■午後
「ただいまー、と」
玄関から入ってきたのは、サラサラに流れる短い金髪が特徴的な絶世の美少女――もとい、美少年。
ショートパンツからスラリと伸びた脚線美が眩しいその人物は、室坂陽葵。
「よ、おかえり」
ジャンは、帰ってきた彼へと軽く手を挙げて挨拶を返す。
すると――
「うわぁっ!?」
陽葵は、ガラス細工のように綺麗な双眸を大きく開いて驚き、
「な、なな、ななな、なんでお前がここに居んだよ、ジャン!?」
盛大にどもりながら、細い可憐な指をこちらに突き付けて質問してきた。
「なんでって、ヒナタに会うために来たわけだけれど。
お前、最近冒険者ギルドに全然顔出してないだろ?
知ってるか? 今ギルド、建物が壊れて大変なことになってんだぞ」
「…………ああ、知ってる」
苦虫を噛み潰したような顔――そんな表情ですら可愛らしい――で、陽葵が答えてきた。
どうやら、最近の冒険者事情は把握しているらしい。
「噂じゃ一人の男がスキル一発でギルドをぶっ壊したとか。
そいつが勇者の一人だとか、六龍が降臨したとか、皆好き放題噂してるぜ。
ま、全部眉唾モノだけどな」
「…………そうだな、嘘臭いよな」
陽葵は何か言いたいのを必死で抑えているような顔だ。
まあ、知り合いも多くいるギルドで悲惨な事件な起きたのだ。
思う所の一つや二つあるのだろう。
「んで、それを解決したのが、クロダさんだっつう話だ!
やっぱすげぇよな、あの人!!」
「そこは無条件で信じるのか」
「当たり前だろ?」
きょとんとして返す。
クロダとは黒田誠一という冒険者のことであり、前々からジャンは彼を只者ではないと思っていたのだ。
何せ、Eランクだというのに高ランク冒険者から注目を浴びる程の腕前を持ち、<次元迷宮>では出会った冒険者を無償で手助けしているという。
ジャンも何度か手助けを受けているし、冒険の手解きをして貰ったこともある。
(これで尊敬するなって方が無理な話だよな)
今回起こった危急の事態に当たり、とうとう黒田は本気を出した、ということなのだろう。
陽葵もまた、ジャンの考えは否定しないようで、
「…………まあ、間違っちゃいないけどさ」
消極的ながらも、賛同の意を表した。
「お、ヒナタもクロダさんの凄さが分かってきたのか?」
「……い、一応」
何故か顔を赤らめる。
その仕草の愛おしさといったら無かった。
今すぐ抱きしめたくなるほどだ。
まあ、陽葵の教育係を務めているのが黒田なのだから、その実力の程はジャン以上に理解していてもおかしくない。
「で、話し戻すけど、ここんところヒナタと全然話とかできてなかっただろ。
寂しくなってきたから、ついついお前の家を訪ねたってわけさ」
「何が“わけさ”だ!
だいたいな、“あんなこと”があって顔合わせたいとか思わないだろ、ふつう!?」
急に激昂しだす陽葵。
どうしたというのか。
「ま、まさかヒナタ、俺と会いたくなかったのか!?」
「当たり前だろっ!!
人を無理やり押し倒してきた奴と顔合わせたいなんて思うかぁ!!」
普通に考えれば妥当な話である。
しかしジャンは納得できず。
「なんでだ!?
あの時、ヒナタだって凄く気持ち良さそうだったじゃないか!
俺のチンコ挿入されて、あんあん喘いできっちり射精だってしてただろ!?」
「そういうことを大声で話すな、バカ野郎!!
脳ミソ腐ってんのか!?
っていうかそもそもだな、ココは俺の家――じゃないけど――とにかく、他人の家に何で勝手に上がってんだ!!」
噛みつくような勢いで捲し立てる陽葵。
しかしその態度のわりにやや逃げ腰で、ジャンに近づいてこようとしない。
仕方ないのでこちらから彼の方へ歩み寄りながら、
「なんだ、そのことか。
ちゃんとこの家の家主には許可貰ってるぞ」
「リアが許したのか!?」
またしても驚く。
ジャンがここに来たことがそれ程ショックなのか。
「おう、しっかりとな。
いくら何でも無断で上がり込んだりしないよ」
「ぐ、ぐぬぬ……
リア、こういうヤツは嫌いなタイプだと思ってたのに……」
ぶつぶつ言う陽葵だが、ジャンはどこ吹く風。
気後れする理由は無いと、胸まで張っていた。
と、そこで陽葵が何かに気付いたように、
「そういえば、リアはどこ行ったんだ?
今日は家に居るって話だったのに」
「リア?
ああ、この家の子な。
なんか用事があるっつって出てったぞ」
「そ、そんな無責任な――!?」
陽葵の肩ががっくりと落ちた。
そんな美少年ににじり寄るジャン。
「ま、そういうことだ。
せっかくの機会だし、俺とイチャイチャし・よ・う・ぜ☆」
「おい、止めろ、近づくな。
それ以上オレに寄るんじゃねぇ!」
「へへ、そんなツレナイこと言うなよぉ。
また一緒に気持ち良くなろうぜぇ」
険しい顔の陽葵をねっとりとした視線で見つめる。
美術品のように整った容貌、染み一つない肌、むっちりとした太もも――それら全てがジャンを興奮させていく。
「お前、分かってんのか!
オレ、男なんだぞ。
男同士でヤるとか気がくるってんだろ、おい!」
「大丈夫だ、俺は全く気にしない」
「ああ、やっぱりこいつも変態なのか……」
何かを諦めたような表情。
相手が動かないのをいいことに、そのまま陽葵の腰に手を出すジャン。
だが――
「……そういうことなら容赦しねぇぞ」
「へ?」
ジャンの腕を、陽葵ががっしりと捉えた。
その細腕からは想像できないような力で握り締められる。
「ちょ、ちょちょちょっ!?
い、痛いっ! 痛いって!!?」
ギリギリと腕を締め上げられた。
まるで万力に挟まっているかのようだ。
そして、
「どりゃぁああっ!!」
「なぁあああっ!!?」
有無を言わさず
片手で。
軽々と。
“技”を使ったのではなく、“力”だけで、無理やりに。
「がはっ!?」
陽葵の“剛腕”に、ジャンは成す術無く地面に倒れた。
強く打った背中に激痛が走る。
「な、な、な、な――!?」
状況が理解できない。
何故、自分は地面に伏しているのか。
何故、こうも簡単に倒されたのか。
「ふふん、いつまでもオレが同じレベルでいると思うなよ?
悪いけどな、ジャン、お前なんてもうオレの敵じゃないんだよ」
「う、嘘だ……」
呆然と呟いた。
(ちょっと前まで俺よりレベル低かったのに――!?)
心の中で嘆く。
陽葵は、つい最近冒険者になったばかりなのだ。
しかも、最弱と評判の外れ
それが、自分を軽々と倒してしまうまでに成長しているとは。
(こ、これが<
<来訪者>とは、『地球』という異世界からこの世界にやってきた人々全般を指す言葉だ。
彼ら<来訪者>はこの世界の住人であるジャン達よりも遥かに高い冒険者適性を持つ。
そして室坂陽葵もまた、<来訪者>なのだ。
(最初聞いた話じゃ、<勇者>に対する適正は低いってはずだけど)
あくまで<来訪者>としては低いというだけだったのだろう。
こんな短期間でこれ程強くなったのだから。
「さ、これで力の違いが分かっただろ?
今回は見逃してやるから、さっさと帰るんだな」
ドヤ顔で語る陽葵。
余裕綽々といった様子だ。
(いやしかし言うだけある。
強いぜ……)
ジャンとて冒険者の端くれ。
彼我の実力差はよく理解できた。
悔しいが、どう足掻いても陽葵に勝つことはできないだろう。
(――でもよ)
それは、“真っ向勝負”なら、の話だった。
「――さて、と。
リアはどこ行ったのかな?」
陽葵は既に、ジャンへの興味を無くしていた。
さっさと出て行けとばかりの態度だ。
(……甘いぜ、ヒナタ)
ジャンは、“帰り支度をする”風に装って、陽葵の隙を伺う。
自分の方が強いという思い込みからなのだろう、後姿を――むっちりとした尻を晒して完全に無防備な状態。
仮にもジャンは<盗賊>。
不意打ちは得意戦法だ。
真後ろは回り込み、距離を測り、相手の気が緩んだ一瞬を狙って――
「貰った!!
秘技・千年殺し!!」
「おいおい、何やっても無駄だって―――――あ」
どんな攻撃を食らったところで、ダメージなんて貰わないと高を括っていたのだろう。
陽葵は何の用心もせず、ジャンの“技”を受けた。
“千年殺し”――つまるところ、いい
当然狙いは、陽葵の尻穴。
タダのカンチョーと侮るなかれ。
冒険者になり強化された身体能力により、ジャンの指先はちょっとした凶器にも比肩する鋭さを持っている。
「手応え、あり」
ニヤリと笑う。
手応えどころの騒ぎではない。
ジャンの人差し指は陽葵の履くショートパンツを突き破り、アナルの中へ根本まで入り込んでいた。
直腸の“熱さ”が指先へダイレクトに伝わってくる。
「あ、あ、あ――?」
一方で陽葵は小刻みに震えていた。
瞳孔が大きく開き、視線は宙を彷徨っている。
唐突に訪れた肛門への衝撃を、脳が処理しきれていないのだろう。
「どうだ、ヒナタぁっ!!」
ダメ押しとばかりに、指でアナルの中をかき混ぜる。
その行為への“反応”はすぐに起こった。
「んぉおおあああああああっ!!!?」
けたたましい陽葵の喘ぎ声。
彼の足はガクガクと揺れ、身体から力が抜けていく。
「おっ!――おっ!――おっ!――おっ!」
白目を剥きかけながら、なおも身体を痙攣させる。
股間にはじわじわと“染み”のようなものができていく。
射精によるものだろう。
「――へへへ、イったみたいだな、ヒナタ?」
「あっ――あ、あ、あ」
話しかけるも、陽葵は上の空。
絶頂の余韻で、頭が真っ白になっているのだ。
構わずジャンは続ける。
「油断大敵だぜ。
ヒナタが尻穴ほじればすぐにアンアン悶える淫乱だってことは、この前抱いた時によく分かってんだからな」
ここで、指を尻穴から引っ張り出す。
「んふっ!?」
その刺激で、陽葵からまた軽い喘ぎが聞こえた。
しかし指の挿入から解放されてもまだ、彼が動き出す気配はない。
未だ快感に支配されている様子。
(相変わらず、感じやすい奴だなぁ)
だからこそ、こうやって強攻策に訴えたわけだが。
ジャンは陽葵の前に回り込んで、
「どれどれ、と」
無造作に、手をショートパンツの中へ突っ込んだ。
手の平に熱い粘液がまとわりつく感触。
「おほっ、どろどろだぁ」
陽葵のショーツは、精液で濡れていた。
案の定、手を取り出してみれば白く濁った液体でべとべとになっている。
ジャンは躊躇することなく、自分の手についた白濁液を舐めとった。
「んー、ヒナタのミルクはいい味してんなぁ」
舌に広がるその新鮮な味に顔を綻ばせる。
「……う、あ、この、変態野郎、が!」
「お、気づいたか、ヒナタ」
正気を取り戻した陽葵が、こちらを罵倒してくる。
しかし、とろんとした瞳で睨まれても、何の迫力も無い。
寧ろ煽情的にすら感じてしまう。
「でもなぁ、お前だって相当だろ?
尻穴いじられるだけでこんだけ感じる奴、そうそういないと思うぜ」
言いながら、手を再び陽葵の尻へ。
流れるような動作で、人差し指と中指をくいっと彼の菊門へと突っ込む。
「おほっ!?」
途端に陽葵の表情が歪む。
どうにか取り繕っていた毅然とした顔が、瞬く間に蕩けていく。
「ほらっ! ほらっ! ほらっ!
どうよ、ヒナタ!?
気持ちいいんだろっ!?」
「あっ! あっ! あっ! あっ! んぉおおおっ!!」
指を出し入れする度に、部屋へ陽葵の嬌声が響く。
美しい艶顔は、見ているだけでジャンの股間を膨らませていった。
「おっ! おっ! おっ! おおっ! あ、出るっ! 出ちゃうっ!!」
陽葵が涙目で限界を訴える。
対してジャンは笑顔を浮かべ、
「なんだ、もう二回目イケるのか?
流石はヒナタだな!」
指のピストン運動を激しくする。
「んぉおおおおおおおおっ!!!?」
それに呼応して、陽葵の喘ぎが一際大きくなった。
口は大きく開き、だらしなく涎が垂れ始める。
「よしっ! イケっ! ヒナタっ! イっちまえっ!!」
「おっ! あっ! あっ! あっ! あっ!
で、出るっ!! 出るぅっ!! 出ちゃうぅっ!!」
「イケって言ってんだよっ!!
ほらっ!! イケっ!!!」
肛門へ突っ込む指を3本に増やし、我武者羅に中を掻きまわす。
とろりとした“液”が穴から流れてきた。
「あはははっ! なんだよヒナタ、お前尻からも愛液出せるのか!?
本気で感じてるんだな!!
いいんだぞ、イケよ、イケっ!! イケって!!」
「やめっ! あっ! やめろっ!! ああっ!
出るっ! 出るぅぅううううっ!!!!」
次の瞬間、陽葵の身体が硬直した。
「んあっ!!…あっ!!…あっ!!…あっ!!」
固まったまま、びくんっびくんっと肢体を震わす。
ショートパンツにできた“染み”が、さらに広がっていった。
「イったか……」
そんな少年の姿を見て、ジャンは満足げに微笑んだ。
ずるっと指を菊穴から引きずり出すと、手は陽葵の粘液で濡れていた。
指先だけで絶頂させてやった達成感に浸っていると、
「んっ!……ふっ――」
突如、陽葵が膝から崩れ落ちる。
気をやってしまい、身体を支えられなくなったのだろう。
「おっと」
倒れる前に少年の身体を支えるジャン。
(おおっ♪ やわらけーっ!)
ついでに陽葵の肢体の感触も堪能。
「はーっ……はーっ……はーっ……はーっ……」
喜ぶジャンをよそに、陽葵は大きく息をついていた。
瞳は虚ろで、身体に力は無い。
「あー、気を失っちまった感じか?」
試しにぺしぺしと軽く頬を叩いてみても、反応が無い。
「こりゃ本格的に気絶してんな……」
ジャンの股間は変わらず勃起中。
陽葵の身体を使って発散しようと思っていたのだが――
「――このままじゃ味気ないよなぁ」
意識の無いまま穴に突っ込んでも良いのだが、やはり生の反応が欲しいところだ。
ジャンは悩んだ末に、
「そういやアレ使えるか?」
あることを思いつく。
陽葵を小脇に抱えたまま自分の懐を探り、“小さなガラス瓶”を取り出した。
「じゃじゃーんっ!!」
誰も聞いている人が居ないというのに、効果音付きで。
「ここに取り出しましたるは、その名も高き精力回復ポーション!」
名が高いかどうかは知らないが、ジャンが手に取ったアイテムは今彼自身が呼んだ通りの代物だ。
本来は、イルマとのセックスに使用するつもりで用意したのだが……
「事情が事情だし、ヒナタに使っちまおう」
どんな事情かは定かでないものの、ジャンは陽葵の頭を丁度良い角度に調整すると、その口へポーションを注ぎ込んだ。
「さぁヒナタ、たんと飲むんだぞー」
「――んぐっ!?――んっんんっ!?」
上手く飲めるか心配だったが、幸いなことに陽葵は少しむせながらも液体を飲み込んでいった。
「んっんっんっんっんっ」
着々とポーションは陽葵の中へ入っていき、
「――ぷはっ!」
とうとう瓶が空になった。
と同時に、陽葵の目に光が宿る。
「な、なんだっ!?
ジャン、今お前、俺に何飲ませた!?」
「別に変なもんじゃねーよ、ただのポーションだって。
……効果覿面だな、おい」
後半は相手に聞こえないようぼそりと呟く。
絶頂したことで気を失ったのであれば、精力が回復すれば意識も戻るのではないかと安直に考えていたわけである。
「よし、じゃあ仕切り直したところで、再開しようか」
「しねぇよっ!?
アホか!! バカか!! 死ぬか!?
いきなり人のけつに手ぇ突っ込みやがって!!
もう許さねぇ、この場でギタギタにしてやらぁ!!」
「まあまあ、落ち着けよ。
そんなこと言っといてヒナタ――」
憤る少年を宥めつつ、彼の股間を指さす。
「――“ソコ”、カチンコチンにしてるじゃないか」
「……え?」
指摘されて気付いたのか、陽葵は自分の下半身を見てぎょっとしていた。
履いているショートパンツがもっこりと膨らんでいたのだ。
「ど、どうせ、さっきお前が飲ませたのが原因だろ!」
「強がるなよ。
お前だって、もっとしたいんだよな?」
「や、ちょっと!?」
戸惑っている隙をついて、陽葵のパンツをするすると脱がす。
<
あっという間に少年の下半身を露わにさせる。
「ははは、やっぱりおっきくしてるんじゃないか」
陽葵の股間に付いている可愛らしいイチモツは、大きく反り返っていた。
思わずしゃぶりつきたくなってしまう。
「み、見るな、バカ野郎!!」
抵抗しようとしてくるが、恥ずかしさのせいか動きにキレが無い。
「ほーら、正直になれって」
「あ、コラっ! やめっ!?」
相手の動きを制しながら背後に回った。
そのままのプリプリの丸いお尻を鷲掴みにする。
「あふっ!?」
陽葵の悶え声。
と同時に、
(うぉおおおっ!!
すべすべで、もっちもちだぁっ!!)
手の平に吸い付いてくるような、柔らかい感触。
もち肌、という言葉に全く違わない、素晴らしい尻肉だ。
「んふっ――んっ――あっ――あくっ――
も、揉むなっ!――ん、んぁっ――そんなとこ、揉むなぁっ!」
愚痴を言いながらも、身体はまたしても気持ち良くなってしまっている陽葵。
ぐにぐにと尻を揉まれただけで、反抗する気力が失われるとは。
(本っ当に淫乱な子だなぁ)
感慨深く思いながら、ジャンは自分のズボンも脱いでいった。
「お、お前――!?」
ナニをされるか察したのだろう。
陽葵がジャンの手から逃れようともがき出す――その前に。
「んぁああっ!? し、しごくなっ!! ソコ、しごくなぁっ!!
あ、あ、あ、あ、あ、あ、あっ!」
ジャンの先制攻撃が決まった。
陽葵のペニスを手で扱き始めたのだ。
少し細めで、熱のこもった“棒”を力いっぱい上下に擦る。
「あっあっあっあっあっあっ――!」
甘い響きの帯びた声。
少年から抵抗の意思が無くなってきた証だ。
「さて、んじゃ行くぜ、ヒナタ!」
「あっあっあっ――ダメ、ダメっ――――――んぉっ!?」
何か言うのを無視して、ジャンはギンギンに勃起した自らの愚息を陽葵の尻穴に埋め込んでいく。
(おほっ! 暖けぇっ!! 締まるぅっ!!)
熱くて柔らかい媚肉が、股間を包んでいく。
この上ない快感だった。
あまりの気持ち良さに、自然と腰が動いてしまう。
「すっげぇっ! やっぱすげぇよ、ヒナタ!!
お前のけつ、本物のまんこより気持ちいいっ!!」
「そ、そんなこと言われても――おっおっおおっおっ!
う、嬉しく、無い――お、お、お、お、お、おっ!?」
穴の“入口”は元より、“中”全体が蠢動してジャンの肉棒を握り込んでくる。
極上の快楽がもたらされ、すぐにでも射精してしまいそうだった。
「やべっ! 出るっ! もう出ちまいそうだ!!
ヒナタっ! 中で出すからなっ!!」
「んぉおっ! おっ! おっ! おおっ! おっ!!
やめっ! やめろっ!! 中にはっ! 中には出すなぁっ!!
おっおっおっおっおっおおっ!?」
まるで女のような悲鳴を上げる少年。
喘ぎながら言っても説得力に欠けるが。
そもそも――
(妊娠させてやるっ!!
ヒナタに俺の子供を孕ませてやるっ!!)
――今のジャンに、陽葵の声はまるで届いていない。
腰を思い切り振りながら、少年のペニスを握り締めた手を全力で上下させる。
「うぁあああああああっ!?
激しっ!? 激しいっ!!
あっあっあっあっあっあっあっ!!
イクっ!! イっちゃうっ!!」
甲高い陽葵の嬌声。
その声色が耳を楽しませてくる。
「イケっ!! ヒナタ、お前もイケっ!!
お前の金玉に溜まった精子、全部俺が搾り出してやるっ!!」
「あっ! やっ!! んぁっ! おおおおっ!!
ダメっ! ダメっ! ダメっ!!
あぁあああああああっ!! イク、イクぅうううううっ!!」
二人の肌に汗が浮かんでくる。
激しいプレイに、息が上がる。
「オラオラっ!! 一緒にイこうぜっ!!
ヒナタっ!! なあっ!! 一緒にイこうっ!!」
「おっ! おおっ! おおっ!! おぉおおおおっ!!」
射精感が限界に達する。
少年の尻穴も大きく動き、男根を締め付けてきた。
「イケェっ!!」
ジャンは自分の腰を、思い切り陽葵の尻へ打ち付ける。
イチモツが少年の深いところへ届いた瞬間、精が解き放たれた。
「んぉおああああああああああっ!!!!」
陽葵のペニスからも、白い液体が迸る。
びゅるびゅると、宙に白濁液が飛んでいく。
「お、ほっ……あ、あぅ……ん、んぅうう……」
陽葵の腕がだらんと落ちる。
白目を剥きかけながら、艶めかしい喘ぎを漏らしていた。
「はぁっはぁっ――い、一緒にイけたな、ヒナタ!
俺達、身体の相性いいんじゃねぇかっ!?」
「あっ……あふっ……んっ……んぅっ……」
喜ぶジャンの言葉を、陽葵は聞いているのかいないのか。
しかしそんな少年の態度を気にせず、台詞を続けた。
「でもなぁ、今日はコレじゃ終わらないんだなぁ。
へへ、精力回復ポーション、まだまだ残ってるんだぜ?」
懐から、ポーションの入った小瓶をさらに取り出すジャン。
中の液体を一気に口に含むと、陽葵と口づけする。
「ん、んんふぅうううううっ!!?」
か弱い力でジタバタする少年を無理やり押さえつけ、彼の口の中へポーションを口移ししていった。
(あー、唇もプニプニしてるなぁ、ヒナタ)
そんな感想も抱きつつ。
口に含んだポーションを、全て陽葵へと吐き出す。
「さて、もう一本」
今度は自分の番だ。
追加でポーションを取り出して、それを一気飲みする。
――効果は、すぐに現われた。
「あ、ふっ――――ま、またぁっ!?
またなのかよっ!?」
陽葵のペニスが、反り返り始めたのだ。
「元気だなぁ、ヒナタ!
俺もまだまだヤれそうだぜっ!!」
ジャンの愚息もまた、硬さを取り戻している。
有無を言わさず、その剛直を菊穴へと再挿入した。
「んほぉおおおおおおっ!?」
盛大に喘ぎを響かせる陽葵。
せっかくポーションで取り戻した正気も、すぐ霧散してしまったようだ。
「ポーションは
ぶっ倒れるまでヤるぞ、ヒナタぁっ!!」
「あ、あひっ!? あひぁあああああああああああああああっ!!!!?」
■夕方
日が暮れ、辺りが暗くなってきた頃。
「ん、んんっ――れろっ――れろれろっ――ん、ふぅ―――ぺろっ――」
その“寝室”には、何かを
「おー、フェラも上手いな、お前。
またすぐ射精できそうだ」
「んふぅっ――ぺろぺろっ――ん、んんんっ――ん、はぁっ――」
音の正体は、陽葵のフェラチオだった。
2人はあれから、プレイの場所を寝床に移したのだ。
「ん、ん、ん、ん――れろ、ぺろぺろっ――んんぅっ――」
ベッドに寝そべったジャンのイチモツを、少年は言われるがまま舐め続けている。
数時間にわたるアナル責めによるものか――その瞳からは正気の光が完全に失われていた。
「お、出るっ!」
「――ん、んぅううううっ」
陽葵のテクニックにより、あっさり射精してしまう。
それ程、少年の舌の動きは官能的だった。
(男を悦ばせるために生まれたような奴だなぁ)
出した精液を舐めとる陽葵を見ながら呆然とそんなことを考えた。
「――なぁ、ヒナタ。
お前、俺のモノになっちゃえよ」
「んぁっ!?」
少年の尻を揉みながら、告げる。
「いいだろ?
俺、ヒナタの気持ちいいところ全部知ってるぜ?」
「あ、あ、あ――あふっ!! お、おおおおっ!」
手を尻の割れ目に――その奥にある“穴”へと移していく。
「お前のことは全部分かってんだ。
唇や舌の柔らかさから乳首の感度、尻のもちもち具合や竿の固さ、金玉の大きさだってな」
「お、お、お、お、お、おっ!? んぉっ! おぉおおおおあっ!!」
菊門の中へ指を突っ込み、中を掻きまわす。
「なあ、俺のモノになっちゃえよ。
毎日気持ち良くしてやれるぜ。
絶対、その方がいいって!」
「おっ! おっ! おっ! おっ! おっ!
おぁあああああああああああっ!!!!」
一際大きな嬌声と共に、陽葵のペニスから白い――いや、透明な液体が噴き出た。
潮を吹いたのだ。
少年は何度か痙攣を繰り返した後、ベッドに倒れ、動かなくなる。
「……気絶しちまったか」
男の潮吹きなどという珍しいものを見ても、ジャンは驚かない。
今日、既に幾度も“吹かせた”からだ。
「返事を聞くのは、また今度だな」
言って、ベッドを降りる。
手早く身支度し、家を出ようとする、が。
「あ、そうだ」
その直前で“忘れ物”に気付いた。
「どうなってるかな、
ジャンは急ぐでもなく、ゆったりとした歩調で陽葵の家の“トイレ”へと向かう。
その扉を開けると、そこには――
「……あ……あ、あ……あ……ああ……」
――息も絶え絶えな、虚ろな瞳をした全裸の少女。
この家の本来の主である“リア・ヴィーナ”が、便器へ被さるように倒れていた。
第二十九話③へ続く