロダ――いき、なり、強い――あぁあああああんっ!!」

 

 カリカリと甘噛みしてやる。

 彼女の陰核は、ぷっくりと膨らんでいた。

 男の勃起に近い現象か。

 

「んぁあああっ!――あ、あぅっ!

 ……ん、んん……ぺろ、れろれろ……んむぅ……はぅっ!」

 

 喘ぎ声を出しつつ、リアさんは肉棒を舐める行為を止めなかった。

 股間が暖かく柔らかい感触に包まれ、愚息が優しく扱かれていく。

 

 ただ、相当感じているのか、膣からは愛液がとろとろと溢れている。

 当然、膣口から流れ落ちた液体は私の口内にも入ってきて――リアさんの、雌の味が口いっぱいに広がっていく。

 

「――美味い」

 

 思わず口に出す。

 幾らでも味わっていたくなる、魅惑の味だ。

 

「だ、だから、変なこと言わないでって――んあ、あぁああっ!」

 

 もっと堪能するため、私は彼女の股間に吸い付いた。

 膣に舌を挿し込んで穿り返し、クリトリスを噛んで刺激してやる。

 

「あっあっあっあぁあっ!

 ま、待ってよっ!!

 これじゃ、あんたの舐められな――あぁああああっ!!」

 

 確かに。

 せっかくの69だというのに、私が責めすぎている気がする。

 さっきからリアさんは喘いでばかりで一向に肉棒を舐められていない。

 しかしここで止めるのも違う気がするので、彼女の頑張りに期待しよう。

 

「あっあぅっ!

 ん、んん――す、少しは加減して――あ、あぁああっ!

 あっあっあっあっ――も、もぅ!……あむぅっ!!」

 

 気力を振り絞ってリアさんはもう一度私の男根を頬張った。

 

「んんん――ん、んふぅ――!

 んん――! ん、んんんん――!!!」

 

 ジュポジュポと大きな音を立てて、フェラをするリアさん。

 私から与えられる快感を、勢いだけで抑えているようだ。

 再び私のイチモツが彼女の口で扱かれだし、程よい快楽が股間から伝わってくる。

 

「んんんん――!!

 ん、んはっ! あ、あぁああっ! あっあっあっあぁあんっ!

 ――んむぅっ! んっんっんっんんっん――!!」

 

 喘いでは舐め、舐めては喘ぎ。

 私の責めを根性で耐え、私を少しでも気持ち良くしようとフェラをするリアさん。

 そのいじらしさには感動すら覚えてしまう。

 

 しかし身体が反応してしまうのはどうしようもないようで、膣口から流れる愛液は止まる気配がない。

 今や、彼女の股間だけでなく、私の顔も淫猥な汁で濡れ濡れになっている。

 口も鼻も淫汁まみれで、濃厚な雌(リアさん)の匂いと味が私の感覚を支配していた。

 

 こんな風になってしまっては、私の方も止まれない。

 もっと淫液を噴き出させてやろうと、陰核に嚙みついた。

 

「っっっっ!!?

 ふぁっ!! あぁあああああっ!!!」

 

 堪らず、大きな嬌声を漏らすリアさん。

 背を仰け反らせ、せっかく加えていた肉棒も口から外れてしまう。

 

 だが私はお構いなしに、彼女のクリトリスを責め抜いた。

 

「いっ!! くっ!!

 クロダっ!! ダメっ!! それっ!! ダメぇっ!!

 あたしっイクっ!!

 イクっ!! イクイクっ!! イっちゃうぅうううっ!!!」

 

 ガクガクと身体を震わせながら、リアさんは絶頂に達した。

 それと同時に、彼女の股間から透明な液体が文字通り噴出してくる。

 愛液とは違う――潮だ。

 

「あっ! あっっ!! ああっっ!!

 あっ――あっ――あっ――!!」

 

 ビクッビクッと痙攣しながら、断続的に潮を吹き続けるリアさん。

 その度に、私の顔は液体でびしょびしょに濡れて行った。

 

「あっ――! あっ――! あっ――!

 ……んくっ……はぁー……はぁー……はぁー……はぁー……」

 

 ようやく絶頂から解放されたのか、リアさんが大きく肩で息をする。

 その様子をしばし眺めてから、私は彼女に語り掛けた。

 

「イってしまったようですね、リアさん」

 

「はぁー……はぁー……う、うん。

 ごめんね、クロダはまだイケてないのに――」

 

 リアさんは申し訳なさそうに返事をしてくる。

 自分から責め始めたというのに先にイカされてしまい、心苦しく感じているのだろう。

 ここでフォローを入れてもいいのだが――私はあえて彼女をいじめることにした。

 

「全くです。

 主人より先に便器が果ててしまうとは」

 

「!! ごめん!

 本当に、ごめんなさい!」

 

 いつもと違う私の反応に、彼女ははっとして頭を下げてくる。

 その姿に、嗜虐心が刺激されてしまう。

 私はさらに畳み込むように、彼女を責めた。

 

「それに……随分と、私の顔を汚してくれたものですね」

 

「あっ――!!

 す、すぐに綺麗にするからっ!」

 

 慌てふためいて、私の顔を拭こうとするリアさん。

 そんな彼女を私は手で制し、

 

「いえいえ、構いませんよ。

 ですが――罰は必要ですね」

 

「――え?」

 

 きょとんとするリアさんに向かって、私はニヤリと笑った。

 

 

 

 

 

 

 若干の時が経過し。

 

「ねぇ、クロダ。

 これが罰なの?」

 

 そこにはロープで亀甲縛りされ、部屋の真ん中に吊るされるリアさんの姿があった。

 無論、私の仕業である。

 

 なお、今のリアさんは馴染みのある人間状態。

 私が命令して、そちらに変わって貰ったのだ。

 

「色々つっこみどころがあるんだけど――なんであんたこんな縛り方できるのよ?」

 

「はっはっは、昔取った杵柄というヤツですよ」

 

「まあ、こういう方面で今更あんたが何しようが、驚きはしないけどさ」

 

 ため息をつくリアさん。

 随分と余裕を感じる。

 

 ただ一方で、健康的な肌にロープが食い込む様は、非常に淫猥である。

 

「で、これでおしまいなの?」

 

「おや、物足りませんか」

 

「今更あんたにこの程度の姿見せたところで、どうってことないし。

 まあ、ロープが食い込んであちこち痛いけど、我慢できない程じゃないから」

 

 拍子抜けした様子のリアさんだった。

 どうも、もっと“凄いお仕置き”を期待していたらしい。

 

 一応補足しておくが、別に私は手加減していない。

 精一杯の力でリアさんの肢体を縛ったのだ。

 実際、本来綺麗な曲線を描いている彼女のおっぱいはロープの締め付けで形を歪められているし、股間の割れ目にもロープは食い込んでいる。

 普通の人が見れば、かなり『痛そう』で『恥ずかしく』見える姿であることは間違いない。

 ただ、死にかける程の戦闘経験があり、かつ様々なプレイに興じてきたリアさんにとっては、『この程度』と形容できる程度のもののようだ。

 

「それで、このままあたしを犯すの?」

 

「ええ、そうですよ。

 ただその前に、もう一度魔族に戻って頂けますか?」

 

「ん? 魔族に?」

 

 不思議そうな顔をするリアさん。

 私は重ねてお願いする。

 

「はい。

 できませんか?」

 

「いや、普通にできるけど。

 どうしてそんなこと」

 

「まあまあ。

 そういう趣向なのですよ」

 

「ふぅん。

 まあ別にいいけど――よっと」

 

 掛け声と共にリアさんの身体が光に包まれる。

 私の目の前で、彼女の身体が魔族のソレへと変貌していく。

 

 ――まんまと罠に引っかかってしまったわけだ。

 

「――っ!?

 あ、ひぎぃいいいいいいいっっ!!?」

 

 魔族の身体に変わっていく最中に、突然リアさんが悲鳴を上げた。

 ……当然だろう。

 

 ロープは、人間時の身体へ食い込む程、ギリギリにまで縛り上げている。

 そしてリアさんは魔族へ戻る際、身体のあちこちのボリュームがアップするのだ。

 そうなればロープは限界以上に彼女の身体へ食い込むのは自明であり――

 

「あっ! ぎっ! がっ!?

 ――ぐ、苦じっ! ぐ、グロダっゴレっ苦じ、いっ――!?」

 

 苦しさと痛みで目を見開きながら、リアさんが苦悶の声を漏らす。

 ギチギチとロープの方も悲鳴を上げた。

 

 リアさんの身体は痛々しい程に亀甲状のロープが食い込んでいた。

 胸は歪に締め上げられ、お腹や腕は縛られた箇所以外の柔肉が盛り上がっている。

 股間には股が裂けんばかりにロープが侵入し、もはや全身がボンレスハムのような――いや、今のリアさんに比べればボンレスハムの方がまだ緩く縛られていると言っていいだろう。

 

 ロープの方が千切れてもおかしくない状態だが、実はこのロープ、強度が向上されたマジックアイテムなのだ。

 こんなこともあろうかと事前に用意していたのである。

 

「がっ! ひっ! はっ!

 あっ! あっ! あっ! あっ! ああっ!!」

 

 口をパクパクとするリアさん。

 目は焦点が合っておらず、完全に泳いでいる。

 

 そんな彼女へ私は話しかける。

 

「どんな気分ですか、リアさん?」

 

「はっ! ひっ! はっ!

 ――あ、あ――と、解いて――!

 お願い、これ、解いて――!!」

 

「罰だと言ったはずですよ?」

 

 吊るされているリアさんの身体を掴み、ぐいっと揺らしてみる。

 

「ぐひぃいいいいいいいいっ!!!?」

 

 その衝撃でさらにロープが食い込んだのだろう。

 リアさんの口から凄まじい悲鳴が飛び出る。

 

「あっ――がっ――がっ――はっ――」

 

 息も絶え絶えといった呼吸をするリアさん。

 口からは涎が垂れ、目から涙が流れている。

 

 ……だというのに。

 

「“嬉しそう”ですね、リアさん」

 

 私はそう言った。

 

 こんな酷い状況に置かれているというのに、リアさんの顔は悦楽に歪んでいた。

 股からはポトポトと愛液が滴り落ちている。

 

 ――彼女は、悦んでいるのだ。

 

「こんなことをされて感じているだなんて――とんだ変態だ、貴女は」

 

「あっ! ひっ! あぁあっ!

 そんなっ! あた、し――あたし、は――!」

 

 リアさんの声が戸惑いの色を帯びる。

 彼女も分かり始めてきたようだ。

 自分が、楽しんでいることを。

 

 私はさらに彼女の身体を揺らす。

 

「んぎぁあああああああっ!!!?

 あっ!!! あっ!!! あぁあぁああああああんっ!!!」

 

 悲鳴が上がる――が。

 最後のソレは、苦悶の声というより、喘ぎ声に近かった。

 

 身体だけでなく、心も快感を覚え始めたか。

 

「どうです、リアさん?

 気持ち良いのでしょう?」

 

「あぅっ! あっ! あっ! あっ! あっ!!

 ん、んんぅううううっ!!!」

 

 リアさんを揺さぶりながら、問いかける。

 揺れる度にロープはギシギシと軋み、彼女は淫らに悶えた。

 流石はリアさん、もうこの締め付けに慣れ始めているようだ。

 とんでもない被虐趣味である。

 

「どうされたいですか?

 ここから、どんなことをされたいのですか、貴女は?」

 

「あっあぁぁあああああっ!!?

 ――お、犯してっ!!

 あたしのまんこに、あんたのちんぽ、じゅぶじゅぶ挿れてぇっ!!」

 

「はい、分かりました」

 

 そこまで嘆願されては男として答えないわけにいかない。

 私は既に勃起しているイチモツを彼女の股間へ添えると、股に食い込んだロープを渾身の力で“ずらす”。

 

「んごぉおおおっ!?

 あ、がぁああああああっ!!!」

 

 途端にリアさんが獣のような雄叫びを上げた。

 限界を超えて身体に食い込んでいるロープを動かしたのだ。

 “動かした分”だけ、他の箇所がさらに肢体を締め付けたのだろう。

 

 しかし、この痛みもリアさんなら快楽に変えられるはず。

 そう信じて、私は肉棒を彼女の女性器へと挿入する。

 

「おごっ!?

 んぐ、あぁああああああああああっ!!!」

 

 悲鳴と聞き違えるような声。

 一方で、縛られた快感によってリアさんの入り口は十分過ぎる程に濡れており、すんなり愚息を受け入れる。

 だが彼女の『中』は、侵入してきた男根にねっとりと絡みつき、絞ってくる。

 流石はリアさん、大した名器っぷりだ。

 

「あぅううっ!!

 うぁっ!! ああっ!! ああっ!! あがああっ!!」

 

 ピストンに合わせてリアさんが喘ぐ。

 肉棒を出し入れする度に、彼女の股からは洪水のように愛液が流れ出てくる。

 床に水たまりができていることから、その量は推して知るべし。

 

「う、ぐ、あぁああああっ!!

 おぅっ!! おぅっ!! おぅっ!! おぉおおおおっ!!!」

 

 口から泡まで吐き出すリアさん。

 そんな状態でも、彼女の膣は愚息を掴んで離さない。

 意識も朦朧としているだろうに、私の股間に快感を伝えることを忘れないのだ。

 

「いいですよ、リアさん。

 実に気持ちがいい!」

 

「あうっ!! あうっ!! あうっ!! あうっ!! おうっ!!

 おっ!! おっ!! おっ!! おっ!! おっ!!」

 

 腰のグラインドで彼女を揺らせば、ロープが軋みさらにきつく絞めつける。

 身体中に食い込んでいるロープと、股に突き挿さっているイチモツで、リアさんは白目を剥く寸前だ。

 ほぼ私の成すがままとなっていた。

 

「そろそろ、私もイキそうです!

 どうです、リアさん!

 欲しいですか!?

 私の精子が、欲しいですか!?」

 

 射精のため、さらに腰を激しく彼女へ打ち付けながら、そんな問いかけを投げる。

 私としては答えなど期待していなかったのだが――

 

「んおっ!! おおっ!! おうっ!! おおおっ!!――欲しいぃっ!!

 あんたの精子、欲しいぃっ!!

 おがっ!! いぎっ!! あっ!!! あっ!! あっ!!

 あたしの中に、全部出してぇっ!!」

 

 ――なんとリアさん、意識を半ば失いかけているというのに、返事をしてきた。

 それ程までに、精液を子宮へ注いで欲しいのか。

 

「いいですよ!

 全部、中に出してあげます!!」

 

「あひっ!! あっっ!!! あっっ!!! あっっっ!!!

 出して、出して、出ひて出ひてぇっ!!!

 あたしを孕ませてぇぇぇぇえええっ!!!」

 

 涙を流し、涎を垂らし、白目を剥き。

 それでもリアさんはそう嘆願してきた。

 実に素晴らしい便器っぷりだ。

 

「出し、ますよっ!!!」

 

 腰を一際強く突き込み、愚息で彼女の最奥(子宮)を抉る。

 その勢いに任せ、私は精液を迸らせた。

 

「あひぁっ!!!

 んはぁああああああああああああああっ!!!!」

 

 ガクガクと身体を痙攣させ、身体を反らすリアさん。

 彼女は彼女で、絶頂を迎えたらしい。

 

「あぎっ!!? がっ!! あっっ!!! ああぁあっっっっ!!!」

 

 苦悶の悲鳴と快楽の嬌声が交互にあがる。

 無理に動いたせいで、ロープがさらに肢体へ食い込んだようだ。

 

「あっっ!! ぎっっっ!! んぁああっ!!! ああぁああああっ!!!!

 ――あっ――――…………」

 

 一しきり悶えてから、リアさんは動きを止めた。

 彼女の身体から完全に力が抜ける。

 ……失神したようだ。

 

「……おや?」

 

 じょろじょろと、水が流れる音に気付く。

 見れば、リアさんの股間から黄金色の液体が噴き出ている。

 

「失禁しましたか」

 

 意識が飛んでいるのだ、無理もない。

 とはいえ――

 

「――私を汚した罰という体で始めたというのに、かえって汚されてしまいましたね」

 

 仕方がないだろう。

 リアさんには今回かなり無理をさせてしまったのだ。

 これ位は、自分への罰として受け入れよう。

 

 ……まあしかし、掃除は後できっちりやるとして。

 

「孕ませて欲しいと言っていましたよね」

 

 確かに彼女は最後にそう叫んだはずだ。

 だとすれば――

 

「――もっと、注いでおかねばなりません」

 

 魔族の妊娠確率は非常に低い。

 この程度の子種を入れたところで、受精などまずしないだろう。

 彼女を孕ませるのであれば、もっと徹底的に精液を注ぐ必要がある。

 

「では、ヤりますか」

 

 改めて彼女の腰を掴み、自らの剛直を思い切り膣内へと叩き込んだ。

 

「――んぎぃいいいいいいいいっっっ!!!!?」

 

 その衝撃で、リアさんが目を覚ました。

 顔を歪ませて、あらん限りの声を出すことを、目を覚ますと形容して良ければ、だが。

 

 とはいえ、私がやることは変わらない。

 深く、強く、彼女の中を穿っていく。

 

「あっっ!!! んぎぃっっっ!!! がぁっっっ!! おあっっっ!!!」

 

 リアさんを孕ますため、心を鬼にして腰を撃ち続ける。

 部屋には、肉と肉がぶつかる音と、リアさんの叫び声がただ響いていった。

 

 

 

 結局この行為は、リアさんに会うため、陽葵さんが私の家を訪ねてくるまで続いた。

 私達の姿を見た彼は大層驚いていたが、一先ず本日の探索(仕事)に影響は無さそうだった。

 

 

 

 第二十話②へ続く

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