今回でこのIF本編も終わるかなーと思ってましたが、眠くて執筆進まず、いつもより短いですが、まあキリいいからいっかなーと思って今回はここで終わった。
というわけでまだ続きます。
しかし思ったことなんだけど、性同一性障害設定故にしーたんの内面描写は周囲から見た目とギャップあるあたりが楽しいというか、実はこいつこんなこと考えてたのかよ的意味で楽しいのですが、ぶっちゃけしーたん視点だとあんまり色気ないので、次回のエロスはイタチさん視点で書くべきか、それともやはりしーたん視点でいくべきかで地味に悩んでいます。でもイタチさん視点はイタチさん視点で書きづらいのだけどね。そんな感じ。
「……シスイ、やはり今日は止めよう」
イタチはそう言った。
それはきっと、オレを気遣っての言葉で、多分オレが大事だからお前はそんなことを言い出したんだって、それくらいちゃんとわかってる。
それに安堵を覚えたのも確かだ。
でもさ、でもな、それじゃあお前はどうなるんだよ。
そんなに張り詰めて、そこまで硬くしてさ、途中でやめるってのかよ。
オレだって元男だし、だからそこまでしといて途中で止めるのことが辛いってことくらい見りゃ想像つくんだよ、馬鹿。そんだけ硬くしといて、何格好付けて、冷静ぶってんだ。こんな時までオレを気遣ってんじゃねえよ。どう考えてもそれどころじゃないだろオマエ。
イタチの馬鹿、バカ野郎。こんなにして、やめるなんて辛いだろうに、人の心配ばっかしてんな。
オレなんかの負担なんか気にすんなよな、バカイタチ。
一瞬、ゴクリと唾を飲み込む。
自分のはあっても、他人の勃起チンコなんてマジマジ見るのはこれがはじめてだし、他人のチンコをしゃぶることへの葛藤もある。けれど、だからなんだ。心はともかく今の体は男じゃないし、こいつのこれがこうなったのは半分以上オレのせいでもある。それに前世の記憶元にすりゃ、実際にした経験はなくても、どこをどうすれば悦いのかくらい言われなくてもわかる。それに時間を置いたら決意も揺らぐ。
だから間を置かず、オレはパクリと勢いのままにイタチの硬い程に張り詰めた一物を口に含んだ。
当たり前だけど、チンコを咥えるなんて初めての経験で、一瞬咽せそうになる。
だけど、これはイタチのモノで、それでオレはあいつを受け入れると、受け入れようと決めたんだから、これぐらいで怯むわけにもいかない。だからそのまま亀頭部分全域を口腔に含んで、その状態のままカリから尿道口まで舌を沿わし、唾液をたっぷり絡めながら労るようにピチャピチャと舐めた。
それに応えるようにイタチのペニスが口内で脈打ち反応する。硬く張り詰めたチンコは熱くて、今すぐにでも精液を吐き出したいと訴えているようで、これがイタチの一部だと思ったら、それが可哀想で(愛おしくて)苦しかった。
それに一拍遅れたように珍しく慌てたようなイタチの声がかかり、止めようとだろうオレの頭へとイタチの指がかかる。
「シスイ、そんなことはしなくていい」
(何がそんなことしなくていいだよ)
こんなにしといて、辛くないっていう気かよ。イタチの嘘つき、バカ。意地っ張り。アホ、おたんこなす。
人の心配ばっかしてんじゃねえよ、バカイタチ。
確かにオレはお前よりずっと頼りないかもしれないけど、それでもな、オレのほうが年上なんだよ。年下に格好付けさせて、我慢させて、一方的に甘やかされてそれでオレが良しとすると思ってんのか。本当にそれで良しとすると思ってたのかよ。もしそう思ってたってんなら、お前オレのこと見くびり過ぎだぞ。
(こんな……)
硬く熱くして、こんな状態で途中で止めるなんて容易に出来るわけねえじゃんか。
痩せ我慢もいい加減にしろよ。オレなんかの心配ばっかしてんじゃねえよ、ホント。もっと自分のこと考えろよな。お前になら、オレはいくら迷惑かけられたっていいんだから、我慢なんてすんな。
「ん……っ」
(こんな、ここまで張ってたら痛いだろうに)
嗚呼、くそ泣きたい。もう泣いてるけど。ホント頭んなかグチャグチャだ。何が正しくて何が間違っているのかもわかりゃしねえ。
でも、いいよ。もう、出せよ、出しちまえよ、受け止めてやるからさ。
そう思ってオレはイタチの痛いほどに張り詰めたチンコを摩り、舐め、吸い付き、自分がかつてしていた自慰を思い出しながら竿を扱き、口を膣に見立てたフェラを繰り返した。喉の奥まで銜え込むのは苦しかったけど、其の分受ける側の快楽もそれなりにでかいはずだ。それがわかっているから、あいつが楽になるんならと思えば耐えれた。
「……ッ」
そんな風に口淫を繰り返すオレに対して、遂には止める言葉を出す余裕も無くし、イタチの口から僅かに熱を帯びた吐息が漏れる。それにラストスパートが近いことを悟って、オレは追い打ちをかけるため、チンコを扱きながら、鈴口をグリッと舌で突くようにして刺激を与えた。
「シスイッ」
余裕のないイタチの声が上がる。それと射精は同時だった。
若いだけあるってことなんだろうか。イタチの性に淡泊そうな普段の印象と違って、ザーメンは勢いよく吹き出てきて、量もそれなりに多く、半分はオレの顔にかかり、もう半分はオレの口の中へと治まった。
咄嗟に射精を悟って、目を瞑っていたから目に入ったりとかはしなかったけど、顔がベトベトしてちょっと気持ち悪い。それと口腔に含んだ精液がネバネバしててしょっぱいし生暖かいし生臭いし、正直気分良い代物じゃなかったんだけど、それでもここで吐き出したらイタチが傷つくと思ってゴクリと一息に飲み込んだ。……初めて飲み込んだ精液の感触は強いて言えば痰みたいな感じで喉に絡んで少し咽せそうだった。
でもそんな本音は伏せて、オレはイタチのペニスに顔を近づけ、無心にチュウとまだ残留している精子を吸い上げ、射精後の敏感になってるだろう亀頭に負担をかけないように、ペロペロと軽く舐め労った。
そこまで終えた時点で、イタチは我を取り戻したらしい。
イタチは珍しく動揺したような顔と声で「シスイ、何故」と行動の意味を問いながら、オレの肩を揺すり、顔に掛かったザーメンを拭おうとティッシュを手に取った。
そうやってイタチに顔を拭われながら問われ、オレの目から益々ボロボロと涙が溢れだし、子供みたいにしゃくり上げて泣きながら、目の前の大人びた容姿の少年を詰るように言った。
「イタチの、ばかやろぅ」
なんで泣いてるのかなんて聞かれたところで自分でもわからない。怒ってるのか、哀しんでいるのか、辛いのか、そうでないのかさえ、自分でもわからないんだ。だからきっとイタチにはもっとわからないだろう。
それでも、精一杯の気持ちを込めてオレは叫んだ。
「人の心配ばっかして、我慢してんじゃねえよ、このバカ」
別にオレは良かったんだ。
お前に無理矢理推し進められても。本当にオレなんかに勃つのかについてはお前の勃起チンコ見るまで半信半疑だったけどさ、でも無理矢理されても良かったんだよ。
どうせ、いずれはやらないといけないんだし、お前がオレのこと好きだってんなら止めねえよ、恐いけど。本当は逃げたいけど。でもお前とは違う意味でもオレにとってはやっぱりお前が一等大事で、大好きだからさ、別に痛くても辛くても、多少乱暴にされたってオレは良かったんだよ。
それでお前を恨んだりとかしねえし、そんなんでお前を嫌いになったりとかもしないよ。
そりゃオレは頼りないけどさ。
今だってグズグズ泣いてるし、結構我が儘だし、エゴイストだし本当どうしようもない奴だけど。
でも、お前に痩せ我慢されて、ただ気遣われるほうがずっと辛いんだよ、わかれよ、馬鹿。オレにとっての1番はオレ自身じゃなくて、オマエなんだよ。オマエが幸せで居てくれるんなら、それが良かったんだ。
そんなオレに困ったような、戸惑うような声でイタチは言う。
「だが、お前は怖かったのだろう。なら」
「そりゃ怖いよ!」
その言葉に、オレは思わずそう叫び返していた。
「怖いに決まってんだろ! 今でもすっげー震えが止まんねえし、逃げれるもんなら逃げてーよ」
ああ、もう本当グチャグチャだ。
言わないつもりだったのに、本音が溢れて、止めらんない。
「だけど、そんなの意味ねーだろうが。つか、オレが良いって言ってんだから、ちゃんと最後まで奪えこのバカ」
そういって思わず、イタチの襟元を掴んで、涙目で睨み上げた。イタチの顔は、涙でよく見えなかったけど、多分動揺してて、いつもの冷静な顔じゃなかったと思う。
ああ、もうクソイタチを困らせてどうすんだよ。別にこいつを困らせたいわけじゃなかったのに。
本当何やってんだ、オレは。もう、これじゃあ八つ当たりじゃねえか、かっこ悪い。
イタチは悪くないのに、ああもう逆切れにも程在るだろ、オレ。
畜生。
「てか、何、くそ、涙止まらねえ、ほんと、オレかっこ悪い、くそ、くそ、ちくしょー」
そういってグシグシと暫くオレは泣き続けた。
そんなオレを労るようにイタチがハンカチを取り出し、ボロボロ流れ出てくるオレの涙を拭うと、ティッシュを鼻下にもっていき、チーンと子供にするみたいに鼻をかませる。今のオレ超めんどくさいのに、なんでお前はそんなに気遣い出来るの。その優しさが痛いよ!?
うう……オレのが年上なのに、本気でかっこ悪い……完全に子供扱いされてる。オレイタチより6つ年上なのに……前世の人生経験含んだら二回りくらい長い人生経験持ちなのに……でも、正真正銘今のオレは子供と大差ないレベルでガキ臭い醜態晒している真っ最中なので何も言い返せない状態ですね……はい。
イタチ、まだお前15歳のくせに、日本でいえばまだ中学生か高校生くらいの子供のくせに、大人っぽ過ぎるんだよ……どんだけ出来た人間なんだよ。余裕でオレより大人っぽいんだけど。ついでにオレ馬鹿っぽい、いや、馬鹿なんだけどさ。
うう、畜生かっこいいな、お前。大好きだ、好きだよ畜生……。くそ、指長いなこいつ。なんで男のくせにそんなに綺麗な指してんの。いや、綺麗なのは別に指だけじゃないけどさ。ていうか、なんでこんなにかっこいいくせにオレなんかに惚れてんだホント。お前ならもっと良いところのお嬢さん捕まえられるだろ、バーカ。
つか見た目華奢なくせに結構胸板厚いし腕の筋肉ついてんなこいつ……なんか羨ましいんだけど。つか本当無駄な肉ついてないね、お前。スッポリとお前の腕の中に収まる現世でのオレの身体サイズがなんか切ない……。これでも鍛えてるのに……しかも余計なもんばっかでかくなるし。オレは巨乳フェチじゃねえから、こんなのいらないんだよ、ホント。
そんな風にオレの思考に少し余裕が戻りだしたタイミングで、イタチは水差しの水を口に含むと、唇をオレにそのまま押し当て、口移しで水を飲ませてきた。
オレは吃驚して涙を引っ込めながらも、ゴクリとそのまま冷たい水を飲み込み、イタチの唇は離れていく。おかげでイガイガしてた喉はある程度潤ったことは潤ったんだが、今のってわざわざ口移しにする意味あったのか?
(……キザ過ぎる)
なんでお前そんな自然に口移しとか出来んの? 普通出来ないというか、やらないだろ。恥ずかしいし。恥ずかしいといえばお姫様抱っことかもそうだけど、何お前あれなの? 前世は王子とかなの? いや、落ち着きあるところとか風格とか、強さや優雅さ考えたらガチ嵌りそうだけど、ってそうじゃなくて……なんで今日のオレの思考回路はこうもポンコツなんだ。あれか、現実逃避か。
そんな風に脳内グルグルさせながら上目に見上げるオレに対し、イタチは少しだけ目元に悪戯気にも優しげにも見える色を宿して微笑むとこう言った。
「……落ち着いたか?」
そうやって微笑む顔は優しくて、オレへの気遣いに溢れていて。
嗚呼、くそ、本当に敵わないなあ。
オレはさ、やっぱお前のこと好きだよ。大好きだよ。お前の望む恋愛感情とかじゃないけどさ。
だから本当、すっげー恐いけど、お前だからいいよ。
何されても構わないよ。
「イタチ」
そう声をかけて、性的なものを連想させる動きで、イタチの背中をツゥーと指でなぞった。
元々聡い奴だから、それだけで意図はちゃんと伝わったらしい。
イタチは少しだけ戸惑うように一拍の間を開けると、オレの唇に触れるだけのキスを落とす。
「……ん…………」
それに反応しオレが僅かに吐息を漏らすと、若いからか、イタチの目には既にもう一度情欲の炎が灯っていた。
まあ……そうだよな。いくら大人びていても15歳といえばヤりたい盛りだし。好きな女がしていいといったらこうなるか。落ち着きと分別と自制心があるからわかりにくいだけで、イタチもお年頃だもんなあ。
この年齢となると多い奴は一日に何回も抜いてたりするわけだし、そりゃ回復も早いよな……オレの時は精通遅めだったし、色々遅れてたからあれだけど、周囲の話聞く限り、15歳ってもっと性欲強いほうが一般的だったっぽいし、回復早いのも健康な証拠ってやつか。
……って、こんなところでイタチの成長を感じるというのも、なんか微妙な気分だな、おい。
まあ、こういう思考にいくというのも、余裕があるというよりは現実逃避の一種なんだろうけど。
そんな風に余計な思考まで走らせているオレに対し、イタチはオレの頬に手を添えながら、その切れ長の瞳で見つめつつ言う。
「本当に……良いんだな?」
「良いって言った。二言は無ぇよ」
顔は泣きすぎて腫れているし、顔もグチャグチャだし、体も震えていて、かっこ悪いことこの上なかったけど、それでもオレはキッパリとそう言い切った。
それに、今度こそイタチは納得したのだろう。
「……シスイ」
そうオレの名を呼びながら、オレの胸と胸の間に顔を埋め、イタチはオレのクリトリスへと手を伸ばした。
「……んッ」
ビクリと逃げを打つように腰が揺れる。
自分でも弄った事のない場所にイタチの指が触れ、優しく摩られるのが奇妙な気分で、これが感じているのか感じていないのかさえ、イマイチ判別がつかない。そんな風に思っている間にも動いているのはイタチの指だけじゃなくて、イタチの唇がネットリと唾液を含んで右乳首に絡まり、乳輪の回りを子猫がミルクを舐めるようにして舐め上げられ、もう1つの手で左胸全体に指を沿わされ、やわやわと揉みしだかれる。
「……ッ」
それが気持ちいいというよりはくすぐったくて、妙にムズムズする。
そんなオレの様子を見ながら、イタチは強弱の緩急をつけながら乳首まわりを舐めしゃぶり、舌を尖らせながら突き、陰核を優しく擦り上げながら、腰の辺りを触れるか触れないかといった力でさすった。
それに一瞬ゾクリと背筋に電流が走るような感覚が通る。
「は、ぁ、ぅ、ぁあ」
思わず、喘ぎ声というよりはうめき声のような声を漏らして、少し腰を逃がす。
そんなオレを見て、イタチはその下がった腰の位置に合わせ、オレの下半身へと顔を近づけた。
そしてイタチの生暖かい舌が花弁を押し開き、割れ目の中に向かって沿わされる。
「ひ、ふ……ぁ、あ」
ヌリュリと、濡れていない秘所にイタチの舌が侵入する感触に、思わずビクリと体を揺らして、オレは無意識にイタチの頭を掴んだ。それは酷く落ち着かない感覚で、たっぷりと唾液を帯びたイタチの舌が濡れていない秘部を濡らそうと丁寧に行ったり来たり、ピチャピチャと音を立てながら内部に侵入し動き回る舌の感触を受けて、ションベンしたいときみたいな感覚が這い上がり、腰の奥が妙にムズムズとした。
「ぅ、あ……あ、ちょ、ヤダ、イタチ、そんな、執拗に舐めん、な」
思わず、ビクビクと体を揺らしながら、ギュッと布団とイタチの頭を掴みつつオレがそう言えば、イタチはしれっとしたようにも、楽しんでいるようにも聞こえる声で、口元をオレのマンコから離すでもなくこんなことを言う。
「だが、此所が濡れていなければ辛いのはお前だ」
そうイタチが口を動かす度暖かい吐息が中に当たって、響くように腰の奥がキュンとする。
「あ、ぅ、あ……口、つけたまま、喋んな、バカァ」
正直、未だ体の反応についていけないけど、それでもとにかくなんだか酷く恥ずかしくて、思わずカァと顔を耳まで赤面させながら、オレは俯き顔を手で覆う。
「んっ! ぁ、ぅ……あ、あ、ふぅ……あ」
そして、まるでさっきのお返しとでもいうかのような、イタチの丁寧かつ執拗なまでのクンニが暫く続いた。どうやらイタチは途中からオレに声を出させるのが面白くなってきたらしく、オレの反応を見ながら、ピチャピチャとあちこち舐め尽くされて、正直もっかい泣いていい? って気分だ。
……そういや、イタチって結構あれでいて負けず嫌いだったなーとか平素なら考えるところだけど、実際はそんな余裕もなく、そうして舐め尽くされて、入り口も潤ってきた頃には、既にオレの息は上がってて、イタチの頭を掴んで縋っているんだか、掴まっているんだかもわからない有様だった。
ていうか、何これ力入らないんだけど、ホラー?
けれど、そんな風に赤面してぐったりしているオレを見て頃合いだと思ったのだろう。
イタチは唾液に濡れた舌をやけに婀娜めいた仕草でオレに見せつけるようにして上唇を舐めると、玲瓏たる美貌の奥に男の情欲の炎を宿して、オレの体をひっくり返し、四つん這いの仕草にさせると、オレの腰を掴んで、その始まりの合図を告げた。
「シスイ、入れるぞ」
あつい熱の塊が濡れるヴァギナへと押し当てられる。
そして一拍の呼吸のあと、遂にそれはオレの胎内へと侵入を果たした。
続く